ミシェル・ルグラン

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ミシェル・ルグラン
Michel Legrand Haymarket 2008.jpg
2008年
基本情報
生誕 (1932-02-24) 1932年2月24日(84歳)
出身地 フランスの旗 フランスパリ
担当楽器 ピアノ

ミシェル・ルグラン(Michel Legrand、1932年2月24日 - )は、フランス作曲家ピアニスト映画監督俳優パリ出身。歌手のバンジャマン・ルグランは次男。

来歴[編集]

父は指揮者作曲家のレイモン・ルグラン、姉は歌手のクリスチャンヌ・ルグランという音楽一家で育つ。母親はアルメニア人である。

パリ国立高等音楽院ナディア・ブーランジェのピアノ伴奏クラスにおいて学び、1950年代からジャズ映画音楽の分野で活動。ジャック・ドゥミ監督と共に手掛けた『シェルブールの雨傘』、『ロシュフォールの恋人たち』をはじめアカデミー歌曲賞を受賞した『華麗なる賭け』(主題歌『風のささやき』)、『おもいでの夏』、『愛と哀しみのボレロ』(フランシス・レイとの共作)、『栄光のル・マン』『ネバーセイ・ネバーアゲイン』など数々の映画音楽を創作し、20世紀後半のフランス映画音楽界を代表する存在である。携わった作品の数はテレビも含めると200以上に上る。

ジャズ・ピアニストとしても活動し、自己名義のアルバム『Legrand Jazz』(1958年)ではマイルス・デイヴィスと共演。他にもジョン・コルトレーンジャック・ジョーンズジョニー・マティスリナ・ホーンサラ・ヴォーンら大物ミュージシャンとの共演作品も数多い。さらに後年にはボイストレーニングを受けて、自作曲の歌唱もこなすようになった。

親日家で、1972年以降たびたび来日公演を行っている。日本映画『ベルサイユのばら』の音楽や、森山良子とのコラボレーションでも話題となった。

近年では2005年に自身の曲『Di-Gue-Ding-Ding(ディ・グ・ディン・ディン)』[1]サントリービール類のシリーズCM(モルツ・ダイエット生・マグナムドライ)に起用されると共に、さらに2009年9月から今日まで放送中の資生堂・UNOのCMで同曲が再度起用されている。

映画[編集]

日本映画[編集]

  • 火の鳥』実写版(1978年、監督:市川崑) テーマ音楽のみ
    • 映画「火の鳥」のイメージソングとして同名タイトルの『火の鳥』という曲を作曲する(作詞は谷川俊太郎)。松崎しげる、サーカス、ハイ・ファイ・セットがそれぞれシングルリリースしている。
  • ベルサイユのばら』実写版(1979年

リーダー・アルバム[編集]

  • I Love Paris(1954年
  • Legrand Jazz(1958年
  • Jazz le Grand(1979年)
  • Michel Legrand by Michel Legrand(2002年

関連書籍(公認書籍)[編集]

  • 2002.4 - ミシェル・ルグラン (ARTISAN de la MUSIQUE) 濱田高志・監修(愛育社)
  • 2004.3 - ミシェル・ルグラン風のささやき 濱田高志・著(音楽之友社)
  • 2015.7 - ミシェル・ルグラン自伝 ミシェル・ルグラン、ステファン・ルルージュ著 高橋明子・翻訳 濱田高志・監修(アルテスパブリッシング)

脚注[編集]

  1. ^ このCM以前には1997年から1999年までよみうりテレビの制作により、日本テレビ系の深夜枠で放送されていたバラエティ番組「HAMASHO」で、BGMとして同曲が使われていたことがある。

外部リンク[編集]