ジャン=ピエール・メルヴィル

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ジャン=ピエール・メルヴィルJean-Pierre Melville、本名Jean-Pierre Grumbach1917年10月20日 - 1973年8月2日)は、フランスパリ出身の映画監督脚本家小説家ハーマン・メルヴィルから姓を取った。「ヌーヴェルヴァーグの精神的父親」と呼ばれる映画作家のひとりとして知られる。

来歴・人物[編集]

アルザスにルーツを持つユダヤ人家庭に生まれる。第二次世界大戦に従軍の後、1946年に自分のプロダクションを立ち上げ、自主制作で映画を作り始める。初の長編映画である『海の沈黙』を見て感銘を受けたジャン・コクトーから、自身の小説『恐るべき子供たち』の映画化に際して、脚本・演出を依頼された。また、撮影所のシステムから抜け出たインディペンデントシステムと、長年コンビを組んだカメラマンのアンリ・ドカエによる自然光を取り入れた映像は、後のヌーヴェルヴァーグの作家に大きな影響を与えた。

フランスにおけるフィルム・ノワールに独自の洗練を重ねてゆき、自身の第二次大戦中のレジスタンス活動の経験を反映させた『影の軍隊』などの戦争映画にもその作風は活かされている。

フィルモグラフィー[編集]

監督[編集]

出演[編集]

日本語文献[編集]

  • ルイ・ノゲイラ 『サムライ ジャン=ピエール・メルヴィルの映画人生』 (井上真希訳、晶文社、2003年)
  • 古山敏幸 『映画伝説ジャン=ピエール・メルヴィル』(フィルムアート社、2009年) 

外部リンク[編集]