ジョン・バティステ

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ジョン・バティステ
Jon Batiste
出生名 Jonathan Michael Batiste
生誕 (1986-11-11) 1986年11月11日(36歳)
出身地 アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国 ルイジアナ州メテリー
ジャンル ジャズR&B
職業 ミュージシャン
担当楽器 ボーカル、ピアノ、キーボード、鍵盤ハーモニカ
活動期間 1998年 -
レーベル ヴァーヴ
共同作業者 ステイヒューマン
公式サイト www.jonbatiste.com

ジョン・バティステJonathan Michael Batiste、1986年11月11日生まれ) [1]は、ルイジアナ州メテリー出身のアメリカのミュージシャン、バンドリーダー、シンガー・ソングライター。アメリカの人気TV番組『ザ・レイト・ショー・ウィズ・スティーヴン・コルベア』の音楽ディレクター兼ハウスバンドのリーダーそしてテレビのパーソナリティ [2]。定期的に自身のバンドのツアー [3]アトランティックの音楽監督およびハーレムの国立ジャズ博物館のクリエイティブディレクターも務める[4]

彼はこれまでさまざまなジャンルの音楽(スティーヴィー・ワンダープリンスウィリー・ネルソンレニー・クラヴィッツエド・シーランメイヴィス・ステイプルズ)のアーティストとレコーディングおよびパフォーマンスを行い、自身のレコーディングをリリースし、40か国以上でパフォーマンスを行ってきた。

ジュリアード音楽院の修士課程を修了し、TVパーソナリティーや教育者、NYハーレムにある国際ジャズ博物館のアート・ディレクターとしての顔を持つ多方面で活躍の人物で、米国「フォーブス」誌の名物企画「世界を変える30歳未満の30人」にも選出。また、映画監督のスパイク・リーとの親交も知られ、2012年公開の『レッド・フック・サマー』(日本未公開)では音楽を手掛けている。

さらにファッション・ブランド、「ラルフ・ローレン」「バーニーズ」などのアンバサダーも経験し、コーチの2020年秋冬コレクションでは、マイケル・B・ジョーダンジェニファー・ロペスと共にブランドアイコンに抜擢され、ファッション界でも注目されている。

2020年12月25日にディズニープラスで公開されたディズニー&ピクサー映画『ソウルフル・ワールド』では、トレント・レズナーアッティカス・ロスとともに映画の音楽担当として抜擢され、劇中歌とエンド・ソングを担当。

初期の人生と教育[編集]

ジョン・バティステはニューオーリンズ郊外のメテリーで、ライオネル・バティステやハロルド・バティステなどのミュージシャン一家に生まれた [5] 。8歳のとき、彼は家族バンドであるBatiste Brothers Bandでパーカッションとドラムを担当したが 11歳の時、母親の勧めでピアノに転向する。バティステは、クラシック音楽のレッスンを受け、ストリートファイターアルファファイナルファンタジーVIIソニックザヘッジホッグなどのビデオゲームの曲を書き写すことでピアノのスキルを磨いた[6]

さらに、10代の頃からインターネット上で音楽をリリースし始め、17歳でインディーズから"Times in New Orleans"を発表。その後、音楽の名門ジュリアード音楽院でピアノの学士号と修士号を取得。

キャリア[編集]

2014年のモンタレー・ジャズ・フェスティバルでのジョン・バティステ

2012年に公開された、スパイク・リー監督の映画『レッド・フック・サマー』(日本未公開)の音楽を手掛ける。

2017年からは、雑誌The Atlanticの音楽ディレクターに就任。

2019年にはメジャー・デビュー作である『ハリウッド・アフリカンズ』の収録曲「セント・ジェームス病院」がグラミー賞最優秀アメリカン・ルーツ・パフォーマンス賞にノミネート。

2020年7月、NBAで最も注目が集まるキックオフ・ゲームで国歌を歌う。同年12月25日公開のディズニー&ピクサー映画『ソウルフル・ワールド』では、映画の音楽担当として抜擢され、劇中歌とエンド・ソングを担当。

2021年には、カーネギーホールで上演される『アメリカン・シンフォニー』では、バティステの作曲とソング・ライティングが大きく特集される予定となっている。

2022年4月4日、第64回グラミー賞で年間最優秀アルバムを受賞。

ステイヒューマン[編集]

2015年、ニューポート・ジャズ・フェスティバルに出演するジョンバティステとステイヒューマン

ジューンティーンスのお祝い[編集]

2020年、ブルックリンのジューンティーンスでのジョン・バティステ
2020年、バークレイ・センターのブラック・ライヴズ・マターの集まりで演奏するジョン・バティステ

賞と栄誉[編集]

私生活[編集]

カーネギーホールなどで行われるコンサートステージに多くの学生を招待することで知られており、世界中でマスタークラスを開催するなど若いミュージシャンの育成にも力を注いでいる。

アンダーソン・バークコモンらのヒップホップ系アーティストとも親交が深い。

ディスコグラフィー[編集]

  • "Times in New Orleans"(2005年)
  • "Jazz Is Now"(2013年)
  • "Social Music"(2013年)
  • 『ザ・プロセス』 - "The Process"(2014年)※チャド・スミスビル・ラズウェルとの共作
  • "Christmas with Jon Batiste"(2016年)
  • "The Music of John Lewis"(2017年)※ウィントン・マルサリスとの共作
  • 『ハリウッド・アフリカンズ』 - "Hollywood Africans"(2018年)
  • "Chronology Of A Dream: Live At The Village Vanguard"(2019年)
  • "Anatomy of Angels: Live At The Village Vanguard"(2019年)
  • "Meditations"(2020年)※コリー・ウォングとの共作
  • 『ウィー・アー』 - "We Are"(2020年)

ノート[編集]

出典[編集]

  1. ^ Rose, Lacey; O'Connell, Michael; Sandberg, Bryn Elise; Stanhope, Kate; Goldberg, Lesley (2015年8月28日). “Next Gen Fall TV: 10 Stars Poised for Breakouts”. The Hollywood Reporter. http://www.hollywoodreporter.com/news/next-gen-fall-tv-10-817493 2015年12月2日閲覧。 
  2. ^ "Stephen Colbert's New Bandleader Could Change Late Night TV" by Amanda Wicks, The New York Observer, July 24, 2015
  3. ^ Pogrebin, Robin (2012年6月17日). “National Jazz Museum in Harlem Plans Expansion”. The New York Times. https://www.nytimes.com/2012/06/18/arts/music/national-jazz-museum-in-harlem-plans-expansion.html 
  4. ^ Serico (2015年6月4日). “'I like this guy': Stephen Colbert chooses Jon Batiste as 'Late Show' bandleader”. Today. 2018年7月25日閲覧。
  5. ^ Ehrlich (2013年11月11日). “Jon Batiste”. Interview Magazine. 2021年12月6日閲覧。
  6. ^ Weingarten (2015年8月5日). “Meet Jon Batiste, Colbert's Crowd-Thrilling Bandleader”. Rolling Stone. 2021年12月6日閲覧。

参考文献[編集]

外部リンク[編集]