ウィントン・マルサリス

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
ナビゲーションに移動 検索に移動
ウィントン・マルサリス
Wynton Marsalis
Wynton Marsalis 2009 09 13.jpg
基本情報
出生名 Wynton Learson Marsalis
生誕 (1961-10-18) 1961年10月18日(57歳)
アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国
ルイジアナ州ニューオリンズ
学歴 ジュリアード音楽院
ジャンル クラシックジャズ
ポスト・バップ
職業 作曲家教師
トランペット奏者
担当楽器 トランペット
活動期間 1980年 – 現在
レーベル ソニー・レコーズ
ソニー・クラシカル(~2004)
EMIミュージック(2004~)
共同作業者 イギリス室内管弦楽団
公式サイト WyntonMarsalis.org

ウィントン・マルサリス(Wynton Learson Marsalis、1961年10月18日 - )はアメリカ合衆国ルイジアナ州出身のトランペット奏者、作曲家

マルサリスは、現代において最も著名なジャズ・ミュージシャンの一人であり、クラシック奏者としてもよく知られている。またジャズ・アット・リンカーン・センターの芸術監督も務めている。 マルサリスは、ジャズ・パフォーマンスと作曲の技術、洗練されたスタイル、ジャズとジャズの歴史に関する知識、またクラシック音楽の演奏家である事によって世界的名声を得ている。

現在まで、16のクラシックと、30以上のジャズのレコードを出しており、クラシックとジャズの両部門で合わせて9つのグラミー賞を獲得している。

来歴[編集]

ニューオーリンズ出身。父はピアニストエリス・マルサリス、兄はサックス奏者のブランフォード・マルサリス、弟にトロンボーン奏者のデルフィーヨ・マルサリスドラム奏者のジェイソン・マルサリス。1978年、ジュリアード音楽院にクラシック音楽で入学。

1980年、わずか18歳でアート・ブレイキー&ジャズ・メッセンジャーズに加入し、プロとしての活動を開始。1981年7月、ハービー・ハンコックのバンドの一員として初来日を果たし、同年バンド・リーダーとしてデビュー。伝統的なアコースティック・ジャズを継承する大型新人として話題となる。その後、クラシック音楽の奏者としても活動開始。

1983年、グラミー賞のジャズ部門とクラシック部門を同時受賞。

1997年、ジャズ・ミュージシャンとしては初めて、ピューリッツァー賞 音楽部門を受賞。

長らく米コロムビア・レコード(ソニー系)に所属していたが、2004年にブルーノート・レコード(EMI系)に移籍した。2006年にはiPodのCMに曲が起用され話題になる。

音楽賞[編集]

ピューリッツァー賞 音楽部門

グラミー賞 Best Jazz Instrumental Album, Individual or Group

グラミー賞 Best Instrumental Soloist(s) Performance (with orchestra)

  • 1983年 Raymond Leppard (conductor), Wynton Marsalis & the National Philharmonic Orchestra for
    『トランペット協奏曲変ホ長調』収録の「トランペットとオーケストラのための協奏曲」- Haydn: Trumpet Concerto in E Flat/L. Mozart: Trumpet Concerto In D/Hummel: Trumpet Concerto in E Flat
  • 1984年 Raymond Leppard (conductor), Wynton Marsalis & イギリス室内管弦楽団 for
    『バロック・トランペットの響き』- Wynton Marsalis, Edita Gruberova: Handel, Purcell, Torelli, Fasch, Molter

グラミー賞 Best Jazz Instrumental Solo

  • 1983年 『シンク・オブ・ワン』収録の同名曲
  • 1984年 『スターダスト(Hot House Flowers)』
  • 1985年 『ブラック・コーズ』

グラミー賞 Best Spoken Word Album for Children

  • 2000年 Listen to the Storyteller: A Trio of Musical Tales From Around The World

ディスコグラフィ[編集]

ジャズ系リーダー作品[編集]

1980年代
  • ウィントン・マルサリスの肖像 - Wynton Marsalis(1981年録音)(Columbia) 1982年
  • チコ・フリーマンらと共演, ファーザーズ・アンド・サンズ - Fathers & sons(1982年録音)(Columbia) 1982年
  • シンク・オブ・ワン - Think of One (Columbia) 1983年
  • スターダスト - Hot House Flowers(1984年録音)(Columbia) 1984年
  • ブラック・コーズ - Black Codes (From the Underground)(1985年録音)(Columbia) 1985年
  • J MOOD - J Mood(1985年録音)(Columbia) 1986年
  • スタンダード・タイム Vol.1 - Marsalis Standard Time, Vol. 1(1986年録音)(Columbia) 1987年
  • ライブ・アット・ブルース・アレイ - Live at Blues Alley(1986年録音)(Columbia) 1987年
1990年代
2000年代
2010年代

ジャズ・アット・リンカーン・センター関連[編集]

  • ポートレート・バイ・エリントン - Portraits by Ellington(1991年録音)(Columbia) 1992年
  • ジャイアンツ・オブ・ジャズ - Jazz at Lincoln Center Presents: The Fire of the Fundamentals(1991年~録音)(Columbia) 1994年
  • ゼイ・ケイム・トゥ・スウィング - Jazz at Lincoln Center: They Came to Swing(1992年~録音)(Columbia) 1994年
  • ブラッド・オン・ザ・フィールズ - Blood on the Fields(1995年録音)(Sony) 1997年
  • ジャンプ・スタート&ジャズ - Jump Start and Jazz(1993年~録音)(Sony Classical) 1997年
  • ビッグ・トレイン組曲 - Big Train(1998年録音)(Sony Classical) 1999年
  • スウィンギン・ウィズ・ザ・デューク - Live in Swing City: Swingin with the Duke(1998年録音)(Sony) 1999年
  • オール・ライズ - All Rise(2001年録音)(Sony Classical) 2002年
  • A Love Supreme(2003年録音)(Palmetto) 2005年
  • Don't Be Afraid: The Music of Charles Mingus(2003年録音)(Palmetto) 2005年
  • Portrait in Seven Shades(2007年録音)(Jazz at Lincoln Center) 2010年
  • Vitoria Suite(2009年録音)(Emarcy) 2010年

サイドマン作品[編集]

クラッシック系アルバム[編集]

  • トランペット協奏曲変ホ長調 - Trumpet Concertos (Sony Classical) 1983年
  • バロック・トランペットの響き - Wynton Marsalis Plays Handel, Purcell, Torelli, Fasch, and Molter (Sony Classical) 1984年
  • トランペット協奏曲集 - Baroque Music For Trumpets(1987年録音)(Sony Classical) 1988年
  • Listen to the Storyteller: A Trio of Musical Tales From Around The World(1998年録音)(Sony Classical) 1999年
  • フィドラーズ・テール - A Fiddler's Tale(1998年5月、1999年4月録音)(Sony Classical) 1999年
  • マルシアック・スウィート - The Marciac Suite(1999年録音)(Sony Classical) 2000年

サウンドトラック等[編集]

共演者[編集]

外部リンク[編集]

参考文献[編集]