ブランフォード・マルサリス
この存命人物の記事には検証可能な出典が不足しています。信頼できる情報源の提供に協力をお願いします。存命人物に関する出典の無い、もしくは不完全な情報に基づいた論争の材料、特に潜在的に中傷・誹謗・名誉毀損あるいは有害となるものはすぐに除去する必要があります。(2016年10月) |
| ブランフォード・マルサリス | |
|---|---|
|
2011年 | |
| 基本情報 | |
| 出生名 | ブランフォード・マルサリス |
| 生誕 | 1960年8月26日(58歳) |
| 出身地 |
|
| ジャンル |
ジャズ ポストバップ |
| 担当楽器 | サクソフォーン |
| 共同作業者 |
ウィントン・マルサリス デルフィーヨ・マルサリス ケニー・カークランド テレンス・ブランチャード ジェイソン・マルサリス エリス・マリサリス ジョーイ・カルデラッツォ ジェフ・テイン・ワッツ |
| 公式サイト | 公式サイト |
ブランフォード・マルサリス (Branford Marsalis 、1960年8月26日- )は、アメリカのジャズサクソフォーン奏者。
教師・作曲家・ピアニストとして知られた父エリス・マルサリスと同じく全員がジャズ・ミュージシャンであるマルサリス兄弟の長男としてルイジアナ州ニューオーリンズにて生まれる。彼は、ジャズ界において卓越したテナーとソプラノサクソフォーン奏者として、また兄弟の中でも最も才能に恵まれ、優れた音楽の改革者の一人として非常に有名である。
来歴[編集]
4歳からピアノ、小学生当時からクラリネット、15歳でサクソフォーンを始め、ニューオーリンズの芸術専門学校、そしてバークリー音楽大学で学んだブランフォードは、1980年代前半にアート・ブレイキー・ビッグバンドでの演奏、クラーク・テリーとの共演、そしてブレイキー&ジャズ・メッセンジャーズに参加してプロとしての活動を開始した。1982年から1985年にかけては、弟ウィントン・マルサリスとのクインテットで演奏し、1985年にはスティングのバックバンドに加わった。ライブ・エイドではスティングの演奏のみ( フィル・コリンズとの『見つめていたい』共演時を含む)伴奏者として出演している。また、彼はマイルス・デイヴィス・グループのツアーにも後期のメンバーとして参加した。1986年には自分のグループを結成しアルバムを発表。
日本では1987年に、父のエルス・マルサリスと共演した「サントリーホワイト」のCMがテレビで放映されたことで話題になった[1]。
1992年から1995年にかけてアメリカNBCの人気トーク番組『ザ・トゥナイト・ショー』の音楽監督を務めた。1994年にはジャズと リズムアンドブルース・ヒップホップ・ロックとの融合を目的に、新ユニット「バックショット・ルフォンク」の活動を始めた。
2002年には父親と共同で自主レーベル「マルサリス・ミュージック」を設立した。 2013年3月、Saint Mary's University of Minnesotaから博士号(Doctor of Arts Leadership)が授与された。
ミュージシャンズ・ビレッジ・プロジェクト[編集]
アメリカ南部にハリケーン・カトリーナが壊滅的打撃を与えた後、ハリー・コニック・Jrとともにニューオーリンズの音楽文化遺産回復の指導的役割を担う活動を始めている。その一環として、2005年12月6日、彼らは特定非営利活動法人ハビタット・フォー・ヒュマニティおよび同ニューオーリンズ支部と共同で、ニューオーリンズにて『ミュージシャンズ・ビレッジ』計画を発表した。ミュージシャンズ・ビレッジには『エリス・マルサリス・ミュージックセンター』を中心に居住可能な家が建設される予定であり、これらは財政難にあえぐミュージシャンたちに手ごろに入手できる家として提供される。
ディスコグラフィ[編集]
リーダー作品[編集]
- 1984年 シーンズ・イン・ザ・シティ - Scenes In The City (Columbia)
- 1986年 クラシカル・ロマンス - Romances for Saxophone (Columbia)(「展覧会の絵」などクラシックの名曲を演奏)
- 1986年 ロイヤル・ガーデン・ブルース - Royal Garden Blues (Columbia)
- 1987年 ルネッサンス - Renaissance (Columbia)(トラック3"The Peacocks"ではハービー・ハンコックやバスター・ウィリアムスらと共演)
- 1988年 ランダム・アブストラクト - Random Abstract (Sony)
- 1989年 トリオ・ジェピー - Trio Jeepy (Sony)(トリオ・ジェピーはブランフォード、ミルト・ヒントン(ベース)とジェフ・ワッツ(ドラム))
- 1989年 ドゥ・ザ・ライト・シング - Do The Right Thing(編曲と指揮はビル・リー)
- 1990年 『モ'・ベター・ブルース』サウンドトラック - Mo' Better Blues(映画のサウンドトラック)
- 1990年 クレイジー・ピープル・ミュージック - Crazy People Music (Sony)
- 1991年 ザ・ビューティフル・ワンズ・アー・ノット・イエット・ボーン - The Beautyful Ones Are Not Yet Born (Columbia)(ウィントン・マルサリス(トランペット) とコートニー・パイン (テノールサクソフォーン)がゲスト参加。)
- 1992年 ブルース・ウォーク - I Heard You Twice The First Time (Sony)(ブランフォード・カルテットがアフリカン・アメリカン音楽の歴史からジャズやブルースの珠玉(B.B.キング、ジョン・リー・フッカー、リップ・チップ・ジョンソンなど)を演奏。第35回グラミー賞受賞(最優秀器楽ジャズ・グループ部門)。)
- 1993年 ブルーミングトン - Bloomington (Columbia)(ライヴ)
- 1994年 バックショット・ルフォンク名義, バックショット・ルフォンク - Buckshot LeFonque (Columbia)
- 1996年 愛しき女へ - Loved Ones (Columbia) -父エリス・マルサリス(ピアノ)との共演作。
- 1996年 ザ・ダーク・キーズ - The Dark Keys (Columbia)
- 1997年 バックショット・ルフォンク名義, ミュージック・エヴォルーション - Music Evolution (Sony)
- 1999年 レクイエム:ケニー・カークランドに捧ぐ - Requiem (Sony)(亡くなったケニー・カークランドに捧げられた)
- 2000年 コンテンポラリー・ジャズ - Contemporary Jazz (Sony)(第43回グラミー賞受賞(最優秀器楽ジャズ・グループ部門))
- 2001年 クリエイション:20世紀フランス音楽作品集 - Creation (Sony Classical)(近代フランスの曲をサクソフォーンとオーケストラとの協奏曲にアレンジする)
- 2002年 フットステップス - Footsteps of our Fathers (Marsalis Music)(自己レーベル初のリリース)
- 2003年 ロメール・ベアデン・リヴィールド(ロメール・ベアデンに捧ぐ)- Romare Bearden Revealed (Marsalis Music)(ロメール・ベアデンはアメリカの画家)
- 2004年 エターナル - Eternal (Marsalis Music)
- 2004年 至上の愛ライブDVD - Coltrane's Love Supreme Live In Amsterdam (Marsalis Music, Rounder Records)(DVDビデオ)
- 2006年 ブラッグタウン - Braggtown (Marsalis Music)
- 2008年 ノースカロライナ交響楽団、グラント・ルウェリンと共同名義, アメリカ残像 - American Spectrum (BIS)
- 2008年 メタモルフォーゼン - Metamorphosen (Marsalis Music)
- 2011年 ジョーイ・カルデラッツォと共同名義, ソングス・オブ・マース・アンド・メランコリー - Songs of Mirth and Melancholy (Marsalis Music)
- 2012年 フォー・MFズ・プレイン・チューンズ - Four MFs Playin' Tunes (Marsalis Music)
- 2014年 In My Solitude: Live At Grace Cathedral (Marsalis Music)(ライヴ)
- 2016年 カート・エリングと共同名義, Upward Spiral (Marsalis Music)
コンピレーション[編集]
- ザ・ベスト・オブ・ブランフォード・マルサリス - Steep Anthology (Columbia/Sony) 2004年(「サントリーホワイト」のCMの「スティープス・イーク」がボーナストラックとして収録)
主なセッション参加アルバム[編集]
- 1983年 デコイ - Decoy/マイルス・デイヴィス
- 1985年 ブルー・タートルの夢 - Dream of the Blue Turtles/スティング
- 1985年 ブラック・コーズ - Black Codes (From the Underground)/ウィントン・マルサリス
- 1986年 ブリング・オン・ザ・ナイト - Bring on the Night/スティング - 表題曲ではラップも披露
- 1987年 ナッシング・ライク・ザ・サン - Nothing Like the Sun/スティング
- 1989年 JAZZに恋して - Falling In Love With Jazz/ソニー・ロリンズ
- 1990年 ウイ・アー・イン・ラブ - We Are In Love/ハリー・コニック・Jr
- 1990年 ウイズアウト・ア・ネット - Without a Net/グレイトフル・デッド(ライブ)
- 1990年 ユー・ウォント・フォーゲット・ミー - You Won't Forget Me/シャーリー・ホーン、"It Had to be You"に参加。
- 1991年 カルマ - Karma/ロビン・ユーバンクス、トラック7" The Yearning"とトラック10" Remember When"に参加。
- 1991年 ケニー・カークランド・デビュー! - Kenny Kirkland/ケニー・カークランド
- 1991年 ソウル・ケージ - The Soul Cages/スティング
- 1993年 コリンズ・ミックス〜ザ・ベスト・オブ・アルバート・コリンズ - Collins Mix: The Best of Albert Collins/アルバート・コリンズ、トラック2"Honey Hush"に参加。
- 1994年 JLW - JLW/ジョー・ルイス・ウォーカー、トラック4"Inner City Man"に参加。
- 1994年 トリオ - Rob Wasserman: Trios/ロブ・ワッサーマン、トラック4"White-Wheeled Limousine"でブルース・ホーンズビーと共演。
- 1996年 マーキュリー・フォーリング - Mercury Falling/スティング
- 2000年 パンドラ/小曽根真 - 2曲に参加
- 2003年 ザ・マルサリス・ファミリー - The Marsalis Family: A Jazz Celebration - マルサリス四兄弟(ブランフォード、デルフィーヨ、ジェイソン、ウィントン)と父エリス・マルサリスの共演。
- 2005年 オケージョンOccasion : Connick on Piano, Volume 2/ハリー・コニック・Jr
脚注[編集]
- ^ “様々な音楽と接点を持つブランフォード・マルサリス”. ALSOJ NET (2012年). 2018年12月31日閲覧。