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諏訪ノ森駅

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諏訪ノ森駅
難波方面行き 駅舎正面(2005年03月21日)
すわのもり
SUWANOMORI
NK13 石津川 (1.1 km)
(1.0 km) 浜寺公園NK15
所在地 堺市西区浜寺諏訪森町西二丁
北緯34度33分7.06秒 東経135度26分57.29秒 / 北緯34.5519611度 東経135.4492472度 / 34.5519611; 135.4492472
駅番号 NK14
所属事業者 南海電気鉄道
所属路線 南海本線
キロ程 13.8 km(難波起点)
駅構造 地上駅
ホーム 千鳥式配置・単式2面2線
乗降人員
-統計年度-
8,849人/日
-2004年-
開業年月日 1907年明治40年)12月20日
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駅舎内部のステンドグラス
2005年03月21日撮影

諏訪ノ森駅(すわのもりえき)は、大阪府堺市西区浜寺諏訪森町西二丁にある、南海電気鉄道南海本線駅番号NK14

駅舎は国の登録有形文化財に登録され、また第4回近畿の駅百選にも選定されている。

駅構造

千鳥式配置の単式2面2線のホームを持つ地平駅である。それぞれのホームが踏切を挟んで反対側に延びているのが特徴。

改札はホーム毎に独立しており、駅構内に上下のホーム同士を連絡する通路は存在しない。和歌山市方面ホームは和歌山市駅寄りに、難波方面ホームは難波駅寄りに、それぞれ改札を持つ。

のりば
ホーム 路線 方向 行先
1 南海線 下り 和歌山市方面
空港線関西空港方面
2 南海線 上り なんば方面

利用状況

2004年度の調査結果では、1日あたりの平均乗降客数は8849人。この数字は南海の駅全体では99駅中32位、南海本線の駅(今宮戎駅・萩ノ茶屋駅は除外)としては40駅中19位。

駅周辺

関西屈指の高級邸宅街と知られる浜寺エリアに含まれ、阪神間モダニズム的な雰囲気がただよう街である。そのようなこともあり、駅周辺は大規模な個人住宅や洋館が多い。イオン諏訪の森ショッピングセンターがある。東側には諏訪ノ森本通商店街がある。

歴史

  • 1907年(明治40年)12月20日:南海鉄道の湊駅 - 浜寺公園駅間に北浜寺駅として新設[1]
  • 1908年(明治41年)12月1日:諏訪ノ森駅に改称[2]
  • 1919年(大正8年)6月10日:浜寺公園側へ0.1マイル移転[3]
  • 1944年(昭和19年)6月1日:会社合併により近畿日本鉄道の駅となる。
  • 1947年(昭和22年)6月1日:路線譲渡により南海電気鉄道の駅となる。
  • 2018年(平成30年)3月末:高架駅となる予定。

高架化の問題

前述のとおり、隣の浜寺公園駅の駅舎とともに、駅舎が国の登録文化財建築物に登録されているが、堺市が予定している連続立体交差事業による鉄道の高架化で駅舎が撤去・解体される可能性もある。この問題は長年議論されたが2006年(平成18年)11月7日に事業認可が降り、高架化が決定した。2018年(平成30年)3月末に完成を予定している。なお浜寺公園駅舎と同様に諏訪ノ森駅舎に関しても2008年(平成20年)2月7日に開かれた「浜寺公園駅及び諏訪ノ森駅舎保存活用にかかわる懇話会」で議論され、最終会合で高架に伴って造られる新駅正面の脇に移築されることが決まっている。

隣の駅

南海電気鉄道
南海本線
特急(ラピート・サザン)・急行・空港急行・区間急行
通過
準急(難波行きのみ運転)・普通
石津川駅 (NK13) - 諏訪ノ森駅 (NK14) - 浜寺公園駅 (NK15)
  • ()内は駅番号を示す。

脚注

  1. ^ 「停車場設置」『官報』1907年12月25日(国立国会図書館デジタル化資料)によれば開業時「北浜寺駅」。
  2. ^ 「停車場改称」『官報』1908年11月18日(国立国会図書館デジタル化資料)
  3. ^ 「軽便鉄道停留場位置変更」『官報』1919年6月14日(国立国会図書館デジタル化資料)

関連項目

外部リンク