難波駅

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難波駅
南海難波駅 外観
南海難波駅 外観
なんば - Namba
所在地 大阪市中央区浪速区
所属事業者 南海電気鉄道駅詳細
大阪市交通局駅詳細
乗換 大阪難波駅 近鉄難波線奈良線)・阪神なんば線
JR難波駅 JR関西本線大和路線

難波駅(なんばえき)は、大阪府大阪市中央区浪速区にある、南海電気鉄道(南海)・大阪市営地下鉄

概要[編集]

大阪の二大繁華街の一つ、ミナミの玄関口となるターミナル駅御堂筋の南端付近にあり、南海・大阪市営地下鉄の駅とも中央区と浪速区に跨っている。大阪市営地下鉄は軌道法適用であり、地下鉄駅は正式には停留場である。なお、南海と地下鉄の駅は決して同一駅ではない。

近畿日本鉄道(近鉄)・阪神電気鉄道(阪神)と西日本旅客鉄道(JR西日本)にもそれぞれ「難波駅」と通称される駅があるが、両駅はそれぞれ「大阪難波駅」と「JR難波駅」が正式名称である。どちらも地下駅で、当駅とは地下道などで連絡している。

駅名は大坂城下難波新地および西成郡難波村に由来するが、「難波」という漢字では「なにわ」とも読めるため、南海・大阪市営地下鉄の駅構内や車内の案内表示では「なんば」と平仮名表記で統一されている。

難波新地(現・中央区難波)の南端に南海難波駅、ほぼ中央に大阪難波駅および地下鉄千日前線ホーム、両者を結ぶように地下鉄御堂筋線ホームが位置し、難波入堀川(現・阪神高速1号環状線北行き)を挟んで西側に地下鉄四つ橋線ホーム、さらに西側にJR難波駅が位置する。

利用可能な鉄道路線[編集]

備考
線路名称上では、当駅を通る南海の路線は南海本線(当駅が起点)である。詳細は各路線の記事および鉄道路線の名称などを参照。

南海の難波駅は、南海の大阪側のターミナルである。現在も戸籍上は南海本線単独の駅であるが、複々線化により高野線列車も発着するため、和歌山関西国際空港高野山泉北ニュータウン方面の列車が発着する総合的なターミナル駅、大阪駅梅田駅などと並ぶ大阪の主要駅の一つである。

以下の駅・路線とは地下道などを通って乗り換えが可能である。

南海電気鉄道[編集]

駅構造[編集]

南海 難波駅
1階北出口
1階北出口
なんば - NAMBA
所在地 大阪市中央区難波五丁目1-60
駅番号 NK01
所属事業者 南海電気鉄道
電報略号 ナン
駅構造 高架駅
ホーム 9面8線
乗降人員
-統計年度-
248,965人/日
-2013年-
開業年月日 1885年(明治18年)12月29日
乗入路線 2 路線
所属路線 南海本線
キロ程 0.0km(難波起点)
(1.4km) 新今宮NK03►
所属路線 高野線*
(線路名称上は南海本線)
(0.9km) 今宮戎**NK02►
* 高野線は汐見橋が正式な起点。
** 南海本線の列車は今宮戎通過。

櫛形ホーム9面8線が3階に設置されている高架駅。案内表示・駅名標などは「なんば駅」と平仮名表示に統一されているが、正式表記は漢字の難波駅であり、乗車券類などに表記されている。なお、当駅には南海本線の起点を示す0キロポストが設置されている。

駅正面に百貨店高島屋大阪店(南海ビルディング)があり、駅上にスイスホテル南海大阪がそびえ立っている。高島屋は大阪店が本店である。

1階北出口方面から3階北改札口までの間は大階段で直通しており、その左右に4台のエスカレーター(上り2台、下り2台)が配置されている。他に、2階に中央改札口と南改札口がある。中央改札口と南改札口のラッチ内コンコースは、ホームを通ることなく連絡通路で行き来することも可能である。

1990年代半ばには、3階北改札口ラッチ外西側(エレベーターと立喰いそば店の間)上部に、3色LED式の大型案内板「NANA」が設置され、沿線情報や新聞ニュース・占いなどが表示されていたことがあったが、「ドット抜け」などの故障が目立つようになり、数年で撤去された。

ホームは9番のりばまであり、1 - 4番のりばに高野線の列車が、5 - 9番のりばに南海本線の列車が発着する。基本的に9番のりばには南海本線・空港線の空港特急「ラピート」が発着する。8番のりばと9番のりばは同じ線路を共有しており、列車種別によって使用ホームを使い分けている。なお、9番のりばは8番のりばの降車ホームでもあり、関西国際空港の開港以来現在の形となった。そのため、「ラピート」以外にも9番のりばに到着する列車が設定されている。行先案内表示機フラップ・LED併用式となっているが、この9番のりばが整備されるまではブラウン管モニタ式(「先発」などの発順表示部分は行灯式)が用いられていた。

また、9番のりばへの通路の途中には中間改札ブースがあり、「ラピート」への乗車には必ずここを通ることになる。2階中央改札口中の3階9番ホームへのエスカレーターの乗降口付近にも中間改札ブースがある。ただし2000年代以降は車掌が常に特急券の発券状況をリアルタイムで把握しているため乗車前の改札を行っていない。発券されていない座席に着席している者がいれば車内で車掌が改札する。

南海の特急は全車座席指定の「ラピート」、「こうや」、「りんかん」、座席指定車と自由席車を連結した「サザン」があり、指定席への乗車には特急券(座席指定券)が必要になる。改札外には特急券発行窓口がある。しかし、改札内には窓口がないため特急券自動券売機が設置されているが、そこでは直近の列車かつ、列車発車20分前にならないと発売されない(その時点で満席のときは発売されない)。

トイレは改札内に4か所(北改札口東西2か所・中央改札口コンコース内1か所・南改札口コンコース内1か所)ある。かつては北口改札外・中央口改札外・中央口改札内東側にもあったが、後述のリニューアル工事に伴って2008年平成20年)2月・2009年(平成21年)1月・2009年(平成21年)9月にそれぞれ閉鎖され、跡地は改札外2か所については店舗スペースに、改札内は業務用スペースに転用された。

なお、コリント様式の駅ビルである南海ビルディングは、鉄道省初代建築課長でもあった建築家久野節が設立した久野建築事務所の設計によるもので、1933年昭和8年)に竣工。久野建築事務所が設計した昭和初期を代表する大型近代建築の一つに数えられる。

第2回近畿の駅百選選定駅である。

リニューアル計画[編集]

改装前の難波駅(2007年5月)

2007年(平成19年)5月14日に南海電気鉄道は、総投資額は約150億円に上る南海難波駅周辺の再生計画を発表し、同年10月より約21億3,000万円を投入し、窓口・切符売り場の集約、トイレなどの施設の充実化を進めてきた。

また、隣接地への高島屋のTE館新設、南海ビルディングの外装タイルの補修、高島屋・なんばCITY・なんばパークスに接続する通路の新設・移設、耐震補強などの工事が行われ、2009年(平成21年)9月17日には、南海ビルディング(高島屋)の外装リニューアルが完成した。

同時に、なんばCITY北側のロケット広場の高さ33mのロケットレプリカを撤去し、高さ30m、広さ1,200平方メートルの室内吹き抜け空間を設け、関西国際空港と直結する大阪の玄関口にふさわしい「なんばガレリア」として整備し、2009年(平成21年)10月16日に完成した。またホーム階においても細部の改良が行われ、耐震補強、案内サイン(ユニバーサルデザインピクトグラム中国語韓国語対応)の更新、LED照明の導入なども行われた。

南海ビルディング上部のなんばガレリア側には、英文で駅の開設(1885年)、南海ビルディングの竣工(1932年)、リニューアル工事(2009年)の各年が刻まれている。

なお、高島屋が増床部分を含め「新本館」として一体的な運営をするための全館改装を行い、2011年(平成23年)3月3日に同店がグランドオープンしたのに続き、なんばCITYを含めた南海難波駅のリニューアルが、同年4月26日に完成した。

南海電気鉄道は2011年(平成23年)2月に今宮戎駅北側の近接地に南海電鉄の新本社・コンサートホール・大阪府立大学のキャンパスを併せ持つ再開発ビルを建設し、南海電鉄本社が入居した「南海会館ビル」を超高層ビルに改築する計画(2018年度完成予定)であることを発表し[1]2013年2月に南海電鉄本社は再開発ビルの「南海なんば第1ビル」へ移転した。

のりば・配線図[編集]

南海難波駅プラットホーム
ホーム 備考
高野線 極楽橋鋼索線連絡高野山)・(泉北高速線和泉中央方面 ホーム
1 主に 各駅停車
2 主に 泉北高速線直通準急行 朝ラッシュ時 一部の急行、快速急行、区間急行
3 主に 特急・急行・区間急行・快速急行
4 主に 特急・急行・区間急行・快速急行
南海本線 和歌山市・(空港線関西空港方面 ホーム
5 主に 特急・急行・区間急行・空港急行
6 主に 特急・急行・区間急行・空港急行
7 主に 普通車
8 一部の普通車が発着するが大半は「ラピート」用(ただし「ラピート」の乗車口は開かない)
9 空港特急「ラピート」/8番のりばに到着する列車の降車用
  • 1番のりばは他のホームよりも車止めの位置が約80m南(極楽橋寄り)にずれているため、3F北改札口から乗降するにはやや遠い。
  • 5番のりばの線路は、渡り線で高野線と繋がっており、南海本線や各支線(汐見橋線を含む)の列車が千代田工場検査のため入出場する場合や、南海線所属の列車を利用して高野線方面へ臨時列車を運行する場合などに用いられることがある。
  • 今宮戎駅萩ノ茶屋駅は高野線の各駅停車のみ停車する。


難波駅配線図
難波駅配線図
高野線・泉北高速線
極楽橋・和泉中央方面

南海本線・空港線
和歌山市・関西空港方面
凡例
出典:鉄道ピクトリアル 2008年8月臨時増刊「南海電気鉄道」
のりば番号は構内図[1]による。



改札口・出口[編集]

北改札口
3階にある南海難波駅のメインなる改札口。3階で高島屋大阪店とスイスホテル南海大阪に直結していて、1階には北出口がある。地下鉄や近鉄、阪神との乗り換えや、道頓堀千日前心斎橋方面への最寄りの改札口となるため、終日賑わっている。東側と西側にそれぞれ十数台ずつ改札機が設置されていて、真ん中に券売機と特急券うりば窓口を設置されている。
中央改札口
なんばCITY本館や高島屋大阪店に直結する2階にある改札口。1階には日本橋方面への東出口と、なんばパークス大阪府立体育会館の最寄りとなる西出口がある。北改札口と同様に東側と西側にそれぞれ数台ずつ改札機が設置されていて、真ん中に券売機と駅サービスセンターを設置されている。定期券の発売は当改札口の窓口と券売機のみである。
南改札口
なんばCITY南館やなんばパークスのキャニオンストリートに直結する2階にある改札口。他の改札口とは対照的に閑散としており、営業時間も7:00から23:30までとなっている。また、駅東側にあるでんでんタウンや、駅西側にあるヤマダ電機LABI1なんば・難波ロケッツへの最寄りの改札口にもなっている。


歴史[編集]

二代目駅舎(阪堺鉄道時代)
三代目駅舎(南海鉄道・大正時代)
  • 1885年明治18年)12月29日 - 阪堺鉄道の駅として開業(日本初の私鉄駅舎[2])。
  • 1888年(明治21年)
  • 1898年(明治31年)10月1日 - 会社合併により南海鉄道の駅となる。
  • 1911年(明治44年)10月 - 三代目駅舎完成[4]
  • 1925年大正14年)3月15日 - 岸ノ里駅(現・岸里玉出駅)の連絡線開通により、高野線への直通列車運転開始。
  • 1932年昭和7年)7月9日 - 四代目駅舎にあたる南海ビルが完成。15日に高島屋大阪店が開業。
  • 1937年(昭和12年)11月1日 - 天下茶屋駅まで高架化。難波駅高架ホーム使用開始[4]
  • 1938年(昭和13年)9月10日 - 天下茶屋駅までの高架複々線完成[4]
    • 高架複々線化完成後は、櫛形ホーム9面8線の高架駅となった。改札口は1階に、ホームは2階にあり、エスカレーターを設け、出口は2階にあった。1、2番のりばは高野線の列車が、3、4番のりばは住吉公園ゆき各駅停車が、5、6番のりばは住ノ江以南ゆき普通列車(「普通車」とも天下茶屋と住吉公園以南各駅に停車)が、7、8番のりばは和歌山市方面ゆきの急行列車が発着した。
  • 1944年(昭和19年)6月1日 - 会社合併により近畿日本鉄道の駅となる。
  • 1947年(昭和22年)6月1日 - 路線譲渡により南海電気鉄道の駅となる。
  • 1974年(昭和49年)10月27日 - 第1期改良工事完成。南海本線新ホーム使用開始[5]
  • 1976年(昭和51年)11月21日 - 第2期改良工事完成。高野線新ホーム使用開始[5]
  • 1980年(昭和55年)
    • 11月21日 - 駅改良工事により、起点を0.2km今宮戎駅寄りに変更。
    • 11月23日 - 第3期改良工事完成[5]
  • 1994年平成6年)9月4日 - 関西国際空港開港に合わせ、8番線の降車ホームを9番線(「ラピート」専用ホーム)に改称する。同時に中央口コンコースに航空機搭乗のチェックカウンター(なんばCAT:主にJAL系がメイン)を設置する。(2001年に閉鎖)
  • 2003年(平成15年)11月7日 - なんばパークス(第一期分)開業により中央口を一部改装。
  • 2012年(平成24年)4月1日 - NK01駅ナンバリングを導入。

鉄道唱歌[編集]

大和田建樹作詩の「鉄道唱歌」第5集(関西・参宮・南海篇)(1900年(明治33年)作詞)64番の歌詞にて当駅が歌われており、鉄道唱歌で最後に登場する駅である。

第1集の最初の駅である新橋駅が始発駅とすれば当駅は終着駅ということになる。

治まる御代の天下茶屋 さわがぬ波の難波駅 いさみて出づる旅人の 心はあとに残れども

隣の駅[編集]

南海本線
特急「サザン」・急行・空港急行・区間急行・準急(到着列車のみ)・普通
難波駅 (NK01) - 新今宮駅 (NK03)
高野線
快速急行・急行・区間急行・準急
難波駅 (NK01) - 新今宮駅 (NK03)
各駅停車
難波駅 (NK01) - 今宮戎駅 (NK02)
  • ()内は駅番号を示す。

大阪市営地下鉄[編集]

駅構造[編集]

大阪市営地下鉄 なんば駅*
御堂筋線ホーム
御堂筋線ホーム
なんば - Namba
所在地 大阪市中央区難波二丁目・難波三丁目
大阪市浪速区元町一丁目地内
所属事業者 大阪市交通局大阪市営地下鉄
駅構造 地下駅
ホーム 計4面6線
乗降人員
-統計年度-
331,982人/日
-2013年-
開業年月日 1935年(昭和10年)10月30日
乗入路線 3 路線
所属路線 御堂筋線
駅番号  M20 
キロ程 10.5km(江坂起点)
千里中央から16.4km
M19 心斎橋 (0.9km)
(1.2km) 大国町 M21
所属路線 四つ橋線
駅番号  Y15 
キロ程 4.1km(西梅田起点)
Y14 四ツ橋 (0.9km)
(1.2km) 大国町 Y16
所属路線 千日前線
駅番号  S16 
キロ程 4.9km(野田阪神起点)
S15 桜川 (1.1km)
(0.7km) 日本橋 S17
備考 *駅名標や路線図など営業案内では仮名書きの「なんば」表記が用いられる。

御堂筋線は、単式ホーム2面2線の地下駅である。2番線ホームは1987年(昭和62年)に新設されたものであり、千日前線・近鉄線・阪神線とは地下1階を経由せずに、最小限の上下移動で乗り換えられる(下図)。1番線ホームの幅は7.6m、2番線ホームの幅は10mである。

開業当初は島式ホーム1面2線の形態であったが、乗降客の増加でラッシュ時には改札制限を行うようになった。そこで、混雑緩和のために現在の形態に改め、1番線ホームには梅田方面の列車に乗降できないように柵を設けている。

御堂筋線ホームの配置 左:千里中央方面


四つ橋線と千日前線は、両方とも島式ホーム1面2線の地下駅となっている。

2012年現在御堂筋線のホームを中心に大規模な改良工事が行われており、南行きの1番線ホームでは南寄りの階段の増設、千日前線ホームと御堂筋線ホームを直結するエレベーターの設置工事、駅ナカ施設の導入工事などが行われている。

南海と同様、案内表示・駅名標などは「なんば駅」と平仮名表示に統一されているが、正式表記は漢字の難波駅であり、乗車券類などに表記されている。

当駅は難波管区駅に所属しており、同管区駅長により自駅のみの単駅管理となっている。

PiTaPaスルッとKANSAI対応各種カードの利用が可能である(相互利用が可能なIC乗車券PiTaPaの項を参照)。

のりば[編集]

地下鉄難波駅プラットホーム
ホーム 路線 行先
御堂筋線ホーム
1 御堂筋線 天王寺あびこなかもず方面
2 御堂筋線 梅田新大阪江坂千里中央方面
四つ橋線ホーム
1 四つ橋線 花園町住之江公園方面
2 四つ橋線 西梅田方面
千日前線ホーム
1 千日前線 鶴橋南巽方面
2 千日前線 阿波座野田阪神方面

改札[編集]

○○線の改札と記述してあるが、全て改札はコンコースプラットホームを通じて3路線とも結ばれている。[6][7]

北東改札・北西改札・北南改札
近鉄・阪神の大阪難波駅なんばウォーク道頓堀方面などの最寄りとなる御堂筋線の改札で、地下1階にある。北西改札は出場専用となっている。尚、大阪難波駅と御堂筋線2番線ホームとの乗り換えは東改札の方が便利である。
中改札
北南改札と南北改札の中間に位置する御堂筋線の改札で地下1階にある。北南改札とは改札内のコンコースで直結している。また改札内にはエレベーターも設置されている。尚、券売機は設置されていないため、切符で入場する場合などは、北南改札や北東改札、南北改札などの券売機であらかじめ購入しておく必要がある。
南北改札・南南改札
南海難波駅や高島屋大阪店、なんばマルイなんば高速バスターミナルなどの最寄りとなる御堂筋線の改札で、地下1階にある。利用者が多いため、南北改札が入場専用で南南改札が出場専用となっている。
東改札
大阪難波駅の東改札口に隣接する千日前線の改札で、地下2階にある。大阪難波駅と御堂筋線2番線ホームとの乗り換えや、千日前線となんばウォークなどとの最寄りの改札にもなっている。
西改札
大阪難波駅の西改札口に隣接する千日前線の改札で、地下2階にある。東改札と同じような作りとなっているが、難波の中心部から外れた位置にある改札なので、東改札とは対照的に閑散としている。大阪難波駅と四つ橋線との乗り換えや、千日前線との最寄りの改札になっている。
北改札
湊町南堀江方面などの最寄りとなる四つ橋線の改札で、地下1階にある。大阪シティエアターミナルJR難波駅などとの最寄りの改札ともなっている。
南改札
大阪府立体育会館などの最寄りとなる四つ橋線の改札で、地下1階にある。四つ橋線と南海難波駅や高島屋大阪店などの最寄りの改札でもあるが、地下通路はなく、地上を経由する必要がある。

歴史[編集]

  • 1935年昭和10年)10月30日 - 1号線(現・御堂筋線)の心斎橋駅 - 難波駅間延伸時に開業。
  • 1965年(昭和40年)10月1日 - 3号線(現・四つ橋線)の西梅田駅 - 大国町駅間延伸時に、難波元町駅(駅などの案内表示では「なんば元町」と表記していた)が開業。
  • 1970年(昭和45年)3月11日 - 千日前線の桜川駅 - 谷町九丁目駅間開通に伴い、四つ橋線の難波元町駅を難波駅に統合。
  • 1982年(昭和57年)10月 - 駅改良工事に着手。
  • 1987年(昭和62年)3月15日 - 御堂筋線難波駅に新2番線ホームが完成。これにより、1番線ホーム・2番線ホームが分離。
  • 2013年(平成25年)10月31日 - 御堂筋線地下1階コンコースに駅ナカ施設『ekimoなんば』が開業[8]

隣の駅[編集]

御堂筋線
心斎橋駅 (M19) - 難波駅 (M20) - 大国町駅 (M21)
四つ橋線
四ツ橋駅 (Y14) - 難波駅 (Y15) - 大国町駅 (Y16)
千日前線
桜川駅 (S15) - 難波駅 (S16) - 日本橋駅 (S17)
  • ()内は駅番号を示す。

利用状況[編集]

大阪ミナミの中心駅であるが、バブル崩壊期を中心に乗降人員が南海電鉄と地下鉄ともに大きく減少した。近年の減少率は緩やかになりつつある。

各年度の1日乗車・乗降人員数は下表のとおり。

  • 南海のデータは1日平均乗降・乗車人員である。
  • 大阪市営地下鉄のデータは交通調査に基づく特定の1日の乗降・乗車人員である。
年度別1日乗降・乗車人員 出典:大阪府統計年鑑
年度 南海電気鉄道 大阪市営地下鉄 出典
乗降人員 乗車人員 調査日 乗降人員 乗車人員
1985年(昭和60年) 414,396 206,985 11月12日 466,228 235,996 [11]
1986年(昭和61年) 424,085 211,558 - [12]
1987年(昭和62年) 390,023 198,337 11月10日 461,344 233,719 [13]
1988年(昭和63年) 391,762 196,852 - [14]
1989年(平成元年) 391,272 197,182 - [15]
1990年(平成02年) 399,714 201,461 11月06日 470,330 233,150 [16]
1991年(平成03年) 405,899 204,825 - [17]
1992年(平成04年) 399,329 201,274 - [18]
1993年(平成05年) 393,671 198,449 - [19]
1994年(平成06年) 395,855 200,736 - [20]
1995年(平成07年) 392,183 197,853 [21] 02月15日 430,731 199,148 [22]
1996年(平成08年) 378,182 190,668 - [23]
1997年(平成09年) 355,687 179,686 - [24]
1998年(平成10年) 339,506 170,931 11月10日 396,829 214,191 [25]
1999年(平成11年) 326,478 163,540 - [26]
2000年(平成12年) 314,860 157,560 - [27]
2001年(平成13年) 303,974 152,189 - [28]
2002年(平成14年) 289,323 144,986 - [29]
2003年(平成15年) 279,072 140,525 - [30]
2004年(平成16年) 272,146 136,835 - [31]
2005年(平成17年) 268,803 135,210 - [32]
2006年(平成18年) 265,383 133,918 - [33]
2007年(平成19年) 266,179 134,585 11月13日 371,053 183,031 [34]
2008年(平成20年) 260,984 132,024 11月11日 362,025 179,192 [35]
2009年(平成21年) 253,625 128,502 11月10日 343,035 167,736 [36]
2010年(平成22年) 250,980 127,552 11月09日 334,623 165,065 [37]
2011年(平成23年) 245,751 124,939 11月08日 331,190 163,480 [38]
2012年(平成24年) 246,475 125,422 11月13日 330,526 162,166 [39]
2013年(平成25年) 248,965 11月19日 331,982 163,726 [10]

駅周辺[編集]

駅周辺はミナミの中核をなし、梅田と並ぶ大阪有数の繁華街を形成している。

バス[編集]

路線バス[編集]

大阪市営なんばバスターミナル
(1 - 4番のりば)

大阪市営バスなんば停留所がある。バスのりばは新歌舞伎座西側の阪神高速1号環状線高架下にある1 - 4番のりばと御堂筋南端の高島屋前にある5・6番のりばの二か所にあり、両方を合わせてなんばバスターミナルとしている。

1番のりば
29号系統 - 地下鉄住之江公園行き
2番のりば
52号系統 - 長橋二丁目経由 あべの橋行き
73号系統 - 上本町六丁目杭全地下鉄平野 経由 出戸バスターミナル行き
3番のりば
71号系統 - 大正区役所前経由 鶴町四丁目行き
4番のりば
75号系統 - なにわ筋経由 大阪駅前行き
87号系統 - 千歳橋経由 鶴町四丁目行き
5番のりば
8号系統 - 四つ橋筋経由 大阪駅前行き
84号系統 - 弁天町駅前・八幡屋三丁目行き
85号系統 - 玉造経由 杭全行き
6番のりば
60号系統 - 天保山行き

高速バス[編集]

なんば高速バスターミナル
大阪シティエアターミナル(OCAT)
なんばVIPラウンジ

平成エンタープライズ及び平成コミュニティバスが使用。イチエイ総合ビルの5階に待合室を設置、出発時刻とは別に定められた集合時間にバス停まで誘導する形を取っている。

VIPライナー ‐ 東京・千葉・埼玉行き

深夜急行バス[編集]

高島屋前のりばから発車する。停留所名は大阪市営バスと同様、なんばである。なお、休日・大型連休・盆期間中・年末年始は運休となる。

南海バス - 南海深夜急行バス
堺東・泉北ニュータウン・和泉方面 和泉府中駅前 行き
金剛・河内長野・林間田園都市方面 林間田園都市駅前 行き
奈良交通 - はんな号
生駒学園前奈良方面 白土町 行き ※土曜日も運休

脚注[編集]

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  1. ^ 新中期経営計画「凜進130計画」について (PDF) - 南海電気鉄道ニュースリリース(2011年2月24日)
  2. ^ ごきげんライフスタイル よ〜いドン!2012年7月3日放送分
  3. ^ 朝日新聞(大阪) 1888年2月5日朝刊2面「難波停車場焼失す」より。『鉄道ファン』2009年10月号p.107で2月24日となっているのは誤り。
  4. ^ a b c d 『鉄道ファン』2009年10月号、交友社、p.107 - 108
  5. ^ a b c 南海電気鉄道車両部・諸河久・岩堀春夫『日本の私鉄 南海』1991年 保育社〈カラーブックス 811〉pp.149 - 150
  6. ^ 例えば、南北改札から御堂筋線のホームを経由して千日前線のホームまで行くことができる。
  7. ^ 四つ橋線と南北改札・南南改札、御堂筋線と南改札を行き来する場合に限っては前者は南改札、後者は南北改札・南南改札を利用して地上を経由する方が近い。
  8. ^ 関西地下鉄最大の駅ナカ商業施設「ekimoなんば」開業へ。 (PDF)
  9. ^ a b ハンドブック南海2014 鉄道事業 (PDF) - 南海電鉄
  10. ^ a b c 路線駅別乗降人員 平成25年11月19日(火) 交通調査 (PDF) - 大阪市交通局
  11. ^ 大阪府統計年鑑(昭和61年) (PDF)
  12. ^ 大阪府統計年鑑(昭和62年) (PDF)
  13. ^ 大阪府統計年鑑(昭和63年) (PDF)
  14. ^ 大阪府統計年鑑(平成元年) (PDF)
  15. ^ 大阪府統計年鑑(平成2年) (PDF)
  16. ^ 大阪府統計年鑑(平成3年) (PDF)
  17. ^ 大阪府統計年鑑(平成4年) (PDF)
  18. ^ 大阪府統計年鑑(平成5年) (PDF)
  19. ^ 大阪府統計年鑑(平成6年) (PDF)
  20. ^ 大阪府統計年鑑(平成7年) (PDF)
  21. ^ 1996年に行われた調査であるが、会計年度上は1995年度となる。
  22. ^ 大阪府統計年鑑(平成8年) (PDF)
  23. ^ 大阪府統計年鑑(平成9年) (PDF)
  24. ^ 大阪府統計年鑑(平成10年) (PDF)
  25. ^ 大阪府統計年鑑(平成11年) (PDF)
  26. ^ 大阪府統計年鑑(平成12年) (PDF)
  27. ^ 大阪府統計年鑑(平成13年) (PDF)
  28. ^ 大阪府統計年鑑(平成14年) (PDF)
  29. ^ 大阪府統計年鑑(平成15年) (PDF)
  30. ^ 大阪府統計年鑑(平成16年) (PDF)
  31. ^ 大阪府統計年鑑(平成17年) (PDF)
  32. ^ 大阪府統計年鑑(平成18年) (PDF)
  33. ^ 大阪府統計年鑑(平成19年) (PDF)
  34. ^ 大阪府統計年鑑(平成20年) (PDF)
  35. ^ 大阪府統計年鑑(平成21年) (PDF)
  36. ^ 大阪府統計年鑑(平成22年) (PDF)
  37. ^ 大阪府統計年鑑(平成23年) (PDF)
  38. ^ 大阪府統計年鑑(平成24年) (PDF)
  39. ^ 大阪府統計年鑑(平成25年) (PDF)

関連項目[編集]

外部リンク[編集]