日産・キックス

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三菱・パジェロミニ > 日産・キックス

キックス (KIX) はかつて三菱自動車工業が製造し、日産自動車が販売していたSUV型の軽自動車。2代目パジェロミニの姉妹(OEM)車種であった。

概要[編集]

2008年2月27日に日産は同年秋頃に三菱自動車から軽自動車「パジェロミニ」のOEM車両の供給を受けることが発表された[1]。この時点では詳しい車名や販売時期は公表されていなかったが、同年9月30日に車名を「キックス (KIX) 」と発表[2]。同年10月30日に販売を開始した。

パジェロミニより都会的な演出がなされており、ボディカラーやシートカラーもよりシックな設定となっている。

歴史[編集]

型式 H59A(社内型式PA0)型 (2008年-2012年)[編集]

日産・キックス
Nissan Kix 01.JPG
乗車定員 4名
ボディタイプ 3ドアSUV
エンジン 4A30型 直4 SOHC インタークーラーターボ 660cc
変速機 4速AT / 5速MT
駆動方式 4WD
サスペンション 前:独立懸架ストラット式
後:5リングコイルスプリング式
全長 3,395mm
全幅 1,475mm
全高 1,630mm
ホイールベース 2,280mm
車両重量 970-980kg
製造事業者 三菱自動車
-自動車のスペック表-

2008年10月30日に三菱自動車よりH58型パジェロミニ後期型のOEM供給を受けて販売開始。

日産では7車種目の軽自動車となり、キックスの発売により、「日産の軽」ラインアップがボンネットバンタイプを除きほぼ一通りそろうことになった。

グレード構成は「RS(パジェロミニの「ZR」相当)」と「RX(パジェロミニの「VR」相当)」の2グレードで、いずれも5速MT車と4速AT車がラインアップされている。2代目・前期型エクストレイルを彷彿とさせる専用フロントグリルが与えられていたり、一部装備に違いがある(パジェロミニでメーカーオプションがキックスでは標準装備などといった)など相違点はあるが、基本的にはパジェロミニと共通である。但し、パジェロミニに用意されている2WD車(「XR」系)や最上級グレード (「EXCEED」)、「VR」にカーナビを標準装備にした「NAVI EDITION VR」相当もラインナップされていない。また、ボディカラーは一部名称の違うカラーやキックス専用色のミディアムグレーを加えた6色展開で、パジェロミニで用意されている2トーンカラー(2009年12月の一部改良で廃止)や3ウェイ2トーンカラーは用意されない。

2010年8月18日、同年8月5日のパジェロミニの一部改良を受け、仕様変更。低燃費運転をサポートするECOインジゲーターを新たに追加。また、ボディカラーを見直し、ミディアムグレーメタリックレッドを廃止し、替わってチタニウムグレーメタリックラズベリーレッドパール(特別外板色)を追加した。

2012年6月にパジェロミニが生産終了したため、キックスも在庫のみの販売となった[3]

2012年8月販売終了。ホームページの掲載も終了した。

車名の由来[編集]

車名の「KIX」とは、興奮や情熱を意味する「KICKS」と未知数を意味する「X」を組み合わせた造語で、乗る人すべてに軽快な走りとともに、刺激的な走りを提供したいという思いがこめられている。

なお、第31回(1995年東京モーターショー3ボックスセダンとスポーツピックアップトラックの融合である同名のコンセプトカー(ただしアルファベット表記はXIX)が出展されたことがある[4]

脚注[編集]

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関連項目[編集]

外部リンク[編集]