日産・ノート E12

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日産・ノート > 日産・ノート E12
日産・ノート(2代目)
E12型
X Vセレクション+ Safety(後期型)
フロント
Nissan NOTE X V Selection+ Safety (E12) front.jpg
X Vセレクション+ Safety(後期型)
リア
Nissan NOTE X V Selection+ Safety (E12) rear.jpg
X DIG-S(前期型) 室内
Nissan Note X-DIG-S interior.jpg
製造国 日本の旗 日本
メキシコの旗 メキシコ
イギリスの旗 イギリス
販売期間 2012年 -
乗車定員 5人
ボディタイプ 5ドアハッチバック
エンジン 1.2L 直3 DOHC HR12DE型
1.2L 直3 DOHC SC HR12DDR型
1.6L 直4 DOHC HR16DE型
最高出力 HR12DE型
58kW (79PS) /6,000rpm
HR12DDR型
72kW (98PS) /5,600rpm
HR16DE型
81kW (111PS) /6,000rpm
最大トルク HR12DE型
106N·m (10.8kgf·m) /4,400rpm
HR12DDR型
142N·m (14.5kgf·m) /4,400rpm
HR16DE型
145N·m (14.8kgf·m) /4,400rpm
変速機 CVT/5速MT
駆動方式 FF/4WD
サスペンション 前: ストラット式
後: トーションビーム式
全長 4,100mm
全幅 1,695mm
全高 1,525mm (FF)
1,535mm (4WD)
ホイールベース 2,600mm
車両重量 1,030-1,110kg
開発責任者 水口美絵
別名 日産・ヴァーサノート
先代 E11型ノート
C11型ティーダ
プラットフォーム Vプラットフォーム
-自動車のスペック表-

E12型ノートNOTE E12)は、日産自動車2012年より製造・販売しているハッチバック型の乗用車である。

概要[編集]

2012年9月3日に初代E11型ノートおよび初代C11型ティーダの後継車として「ノート」の車名を継承し、2代目ノートとして日本市場において販売が開始された。同月21日には日本仕様車の香港市場での販売も開始された[1]。日本・香港市場以外には、初代ノートが販売されていた欧州市場および初代ヴァーサ(ティーダの北米名)が販売されていたアメリカ市場にそれぞれ初代ノート、ヴァーサの後継車として投入される。欧州市場には2013年秋に投入され[2]北米および南米市場にはデザインが一部変更されて2013年6月に「ヴァーサノート」として投入された[3]

先代のノートおよびティーダは他のBプラットフォーム採用車とともに追浜工場で製造されていたが、E12型へのモデルチェンジとともに製造工場は日産自動車九州に移管された。E12型ノートと同じプラットフォームを採用しているK13型マーチやN17型ラティオの日本仕様車はタイで製造されており、E12型ノートを日本国外で製造されることも検討されたが、日本の"ものづくり"の弱体化を危惧して日本の九州工場で製造されることが決定された[4]。九州という立地を生かし、中国やタイなど日本国外からの輸入部品を40-45%程度とし、九州地域から調達される部品と合計すると全部品の約85%に達する[5]。欧州仕様車については2013年夏から英国日産自動車製造サンダーランド工場でも生産が開始される予定である[2]ほか、北米仕様車はメキシコ日産アグアスカリエンテス工場で生産される[3]

メカニズム[編集]

パワートレイン[編集]

パワートレイン(カットモデル)
HR12DDR型エンジン搭載車

日本仕様車および欧州仕様車のガソリンエンジンは、先代モデルから排気量が減らされ、気筒数も4気筒から3気筒となっている。搭載されるエンジンは1.2L 直3HR12DE型と、同じく1.2L 直3のエンジンをスーパーチャージャー過給するダウンサイジングエンジンであるHR12DDR型の2種類が用意される。HR12DDR型はHR12DE型をベースとしつつも、直噴化され、ミラーサイクルが採用されたために、HR12DE型エンジン搭載車よりも燃費性能を向上している。同時にイートン・コーポレーション製のスーパーチャージャーが装備され、電磁クラッチを用いて適宜過給することでミラーサイクル化によるトルクの不足を補い、HR12DE型を上回る出力・トルクを実現している[6]。HR12DDR型エンジンは欧州仕様のK13型マイクラに搭載されており、採用はノートで2車種目となるが、マイクラとは異なり、日本仕様のノートのスーパーチャージャーモデルはNAエンジン同様レギュラーガソリン仕様となる[7]。トランスミッションは日本仕様車では全車にジヤトコ製のJF015E型副変速機付CVTが組み合わせられ[8]、欧州仕様車にはマニュアルトランスミッションも用意される。

また、欧州仕様車にはガソリンエンジンの他に、ルノー・日産アライアンスが新開発した直列4気筒 1.5Lのターボディーゼルエンジンも用意される[2]。北米仕様車には改良型の1.6L 直4 HR16DE型ガソリンエンジンのみが用意され、副変速機付きCVTおよび5速MTが組み合わせられる[3]

走行モードは、通常モードのほか、登降坂走行向けのスポーツモードがあり、CVTのセレクトレバー側部にスイッチが存在する[9]。HR12DDR型エンジン搭載車には加えてECOモードスイッチがセレクトレバー後部に装備されている。ECOモードはスーパーチャージャーの過給を極力抑えた燃費性能重視の走行モードである[6]

燃費性能は、HR12DDR型エンジン搭載車は「平成27年度燃費基準+20%」を、HR12DE型エンジンを搭載するFF車は「平成27年度燃費基準+10%」をそれぞれ達成し、「S DIG-S」についてはJC08モード燃費25.2km/Lを達成して排気量1.0L以上のハイブリッドカーを除くガソリン登録車でトップの燃費性能となった[10]。燃費性能向上のため、4WD車を除いた全車にアイドリングストップ機構が採用されている。

なお、E12型ノートは日産が展開するエンジン進化型エコカー「PURE DRIVE(ピュアドライブ)」の車種となっているため、その証として、2WD車にはリア右下に「PURE DRIVE」エンブレム(HR12DDR型エンジン搭載車は「PURE DRIVE / DIG-S」エンブレム)が装着されている。

ボディ・シャシ[編集]

先代ノートおよびティーダはBプラットフォームを採用していたが、軽量化のためプラットフォームが1クラス下のVプラットフォームに変更された。これにより、約70kgの軽量化に成功している。軽量化のため、パーキングブレーキも足踏み式からレバー式に変更された。また、同時に静的捩り剛性を約10%向上している[11]

サスペンションは先代ノートやティーダと同じくフロントがストラット式、リアがトーションビーム式で、板金部品は同じくVプラットフォームを採用するK13型マーチと共通である。車両の軽量化により、フロントサスペンションのストラットのアッパーマウントを3点締結から1点締結にすることが可能となり、アッパーマウントが51%軽量化している。同時にフロントの横剛性が向上され、リアサスペンションでは安定性の向上が図られている[11]

日本仕様車に標準装備されるタイヤはすべてブリヂストン製の省燃費タイヤ、「ECOPIA EP150」となる。タイヤサイズは「S DIG-S」を除いて185/70R14 88S、「S DIG-S」は185/65R15 88Hとなる。 また、「X」系グレードおよび「MEDALIST」にアルミホイールとともにオプションで設定される15インチタイヤは、乗り心地重視の、同じくブリヂストン製「B250」185/65R15 88Sである[12][13]。また、北米仕様車では185/65HR15タイヤが標準設定され、CVTモデルに省燃費タイヤが標準装着される。また、185/65HR15のオールシーズンタイヤもアルミホイールとセットでオプション設定される[3]

欧州仕様車は欧州の道路を想定して、ステアリング、サスペンション、シャシに独自のセッティングがなされており、日本仕様車と北米仕様車もセッティングは差別化されている[2]

デザイン[編集]

エクステリア[編集]

 
インビテーション

ボディサイドには「スカッシュライン」と名付けられたプレスラインが存在し、躍動感を表現している。テールランプはZ34型フェアレディZジュークと同様にブーメラン型のものが採用されたが、ノートではブーメランの方向が前後逆とされており、独自性が表現されている[14]。また、テールランプには空気を排出するスリットが設けられており、空気抵抗の低減が図られている。空気抵抗低減のためには、ほかにAピラー付け根を約100mm前進させてフロントウインドウの傾斜を緩めている[15]ほか、低燃費グレードの「S DIG-S」には加えてグリル内にエアダムがあり、空力ホイールカバーが装着される。こういった工夫により、「S DIG-S」以外のCd値は0.30を達成、「S DIG-S」のCd値は0.29となる[11]。発売前の2012年3月に開催されたサロン・アンテルナショナル・ド・ロトにはプレビューモデルとして、コンセプトカーインビテーション」が出展された[16]

日本仕様車および北米仕様車と欧州仕様車のデザインは基本的には同一であるが、フロントグリルのデザインは異なり、日本仕様車・北米仕様車が横桟のフロントグリルを採用しているのに対し、欧州仕様車にはインビテーションと同様にメッシュタイプのフロントグリルが装備される。日本仕様車は2014年10月のマイナーチェンジで「S DIG-S」とX系グレードが欧州仕様車と同じメッシュタイプに変更した。

ボディサイズは先代ノート比で、全長80mm[※ 1]、全幅5mm増、全高は空気抵抗低減のため[11]10mm低くなっている。C11型ティーダ比だと全長150mm減[※ 2]、全幅は同一、全高は10mm減[※ 3]となった。ホイールベースはE11型ノート、C11型ティーダいずれとも同一である。

インテリア[編集]

日本市場および北米・南米市場においてはティーダの後継ともなるため、室内の広さが売りであったC11型ティーダにひけをとらない室内空間を確保し、かつ先代ノートの売りであった荷室空間も犠牲にしないことを目標に設計が行われた[17]。結果、有効室内長は先代ノート比で145mm増、ティーダ比でも1mm増の1,837mmとなっている。また、後席ニールームは先代ノート比85mm増の643mmとし、これはティーダ比では7mmの減となる[18]。アクセルペダル位置を先代ノート比で20mm前に出すことで、全長の拡大以上に室内空間を拡大しながら、荷室を先代ノート比でフロア長20mm減に抑え、容量も8L減の330Lとした。また他社のコンパクトカーには無い高級感をもたらせた内装も実現。コンパクトカーながら高級車を実感できる。

ラインアップ[編集]

日本仕様車[編集]

グレードは、廉価グレードの「S」系と上位グレードの「X」系、そして最上級グレードの「MEDALIST」が用意される。「X」にはインテリジェントキーやフロントスピーカー、6:4分割可倒式リアシートなどが「S」系に加えて装備され、「MEDALIST」にはオートライトアラウンドビューモニターなどが標準装備され、メッキドアハンドルが装着される。

「S」系にはFFモデルのみが用意され、NAエンジンを搭載する「S」とSCエンジンを搭載する「S DIG-S」の2グレードが用意される。「X」系にはFFモデルとしてNAエンジン搭載の「X」およびSCエンジン搭載の「X DIG-S」が用意され、加えてNAエンジン搭載のモーターアシスト4WDモデルの「X FOUR」が用意される。なお、「MEDALIST」は1グレード構成でSCエンジン搭載のFF車のみが用意される。「S DIG-S」は低燃費モデルであり、専用の15インチエコタイヤやホイールカバー(G11ブルーバードシルフィのカタログモデルに装備されているものと同型)が装着され、グリル内には専用のエアダムが装備される。

最上級グレードの「MEDALIST」(メダリスト)は、ティーダのコンセプトを継承するモデルでもあり、ローレルの同名グレードから来ている[19]。日本市場におけるティーダのかつての顧客に後継車であると分かりやすいよう設定された[17]。なお、専用色として(「X DIG-S」に設定されているボディカラーに加えて)「ビートニックゴールドメタリック」が設定される。2013年12月のマイナーチェンジでは外内装デザインを刷新し、フロントシルバーグリル、フロントメッキバンパーロアグリルフィニッシャー、フォグランプを新たに装備し、リアには「MEDALIST」エンブレムを装着。シートは色味と折り模様を変更。オプション設定されている15インチアルミホイールのデザインを変更した。

2013年12月のマイナーチェンジでは、「S」・「S DIG-S」を除く全グレードにフロントカメラが前方の車両や歩行者、車線を検知し、車両や歩行者に対してはシステムが「衝突の可能性が高い」または「衝突する」と判断した場合に、車線に対してはドライバーが意図しない車線の逸脱時にそれぞれ、メーター内の警告灯とブザーでドライバーに衝突回避操作や車線内走行に戻す動作を促し、さらに、万一ドライバーが安全に減速できなかった場合には緊急ブレーキを作動させて衝突を回避したり、被害や障害の軽減を図るエマージェンシーブレーキとLDW(車線逸脱警報)、さらに、VDCも標準装備した「エマージェンシーブレーキ パッケージ」を新たに設定した。

2014年10月のマイナーチェンジでは、廉価グレードの「S」を廃止。「エマージェンシーブレーキ パッケージ」を「MEDALIST」のみに集約する代わりに、X系とオーテックジャパン扱いの「エアロスタイル」にはエマージェンシーブレーキやLDWなどを標準装備した特別仕様車「Vセレクション+Safety」・「エアロスタイルV+Safety」を追加。本仕様車は先行発売されたセレナデイズに続き設定されたものである。
オーテックジャパンが扱うカスタムカーもラインナップされており、E11型に引き続き「ライダー」が設定される。「X」、「X DIG-S」、「X FOUR」をベースに、外装部品としてフロントには専用グリルと光輝モール付専用バンパーを採用し、専用15インチ光輝モールアルミホイール、プロテクター(サイドシル・リアアンダー)、専用エンブレム(Rider/AUTECH)が装備される。インテリアにはシート地やドアトリムに格子柄ニットを採用し、シルバーフィニッシャー付の本革巻3本スポークステアリングホイールが装備される。2013年12月には、フロントグリル・バンパーモール・バックドアモールをダーククロム、専用エンブレム(Rider/AUTECH)をダークにそれぞれ変更し、専用ルーフスポイラーを追加装備した「ライダー ブラックライン」を追加した。
2013年1月にはE11型では設定されなかった「アクシス」も追加された。こちらは「X DIG-S」、「X FOUR」をベースに、フロントバンパーグリルフィンやアウトドアサイドドアハンドルにメッキ加飾が施され、内装にはギャザーやパイピング(縁取り)を施した専用本革シートや木目調のセンタークラスターフィニッシャーが採用された。また、「アクシス」には運転席&後席アームレスト、フォグランプ、リア2スピーカー、オゾンセーフフルオートエアコン、助手席シートバックポケットも追加装備され、メーター内ディスプレイに外気温度計が追加されたほか、「X DIG-S」ベース車ではオートライトシステムも追加装備された。

2014年10月には、「NISMO」を追加発売。既発売のジュークマーチフェアレディZGT-Rに次いで5車種目となり、マーチNISMO同様、低燃費重視の1.2L・CVT車「NISMO」とスポーツドライビング志向に対応した1.6L・5MT車「NISMO S」の2グレードが用意される。共通で、フロント周り(グリル・バンパー)、サイドシルプロテクター、リア周り(バンパー・スポイラー)を専用デザインにするとともに、サイドターンランプ付電動格納式リモコンカラードドアミラーは専用のレッドを採用。また、車速感応式電動パワーステアリングや専用サスペンション、専用チューニングコンピューター(ECM)、フロアトンネルバーなどを採用し、車両全体でトータルチューニングを行ったほか、「NISMO S」では、北米仕様車に採用されているHR16DE型(ベースはトランスミッションとともにF15型ジューク海外仕様)に専用チューン(インテークマニホールド、カムシャフト、シリンダーヘッド、ピストン、フライホイール)を施し、日本仕様車では「NISMO S」のみの設定となる5速MTと組み合わせることで、力強いトルクを低速から発揮し、マニュアルならではの自在に操る快感を実現させた。ブレーキも強化され、ベースグレードはリアドラムブレーキであるところ、リアディスクブレーキ(N17型ラティオ海外仕様と同型)に変更されている。

香港市場では香港日産により日本仕様車と同様の「X DIG-S」の1グレードのみが販売されるが、日本仕様車ではオプション設定となる15インチアルミホイールが標準装備される[20]

欧州仕様車[編集]

欧州仕様車には下から「Visia」、「Acenta」、「Tekna」の3グレードが用意される。中間グレードの「Acenta」には「Visia」の装備に加えてエアコンや後部パワーウインドウなどが追加装備され、「Tekna」にはさらにインテリジェントキーシステムやアラウンドビューモニターなどが装備される[2]

マーチと共通のステアリングホイールを使用している日本仕様とは異なり、標準トリムでは、セレナと同型のタイプに、スポーツトリムでは、現地工場にて生産されるジュークと同型になる。

欧州仕様にのみ後席スライド機構が装備され、全グレードにグラスルーフをオプション設定とし、直列4気筒 1.5L ターボディーゼルエンジン搭載のスポーツトリムでは、専用エクステリア(フロント/リアバンパー、サイドスカート、ルーフスポイラー、16インチアルミホイール)が与えられる。

北米仕様車[編集]

北米仕様車には下から「S」、「S+」、「SV」の3グレードが用意される。「S」には5速MTが標準設定され、「S+」および「SV」にはCVTモデルのみが用意される[3]

欧州仕様や日本仕様とは大幅に内装が異なっており、インパネ周りがヴァーサセダン(日本名ラティオ)と共通の意匠を持ったものへ変更され、ステアリングホイールは7代目セントラ(日本名シルフィ)に装備されているものと同型になる(日本仕様においても2014年10月のマイナーチェンジで同型に変更)。

沿革[編集]

2012年7月16日
横浜市大さん橋で新型グローバルコンパクトカーを世界初公開。その際、日本国内では2代目ノートとして同年9月に発売されることがアナウンスされる。
2012年9月3日
日本市場において販売開始。
2012年11月13日
2013年次RJCカー・オブ・ザ・イヤーを受賞[21]
2013年1月17日
オーテックジャパン扱いのカスタムカー「アクシス」を追加(2月6日販売開始)[22]
2013年7月2日
特別仕様車「エアロスタイル」を発表(7月19日販売開始)[23]。「X」・「X DIG-S」・「X FOUR」をベースに、フロントグリルをピアノ調の専用デザインに、15インチアルミホイールをダークメタリック塗装にそれぞれ変更するとともに、プロテクター(フロント・サイドシル・リアアンダー)、フォグランプ、本革巻3本スポークステアリングも装備した。本仕様車はオーテックジャパン扱いとなる。
2013年12月25日
マイナーチェンジ[24]。新たに、「S」・「S DIG-S」を除く全グレードに「エマージェンシーブレーキ パッケージ」を追加設定し、「MEDALIST」は外内装デザインを刷新。そのほか、アラウンドビューモニターにMOD(移動物検知)機能を追加し、「S」・「S DIG-S」を除く全グレードにはスーパーUVカット断熱グリーンガラス(フロントドア)を、全車には後席中央席ヘッドレストをそれぞれ標準装備。さらに、寒冷地仕様も設定された(4WD車は標準装備、2WD車はメーカーオプション設定)。ボディカラーには「シャイニングブルーパールメタリック」と「ナデシコピンクパールメタリック」を追加した。併せて、オーテックジャパン扱いの「ライダー」・「アクシス」もマイナーチェンジを行い、新たに「ライダー ブラックライン」を追加した。
2014年7月23日
「ノートNISMO」を同年秋に発売することを発表し、車両外観が公開された[25]。先に発売されたマーチNISMO同様、熱狂的なスポーツファンやスポーツドライビング志向のユーザーのみならず、より幅広い層のクルマ好きなユーザーにも提供するべく、スポーティーな走りと低燃費を両立する「NISMO」と、専用チューンが施されたエンジンに5速MTを組み合わせたパフォーマンス仕様の「NISMO S」が設定される。
2014年10月10日
2度目のマイナーチェンジ[26]。前述のグレード体系の変更や特別仕様車の発売、フロントグリルの変更(「MEDALIST」を除く)に加え、全グレードでステアリングのデザインを変更。ボディカラーはオプションカラーの「オーロラモーヴマルチフレックスカラー」を「インペリアルアンバーパール」に差し替えた。装備面ではVDCとサイドターンランプ付ドアミラーを全車標準装備し、LEDヘッドランプを「MEDALIST」に標準装備、X系グレードにオプション設定した。また、これまで「MEDALIST」のみの設定だった15インチアルミホイールとオートライトシステムを「S DIG-S」を除く他のグレードに拡大適応した(15インチアルミホイールは「MEDALIST」同様メーカーオプション設定、オートライトシステムは「X DIG-S」・「X DIG-S Vセレクション+Safety」に標準装備、その他のグレードはLEDヘッドランプとのセットオプション設定)。
オーテックジャパン扱いの「ライダー」・「ライダー ブラックライン」はベース車と同等の改良に加え、HR12DDR型エンジン搭載車に専用チューニングコンピューター(ECM)を新たに搭載。「アクシス」及び「ライフケアビークル アンシャンテ」もベース車同様の改良がおこなわれるとともに、助手席側に乗降グリップ又はつり革グリップを装着した「アシストグリップ付車」を新たに設定した。
さらに、同年7月に発表されていた「ノートNISMO」もマイナーチェンジに合わせて発売を開始した[27]

脚注[編集]

注釈[編集]

  1. ^ E11型後期型比。前期型比だと110mmの増加となる。
  2. ^ 後期型比。前期型比だと105mm減となる。
  3. ^ FF車比。4WD車は5mm減に留まる。

出典[編集]

  1. ^ 2012 All-new Nissan NOTE DIG-S Hatchback of Tomorrow Nissan Hong Kong(英語)
  2. ^ a b c d e New NISSAN NOTE: Design And Technology Connected Nissan Newsroom Europe(英語)
  3. ^ a b c d e 2014 Nissan Versa Note Press Kit Nissan Online Newsroom(英語)
  4. ^ 【日産 ノート 新型発表】志賀COO、「全面的な海外生産も検討した」 Response.
  5. ^ 【日産 ノート 新型発表】輸入部品の比率は40〜45%に Response.
  6. ^ a b 「新型ノートのすべて」 最新パワートレーンに投入された新技術
  7. ^ 「NISSAN 新型ノート」 p.40
  8. ^ 日産『ノート(NOTE)』にJatco CVT7搭載 ジヤトコ株式会社
  9. ^ スポーツモードスイッチ ノート 取扱説明書 日産自動車
  10. ^ 新型「ノート」を発表 日産自動車 ニュースリリース
  11. ^ a b c d 「新型ノートのすべて」 メカニズム詳密解説
  12. ^ 「ECOPIA」が日産自動車株式会社の新型「ノート」に装着 株式会社ブリヂストン
  13. ^ 「新型ノートのすべて」 ライバル車比較インプレッション
  14. ^ 「新型ノートのすべて」 デザイン・インタビュー
  15. ^ 「NISSAN 新型ノート」 p.30
  16. ^ 日産ノート新車情報 CORISM
  17. ^ a b 「新型ノートのすべて」 開発ストーリー
  18. ^ 日産ノート フォトインプレッション greencarview
  19. ^ 新型ノートの最上級グレード「メダリスト」はティーダのエッセンスを継承 オートックワン
  20. ^ Nissan NOTE E-Catalog Nissan Hong Kong(英語)(中国語)
  21. ^ 日産「ノート」、2013年次RJCカー オブ ザ イヤーを受賞 - 日産自動車 ニュースリリース 2012年11月14日
  22. ^ ノート「アクシス」を発売 - 日産自動車 ニュースリリース 2013年1月17日
  23. ^ オーテックジャパン、「ノート」の特別仕様車「エアロスタイル」を発売 - オーテックジャパン・日産自動車 2社連名によるリリース(発信元:日産自動車株式会社) 2013年7月2日
  24. ^ 「ノート」をマイナーチェンジ - 日産自動車 ニュースリリース 2013年12月25日
  25. ^ 2014年秋に発売予定の「ノート NISMO」を初公開 - 日産自動車 ニュースリリース 2014年7月23日
  26. ^ 「ノート」をマイナーチェンジ - 日産自動車 ニュースリリース 2014年10月10日
  27. ^ 「ノートNISMO」を発売 - 日産自動車 ニュースリリース 2014年10月10日

参考文献[編集]

関連項目[編集]

外部リンク[編集]