土佐電気鉄道
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| 種類 | 株式会社 |
|---|---|
| 市場情報 | 非上場
|
| 略称 | 土佐電、土電 |
| 本社所在地 | 780-8010 高知県高知市桟橋通四丁目12番7号 |
| 電話番号 | 088-833-7111 |
| 設立 | 1908年7月8日 登記上の設立日1922年8月1日(土佐電気設立) |
| 業種 | 陸運業 |
| 事業内容 | 鉄道事業、軌道事業、乗合バス事業、貸切バス事業他 |
| 代表者 | 代表取締役社長 竹本昭和 |
| 資本金 | 495百万円 |
| 売上高 | 4,511百万円(2006年度) |
| 総資産 | 9,720百万円(2005年度) |
| 決算期 | 3月末日 |
| 主要株主 | 和住興業(993千株)、高知日野自動車(905千株)他 |
| 外部リンク | www.tosaden.co.jp/ |
土佐電気鉄道株式会社(とさでんきてつどう)とは、高知県で路面電車と、路線バスを運営している会社。登記上の社名は土佐電氣鐵道である。専ら地元では土電(とでん)と呼ばれている。県外では土佐電鉄、また(東京)都電と区別するため鉄道関係雑誌などでは土佐電と呼ばれることが多い。全日空高知地区総代理店として、航空業務も展開している。
目次 |
[編集] 歴史
- 1903年(明治36年)7月8日 土佐電気鉄道設立。
- 1904年(明治37年)5月2日 本町線 堀詰~乗出(現在のグランド通)間、潮江線 梅ノ辻~桟橋(現在の桟橋通五丁目)間が開業。
- 1906年(明治39年)6月30日 土佐電灯を合併し、電気事業参入。
- 1908年(明治41年)2月20日 伊野線が全通。
- 1922年(大正11年)8月1日 土佐水力電気と合併、土佐電気に社名変更。
- 1924年(大正13年)12月8日 高知鉄道が後免町~手結間を開業。
- 1925年(大正14年)2月21日 土佐電気 後免線が全通。
- 1930年(昭和5年)4月1日 高知鉄道 後免~安芸間が全通。
- 1941年(昭和16年)7月10日 高知鉄道が土佐電気の軌道部門と土佐バスを合併。
- 1941年(昭和16年)7月12日 高知鉄道が土佐交通に社名変更。
- 1942年(昭和17年)4月1日 土佐電気が電力統制令に基づき電気部門を四国配電に譲渡、持株会社化。
- 1942年(昭和17年)6月26日 土佐電気が合同興業に社名変更。
- 1944年(昭和19年)6月30日 合同興業が大阪市の東邦鉄工と高知の南海水圧機製作所を合併、社名を南海鍛圧機に変更。
- 1948年(昭和23年)6月3日 南海鍛圧機が土佐交通を合併し、土佐電気鉄道に社名変更。
- 1949年(昭和24年)7月20日 安芸線 全線電化完成。
- 1950年(昭和25年)4月 初のボギー車(201~205号)運行開始。
- 1952年(昭和27年)3月1日 市内均一運賃制度を導入。
- 1954年(昭和29年)7月5日 高知市内~安芸線直通運転開始。
- 1963年(昭和38年)10月15日 はりまや交差点内の軌道ポイントが自動化される。
- 1969年(昭和44年)2月23日 車体広告電車運行開始。
- 1974年(昭和49年)4月1日 安芸線廃止。並行する路線バスを大幅増便する。
- 1980年(昭和55年)6月28日 200形電車2両の冷房改造が竣工。
- 1984年(昭和59年)12月6日 開業80周年記念で7形電車を復元し運行開始。翌1985年(昭和60年)に「維新号」と命名。
- 1987年(昭和62年)12月1日 本社・車庫を高知市東雲町から桟橋通4・5丁目に移転。
- 1990年(平成2年)8月8日 外国型電車運行開始。
- 1993年(平成5年)1月10日 外国型電車の保存活動に対し、鉄道友の会からグローリア賞が授与される。
- 1997年(平成9年)12月19日 桟橋線・潮江橋(はりまや橋~梅の辻間)以北のセンターポール化工事が完成。
- 1999年(平成11年)9月1日 桟橋線で昼間100円の割引運賃を実施(2005年(平成17年)10月31日で終了)。
- 2000年(平成12年)6月23日 新型電車2000形運行開始。
- 2001年(平成13年)4月1日 高知駅前電停をJR四国高知駅の駅前ロータリーへ移設。
- 2002年(平成14年)4月1日 100%子会社の「土佐電ドリームサービス」が営業開始。南国市内を中心としたバス路線の運営を、土佐電鉄本体から引き継ぐ。
- 2002年(平成14年)4月15日 連節式超低床電車「ハートラム」の運行を開始(営業運転は翌日から)。
- 2002年(平成14年)7月1日 土佐くろしお鉄道ごめん・なはり線開業に対抗し、路線バス安芸線の一部区間で運賃値下げを実施。
- 2004年(平成16年)5月2日 開業100周年。この日に限り、軌道全線100円均一の特別運賃を設定する。
- 2004年(平成16年)10月22日 土佐電鉄の共催により、第7回全国路面電車サミットを高知市で開催(~24日)。期間中の23日、はりまや橋周辺で外国型電車5編成(6両)のパレード走行を実施。
- 2005年(平成17年)4月1日 はりまや橋電停付近の交差点改良。桟橋線高知駅方面から伊野線への右折線を設置。
- 2005年(平成17年)10月1日 路線バス室戸岬線・安芸線の運行を、土佐電ドリームサービスへ移管。
- 2005年(平成17年)11月11日 旧土電会館(→とでん西武百貨店→西武百貨店高知店)跡地再開発事業に伴い、はりまや橋バスターミナルを閉鎖。
- 2006年(平成18年)4月1日 軌道線の平日・休日ダイヤを統一。
- 2006年(平成18年)8月28日 コンビニチェーン「スリーエフ中四国」と提携し、沿線のスリーエフ店舗(一部を除く)で電車・バス定期乗車券継続購入の取り扱いを開始する。
- 2006年(平成18年)10月1日 土佐電鉄、高知県交通共通回数券(電車専用、特殊型を除く)にて両社系列の土電ハイヤー、県交ハイヤーの料金支払いが可能になった。
- 2007年(平成19年)1月10日 14年ぶりに運賃改定。市内均一運賃を180円から190円に値上げした一方、市内均一区間を知寄町3丁目~鏡川橋間から介良通~曙町東町間に拡大。また、運賃の上限を500円から450円とする。
[編集] 今後の予定
[編集] 鉄道・軌道事業
[編集] 概要
軌道事業(路面電車)として高知市内で伊野線・後免線・桟橋線の3つの路線を運営している。これらの路線は、はりまや橋停留場で交差している。総延長は25.3kmで、広島電鉄に次ぐ(宮島線を除けば日本最大)規模の路線を有する。市内中心部と東西の郊外を直接結んでおり、電車の運転頻度も比較的高いため、利用しやすい。
利用者獲得・利便性向上のためパークアンドライドによるマイカーと公共交通機関の共存、電車・バスが同一ホームで乗り換え可能なように改修、老朽化した駅舎の建替に合わせたコンビニエンスストアの併設、さらに地元のコンビニエンスストアと提携し定期券の継続手続きを行うなどの努力を行っており、鉄道事業に限ればほぼ収支は均衡している。
かつては後免~安芸間の鉄道線(安芸線)も運営していたが、車社会の進展と国鉄阿佐線(現在一部が土佐くろしお鉄道阿佐線・阿佐海岸鉄道阿佐東線として開業)の建設のため1974年に廃止された。軌道線については路線こそ維持できているものの、利用者は1960年前後をピークとして減り続けている。
日本の地方鉄道の常として、通学利用客が横ばいなのに対して、通勤利用が著しく減少し、高齢者や身障者、車を持たない主婦の買い物などの利用に偏っている。今後、少子化による通学定期利用者の減少は避けられず、軌道の経営は苦しくなると予想されているが、同時に高齢化のため、公共交通の維持が一層求められるという矛盾が生じることとなり、このため高知県や高知市では土電に対して公金をもっての支援を検討しており、県民の理解度を調査している。
一方、市民からは学生や高齢者を中心に存続を求める声が多いものの、社会人(特に男性)は自家用車を持っているためか、存続に否定的な意見が多い(若年~壮年の男性が公共交通機関に理解を示さないのも地方の常である)。伊予鉄道や長崎電気軌道に見られる観光客のとり込みによって生き残りを図る選択肢もあるが、高知市周辺は比較的観光資源が乏しく、このような観光路線化は難しいと言える。
会社では存続のための話題づくりとして、ドイツ・シュトゥットガルト市電を始めとする日本国外の路面電車を1990年から運行させたり、超低床電車「ハートラム」を2002年から運行するなどしている。1969年からは日立製作所と日産自動車が最初のスポンサーとなり、長崎電気軌道に次いで日本で2番目となる電車車体の全面広告を開始した。当初は試験的な意味合いが強く、一時中断した時期もあったものの、1978年から本格的に導入された。土佐電鉄の広告電車は日本全国の広告電車の中でも特に印象に残るデザインが多いことで知られる。広告電車を運行する企業はそれをさらに会社パンフレットなどの広報に使うこともあり、ゲーム会社ハドソンは桃太郎電鉄シリーズ宣伝のため600形電車(622号)を利用した広告電車を1994年から1999年まで運行、さらにそれを日本全国に流すテレビCMにも利用した。最近では、2005年3月5日から6月17日まで放送されたポカリスエットのテレビCMにて、走る女子高生(演じているのは綾瀬はるか)に併走する形で、全面をポカリスエットの広告でラッピングした600形電車(630号)が登場し全国的に話題を呼んだ(撮影点は小篭通停留所付近、その広告電車は夏頃まで運行)。2005年12月17日には名古屋鉄道から購入したモ590形電車が運行を開始した。
利用者増進のため、桟橋線では日中に限り100円均一の運行実験を1999年から2005年まで行った。2007年には市内均一運賃を10円値上げする改定を行うが、同時に450円を運賃上限にしたり均一区間を拡大したため、曙町東町~はりまや橋では並行するバスが340円なのに対して土佐電鉄が190円という、150円安い区間も出現した。
[編集] 路線
[編集] 現有路線
[編集] 廃止路線
[編集] 車両
[編集] 在籍車両
- 100形(ハートラム)
- 200形
- 590形(元名鉄美濃町線)
- 600形
- 700形(元山陽電気軌道)
- 800形(元山陽電気軌道)
- 1000形
- 2000形
- 7形(維新号)
- 198形(元ノルウェー・オスロ市電)
- 320形(元オーストリア・グラーツ市電)
- 533形(元ポルトガル・リスボン市電)
- 735形(元ドイツ・シュトゥットガルト市電)
- 910形(元ポルトガル・リスボン市電)
- 貨1形
[編集] 廃車車両
- 軌道
- 鉄道
[編集] バス事業
[編集] 高速路線
全便高知県交通との共同運行、その他の路線毎の共同運行会社は(括弧内)に記す。停留所や運行に関する詳細は各記事を参照すること。
- ブルーメッツ号 高知~新宿線(小田急シティバス)
- ドラゴンライナー 高知~名古屋線
- 高知~京都線(京阪バス)
- よさこい号 高知~大阪線(阪急バス)
- 高知~安芸~室戸~大阪線 ※期間限定運行
- ハーバーライナー 高知~神戸線(神姫バス)
- 龍馬エクスプレス 高知~岡山線(JR四国バス・両備バス・下津井電鉄)
- 土佐エクスプレス 高知~広島線(広交観光)
- 高知徳島エクスプレス 高知~徳島線(JR四国バス・徳島バス)
- 黒潮エクスプレス 高知~高松線(JR四国バス・四国高速バス)
- ホエールエクスプレス 高知~松山線(伊予鉄道)
- はりまや号 高知~福岡線
[編集] 予約・発券業務のみ
[編集] 一般路線
- 郊外路線
- 10系統 桟橋車庫~高知工科大学・神母木車庫
- 11系統 桟橋車庫~JA高知病院~土佐山田駅~高知工科大学・神母木車庫
- 13系統 土佐山田駅~龍河洞
- 20系統 桟橋車庫・イオン高知~中秦泉寺~介良通~潮見台三丁目
- 21系統 桟橋車庫・イオン高知~中秦泉寺~潮見台三丁目
- 22系統 桟橋車庫・イオン高知~中秦泉寺~団地西通~潮見台三丁目
- 25系統 桟橋車庫・イオン高知~中秦泉寺~十市パークタウン~里改田~前浜車庫
- 32系統 桟橋車庫・イオン高知~中秦泉寺~十津~種崎
- 33系統 桟橋車庫~木材団地~種崎
- 50系統 北秦泉寺~高知駅前~はりまや橋~桟橋車庫・岩目地
- 53系統 桟橋車庫・種崎・潮見台三丁目~はりまや橋~朝倉駅前~学芸高校
- 市内路線
- 61系統 桟橋車庫~宝町~奥福井
- 62系統 桟橋車庫~小津町~奥福井
- 63系統 桟橋車庫~上町二丁目~奥福井
- 65系統 桟橋車庫~東久万~万々
- 66系統 桟橋車庫~吉田町~万々
- 67系統 桟橋車庫~入明町~万々
- 69系統 桟橋車庫~中秦泉寺~宇津野
- 70系統 桟橋車庫・県庁前~宇津野
- 71系統 桟橋車庫~中秦泉寺~イオン高知~宇津野
- 75系統 桟橋車庫~北秦泉寺
- 80系統 桟橋車庫~中秦泉寺~イオン高知
- 81系統 桟橋車庫~宝永町~イオン高知
- 83系統 竹島町~高知駅前~比島~県庁~桟橋車庫
- 桟橋車庫~はりまや橋~県庁前
[編集] 車両
高速路線に使用されている車両は、殆どが日野車であるが三菱車も存在している。
一般路線に使用されている車両は、日野車と三菱車が半々程度存在し、さらに1台のみ土佐電ドリームサービス籍のボンネットバスがいすゞ車である。路線車は非常にライフサイクルが長く、2006年頃までモノコックバスが多数残存している(中には方向幕がLED式に改造されているものも存在する)ことでバスファンの間で知られていた。しかし経年劣化はいかんともしがたく、最近ではモノコック車は残り少なくなり、スケルトンタイプの車両にも廃車が出ている。
[編集] 関連企業
- 土佐電興業
- トサデン商事
- 土佐電トラベルサービス
- 土佐電ドリームサービス
- 土電印刷
- 土電企業社
(50音順)
[編集] 参考文献
- 『土佐電鉄(どでん)が走る街今昔 現役最古の路面電車-定点対比50年』(JTBパブリッシング・土佐電鉄の電車とまちを愛する会) ISBN 4-533-06411-6
- 『明治37年開通 路面電車はゆく 高知』(高知新聞社) ISBN 4-87503-268-4
[編集] 特記事項
- 元リスボン市電の533形は、現在はコカ・コーラの広告に変わっているが、輸入時点ではコラカオ(スペインのチョコレート飲料)の広告が入っていた。
- 一条橋~清和学園前間は最も駅間の短い場所として2006年のフジテレビ系FNS26時間テレビにて紹介された。一方で、デンテツターミナルビル前~はりまや橋間の方が短いともいわれている。
- デンテツターミナルビル前の英語表記は「Dentetsutaaminarubiru-mae」であり、以前はtsuがtuであった。英語表記になる部分もそのままローマ字で書かれている。
- 映画『鬼龍院花子の生涯』にストライキ中の土佐電鉄が登場する。
[編集] 外部リンク
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| 公営 | 札幌市 - 函館市 - 東京都 - 熊本市 - 鹿児島市 |
| 第3セクター | 富山ライトレール - 万葉線 |
| 民営 | 東京急行電鉄 - 豊橋鉄道 - 富山地方鉄道 - 福井鉄道 - 京阪電気鉄道 - 京福電気鉄道 - 阪堺電気軌道 - 岡山電気軌道 - 広島電鉄 - 土佐電気鉄道 - 伊予鉄道 - 長崎電気軌道 |

