静岡鉄道清水市内線

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清水市内線
清水港線跡に静態保存の65型
清水港線跡に静態保存の65型
軌間 1067 mm
電圧 600 V 架空電車線方式直流
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清水埠頭駅
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波止場駅
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0.0 港橋駅 みなとばし
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清水港駅
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0.4 万世町駅 まんせいちょう
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松原町駅
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0.7 市役所前駅 しやくしょまえ
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1.1 新清水駅 しんしみず
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静岡清水線
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東海道本線
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江尻新道駅(仮) えじりしんどう
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1.4 仲浜町駅 なかはまちょう
1.8 清水駅前駅 しみずえきまえ
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2.1 辻町駅 つじまち
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2.4 秋葉道駅 あきはみち
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2.6 西久保駅 にしくぼ
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→旧線 -1951
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3.0 愛染町駅 あいぞめちょう
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3.3 嶺駅 みね
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3.6 袖師警察署前駅 そでしけいさつしょまえ
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3.7 鈴木島駅 すきじま
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庵原川駅 いはらがわ
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4.3 袖師駅 そでし
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袖師臨時駅
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4.6 横砂駅 よこすな

清水市内線(しみずしないせん)はかつて静岡県清水市(現 静岡市清水区)内の港橋と横砂を結んでいた静岡鉄道路面電車

もともとは静岡清水線の一部として、1928年に港橋 - 江尻新道(現在の新清水)間が開業。翌1929年江尻新道 - 横砂間が開業するが、路線は東海道本線の線路で分断され、踏切による連絡を余儀なくされていた。1933年に東海道本線を跨ぐ跨線橋が完成して全通。かつては港橋より江尻新道から静岡清水線経由で鷹匠町(現在の新静岡)を経て静岡市内線まで直通運転されており、静鉄成立後も現在の静岡清水線区間を地方鉄道に変更後、翌年に分離するまで三線を総じて「静岡線」と称していた[1]。また分離後も運賃は鉄道線と通算であった[2]。1974年に豪雨災害で運休となり、1975年に廃止された。

路線データ[編集]

※1974年の休止前時点のもの。

  • 路線距離:4.6km
  • 軌間:1067mm
  • 複線区間:港橋 - 西久保間(併用軌道
  • 電化区間:全線(直流600V)

歴史[編集]

  • 1928年(昭和3年)12月25日 静岡電気鉄道の手により江尻新道 - 港橋間開業
  • 1929年(昭和4年)4月1日 港橋 - 安西間直通運行開始
  • 1929年(昭和4年)7月24日 江尻新道 - 横砂間開業
  • 1933年(昭和8年)3月29日 江尻跨線橋架設に伴い全通
  • 1943年(昭和18年)5月15日 静岡電気鉄道、藤相鉄道、中遠鉄道などが戦時統合して静岡鉄道発足
  • 1945年(昭和20年)12月1日 静岡清水線が地方鉄道法による鉄道に変更され、法規上分離
  • 1951年(昭和26年)7月21日 西久保 - 袖師間、専用軌道に移設
  • 1974年(昭和49年)7月7日 七夕豪雨による被災に伴い、全線運転休止
  • 1975年(昭和50年)3月22日 被災後復旧することなく、全線廃止。静岡鉄道バスによる代替輸送開始

駅一覧[編集]

港橋駅 - 万世町駅 - 市役所前駅 - 新清水駅 - 仲浜町駅 - 清水駅前駅 - 辻町駅 - 秋葉道駅 - 西久保駅 - 愛染町駅 - 嶺駅 - 鈴木島駅 - 袖師駅 - 横砂駅

車両[編集]

  • モハ55(55-59)定員75人、1962年静岡市内線より移籍[3]。1966年に58・59を改造。59の集電装置撤去し2両連結車とする[4]
  • モハ60(60-63)定員80人、1956年鋼体化。1954年7月1日改番旧モハ30(30・32・33・35)
  • モハ65(65-67)定員90人、1936年に西武鉄道新宿軌道線(都電杉並線)の木製車(38-40、1927年汽車会社製、木製ボギー車)を購入しモハ80-82と付番した。1954年7月1日の改番により現番号となり1956年に鋼体化される。

接続路線[編集]

脚注[編集]

  1. ^ 『日本の市内電車 -1895-1945-』185-189頁。
  2. ^ http://11.pro.tok2.com/~mu3rail/link124a.html
  3. ^ 日本路面電車同好会「昭和30年以降の路面電車譲渡一覧表」『鉄道ピクトリアル』No.319
  4. ^ 奥田愛三「静岡鉄道清水市内線」『鉄道ピクトリアル』No.223

参考文献[編集]

  • 『世界の鉄道 63』朝日新聞社、1963年、172-173頁
  • 和久田康雄『日本の市内電車 -1895-1945-』成山堂書店、2009年、44、185-189頁

関連項目[編集]