名鉄起線

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起線
路線総延長 5.6 km
軌間 1067 mm
電圧 600V 架空電車線方式直流
STR
東海道本線
STR STR
名鉄名古屋本線
STR ABZrg
名鉄尾西線
HST BHF
0.0 新一宮駅
STR STR
尾張一宮駅
STRrf STR
東海道本線
STRq ABZrf
名鉄名古屋本線
STRq uxmABZrf
名鉄尾西線
uexBHF
0.3 八幡町駅
uexBHF
1.3 一宮病院前駅
uexBHF
2.0 馬引駅
uexBHF
2.7 篭屋駅
uexBHF
3.2 尾張三条駅
uexBHF
3.7 西三条駅
uexBHF
3.9 新三条駅
uexBHF
4.6 尾張中島駅
uexBHF
5.1 西中島駅
uexKBHFe
5.6 起駅

起線(おこしせん)とは、愛知県一宮市の八幡町駅から同県同市(営業当時は中島郡起町。後の尾西市)の起駅までを結んでいた名古屋鉄道(名鉄)の軌道線路面電車)である。一時は新一宮駅(現名鉄一宮駅)に乗り入れていたこともあった。

1953年(昭和28年)6月の運行休止後に廃止。その理由は、乗客数が増加したものの便数増加のための複線化といった輸送力増強や1952年(昭和27年)に新一宮駅への乗り入れを中止して以降にサービス後退した尾張一宮駅などの交通拠点への乗り入れ復活といったサービス向上策を敷地や予算の問題で行うことができず、代わりに頻発するバスによって輸送増強や新一宮駅への乗り入れといったサービス向上を図ったところこれが成功したことによるものである。乗客数の減少によることが多い一般的な廃線の事例や、頻発によって鉄道から乗客を奪ったバス輸送の事例が昭和20年代の都市部ではまだ顕著でなかったことからすれば、同社の高富線とともにまれな廃止事由といえる。

路線データ[編集]

※路線廃止時点のもの

  • 路線距離(営業キロ):八幡町 - 起間 5.3km
  • 軌間:1067mm
  • 駅数:10駅(起終点駅含む)
  • 複線区間:なし(全線単線
  • 電化区間:全線(直流600V)

歴史[編集]

  • 1921年(大正10年)8月5日 起から一宮の便を図る目的で、同区間の軌道敷設免許を収得[1]
  • 1922年(大正11年)3月25日 同軌道の建設を行うために蘇東電気軌道を設立[2]
  • 1923年(大正12年)11月22日 蘇東電気軌道、名古屋鉄道に合併[3][4]
  • 1924年(大正13年)2月1日 起 - 一宮(後、八幡町)間5.3kmが蘇東線として開業
  • 1930年(昭和5年)12月20日 尾西線と一部区間の線路を共用する形で、新一宮駅への乗り入れを開始
  • 1944年(昭和19年) 馬引駅、篭屋駅、西三条駅、新三条駅、工業高校前駅休止
  • 1946年(昭和21年)8月15日 休止中の馬引駅、篭屋駅、西三条駅、新三条駅、工業高校前駅営業再開
  • 1948年(昭和23年)5月16日 起線に路線名を変更
  • 1949年(昭和24年)12月1日 一宮駅を八幡町駅に、東洋紡績前駅を一宮病院前駅に、工業高校前駅を西中島駅に改称
  • 1952年(昭和27年)12月24日 尾西線の1500V昇圧に伴い、新一宮駅乗り入れを廃止
  • 1953年(昭和28年)6月1日 電車の運行を休止してバス代行輸送、バスは新一宮駅へ乗り入れ
  • 1954年(昭和29年)6月1日 バスが好評であったため、正式に廃止

駅一覧[編集]

新一宮駅 - 八幡町駅 - 一宮病院前駅 - 馬引駅 - 篭屋駅 - 尾張三条駅 - 西三条駅 - 新三条駅 - 尾張中島駅 - 西中島駅 - 起駅

接続路線[編集]

脚注[編集]

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  1. ^ 「軌道特許状下付」『官報』1921年8月8日(国立国会図書館デジタルコレクション)
  2. ^ 『日本全国諸会社役員録. 第31回』(国立国会図書館近代デジタルライブラリー)
  3. ^ 『鉄道省鉄道統計資料. 大正12年度』(国立国会図書館近代デジタルライブラリー)
  4. ^ 徳田耕一『名鉄の廃線跡を歩く』JTB、2001年、pp.80 では11月1日

参考文献[編集]

  • 今尾恵介『日本鉄道旅行地図帳 7号 東海』新潮社、2008年、p.48
  • 徳田耕一『名鉄の廃線跡を歩く』JTB、2001年、pp.80-81
  • 原口隆行『日本の路面電車 II』JTB、2000年、pp.150-151

関連項目[編集]