アメリカ合衆国下院

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合衆国代議院(下院)
United States House of Representatives
第113回議会
紋章もしくはロゴ
種類
種類 アメリカ合衆国連邦議会下院
役職
下院議長 ジョン・ベイナー
共和党
2011年1月5日より現職
多数党院内総務 エリック・カンター
(共和党)
2011年1月3日より現職
少数党院内総務 ナンシー・ペロシ
民主党
2011年1月3日より現職
構成
定数 435 (議決権を有する議員)
6 (議決権を有さない代表者)
113USHouseStructure.svg
院内勢力
   共和党 (234)
   民主党 (201)
   欠員 (3)
選挙
選挙制度 単純小選挙区制
前回選挙 2012年11月6日
議事堂
Obama Health Care Speech to Joint Session of Congress.jpg
アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国ワシントンD.C.キャピトル・ヒル
ウェブサイト
United States House of Representatives]
アメリカ合衆国

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アメリカ合衆国下院(アメリカがっしゅうこくかいん、:United States House of Representatives、略称:the House[1])は、アメリカ合衆国議会を構成する二院のうち、下院にあたる議院である。議席数は435で、各州に対して人口比率に応じて配分される。

正式名称の日本語定訳は合衆国代議院 [2][出典無効]だが、通常は下院の呼称が用いられる[3]。任期は2年で、解散はない。

語源[編集]

「上院 (upper house)」「下院 (lower house)」という言葉は、アメリカの首都がフィラデルフィアであった頃、議会が使用していた2階建ての公会堂(現在の独立記念館、当時の大きめな家屋と変わらないほどの小振りな建物)で、議員数の多い代議院 (House of Representatives) がその1階部分 (lower house) を、少ない元老院 (Senate) が2階部分 (upper house) を使用したことからこう呼ばれ始めたといわれる。

歴史[編集]

構成[編集]

下院議員(representative)の任期は2年で、選挙のたびに全員が改選される。下院選挙の2回に1回は大統領選挙と一致する。大統領選挙と一致しない年に行われる下院議員選挙および上院議員選挙(議席の3分の1ずつ改選)を総称して中間選挙と呼ぶ。解散制度をもたない合衆国立法府においては、この中間選挙は、大統領の任期半ばに連邦の政治についての有権者の意思を問う重要な意義を持つ。

下院の435議席は、10年に1度の国勢調査によって決定される人口に基づき50州に配分される。アラスカサウスダコタデラウェアノースダコタバーモントモンタナワイオミングの各州の州選出定員が各1名で最少、カリフォルニア州が最多で州選出定員53名となっている。選挙制度は単純小選挙区制で、選挙区割りは州に任されており、州立法による場合と独立した組織によって決定される場合がある。「代表なくして課税なし」の原則より、準州など州とみなされない合衆国領土についても、委員会のみに参加するオブザーバーの議員が数人いる。

選挙権は18歳以上。被選挙権は25歳以上で7年以上合衆国市民であり、選挙時に選出州の住民であることが求められる。

連邦議会議員は、憲法により不逮捕特権や免責特権が保証されているが、他の官職につくことが禁止されている。

権能[編集]

予算法案の先議権はあるが、予算に関する下院の優越権は存在せずあくまで先議権である。これはイギリス議会慣習法を継承したもので予算が平民への課税に基づくことによる。米国の予算案では予算決議(全体の歳入歳出案)、歳入関連法案、歳出関連法案が個別に討議され、先議権の対象となるのは税制や税率に関わる歳入関連法案である。もっとも委員会方式を採用しているため、実質的な討議は上下両院のそれぞれの委員会で行われ、上下両院で作成された委員会決議案をもとに下院本会議で調整し決議し、それを上院に回すこととなる。全体の歳入歳出バランスを確定する予算決議そのものは上下両院により維持される議会予算局が作成するものであり、議会の討議の前段階ですでに調整されているため、予算審議に入る際にはすでに「天から降ってくるもの」となっている。大統領の予算教書(行政管理予算局が作成)は議会は無視して良いのが前提であるが大統領拒否権を通じて予算討議に影響を与える。

条約批准、高級官僚や裁判官の指名に対する承認権はないなどの点で上院に比べて権限は劣る。ただ、議会の最も重要な立法権は上院と同等の権限である。大統領選挙において選挙人を過半数獲得した候補がいない場合は下院が大統領を選出する権限を持つ(修正12条)。大統領・副大統領その他の裁判官を含む連邦公務員に対する弾劾裁判では、下院の単純過半数の賛成に基づく訴追を受けて上院が裁判し、上院2/3多数の賛成により弾劾対象者を免職しうる。大統領に解散権はなく、解散はない。

役職[編集]

下院議長 (House Speaker、正式名:Speaker of the United States House of Representatives)
党籍を有したまま活動するのが通例。また、上院や日本の国会などの議長と異なり、自らの判断により議事整理権を行使し、本会議での発言者を指名する。
下院議長は、副大統領に次いで大統領権限継承順位が第2位の要職。正副大統領を共に欠いた場合には下院議員を辞職した上で大統領代行(Acting President)に就任し[4]、正副大統領が共に一時的な執務不能となった場合には、下院議員のまま大統領権限を臨時代行する。
下院院内総務 (House Majority/Minority Leader、正式名:Majority/Minority Leader of the United States House of Representatives)
多数党院内総務と少数党院内総務が、それぞれの会派から選出される。リーダーという職名であるが、多数党の実質的なトップは議長であるため、多数党院内総務は会派のナンバー2の地位である。少数党院内総務は名実ともに会派のリーダーである。選挙の結果により多数党と少数党が入れ替わった場合、前少数党院内総務が議長に就き、逆に前議長が少数党院内総務になることがある。

議席[編集]

第113合衆国議会英語版

2013年1月3日から2015年1月3日まで

会期前に民主党ジェシー・ジャクソン・ジュニア英語版が健康上の理由で、共和党ティム・スコットが上院議員代行に指名されたため、それぞれ当選辞退。2013年1月22日に共和党ジョー・アン・エマーソン英語版が会社CEO就任のため辞任。補欠選挙によりジャクソンの後任には民主党ロビン・ケリー英語版が4月11日に就任。スコットの後任者の補欠選挙は5月7日に行われ、元職で元知事のマーク・サンフォード英語版が当選し共和党が議席を維持。エマーソンの後任者の補欠選挙は6月4日に行われ、同じく共和党のジェイソン・スミス英語版が当選した。

関連項目[編集]

脚注[編集]

  1. ^ アメリカではこの House of Representatives の上の語をとった (the) House が下院を表す語として一般に用いられている。
  2. ^ [1][リンク切れ][2][リンク切れ][3][リンク切れ][4][リンク切れ]など。日本の衆議院の英語定訳も同じ「House of Representatives」となる。ちなみに中国語定訳は、アメリカが「美国衆議院」(美國眾議院)、日本が「衆議院」(眾議院)。日本語では慣例として「衆議院」を日本の国会の一院にのみに使用し、外国の議会の一院でその名称の意味が「国民の代表者で構成する院」であるものは「代議院」を正式名称の日本語定訳とし、通常は「下院」でこれを表している[要出典]
  3. ^ アメリカ合衆国在日本大使館 米国政府の概要 - 第4章 立法府 ― 議会の影響力
  4. ^ 1947年大統領継承法 3 USC § 19 - Vacancy in offices of both President and Vice President; officers eligible to act コーネル大学ロースクール

外部リンク[編集]