アメリカ緑の党

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
移動: 案内検索
アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国の政党
アメリカ緑の党
United States Green Party
本部所在地 ワシントンD.C
合衆国下院議席数
0 / 435   (0%)
(2013年1月3日)
合衆国上院議席数
0 / 100   (0%)
(2013年1月3日)
党員・党友数
250,682人(有権者登録届出数)[1]
(2012年10月)
政治的思想・立場 みどりの政治
社会民主主義
ポピュリズム
草の根民主主義
公式サイト Green Party of the United States
国際組織 グローバルグリーンズ
テンプレートを表示

アメリカ緑の党 (United States Green Party) は、アメリカ政党環境政策に重点を置く政党である。緑の党と従来の政党との間の重要な差は、環境観点に立脚し中央集権的管理を拒絶する傾向がある点である。

概要[編集]

現在アメリカには緑の党と称する3つの異なる組織がある。アメリカ緑の党と、緑の党 (アメリカ)、Greens/Green Party USA である。前者は全米的な政治組織で、緑の党 (アメリカ)は各州に立てられた草の根的な組織、Greens/Green Party USAは緑の党の全米組織である。いずれも、国会議員は存在しない。アメリカ緑の党は緑の党の連邦選挙組織であり、Greens/Green Party USAとは直接の関係はない。2000年アメリカ合衆国大統領選挙でアメリカ緑の党は緑の党アメリカよりも大きく影響を及ぼした。この選挙は共和党ブッシュ民主党ゴアの事実上の一騎打ちであり、アメリカ緑の党公認候補のラルフ・ネーダーは、法的に公費援助が受けられる得票率5%獲得を目指した。しかし、ブッシュとゴアは接戦となり、緑の党支持者から比較的政策の近いゴアに票が流れたため、ネーダーの得票は2.74%にとどまった。しかも、フロリダ州で多くの疑惑を残しながらも537票の僅差でブッシュの勝利が認められたことから大統領選でのブッシュ当選が決まったのだが、同州で97,488票獲得したネーダー票のごく一部がゴアに流れていれば、勝敗がひっくり返っていた。このため、一部の民主党支持者などから非難を受けた。

2004年アメリカ合衆国大統領選挙でのアメリカ緑の党の大統領候補はテキサス州弁護士デーヴィッド・カッブ副大統領候補はメイン州の労働運動家、パット・ラマーチである。

同党の2000年の大統領候補ラルフ・ネーダー(Ralph Nader)は独自に立候補を発表した。彼は2004年選挙での党の指名を獲得することを試みた。指名がなされなかった時、彼の伴走候補者(副大統領候補)ピーター・カメーヨはミルウォーキーでの党大会で言った。「私はデーヴィッド・カッブと共に手を取っていくつもりだ。」

多くの党員はネーダーが党の大統領候補に指名されなかったことに「当惑」を表したが、他のものは、大統領選での勝利を勝ち取るよりも、地方レベルで党組織を創り上げることに専念する必要があったと語った。2000年大統領選挙で、ネーダーがゴアの足を引っ張った形になったため、今回は民主党のケリー候補を側面支援したのである。ネーダーは無所属で強行出馬したが、得票は激減。カッブも得票は伸びなかった。また、結果は共和党のブッシュが再選し、側面支援の効果は出せなかった。

2008年アメリカ合衆国大統領選挙では、民主党を離党したシンシア・マッキニーを大統領候補に、ジャーナリストでヒップホップ・ダンサーであるローザ・クレメンテを副大統領候補に擁立している。いずれも黒人女性。ネーダーは今回も党の候補として指名を得られず、無所属で立候補した。しかし、マッキニーは15万票余を獲得したに留まり、ネーダーも票を微増させたが大勢に影響はなかった。結果は、民主党のオバマが大差で勝利した。2012年アメリカ合衆国大統領選挙では、内科医のジル・スタインを大統領候補として選挙を戦い前回選挙の2倍、前々回の3番以上となる39万票余を得た[2]

脚注[編集]

関連項目[編集]

外部リンク[編集]