伽草子

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
移動先: 案内検索
伽草子
よしだたくろうスタジオ・アルバム
リリース
ジャンル フォークソング
レーベル Odyssey/CBS Sony
プロデュース 吉田拓郎
チャート最高順位
よしだたくろう 年表
たくろうオン・ステージ第二集
(1972年)
伽草子
(1973年)
たくろうLIVE'73
(1973年)
『伽草子』収録のシングル
  1. 「伽草子」
    リリース: 1973年6月21日
  2. 蒼い夏
    リリース: 1999年6月19日
テンプレートを表示

伽草子』(おとぎぞうし)は、1973年6月に吉田拓郎(当時はよしだたくろう)がリリースしたオリジナル・アルバムである。また同名タイトルの曲(同年6月21日にシングル発売)も収録している。

解説[編集]

よしだが女子大生に暴行を加えた容疑で逮捕された「金沢事件」の影響で発売が危ぶまれたが、6月1日に無事発売。アルバム発売の時は勾留中で、翌日に釈放されている。なお、事件は女子大生の狂言であった。

「長い雨の後に」は珍しく長いモノローグ

「春の風が吹いていたら」は、四角佳子、つまり当時の妻とデュエットしている。アルバムのクレジットでは、「よしだけいこ」となっている。

「風邪」は、南沙織が同年暮れのリサイタルで、自身の持ち歌以外にレパートリーに加えて歌唱した[1]

「蒼い夏」は、1999年に映画『学校の怪談4』の挿入歌としてシングルでリリースされた。

このアルバム発売の翌々日かつ保釈の翌日6月3日、早くも神田共立講堂のステージに立っていると記録にあるが、このとき「春の風が吹いていたら」を夫人と歌っている。翌1974年11月12日に放送された『ミュージックフェア』(フジテレビ)では、当楽曲を南沙織ともデュエットした[1]。南とは「伽草子」もデュエットした他、南を挟んでよしだ・かまやつとで「シンシア」を歌っている[1]

1986年にCD化された。1990年CD選書のほか、2006年にも再リリースされている。

収録曲[編集]

  • 特記がないものは、作詞・作曲:吉田拓郎
  1. からっ風のブルース
    作詞:岡本おさみ 
  2. 伽草子
    作詞:白石ありす 
  3. 蒼い夏
    作詞:岡本おさみ
  4. 風邪
  5. 長い雨の後に
  6. 春の風が吹いていたら
    作詞・作曲:伊庭啓子
  7. 暑中見舞い
    作詞:岡本おさみ 
  8. ビートルズが教えてくれた
    作詞:岡本おさみ 
  9. 制服
    作詞:岡本おさみ 
  10. 話してはいけない
    作詞:岡本おさみ 
  11. 夕立ち
    作詞:岡本おさみ 
  12. 新しい朝(あした)

シングル『伽草子』[編集]

伽草子
よしだたくろうシングル
初出アルバム『伽草子』
B面 こんなに抱きしめても
リリース
ジャンル フォークソング
レーベル Odyssey/CBS Sony
チャート最高順位
よしだたくろう シングル 年表
おきざりにした悲しみは
(1972年)
伽草子
(1973年)
金曜日の朝
(1973年)
収録アルバム伽草子
からっ風のブルース
(1)
伽草子
(2)
蒼い夏
(3)
テンプレートを表示

1973年6月21日に通算7枚目のシングルとして発売。

ジャケット写真は黒い木製の椅子に座った吉田が将棋を指すものである。

収録曲[編集]

  1. 伽草子
    作詞:白石ありす、作曲:吉田拓郎
  2. こんなに抱きしめても
    作詞:岡本おさみ、作曲:吉田拓郎

脚注[編集]

  1. ^ a b c 永井良和『南沙織がいたころ』朝日新聞出版、2011年、p113

関連項目[編集]