豊田市駅

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豊田市駅*
豊田市駅
とよたし
TOYOTASHI
梅坪 (1.4 km)
(1.8 km) 上挙母
所在地 愛知県豊田市若宮町一丁目35
北緯35度5分14秒 東経137度9分22.8秒 / 北緯35.08722度 東経137.156333度 / 35.08722; 137.156333
所属事業者 名古屋鉄道
所属路線 三河線(通称山線)
豊田線(系統上の起点)
キロ程 15.7km (三河線・知立起点)
16.6 km(豊田線・赤池起点)
駅構造 高架駅
ホーム 単式・島式 2面3線
乗降人員
-統計年度-
28,005人/日
-2010年-
開業年月日 1920年(大正9年)11月1日
乗換 愛知環状鉄道
新豊田駅
備考 * 1959年挙母駅より改称。
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豊田市駅(とよたしえき)は、愛知県豊田市西町にある名古屋鉄道三河線である。

豊田市の中心駅で、愛知環状鉄道新豊田駅とはペデストリアンデッキで連結されている。

駅集中管理システムにより、三河線(山線 - 知立駅以北)と豊田線のほぼ全駅を集中管理する、運行上も重要な拠点駅である。

利用可能な鉄道路線

  • 名古屋鉄道

駅構造

単式・島式ホーム複合型2面3線を有する高架駅で、2・3番線が島式ホームである。1・3番線を三河線の列車が使用する。三河線知立 - 猿投間にある途中駅で唯一、ホームセンサーが設置されていない。ホーム有効長は地下鉄直通車両が停車可能なように、すべて20m級4扉車6両編成に対応している。

2番線は知立方面へは線路が繋がっていない折り返し線で、豊田線列車は原則としてこのホームを使用する。ただし、留置線のある土橋駅から出庫する早朝の豊田線の列車は1番線から発車する。同様に、折り返さずに土橋駅まで回送される列車も3番線に到着する。豊田線と知立行き列車は同一ホームで乗り換えが可能なことと、接続時間も短いため、乗り換えは容易である。

自動券売機自動改札機LED発車案内表示器のほか、2・3番線にはサンコスの売店がある。かつては改札を入ってすぐの場所とホーム上に行灯式発車案内表示器があったが、2001年に豊田スタジアムのオープン時に取り替えられた。

駅自動放送は1・2番線が女声、3番線のみ男声である。当駅を発着する定期営業列車は普通列車のみであるが、猿投方面は平戸橋まで、赤池方面は三好ヶ丘まで、知立方面は土橋までの全ての停車駅が案内される。

バリアフリー設備として改札階とホームを連絡するエレベーターが設置されている。

のりば
ホーム 路線 方向 行先 備考
1 三河線 下り 猿投行き  
豊田線 - 赤池伏見上小田井方面 一部列車のみ
2 豊田線 - 赤池・伏見・上小田井・犬山方面  
3 三河線 上り 知立方面  

配線図

名古屋鉄道 豊田市駅 構内配線略図

知立碧南方面
名古屋鉄道 豊田市駅 構内配線略図
猿投
赤池方面
凡例
出典:[1]


バス路線

豊田市内各地への名鉄バスが発着するターミナルとなっている。乗り場は駅を挟み2か所に分かれている。バス停名称は「豊田市」である。

駅周辺

利用状況

豊田市統計書によると、当駅の一日平均乗降客数は以下の通り推移している。

  • 2003年度 25,757人
  • 2004年度 26,266人
  • 2005年度 26,825人
  • 2006年度 27,075人
  • 2007年度 28,556人
  • 2008年度 29,157人
  • 2009年度 27,465人
  • 2010年度 28,005人

三河線では、知立駅の次に利用客が多く、名鉄全体では10番目に利用客が多い。近年は増加傾向にあり、神宮前駅の人数に迫る勢いである(その神宮前駅は減少傾向であり、より勢いが増している)。

歴史

  • 1920年大正9年)11月1日 : 三河鉄道の挙母駅として開業。
  • 1941年昭和16年)6月1日 : 三河鉄道が名古屋鉄道に合併。同社三河線の駅となる。
  • 1959年(昭和34年)10月1日 : 豊田市駅と改称。
  • 1961年(昭和36年) : 駅舎改築。
  • 1985年(昭和60年)11月1日 : 駅舎改築。現行の高架駅になる。
  • 1998年平成10年)頃 : 駅リニューアル。改札機・券売機を増設。
  • 2003年(平成15年)10月1日 : トランパス・駅集中管理システム稼働開始。猿投駅、土橋駅、日進駅を除く三河線全駅・豊田線全駅の管理駅となる。
  • 2011年(平成23年)2月11日 - ICカード乗車券「manaca」供用開始。
  • 2012年(平成24年)2月29日 - トランパス供用終了。

隣の駅

名古屋鉄道
三河線(豊田線直通も含む)
梅坪駅 - 豊田市駅 - 上挙母駅

関連項目

脚注

  1. ^ 電気車研究会、『鉄道ピクトリアル』通巻第816号 2009年3月 臨時増刊号 「特集 - 名古屋鉄道」、巻末折込「名古屋鉄道 配線略図」

外部リンク