三河知立駅

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三河知立駅*
駅舎
駅舎
みかわちりゅう - MIKAWA CHIRYŪ
三河八橋 (3.1km)
(0.7km) 知立
所在地 愛知県知立市内幸町
所属事業者 名古屋鉄道
所属路線 三河線(通称山線)
キロ程 0.7km(知立起点)
駅構造 地上駅
ホーム 島式 1面2線
乗車人員
-統計年度-
238人/日(降車客含まず)
-2009年-
開業年月日 1915年(大正4年)10月28日
備考 無人駅駅集中管理システム導入駅)
*1959年 知立駅から改称
知立駅の変遷

三河知立駅(みかわちりゅうえき)は愛知県知立市内幸町にある、名古屋鉄道三河線である。

歴史[編集]

現在の知立駅が開業するまでは、この駅が知立駅を名乗り、西側にあった愛知電気鉄道の新知立駅(現在の知立駅開業後は名古屋本線の駅は東知立駅と改称、後に廃止)との乗り換え駅となっていた。

  • 1915年大正4年)10月28日 - 三河鉄道が知立駅(初代)として開業。
  • 1922年(大正12年)
    • 4月1日 - 愛知電気鉄道が新知立駅を開設。
    • 6月1日 - 愛知電気鉄道新知立駅を、三河鉄道知立駅付近の高架上に移転、連絡駅とする。
  • 1928年昭和3年)4月1日 - 三河鉄道知立駅(初代) - 分岐点間の貨物連絡線(知立連絡線)が開通。
  • 1935年(昭和10年) - 8月1日 愛知電気鉄道が名古屋鉄道へ改編。
  • 1941年(昭和16年)
    • 6月1日 - 名古屋鉄道が三河鉄道を合併。名鉄三河線の駅となる。
    • 8月1日 - 知立駅と新知立駅を統合し、知立駅(2代)とする。
  • 1959年(昭和34年)4月1日 - 現在地に知立駅(3代)を開設し、名古屋本線の駅は東知立駅、三河線の駅は三河知立駅と改称して分離。
  • 1968年(昭和43年)1月7日 - 東知立駅廃止。
  • 1984年(昭和59年)4月1日 - 知立連絡線廃止。
  • 2001年平成13年) - 駅集中管理システム導入。
  • 2003年10月1日(平成15年) - トランパスを導入。
  • 2011年(平成23年)2月11日 - ICカード乗車券「manaca」供用開始。
  • 2012年(平成24年)2月29日 - トランパス供用終了。

駅構造[編集]

島式1面2線の地上駅である。当駅は三河線の他の駅とは異なり、東側(駅舎とは反対側)からホーム番号が振ってある。 開業以来の比較的大きな駅舎は取り壊され、現在はシンプルな作りで比較的新しい駅舎が建っている。駅舎とホームは構内踏切で連絡しており、ホーム上にはワンマン運転支援用のセンサーポールが設置されている。駅集中管理システムが導入された無人駅のため、豊田市駅から遠隔管理されている。

1番線に相当する部分に、線路と草に埋もれたホームが残り、知立駅方の信号機も稼働しているが、使われていない。1番線の三河八橋駅方は、かつて名古屋本線と接続していた連絡線の跡につながっている。

2・3番線とも逆方向に入線・出発できるよう信号機が設置されているが、通常使われることはない。

のりば
ホーム 路線 方向 行先 備考
1 三河線 -   不使用。ホームの遺構が見られる。
2 三河線 上り 知立方面  
3 三河線 下り 豊田市猿投方面  


プラットホーム (2005年11月26日) プラットホーム (2009年4月19日)右から旧1番、2番、3番線
プラットホーム (2005年11月26日)
プラットホーム (2009年4月19日)
右から旧1番、2番、3番線


知立駅高架化に伴う移転[編集]

知立駅周辺地区の区画整理事業に合わせて、知立連続立体交差事業[1] (知立駅高架化は2023年度完成予定)が着手されることとなり、これに伴い三河知立駅を地上区間に移設することとなった。位置は市立竜北中学校の南側となる[2]

漫画展[編集]

知立市出身のイラストレーターのウノ・カマキリが、1994年4月に三河知立駅の掲示板に「夢人駅(むじんえき)」と題して「夢人駅漫画展」 を常設した。展示のきっかけは、同氏が小学校の同窓会出席で、三河知立駅を訪れた際、子供のころの賑わいが失われ寂れた無人駅になった姿に「出会いや別れなど、人生の節目、節目で登場する駅が『無人』では味気無い。自分の作品がきっかけで『夢人(むじん)』になるよう、利用する人の気持ちを和ませたい」という思いを込めて、夢人駅漫画展と名付けられた。1998年からは隣の知立駅にも「知立(ちりゅう)は知立(ともだち) 夢人画廊(ゆめびとぎゃらりぃ)」というイラストの掲示板を出している。

配線図[編集]

名古屋鉄道 三河知立駅 構内配線略図

豊田市
猿投方面
名古屋鉄道 三河知立駅 構内配線略図
知立駅
凡例
出典:[3]



利用状況[編集]

1日平均の乗車人員は2008年度229人、2009年度238人である。三河線の駅では、最も利用客が少ない。長い間、三河線の豊田市-知立間では唯一の無人駅であった。当駅で多くの列車が行き違いを行っているため、駅というより信号場のような感じである。

駅周辺[編集]

隣の知立駅まで700mほどしか離れておらず、歩いて行き来が容易である。駅のすぐ知立寄りを名鉄名古屋本線が高架で通っている。

隣の駅[編集]

名古屋鉄道
三河線
三河八橋駅 - 三河知立駅 - 知立駅

脚注[編集]

  1. ^ 現在施行中の連続立体交差事業> 知立連続立体交差事業(愛知県公式サイト)
  2. ^ 市議会議事録
  3. ^ 巻末折込「名古屋鉄道 配線略図」(『鉄道ピクトリアル No.816 2009年3月号臨時増刊』電気車研究会、2009年)

関連項目[編集]