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カービィ

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カービィ
星のカービィシリーズ大乱闘スマッシュブラザーズシリーズなどのキャラクター
初登場作品星のカービィ
作者桜井政博
声優大本眞基子

カービィKirby)は、任天堂のゲームソフト『星のカービィ』シリーズ及び同名のテレビアニメ主人公として登場する架空のキャラクター。

概要

ピンクで小さく丸い姿をしている。身長は20cm程度[1]

敵キャラ吸い込むことができ、吸い込んだ敵は吐き出すことで星型弾となり、敵に当ててダメージを与えることができる(『星のカービィ64』のように、吐き出された敵が星型弾にならない作品も存在する)。敵や物などの吸い込んだ物を飲み込むことによって、その敵の能力や外見などの特徴を自分のものにできる「コピー能力」を持つ。ただしスカキャラ(ワドルディ等)を吸い込んでも何も変わらない。コピー能力は初代『星のカービィ』には存在せず、『星のカービィ 夢の泉の物語』を製作する際に宮本茂によって追加された。

キャラクターデザインは、当時HAL研究所の開発ディレクターだった桜井政博によるもの。桜井によれば、「デザイナーにちゃんとしたキャラクターのデザインを作ってもらおうとしたが、返ってきたデザインは初期のプレゼンテーションの際に打たれたドットそのものだった」という。カービィのデザインは、低年齢層を狙っているわけではなく、誰にでも親しみが持てるような「絵描き歌にできるほど簡単なデザイン」にしたためである[2]

体色の設定は第1作目よりピンク色で、目や頬などの配色変更はあるものの現在までほぼ変更されていないが、ごく初期では混乱も見られた(第1作目の海外版パッケージのイラストでは白色であった)。これは開発現場や「強いカービィをプロデュース」では画面が白黒だったことで、カービィをデザインした桜井以外「カービィがピンク色だ」ということを知らなかったためで、他のスタッフも白か黄色だと思っており、同作に関わっていた宮本茂は黄色をイメージしていたという[3]。現在では、何人かでプレイする場合や追加要素でいくつかのカラーバリエーションはあるものの、基本となるカービィの配色はピンク、複数のカービィが配色違いで登場する場合は黄色が優先(『カービィボウル』以降)で統一されている。アニメ第1話では、戦闘で傷つくと体が緑色に変色する描写があった。

元々はアクションゲームのキャラクターだったが、体が丸い特性を生かしてピンボールやブロックボール(ブロック崩し)のようなボールゲームのキャラクターとして展開されるようになった。また漫画アニメ、CD絵本などカービィを主人公とした多くのメディアミックスが行われている。また、本人自体は登場はしていないが絵でゲスト出演をしている作品もある (#ゲスト出演の項を参照)。

ゲーム・アニメにおける声優は大本眞基子(『スーパーデラックス』のマイク能力時の掛け声は桜井ディレクターが兼任[4])、「星のカービィ おしゃべりCDコミック(さくま良子作)」では川田妙子、「マリオ・カービィ 名作ビデオ」では田中真弓が演じている。

名前の変遷

名称については、開発当初は「ポポポ」と呼ばれていた。これは子供に覚えやすい名前にしようという意図からで、商品名も「ティンクル・ポポ」となっていた。しかし宮本茂の提案で、任天堂から発売されるにあたり日米のタイトルを統一し「カービィ」の名が与えられた。

「カービィ」の由来は諸説あるが、正式なものは不明である。アメリカに存在した掃除機会社の名前「Kirby」から取ったという説、かつてドンキーコングの著作権問題に従事していたアメリカ人の任天堂の顧問弁護士の名前「ジョン・カービィ」の名前から取った、などとも言われているが、桜井政博宮本茂本人も覚えていないという。

人物

ポップスターにあるプププランドの住人。身長は20cm。年齢は『わかもの』。性別不明。まん丸の胴体に短い手足、胴体と手はピンクで足は[5]。好きなことは食べる事、寝ること、歌うことだが、音痴であり[1]、コピー能力「マイク」の説明は「かれがうたったあとには、ぺんぺんぐさもはえなくなったとさ」[6]「なぜうたっているだけなのにてきがやっつけられるのかな?」[7]と書かれているなど文字通り「殺人的」なレベルであるが、カービィ自身はまるで自覚が無い。

性別

公式な性別の発表はないが、説明書では「彼」と呼ばれており、公式サイト[8]や漫画等での一人称は「ぼく」であるなど、男性形が使われている。『星のカービィ64』のエンディングでは、妖精のリボンキスされて赤面し、千鳥足でハートマークを飛ばしている。

性格

自由気ままでのんびり屋。風の吹くまま気の向くままに行動する。天真爛漫で純粋無垢だが、自分で決めたことは絶対に変えない部分がある。『星のカービィ スーパーデラックス』及び『星のカービィ ウルトラスーパーデラックス』では「悩みの無いやつ」と説明されているが、それに対しカービィ自身は少ししかめ面をしている。

座右の銘は「明日は明日の風が吹く」。座右の銘は90年代に小学館の学習雑誌に掲載されていた設定だが、桜井本人も同様に語っている[9]

基本的に迷わず行動し、自分の本能に忠実に行動するが、それゆえに度々トラブルを起こす。また、一度行動を起こすと猪突猛進になり、周りの制止を聞かなくなる(『夢の泉の物語』)。ただし、非を認めると一応謝ったり(『参上! ドロッチェ団』)お詫びをしている(『白き翼ダイナブレイド』)。また、困っている者を見ると放って置けない性分でもあり、『スーパーデラックス』の『銀河にねがいを』、『星のカービィWii』などでそれを悪事に利用されたこともある。

デデデ大王のイタズラや侵略者の襲来、何者かが起こした事件がきっかけで冒険に出かける事が多いものの、動機は必ずしも悪役を倒すことではない。『参上! ドロッチェ団』では「盗まれたオヤツのショートケーキを取り戻すため」に旅立ち、その後勘違いでデデデ大王に濡れ衣を着せた。更に、ドロッチェが盗んだ宝箱に自分のショートケーキが入っていると思い込んで旅を続け、ラストボスであるダークゼロと戦ったのもその成行きである。ダークゼロを倒し、世界を救った後も消えたケーキの事ばかり考えていた(最後はドロッチェがお詫びとしてカービィに与えたショートケーキにありついている)。『毛糸のカービィ』では、アミーボ・アモーレの制止が届かず勝手に彼が持っていたトマトを吸い込んだのが物語の発端である。

好み

好物はマキシムトマトで、苦手なものは毛虫[1]。そのため毛虫は「カービィの食べられないもの」としてミニゲームなどに登場することがある。味の好みについては『スマブラ拳!!』でのコックの説明にて「味はともかく食えればいいのか?」と言われている[10]。アニメでは、スイカを好んで食べている。

来歴

ゲームでは出自は不明[11]小学館の学年別学習雑誌の付録の本におけるさくま良子HAL研究所スタッフから聞いた話では「ある晴れた日、花から生まれた」「誕生直後はリンゴより小さい」「吸い込みも弱かった」というがこれも桜井が否定している[12]

かつては根無し草の若者として旅を続けていて(第1作目の説明書より)、『星のカービィ』で初めて舞台に姿を現し、食料を奪われ困っていたプププランドの人々を救うべくデデデ大王の手下達を相手に奮闘。最後はデデデ大王との一騎打ちの末に勝利を収めた。この一件を解決してくれた礼として、現在はプププランドの住人が好意で建ててくれた煙突付きのドーム型の白い家を貰ってそこに住み、以後はプププランドに定住している[1]

以後、プププランドでのんびり暮らしつつも、上述したように時には皆を守るため、時には結果として、ポップスターや宇宙の脅威と度々戦い、それらを退き続けている。『スーパーデラックス』の「銀河に願いを」や『64』のように宇宙規模の活躍もあり、『星のカービィ Wii』によるとカービィが意図せぬうちに宇宙でも名が知られた存在となっている。

特技

吸い込み、コピー以外に「ホバリング」が挙げられる。空を飛行するときは空気を吸い込み、風船のように膨らんで飛ぶ。上昇するときは短い手をはばたくように動かし、下降時は自由落下(ただし星のカービィではジャンプ直後に下ボタンを押すと、雑魚キャラクターを潰せる高速落下にすぐに移る事ができる)。多くの作品では基本的にずっと飛行できるが、『大乱闘スマッシュブラザーズシリーズ』や『星のカービィ64』、『カービィのエアライド』では飛行時間が制限されている。

その他

誕生日は初代星のカービィ発売日の1992年4月27日[13]である。

ステージをクリアしたときやボスを倒したときは、ほとんどのゲームでダンスをするシーンが入る。場合によっては分身して、3人(4人や5人の時もある)で踊る。 カービィの頬の線は『夢の泉の物語』の製作時に付け加えられたものだが、桜井政博によるものではない[3]。目の色は当初は黒かったが、『N64版スマッシュブラザーズ』から現在の深い青色になった。

は無く、「いちおう歯もありません」という[14]。アニメ版では、歯が無いことは描写されている[15]。漫画版の『星のカービィ』、『星のカービィ ウキウキ大冒険』、『星のカービィ デデデでプププなものがたり』、『星のカービィ プププランドの仲間たち』、『星のカービィ! も〜れつプププアワー!』では場面によってがある。なお『星のカービィ64』では、カービィが歯で齧ったかのような跡がある食べかけのリンゴを持っているシーンがある。

ピンクの悪魔

『スーパーデラックス』及び『ウルトラスーパーデラックス』のストーリー『格闘王への道』での説明文では、ここまで数多ものボス達を倒してきた強者として「ピンクの悪魔」と記述された事がある(『Wii』の同名のモードにも記載)。以降、漫画作品(主に4コマ漫画)では「敵キャラクター=プププランドの住人を吸い込み食べる為カービィを恐れている」というネタがしばしば使われている。この呼称はアニメ版49話の劇中アニメ「星のデデデ」においても使用され、アニメ放送後に製作された『星のカービィ マジカルシアター』でも魔獣エビゾウがカービィを分析した際に一瞬「DEVIL(悪魔)」や「EVIL(邪悪)」と表示されている。現在でも『大乱闘スマッシュブラザーズX』でのソリッド・スネークの通信のように、カービィが凶悪な怪物として表現されるネタが作られている(後述)。

その他、『大乱闘スマッシュブラザーズ』シリーズでは「ピンクだま」、『スマブラ拳!!』では「丸くて、ピンクで、やわらかく」と表現されている[16]。『ウルトラスーパーデラックス』の『大王の逆襲』の劇中ではデデデ大王も何度か「ピンクだま」と呼んでいた。

コピー能力

カラーバリエーション

  • いくつかの作品に登場する色違いのカービィ。明確にストーリー上かかわってくるのは『鏡の大迷宮』のみで[17]、それ以外の作品では実在する存在なのか不明。

黄色カービィ

『カービィボウル』にて初登場。その名の通り黄色い体のカービィ。通称「キービィ」(公式な愛称である)[18]。足の色はオレンジ。通信サブゲームで2Pが使うカービィである。『鏡の大迷宮』や『参上!ドロッチェ団』ではカラースプレーにイエローという色がある。『鏡の大迷宮』では仲間のカービィの1人。また、『ウルトラスーパーデラックス』のゲーム「激突!グルメレース」では2Pが使うカービィとしても使用できる(名義は「カービィ」のまま)。

赤カービィ

その名の通り、赤色のカービィ。足の色はマゼンタ。こちらも、通信サブゲームで3Pが使うカービィである。『鏡の大迷宮』や『参上!ドロッチェ団』ではカラースプレーにレッドという色がある。『鏡の大迷宮』では、仲間のカービィの一員。

緑カービィ

その名の通り、緑色のカービィ。足の色は明るいオレンジ。こちらも、通信サブゲームで4Pが使うカービィである。『鏡の大迷宮』や『参上!ドロッチェ団』ではカラースプレーにグリーンという色がある。『鏡の大迷宮』では、仲間のカービィの一員。

黄緑カービィ

その名の通り、黄緑色のカービィ。足の色は緑。通称「くさもちカービィ」(公式な愛称である))。星のカービィ Wiiのみ緑カービィのかわりとして登場する。『参上!ドロッチェ団』ではカラースプレーにシトラスという色がある。

青カービィ

その名の通り、青色のカービィ。体色は水色で足の色は青。星のカービィ Wiiのみ赤カービィのかわりとして登場する。『鏡の大迷宮』や『参上!ドロッチェ団』ではカラースプレーにソーダという色がある。

シャドーカービィ

『鏡の大迷宮』にのみ登場。体色は灰色で足の色は濃灰。カービィのほんの僅かな悪い心が鏡の世界で実体化したもの(ただし同様の写し身であるダークメタナイトとは違い、イタズラ好きな程度)。たまにファイアなどのコピー能力を持っていることがあるが、そのときに頑張り吸い込みで吸い込むとそのコピーを得ることができる。
最終的には本物のカービィと同じく正義の意思を持つようになり、生みの親であるダークマインドの第二形態戦では、それまでにマスターのコピー能力を失っていた場合はマスターソードを渡してくれる。エンディングデモによれば、以後は鏡の世界のカービィとして鏡の世界を守っているらしい。
『参上!ドロッチェ団』には登場しないが、カラースプレーの1つにシャドウという色があり、それを使うことでシャドーカービィと同じ色になることが可能。

その他のカラーバリエーション

藍色カービィ
その名の通り、藍色のカービィ。体色は群青色で足の色は藍色。『鏡の大迷宮』や『参上!ドロッチェ団』ではカラースプレーにサファイアという色がある。
赤紫カービィ
その名の通り、赤紫色のカービィ。体色はで、足の色は赤紫。『鏡の大迷宮』ではカラースプレーにグレープという色がある。
紫カービィ
その名の通り、紫色のカービィ。体色は菫色で足の色は紫。『参上!ドロッチェ団』では同じくカラースプレーにグレープという色がある。
茶色カービィ
その名の通り、茶色のカービィ。足の色はチョコレート色。『鏡の大迷宮』や『参上!ドロッチェ団』ではカラースプレーにチョコレートという色がある。
橙色カービィ
その名の通り、橙色のカービィ。体色はみかん色で足の色は橙色。『鏡の大迷宮』や『参上!ドロッチェ団』ではカラースプレーにオレンジという色がある。
黒カービィ
その名の通り、黒色のカービィ。足の色はオレンジ。『鏡の大迷宮』や『参上!ドロッチェ団』ではカラースプレーにカーボンという色がある。
白カービィ
その名の通り、白色のカービィ。足の色は朱色。『鏡の大迷宮』や『参上!ドロッチェ団』ではカラースプレーにスノウという色がある。
雪カービィ
その名の通り、のような真っ白のカービィ。体色と足の色は白。『参上!ドロッチェ団』ではカラースプレーにホワイトという色がある。
桃色カービィ
その名の通り、桃色のカービィ。通常のカービィとは違って、足の色は濃い緑。『鏡の大迷宮』や『参上!ドロッチェ団』ではカラースプレーにチェリーという色がある。
藤色カービィ
その名の通り、藤色のカービィ。足の色は藤紫。『参上!ドロッチェ団』ではカラースプレーにラベンダーという色がある。
肌色カービィ
その名の通り、肌色のカービィ。足の色は黄土色。『参上!ドロッチェ団』ではカラースプレーにアイボリーという色がある。
ペパーミントカービィ
その名の通り、ペパーミントのカービィ。足の色は明るい橙色。『鏡の大迷宮』や『参上!ドロッチェ団』ではカラースプレーにエメラルドという色がある。
灰色カービィ
その名の通り、灰色のカービィ。体色は薄い灰色で足の色は灰色。コピーの衣装は『鏡の大迷宮』では変わらないが、『参上!ドロッチェ団』では衣装がモノクロになる。『鏡の大迷宮』や『参上!ドロッチェ団』ではカラースプレーにモノトーンという色がある。

関連キャラクター

カービィの仲間たち
カービィにはリック、クー、カイン、ナゴ、チュチュ、ピッチ、グーイというカービィを助ける仲間たちがいる。
デデデ大王
プププランドの自称大王で、カービィのライバル。『星のカービィ』で敗北したあと、彼に勝つために飛行能力の入手などの猛特訓をしたとされている[19]
対抗心を抱いているのはデデデ大王の方であり、カービィは嫌ってはおらず、『夢の泉の物語』や『64』、『星のカービィWii』など、カービィに協力した作品もある。
メタナイト
デデデ大王と共にカービィのライバルとされている騎士。常に仮面を付けており、その下の顔はカービィに近い。下の顔になるとなぜだか消える
ナイトメア
ゲームでは『夢の泉の物語』『夢の泉デラックス』のラストボスとして登場。プププランドの住人を悪夢で苦しめようと企んだ。
アニメでも黒幕として登場。自身が作り出した魔獣で宇宙を支配するため「ホーリーナイトメア社」を設立し、宇宙中に魔獣を拡散させようと目論む。
ダークマター
邪悪な黒い雲から生まれた生命体の種族。様々な惑星に流れ着いては黒い雲を撒き散らし、自分達の住みやすい暗闇の世界に変えてしまう。別の種族に憑依する能力がある。同種族ないし似た系統のキャラクターが数作にわたってラストボスとして立ち塞がり、カービィにとっては因縁の一族である。グーイもダークマターの一種であるが、悪意は持っていない。
リボン
64』のみ登場。リップルスターに住む妖精。カービィの仲間。ステージ中にあるクリスタルに触れると、どんな所に居てもクリスタルへ向かい取ってくる。黒幕「02」との戦闘ではカービィを掴んで飛行し、みずから戦いに加勢した。
フラッフ
毛糸のカービィ』のみ登場。毛糸の国に住む王子。アミーボ・アモーレの野望をカービィに教えて、協力を申し出たカービィと共に冒険して、友情を築いた。
カービィの友達
『毛糸のカービィ』のみ登場。マンションの空き部屋に、特定のインテリアを置くと引っ越してくる。話しかけると、ミッションに挑戦でき、クリアするとごほうびが貰える。かくれんぼ好きなクルリンビーズ集めが好きなビータン、お出かけ好きのコロン、修行好きのガッチン、競走好きのフミフミがいる。
ほかに、ステージでミスしたときに助けてくれるエンジィがいるが、カービィとの関係性は不明。
クルリン
マンションの102室に「はなのソファ」と「ひまわりのとけい」を置くと入室してくる。話しかけると制限時間以内にステージ内に隠れた五体のクルリンを探す「かくれんぼ」のミニゲームで遊ぶ事ができる。
体型は平べったい球体。体色と足の色は茶色で尻尾は名前の通り先っぽがくるんと巻いており、色は黄色
見た目は可愛いが一人称は「オレ」。
ビータン
マンションの201室に「にじのアーチ」と「らくだソファ」を置くと入室してくる。話しかけると制限時間内にステージ内の一定量のビーズを集める「ビーズ集め」のミニゲームで遊ぶ事ができる。
体型はダイヤ型。体色と足の色はで四つの小さな体型のダイヤ型は青緑
一人称は「ボク」。
コロン
マンションの202室に「きょうりゅうすべりだい」と「クマのぬいぐるみ」と「パフェタンス」を置くと入室してくる。話しかけると制限時間内にコロンを所定の位置まで運ぶ「おでかけ」のミニゲームで遊ぶ事ができる。
体型は太陽型。体色(太陽型の丸い部分)と足の色はレモンイエローで太陽型の周りの三角の部分は薄いピンク
一人称は「私」。
ガッチン
マンションの301号室に「わくわくえんとつ」と「トーテムポール」と「ろてんぶろ」と「かがりび」を置くと入室してくる。話しかけると制限時間内にステージ内の敵キャラを一定の数倒す「しゅぎょう」のミニゲームで遊ぶ事ができる。
体型は六角形型。体色と足の色はこげ茶色で、顔の色は黄緑。
一人称は「拙者」で語尾は「ごさる」。
フミフミ
マンションの302号室に「ぼうしのソファ」と「メロディウッド」と「くらげライト」と「みらいテレビ」を置くと入室してくる。話しかけるとフミフミよりも先にステージのゴールを目指す「きょうそう」のミニゲームで遊ぶ事ができる。
体型と耳の形は四角形型。体色と足の色は薄い藤色で耳の色は桃色
一人称は「私」で語尾は「ですわ」。
エンジィ
お助けキャラ。ゲーム中にカービィが穴などに落ちたときステージに連れ戻してくれる[20]。また、2人協力プレイ時には、『New スーパーマリオブラザーズ Wii』のシャボンのようにキャラクターをつかんでスクロールについて行ってくれたりもする。
体型は球体。体色と足の色は金色で名前の通り天使のような羽をもち、頭のてっぺんみは、アホ毛のようなくるんとした細い物がある。
カービィのカラーバリエーション
#カラーバリエーションを参照。
10人のカービィ軍隊
あつめて!カービィ』のみに登場する、ネクロディアスの攻撃を受けた際に10人に分裂してしまったカービィ一員。カービィの吸い込み・飛行・コピー能力を失い徒手空拳で戦う。本作のみでは、フルーツを食べて仲間を10人まで集めることが可能。また、協力をして敵を倒すことが可能。
フルーツがエネルギーの元。ビッグキャンディーで巨大化し無敵状態になる。
ダメージをうけると青くなり、もう一度うけると天使となり飛んでいく。
勇者の心
『あつめて!カービィ』のみに登場する。ネクロディアスの攻撃を受けた際に分裂してしまった「カービィの心」が強い思いが結晶になった星の精霊。本作のみでは、タッチペンだけの操作で協カすることが可能。

大乱闘スマッシュブラザーズシリーズにおけるカービィ

カービィは本シリーズのプレイヤーキャラの1人である。声は大本眞基子で、ゲームのカービィに声が付いたのはシリーズ第1作目の『ニンテンドウオールスター!大乱闘スマッシュブラザーズ』が最初である[21]。全作品で最初から使用できるキャラクターとして登場する。カービィの身長は本シリーズの第1作目においても20cmと公表されているが、実際のプレイ画面ではそれよりも大きくなっている。

『64』のオープニングや『X』のアドベンチャーモード冒頭などではマリオと対峙しており、彼とともにシリーズのシンボル的キャラクターを務めることが多い。前述のように『X』のアドベンチャーモード「亜空の使者」では最初から登場して、その後も群像劇となるストーリー全体におけるの中心人物の一人を担い、同モードにおける出番はを全キャラクター中最多クラスである。終盤にには、敵勢力である亜空軍の切り札・亜空砲戦艦をエアライドマシンのドラグーンの突進で撃破し、黒幕・タブーに敗北した後に復活して戦闘不能になった他のファイターたちを復活させたなど、重要な役割を果たした。最終決戦に必ず参加できるキャラクターの一人。なお、同モードのムービーではカービィがアニメ版のように「ぽよ」と喋るシーンが存在する。

『X』でゲスト出演したスネークが通信でオタコンからカービィの情報を聞くと、オタコンはカービィを「地球外生命体・吸い込み・コピー・飛行」という能力情報から「強靭な胃袋で何でも無残に溶かす」「敵の能力を強奪するコピー能力で相手になりすまして捕食する」「飛行能力でどこまでも獲物を追いかける」などと人を食らう怪物のように解説される。この通信の内容はカービィの生みの親であり、『スマブラ』シリーズのディレクターおよび監修者である桜井政博によって書かれている[22]

概要

必殺ワザ「吸い込み」(詳細は後述)で相手の必殺技をコピーする能力を持っている。コピーした際には原作と同様にコピー能力に応じた帽子を被る(リンクカービィとソードカービィ、アイスクライマーカービィとフリーズカービィなど、一部原作と共通のものはあるが、ほとんどが『スマブラ』オリジナルにデザインされたの帽子である)。

シリーズ通じての大きな特徴は、連続で5回の空中ジャンプができることである。それによって圧倒的な復帰力を持ち、連続ジャンプのため小刻みに軌道を変えた空中起動が出来るため空中からのラッシュをかけ易く、空中戦ではかなり有利に戦える。また、地上の攻撃ワザも連続ヒットしたり飛び込みつつ攻撃するなどラッシュに適したものが多く、これらを活かして空中戦を軸にラッシュやコンボを畳み掛けるのが得意である。また被攻撃範囲が小さく、相手の攻撃を受けにくい。

ただし他のキャラクターに比べて体重が軽いために吹っ飛びやすく、体格故にリーチも短い。攻撃一発あたりの威力も低めであるため、重量級の相手には的確に連続攻撃を仕掛けられる技量が必要となる。ただし、メテオスマッシュ(場外に叩き落すのに適した下ふっとばし攻撃)や『DX』以降の必殺ワザ「ハンマー」など、攻撃力を補うワザも幾つか持っている。

必殺ワザ

吸い込み
通常必殺ワザ。カービィの特徴であるコピー能力へとつながる技。口を大きく開け吸引する。相手を口の中に入れたまま移動することもできる。キャラクターを吸い込むとそのキャラの通常必殺ワザをコピーし、吸い込みの代わりに使用できる。能力はアピールで捨てることができる。なお、基本的にカービィがカービィを吸い込んでもコピーは出来ないが、吸い込まれた側のカービィがコピー能力を持っていた場合、吸い込んだ側が能力を奪取する。
『X』ではアイテムも吸い込めるようになった。ボム兵などの爆発物のアイテムを吸い込むと体内で爆発してダメージを受けるが、この際に吐き出す煙にもそこそこ威力の高い攻撃判定がある。
スマブラにおけるカービィのコピー能力一覧も参照。
ファイナルカッター
上必殺ワザ。『スーパーデラックス』の「カッターめったぎり」を元にした技。発動すると「カッターを持つ」「切り上げつつジャンプした後カッターを振り下ろす」「着地時にカッターを前方に飛ばす」という3つの動作が順番に行われる。着地時に飛ばすカッターは、コピー能力を使わない場合カービィにとって唯一の飛び道具である他、攻撃範囲も広く貫通能力がある。上昇効果があるためステージ外に吹っ飛ばされた際には復帰として使えるワザだが、一度発動すると地面に着くまで永遠に降下し続ける上、左右への移動はほぼ出来ない。なお64版『スマッシュブラザーズ』のみ、2番目のカッター降り下ろしに強力なメテオスマッシュ効果がある。
前述の通り「カッターめったぎり」由来だが、『ウルトラスーパーデラックス』以降の原作では設定が逆輸入されて「カッターめったぎり」の技名が「ファイナルカッター」に変更された。
ストーン
下必殺ワザ。コピー能力「ストーン」を元にした技。石に変身する。初代『スマブラ』では石の変身パターンは1種類のみだったが、『DX』からは5種類に増えた(オリジナルゲームでの変身に近いピンクの石、『パネルでポン』のおじゃまパネル、棘つき鉄球、100tの重り、『マリオシリーズ』のドッスン)。ただし、変身パターンで技の効果は変わらない。変身中は投げ技以外ほぼ攻撃を受け付けないが、一定時間経過や過度のダメージで変身解除される。空中で変身すると高速で落下し、敵に当たればダメージを与える。『X』では地上で変身したときにも攻撃判定がある。
ハンマー
横必殺ワザ。『DX』以降に登場。コピー能力「ハンマー」由来の技。地上と空中で攻撃範囲と威力が異なる。地上では、隙の大きい横スイングで相手を弾き飛ばす。空中では、ハンマーを縦に回転させ弱い攻撃を連続で当てる(空中だと縦回転になるのは原作でのハンマーと同じである)。
『X』では空中での攻撃が縦回転から横回転に変更されており、地上と空中で威力、範囲は同程度になっている。ただし空中で発動した場合は、自動的に2段振りになるという差異がある。2007年のE3で『スマブラX』が初公開された際の紹介ムービー(製品版にも収録)時点では、『DX』と同じく縦回転となっていた。
コック
『X』における最後の切りふだ。コピー能力「コック」をもとにした技。周囲の敵、アイテム、敵の飛び道具の弾、アシストフィギュア、モンスターボールから登場したポケモンなどを全て鍋の中に吸い込む。鍋に入った敵は煮込まれダメージを受けた後、鍋から上方へ吹き飛ばされる。同時に鍋は吸い込んだものの量に応じて、回復系を中心に様々なアイテムを噴き出す。プレイヤーを鍋に吸い込める範囲は制限があるが、アイテムなどほかの対象物は吸い込める範囲に制限はない。なお、吸い込める数には制限があり、限界数を超えると自動的に調理を始める。

テレビアニメ「星のカービィ」におけるカービィ

カービィは、テレビアニメ星のカービィ」の主人公である。英名は"Kirby"。声優大本眞基子。日本語版のみならず、外国語版でも大本の声がそのまま使われている。原作であるゲーム版とは出自などの設定が大幅に異なっている。

概要

ホーリーナイトメア社から続々と送られる魔獣を倒し、プププランドの平和と安全を守る正義のヒーロー。しかし、自分自身では敵と味方の区別ができず(理由は後述)、敵であるデデデ大王の命令に従ってしまうこともしばしば。後述の理由から、他人との意志の疎通こそ可能ではあるものの、主に「ぽよ」としか喋ることができない(第1話では表記し難い言葉を発していた)。ただし誰かが発した簡単な単語や、人の名前、技の名前などを片言で喋ることもできる。そのため、親友であるフームやブン、および星の戦士として先輩のメタナイトが戦いのサポートに当たっており、魔獣戦では吸い込みを促したり、カービィ単独で状況を打破できないときはワープスターを呼んでいる。そして、魔獣との戦いやグランプリレース・格闘技大会などさまざまな試練を乗り越えることで、カービィは星の戦士としての力を着実に身につけていった。

出自

実はカービィ自身も数百年前にナイトメアの魔獣として生み出された(これはメタナイトを含めた星の戦士の大部分にもいえる誕生経緯である)。しかし、生まれつき正義の心を持っていたため、ナイトメアに反抗して居場所を追われる。その後、どこからか手に入れた宇宙艇 (「ゆりかご」とも呼称されている) の中で、正義の味方『星の戦士』に必要な能力を高めるため眠りについた。だが、突如としてナイトメア勢力の活動が急激に活発化したことを宇宙艇が察知したため、カービィは予定よりも200年早く目覚めてしまった。これが原因で彼は自分の出自、宇宙艇の操縦法やエネルギーの源・ワープスターの操り方はおろか、言葉を喋ることすらもできないまま、ナイトメアからの魔獣が送り込まれている惑星で最も近い場所だったポップスターのプププランドに到着した。

その後、第1話の最後では一旦ポップスターから旅立とうとするも宇宙艇をデデデ大王に壊されたことで再睡眠にはならなかった。そのままプププランドで生活することとなり、元より新世代の星の戦士が現れることを期待してプププランドに来ていたメタナイトが代わりに鍛えていくこととなった。

戦法

敵と戦うときにはコピー能力を使う。これは敵の体の一部や機械・道具などを空気と共に吸い込み、その特長を自身に移し取る能力で(変身のとき、一回目はメタナイトが、2回目以降は主にブンが変身のレパートリー名を話す)、を吸い込んで変身する「ファイアカービィ」、を吸い込んで変身する「パラソルカービィ」、を吸い込んで変身する「ソードカービィ」など、20種類以上の変身レパートリーがある。

変身中に技を使う際はその名前を心の声で叫ぶ(ただしデデデのみは第44話で「何がカッタービーム(技名)ぞい!」とカービィに言い放っている。メタフィクションなのかは不明)。まれにコピーを行わず、吸い込んだもの(27話でデデデが撃った砲弾、94話のハンマーなど)をそのまま勢いよく吐きだして攻撃することもある。本編中ではゲームの様な星型弾にしたことはなく、後期オープニングで1回だけ披露しただけである。

吸い込みは基本的にコピー能力を得て、戦いやすくする為の手段として用いられ、何をコピーさせたらよいかをフーム達がカービィに教えている。だが、場合としてカービィ自ら物を選んで吸い込む事もあり、教えられずともカービィ自身「何を吸い込んだらどんなコピー能力が得られるか」を知っている(第21話)。フーム達の指示で戦況が悪くなる場面もあった。 ですら引き寄せ飲み込むが、第88話ではデデデやワドルディが至近距離の吸い込みの中でサザエの殻を押さえることが出来ていた。 普通の吸い込みでは特に何もないが、コピー能力を得られるモノを吸い込んだ事を認識するとリアクションが変わる(第15話)。しかし、能力を得るか得ないかの選択肢はカービィの判断なのか、ある程度の質量を持たないと得られないのか、はたまたコピー能力を得る為の物質の条件が何かなど、カービィの最大の特徴のコピー能力の取得方法にはとにかく謎が多い。

フームがカービィ以上にコピー能力の条件を理解している様で、魔獣の特徴からどんな能力が得られるかがわかっている。まだ見た事がない能力でも、これを吸い込んだらどうなるかと探求してカービィをサポートする。

性格

ゲーム版と同様、食べる事と寝る事が大好き。特にスイカを好んで食べている(ゲーム版の好物であるマキシムトマトは登場しない)。ナイトメアが「食べることだけしか考えていない」と評すほど食い意地の悪さは天下一品で、戦闘中に食い意地を貼って窮地に陥った事もある。ナイトメアがカービィに見せた悪夢の中も食べ物しかなかった。また、一部の食べ物で特殊なリアクションを見せることもあり、カワサキがカービィが苦しむほどの辛さを追求した結果誕生した最高に激辛のカレーで炎を吹き(29話)、焼き芋を食べてシャックリが止まらなくなったり(73話)(この二つはシリーズ一作目に類似が見られる)、魔獣パワーストマックの作るパイの恐ろしい不味さに食べられなかった(57話)などがある。朝昼晩は村の住人のご馳走にありついており、コンビニの売れ残りを残飯処理として食べていたり(59話)、時にはデデデ城の食堂でワドルディ達と一緒に食事を取る(92話)。何処からか大量の野菜を仕入れて来た事もあった(19話)。初期の頃はスイカ畑のスイカを勝手に食べたり、他人の料理もお構いなしに食べ物を吸い込んで摂っていたが、カービィ自身も成長しているためか手で掴んで食べたり食器を使うようになった。

普段は純粋で温和な性格で、特に信頼しているフームからの言いつけの場合は食べ物関連であっても守ろうとすることがある(但し、出前を任された時は料理に手を出しこそはしなかったものの、結局食欲には勝てず立ち往生してしまった)。一方で純粋さゆえに一旦怒ると激しい面も見せ、後述のガルボの件など魔獣の行いに対する怒りの場合は、非情ともいえるほど徹底的に叩きのめしている(ちなみにカービィをここまで怒らせた魔獣はガルボのみであった)。

ちなみに、メタナイトは、カービィの性格について「カービィが真に怒る時・・・それは、宇宙の正義が踏みにじられた時だ・・・」と言っていた(95話)が、結局、その真の怒りを見せる時は最終回まで見られなかった。

15話のロボット犬や30話のガルボ(話の中盤で魔獣と判明)など、自分より小さいものに対しては親切である。ロボット犬には信号の渡り方を教え、ガルボが実の親によって倒された時には怒りをあらわにして自らの意思で果敢に戦った。また、79話のボンカースや94話のファンファンなど、本質が善良である存在もそれを見抜いて親身に接していた。

その他

  • ゲーム版では若者という設定だが、アニメ版では上記のように200年早く目覚めてしまった事から赤ん坊として扱われている。
  • カービィの飛来はプププランドのカブーが予言していたのだが(カブーも星の戦士たちが作った存在である)、当初プププビレッジの住人たちはかなり美化して想像しており、初見時はかなり幻滅されていた。
  • ププビレッジのはずれの丘に子供たちが建てたカマクラ型の一軒屋に住んでいる(前述したゲーム版におけるカービィ宅と同じデザインである)。これは、デデデ大王とのトラブルを少しでも避けるためである(2話)。
  • そのブラックホールのごとき大食いの理由は、体の中に宇宙がある(50話)ため。
  • ゲームと同様空を飛べる(1話など)が、主にワープスターを利用して飛行する。
  • ゲーム同様マイクカービィに変身するとその強烈な歌声で敵味方問わず苦しめる。最終的にはデデデ城を崩壊させるほどの破壊力を見せた(31話・61話)。カービィ自身は被害を気に留めず、城の崩壊後も楽しそうに歌い続けていた。
  • ゲーム版では水中でも息継ぎなどをすることは無いが、アニメ版においては水に浮く・水中で息が続かない(7話)、溺れそうになる(20話)等の場面があった。一方、第2話や第16話では長時間水中にいても平然としている。
  • CGと手描き兼用だが、特に平和なシーンでは手書きになる事が多い。戦闘シーンはほぼ全てCGである。後期になるにつれCGの割合は増えていった。

漫画作品

多数の漫画に主人公として登場している。作品によって性格などが大きく異なる。以下で挙げるものの他に、旧エニックス光文社双葉社4コマ漫画を発行している。

かっとび星のカービィ
星のカービィ
幼稚園児のような性格で、いつも騒動を引起しているが、悪意はない。単行本3巻以降は、グーイと暮らす。
星のカービィ ウキウキ大冒険
星のカービィ デデデでプププなものがたり
常にプププランドの住人に迷惑をかけているが、気にかけることすらなく、寧ろいいことをしたと思っている。「~ペポ」や「ポペ」が口癖。
記念すべき第1巻の第1話では「プププランドの平和を脅かす1人の怪物」として紹介・登場し、登場直前のコマでは怪物のようなシルエットになっていた。
星のカービィ プププランドの仲間たち
友達のリックとクー、カインに代わり、ワドルディとブルームハッター、キャピィ、スカーフィが友達となり、一緒に家に住んでいる。ボケやツッコミも果たす。
星のカービィ プププランドは大騒ぎ
星のカービィ カービィとデデデのプププ日記
星のカービィ! も〜れつプププアワー!
他のカービィ漫画と違い、常時歯が生えている。「アハハ」と笑っていることが多い。「~のだ」が口癖。雪を食べてお腹を壊したことがあるほか、スイカ大明神として祀られているスイカを食べて巨大スイカになってしまった事がある。
友達はクールスプークとバウファイター、ガオガオ、ナックルジョー。

前述の旧エニックス、光文社、双葉社の4コマ漫画において、上記の「ピンクの悪魔」の解説ように非常に毒のある描写がされることがしばしばあった。

ゲスト出演

『大乱闘スマッシュブラザーズ』は上記を参照。

ゼルダの伝説 夢をみる島
ゲーム後半のダンジョンにザコ敵として登場。リンク(プレイヤー)を発見すると吸い込んでくる。なお、開発スタッフはカービィ製作元のHAL研究所に使用許可を取ったかよく覚えていない[23]
ワイルドトラックス
ピクロスNP Vol.3
登場パズルの題材が全て『カービィ』シリーズに因んだものとなっており、カービィもパズルの解答として登場している。
マリオ&ルイージRPG
作中に登場する映画館「ヨッシーシアター」に掲示された広告ポスターの中でカービィが描かれたものがある。イラストのみであり、カービィ自身は登場していない。
ニンテンドー3DSの内蔵ソフト
ARゲームズ
ARカードで表示できるキャラクターの1体として、ワープスターに乗ったカービィがある。
すれちがいMii広場
ピースあつめの旅』では、ピースを集めることで作れる絵の一つとしてカービィのイラストがある。
すれちがい伝説』では、入手できるMii用の帽子として「カービィの帽子」が登場。被ると、ワープスターに乗る際のポーズをしたカービィの模型を頭の上に乗せる。一度入手すれば『すれちがいMii広場』全体で使用できる。

その他

初期の頃は開発スタッフからあだ名としてチンクルとも呼ばれていたらしい。これは開発中のシリーズ第1作の題名『ティンクル・ポポ』をもじったもの。

後に任天堂が発売した別シリーズのゲーム『ゼルダの伝説』にチンクルというキャラクターが登場しているが無関係である。

参照

  1. ^ a b c d Nintendo Online Magazine 「カービィのプロフィール大公開」。
  2. ^ 『星のカービィ 夢の泉の物語 任天堂公式ガイドブック (ISBN 4-09-102425-4)』 開発スタッフインタビュー (pp.91-95) より。
  3. ^ a b 人気キャラ・カービィの魅力に迫る! カービィの生みの親・桜井政博さん(HAL研究所)突撃インタビューより。
  4. ^ スマブラ拳!! アンケート集計拳!! Page.159
  5. ^ 『鏡の大迷宮』や『参上!ドロッチェ団』ではカラースプレーにピンクという色がある。
  6. ^ 『スーパーデラックス』におけるコピー能力「マイク」の解説。
  7. ^ 『夢の泉の物語』における「コピーについて」の「マイク」。
  8. ^ 『星のカービィ64』公式サイトの「なかまたち」
  9. ^ スマブラ券!! アンケート集計拳!!より。カービィのプロフィールについての質問があり、桜井本人が自分で考えたことを肯定している。
  10. ^ スマブラ拳!! カービィ:最後の切りふだ (2007年10月9日)より。
  11. ^ 桜井政博twitterより
  12. ^ 桜井政博twitterより
  13. ^ アニメカービィの裏側 カービィの誕生日より 
  14. ^ 速報スマブラ拳!! アンケート集計拳!!より。
  15. ^ アニメ第32話より。
  16. ^ スマブラ拳!! カービィ(2007年6月7日)より。
  17. ^ ダークメタナイトの攻撃を受けた際、4人4色(桃色、黄色、赤色、緑色)のカービィに分裂してしまった。
  18. ^ スマブラ拳!! 12人の挑戦者たち 色ちがいのひみつ」より。
  19. ^ 大乱闘スマッシュブラザーズDX』の同フィギュア説明文より。
  20. ^ ただし、復帰時には大量のビーズを失う。
  21. ^ 日本では1999年1月21日に発売。『星のカービィ』シリーズにおいてカービィに声が付いた初めてのゲームは、日本では2000年3月24日に発売された『星のカービィ64』である。なお、当時の開発者インタビューによると『64』の音声はすべて第1作目『スマブラ』からの流用である。
  22. ^ ニンテンドードリーム』2008年4月号における桜井および『大乱闘スマッシュブラザーズX』の誌上インタビューより。
  23. ^ 「社長が訊く『ゼルダの伝説 大地の汽笛』携帯機ゼルダの歴史 篇」より。