Tomorrow never knows (Mr.Childrenの曲)

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Tomorrow never knows
Mr.Childrenシングル
初出アルバム『BOLERO
B面 ラヴ コネクション
リリース
規格 8cmシングル
ジャンル
時間
レーベル トイズファクトリー
作詞・作曲 桜井和寿
プロデュース 小林武史
ゴールドディスク
2ミリオン(日本レコード協会[1]
チャート最高順位
  • 週間1位(2週連続・通算3週、オリコン
  • 1994年11月度月間1位(オリコン)
  • 1994年12月度月間2位(オリコン)
  • 1995年1月度月間4位(オリコン)
  • 1994年度年間22位(オリコン)
  • 1995年度年間4位(オリコン)
  • オリコン歴代シングルランキング8位
Mr.Children シングル 年表
  • Tomorrow never knows
  • (1994年)
LAND IN ASIA 収録曲
シーソーゲーム 〜勇敢な恋の歌〜
(1)
Tomorrow never knows
(2)
Dance Dance Dance
(3)
BOLERO 収録曲
ボレロ
(11)
Tomorrow never knows(remix)
(12)
Atomic Heart 収録曲
Dance Dance Dance
(2)
ラヴ コネクション
(3)
innocent world
(4)
EANコード

EAN 4988061280288
(TFDC-28028)

ミュージックビデオ
「Tomorrow never knows」 - YouTube
「ラヴ コネクション」 - YouTube
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映像外部リンク
ライブ映像
「Tomorrow never knows」 (2015)
「Tomorrow never knows」 (2017)
「Tomorrow never knows」 (2019)

Tomorrow never knows』(トゥモロー・ネヴァー・ノウズ)は、日本バンドMr.Childrenによる6枚目のシングル。1994年11月10日にトイズファクトリーより発売された。

概要[編集]

前作『innocent world』から約5か月ぶりのシングルで、4thアルバム『Atomic Heart』がロングヒットを記録中での発売となった。アートディレクター信藤三雄

この曲を引っ提げ、『HEY!HEY!HEY! MUSIC CHAMP』(1994年11月21日放送)に初出演を果たした。

1996年発売の5thアルバム『深海』には収録を見送られ、翌年発売の6thアルバム『BOLERO』でアルバムへ初収録された。シングルリリースから2年4ヶ月後にアルバム初収録となり、これは2023年現在でも最長のスパンである。

バージョン違い[編集]

本作はオリジナルのシングルバージョンと、remixバージョンの2種類が存在する。

シングルバージョンではドラム等の楽器類が打ち込みになっているが、remixバージョンはシングルバージョンの打ち込み内容を後日に生演奏で録り直したものとなっている[2]

6thアルバム『BOLERO』とベスト・アルバムMr.Children 1992-1995』および配信限定ベスト・アルバム『Mr.Children 1992-2002 Thanksgiving 25』にはremixバージョンが収録されており、シングルバージョンが収録されているのは本作と、香港台湾などで限定発売されたベスト・アルバム『LAND IN ASIA』のみ。

上記のようにシングルバージョンは限られた作品でしか聴けなかったが、2018年5月10日の全曲一斉ストリーミング解禁により容易く聴けるようになった。

チャート成績[編集]

初週売上は約67.0万枚と前作の約20.6万枚を大幅に上回り、発売から3週目で累計売上が100万枚を突破。4thシングル『CROSS ROAD』から3作連続でミリオンセラーを達成した。最終的な売上は約276.6万枚を記録、Mr.Childrenのシングルでは最大のヒット作となっている。また、トイズファクトリーにて発売されたシングルとしても最高売上を叩き出した。

CDシングルでは歴代8位の売上であるが、当時のオリコン年間ランキングが前年12月第1週から該当年11月最終週までの集計であり、発売日と集計期間の関係で1994年度(22位)と1995年度(4位)に跨がってチャートインしたため、年間1位は獲得していない[注 1][注 2]

本作と『innocent world』の大ヒットによって、過去の作品が再びチャートにランクインするなどの大きな相乗効果が生まれた。

2023年11月、6thアルバム『BOLERO』収録の「Tomorrow never knows (remix)」の総ストリーム数が5000万回を突破。日本レコード協会よりゴールド認定を獲得した[3]

収録曲[編集]

8cmCD
全作詞: 桜井和寿、全編曲: 小林武史 & Mr.Children
#タイトル作詞作曲 時間
1.「Tomorrow never knows」桜井和寿桜井和寿 
2.「ラヴ コネクション」桜井和寿桜井和寿 & 小林武史ブラス・アレンジ: 山本拓夫
3.「Tomorrow never knows (Instrumental Version)」桜井和寿桜井和寿 
合計時間:

楽曲解説[編集]

  1. Tomorrow never knows
  2. ラヴ コネクション

テレビ出演[編集]

番組名 日付 放送局 演奏曲
HEY!HEY!HEY! MUSIC CHAMP 1994年11月21日 フジテレビ Tomorrow never knows
ミュージックステーション[6] 1994年11月25日 テレビ朝日
1994 FNS歌謡祭 1994年12月6日 フジテレビ
ミュージックステーション[7] 1994年12月30日 テレビ朝日 innocent world
Tomorrow never knows
HEY!HEY!HEY! MUSIC CHAMP 1995年2月20日 フジテレビ CROSS ROAD
花はどこへ行った
Tomorrow never knows
everybody goes -秩序のない現代にドロップキック-
ポップジャム 1995年4月28日 NHK総合 Tomorrow never knows
【es】 〜Theme of es〜
HEY!HEY!HEY! MUSIC CHAMP 1997年3月17日 フジテレビ Tomorrow never knows
シーソーゲーム 〜勇敢な恋の歌〜
名もなき詩
everybody goes -秩序のない現代にドロップキック-
Everything (It's you)
HEY!HEY!HEY! MUSIC CHAMP[8] 2003年12月1日 フジテレビ Tomorrow never knows
Music Lovers[9] 2007年3月11日 日本テレビ Tomorrow never knows
しるし
フェイク
彩り
僕らの音楽[10] 2012年11月23日 フジテレビ Tomorrow never knows
常套句
Marshmallow day

ライブ映像作品[編集]

Tomorrow never knows

作品名
【es】 Mr.Children in FILM[注 4]
Mr.Children TOUR '99 DISCOVERY
Mr.Children CONCERT TOUR POPSAURUS 2001
Mr.Children Tour 2004 シフクノオト
Mr.Children "HOME" TOUR 2007 -in the field-[注 5]
Mr.Children STADIUM TOUR 2011 SENSE -in the field-
ap bank fes '12 Fund for Japan
Mr.Children Stadium Tour 2015 未完
Mr.Children DOME & STADIUM TOUR 2017 Thanksgiving 25
Mr.Children Tour 2018-19 重力と呼吸[注 6]
Mr.Children Dome Tour 2019 Against All GRAVITY
Mr.Children 30th Anniversary Tour 半世紀へのエントランス[注 7]

ラヴ コネクション

収録アルバム[編集]

Tomorrow never knows

ラヴ コネクション

カバー[編集]

  • Tomorrow never knows
    • 和田アキ子(1995年、アルバム『Alive/song(s) for you '95』の9曲目/2011年、シングル『ff (フォルティシモ)』の3曲目のそれぞれに同一バージョンを収録)
    • 阿部恭子(2009年、ミニアルバム『やさしいうた』に収録)
    • NOKKO(2010年、アルバム『kiss』に収録)
    • Acid Black Cherry(2017年、カバーアルバム『Recreation 4』に収録)
    • HAN-KUN(2019年、カバーアルバム『Musical Ambassador』に収録)

脚注[編集]

注釈[編集]

  1. ^ この年の年間1位は前作の『innocent world』。
  2. ^ オリコン歴代シングルチャートTOP10の作品のうち、年間1位を獲得していないのは本作とCHAGE and ASKAの『SAY YES』のみ。
  3. ^ ヘリコプターと一体になった空撮用の機器。
  4. ^ ドキュメンタリー映画作品。
  5. ^ アレンジを加えて演奏されている。
  6. ^ 特典映像。一部のみ収録されている。
  7. ^ 『Mr.Children 30th Anniversary Tour 半世紀へのエントランス - 2022.6.19 YANMAR STADIUM NAGAI – 完全版』と『Mr.Children 30th Anniversary Tour 半世紀へのエントランス - 2022.5.10 TOKYO DOME – 完全版』に収録。

出典[編集]

  1. ^ 12月度「ゴールド・アルバム」他認定作品」『The Record』第423号、日本レコード協会、1995年2月1日、5頁。 
  2. ^ a b c d Mr.Children 1992-1995』ライナーノーツ
  3. ^ 2023年11月度ストリーミング認定” (PDF). PR TIMES (2023年12月26日). 2023年12月28日閲覧。
  4. ^ a b c d 『【es】 Mr.Children in 370 DAYS』 角川書店 1995年4月1日
  5. ^ ドキュメンタリー映画 『【es】 Mr.Children in FILM
  6. ^ ミュージックステーション バックナンバー 出演者ラインナップ 1994.11.25.FRI”. テレビ朝日. 2021年8月30日閲覧。
  7. ^ ミュージックステーション バックナンバー 出演者ラインナップ 1994.12.30.FRI”. テレビ朝日. 2021年8月30日閲覧。
  8. ^ HEY!HEY!HEY MUSIC CHAMP:GUEST”. フジテレビ. 2021年11月7日閲覧。
  9. ^ “「Music Lovers」で絢香とトーク”. 音楽ナタリー (株式会社ナターシャ). (2007年3月6日). https://natalie.mu/music/news/553 2020年8月9日閲覧。 
  10. ^ “ミスチル「僕らの音楽」で珠玉の3曲、対談はコブクロ小渕”. 音楽ナタリー (株式会社ナターシャ). (2012年11月22日). https://natalie.mu/music/news/80358 2020年8月9日閲覧。 

外部リンク[編集]