ジェーン・バーキン

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ジェーン・バーキン
Jane Birkin
ジェーン・バーキンJane Birkin
本名 Jane Mallory Birkin
生年月日 1946年12月14日(67歳)
出生地 イングランドの旗 イングランドロンドン
国籍 イギリスの旗 イギリス
配偶者 ジョン・バリー(1965-1968)
セルジュ・ゲンズブール(1969-1980)
ジャック・ドワイヨン(1981-1993)
著名な家族 ケイト・バリー(娘)
シャルロット・ゲンズブール(娘)
ルー・ドワイヨン(娘)
公式サイト janebirkin.net

ジェーン・バーキンJane Birkin OBE、本名:Jane Mallory Birkin OBE、1946年12月14日 - )は、イギリスロンドン生まれの女優歌手。母親は女優。兄のアンドリュー・バーキンは映像作家。

概要[編集]

1963年、17歳でグレアム・グリーンの戯曲『彫像』に出演。1964年、ミュージカル「パッション・フラワー・ホテル」に出演、同年18歳で映画『ナック』のオーディションに採用され、翌1965年、『ナック』がカンヌ映画祭パルム・ドールを受賞。ジョン・バリーと結婚しケイト・バリー(写真家)を産み、後に離婚。1967年、出演した『欲望』がカンヌ映画祭パルム・ドールを受賞。

1968年フランスに渡り、フランス映画『スローガン』の主役セルジュ・ゲンスブールと結婚(ゲンスブールは3度目の結婚)。同年、映画『太陽が知っている』にペネロープ役で出演。1969年、ゲンズブールとのデュエットシングル『ジュ・テーム・モワ・ノン・プリュ』を発表する。1977年にゲンスブールの酒乱・DV等を理由に離婚するが後に和解、1991年にゲンスブールが病没まで仕事で共演するほか、私生活でも交流する。2人の間に生まれた娘シャルロット・ゲンスブールも女優となる。

1982年、映画監督ジャック・ドワイヨンと3度目の結婚をするが後に破局。ドワイヨンとの娘のルー・ドワイヨンも女優。1999年には『想い出のロックン・ローラー(Ex Fan Des Sixties)』収録の「無造作紳士(L'aquoiboniste)」がTBSドラマ『美しい人』の主題歌に使用され、日本限定企画で発表されたベスト・アルバム『ベスト』も30万枚のヒット作となる。2002年発表のライブ・アルバム『アラベスク』ではゲンスブールの曲をアラビア風にアレンジして発表。

エルメスの「バーキン」は、エルメス社の社長が偶然飛行機でジェーンと隣り合わせた際、ジェーンが籐のカゴに無造作に物を詰め込んでいるのを見て、何でも入れられるバッグをジェーンに贈ったものが最初である[1][2]

2011年日本東日本大震災の発生を受けて、同年4月6日という早い段階で来日し震災支援のチャリティーコンサートを行う。「ジェーン・バーキン震災復興支援コンサート Together for Japan」と銘うたれ、多数の日本の芸能人・アーティストとともに詩の朗読や代表曲「無造作紳士」などの披露を行った。また、日本に対して暖かい慰問と激励の言葉を伝えた。コンサートの模様はUstreamでも生配信され、多数の視聴が行われた。また、コンサート当日は直前まで渋谷の街頭で募金活動を行った[3]2013年11月14日、日本・フランス間の文化交流促進や東日本大震災の復興支援活動が評価され、日本の外務大臣表彰授与式がパリの日本大使公邸で行われた[4]

主な出演作品[編集]

公開年 邦題
原題
役名 備考
1965 ナック
The Knack
バイクに乗った少女 クレジットなし
1966 カレードマン大胆不敵
Kaleidoscope
欲望
Blowup
ブロンド
1968 ワンダーウォール
Wonderwall
ペニー・レイン 初の主演[5]
1969 太陽が知っている
La piscine
ペネロープ
スローガン
Slogan
エヴリン・ニコルソン
カトマンズの恋人
Les chemins de Katmandou
ジェーン
1970 ガラスの墓標
Cannabis
ジェーン・スウェンソン
1972 女の望遠鏡(マドモアゼル à GO GO)
Trop jolies pour être honnêtes
1973 ドンファン
Don Juan ou Si Don Juan était une femme...
クララ
ジェーン・バーキン in ヴェルヴェットの森
La morte negli occhi del gatto
コリンガ
1974 おかしなおかしな高校教師
La moutarde me monte au nez
ジャッキー・ローガン
1975 まじめに愛して
Sérieux comme le plaisir
アリアネ
冒険喜劇 大出世
La course à l'échalote
ジャネット
麗しのカトリーヌ
Catherine et Cie
カトリーヌ
仮面/死の処方箋
Kamen
ジェーン
1976 ジュ・テーム・モワ・ノン・プリュ
Je t'aime moi non plus
ジョニー
スキャンダル
Le diable au coeur
リンダ
1977 ムッシュとマドモアゼル
L'animal
1978 ナイル殺人事件
Death on the Nile
ルイーズ・ブルジェ
1979 メランコリー・ベビー
Melancholy Baby
オルガ
1981 放蕩娘
La fille prodigue
アンネ
エゴン・シーレ/愛欲と陶酔の日々
Egon Schiele - Exzesse
ウァリー
1982 地中海殺人事件
Evil under the Sun
クリスチン・レッドファン
1983 愛しのエレーヌ/ルルーとペリシエの事件簿
Circulez y a rien à voir!
エレーヌ
1984 ラ・ピラート
La Pirate
アルマ
地に堕ちた愛
L'amour par terre
エミリー
1985 熱砂の情事
Dust
マグダ
ベートーヴェンの甥
Le neveu de Beethoven
ヨハンナ
孤独な果実
Leave All Fair
マリー/キャサリン・マンスフィールド
1986 悲しみのヴァイオリン
La femme de ma vie
ラウラ
1987 右側に気をつけろ
Soigne ta droite
マドモアゼル・バーキン
ふたりだけの舞台
Comédie!
エリー
1988 カンフー・マスター!
Kung-Fu master
マリー=ジェーン 原作・出演
アニエスv.によるジェーンb.
Jane B. par Agnès V.
カラミティ・ジェーン/クロード・ジェイド/ジャンヌ・ダルク
1990 ダディ・ノスタルジー
Daddy Nostalgie
カロライン
1991 二重誘拐
Red Fox
ヴァイオレット・ハリソン テレビ映画
美しき諍い女
La Belle noiseuse. Divertimento
リズ
1995 百一夜
Les cent et une nuits de Simon Cinéma
1997 恋するシャンソン
On connaît la chanson
ジェーン
1998 シャンヌのパリ、そしてアメリカ
A Soldier's Daughter Never Cries
Mrs. Fortescue
2000 ジェーン・バーキン in シンデレラ
Cinderella
テレビ映画
2001 これが私の肉体
Ceci est mon corps
ルイーズ・ヴェルネ
2008 アニエスの浜辺
Les Plages d'Agnès
- ドキュメンタリー
2009 ジェーン・バーキンのサーカス・ストーリー
第22回東京国際映画祭での上映題『小さな山のまわりで』)
36 Vues du Pic Saint-Loup
ケイト
2010 テルマ、ルイーズとシャンタル(原題)
Thelma, Louise et Chantal
ネリー

アルバム[編集]

かっこ内は日本盤名称。

  • 1969 - La Chanson De Slogan(ジェーン&セルジュ
  • 1973 - Di Doo Dah(ディ・ドゥ・ダー)
  • 1975 - Lolita Go Home(ロリータ・ゴー・ホーム)
  • 1978 - Ex Fan Des Sixties(想い出のロックン・ローラー)
  • 1983 - Baby Alone In Babylone(バビロンの妖精)
  • 1987 - Lost Song(ロスト・ソング)
  • 1987 - Jane Birkin au Bataclan - バタクランでの初ライブ・アルバム
  • 1990 - Amours Des Feintes(いつわりの愛) - ゲンズブールの遺作
  • 1992 - Intégral Casino Paris - カジノ・ド・パリでのライブ・アルバム(来日記念盤 Je suis venu te dire que je m'en vais)
  • 1996 - Versions Jane(追憶のランデヴー)
  • 1996 - Intégral Olympia - オランピアでのライブ・アルバム
  • 1997 - The Best Of(ベスト・オブ・ジェーン・バーキン)
  • 1998 - A La Légère(ラヴ・スロウ・モーション
  • 2002 - Arabesque(アラベスク
  • 2004 - Rendez-Vous(ランデ・ヴー
  • 2006 - Fictions(フィクションズ
  • 2008 - Enfants d'Hiver(冬の子供たち
  • 2009 - Au Palace(ライヴ・アット・パラス

脚注[編集]

外部リンク[編集]