第36回スーパーボウル

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第36回スーパーボウル
Super Bowl XXXVI
1 2 3 4
STL 3 0 0 14 17
NE 0 14 3 3 20
開催日 2002年2月3日
スタジアム ルイジアナ・スーパードーム
開催地 ニューオーリンズ
MVP トム・ブレイディ, QB(ペイトリオッツ)
優勝予想 ラムズ(14点)
国歌斉唱 マライア・キャリー
コイントス ジョージ・H・W・ブッシュロジャー・ストーバック
審判 Bernie Kukar
ハーフタイム U2
入場者数 72,922人
アメリカにおけるテレビ放送
ネットワーク NFL on Fox
実況と解説 パット・サマロールジョン・マッデン
視聴率 40.4 (推測視聴者数8,680万人)[1]
占有率 61
CM広告料
(30秒)
190万ドル
 < 第35回 スーパーボウル 第37回 > 

第36回スーパーボウル(Super Bowl XXXVI)は2002年2月3日ルイジアナ州ニューオリンズのルイジアナ・スーパードームで行われた36回目のスーパーボウルで、NFL2001年シーズン決勝戦である。試合はAFC チャンピオンのニューイングランド・ペイトリオッツNFC チャンピオンのセントルイス・ラムズを20-17の接戦で破りチーム史上初のスーパーボウル制覇を成し遂げた。MVPはペイトリオッツのQBトム・ブレイディが受賞し、QBとしてはNFL史上最も若いスーパーボウルMVPに輝いた。

背景[編集]

9.11[編集]

NFLの2001年シーズン開幕直後、2001年9月11日アメリカ同時多発テロ事件が起こった。NFLは1週間中断となり、当初1月27日に開催予定だった本大会は2月3日に変更となった。そのため第36回スーパーボウルは1月以外に行われた初めてのスーパーボウルとなったが、その後同大会の2月開催は頻繁に行われるようになった。

道のり[編集]

セントルイス・ラムズ (2001 St. Louis Rams season)

セントルイス・ラムズは2年前の1999年シーズンに第34回スーパーボウルを制覇しチーム史上初のNFL王者に輝いた。翌2000年シーズンはディフェンスの不調もありプレーオフで敗れたもの、QBカート・ワーナー、RBマーシャル・フォークなどを擁する圧倒的なオフェンスは健在で、「 芝生の上で行われる最高のショー」(The Greatest Show on Turf)はまさに最盛期をむかえていた。オフにはリーグ最多失点を喫したディフェンス陣の大幅な補強に成功し、開幕前からスーパボウル出場の有力候補と目されていた。チームは開幕から6連勝と波に乗ると終盤にも6連勝を果たしリーグトップの14勝2敗で順当にプレーオフ出場を決めた。自慢のオフェンスはリーグトップの成績をおさめ、QBワーナーがリーグMVPに、RBフォークはリーグ最優秀攻撃選手に選出された。さらに昨シーズン大きく足を引っ張ったディフェンスも失点はリーグ7位、ヤードはリーグ3位とNFLトップクラスの成績をマークしチーム史上最高記録となるレギュラーシーズン14勝に貢献した。


ニューイングランド・ペイトリオッツ (2001 New England Patriots season)

ニューイングランド・ペイトリオッツは2000シーズンにビル・ベリチックがHCに就任するも5勝11敗と成績は振るわず、エースQBドリュー・ブレッドソーやディフェンスの要ローヤー・ミロイを除けばタレント不足は否めなかった。ドラフトでは全体6位で大型新人のリチャード・シーモアを獲得したが、前年のシーズンは攻守とも低調だったこともあり前評判は高くなかった。開幕戦で敗れると続く第2週にエースのブレッドソーが怪我を負い交代を余儀なくされた。代わりにQBを務めたのは2年目のトム・ブレイディであった。ブレイディは2000年のドラフト6巡指名(全体199位)選手で、ルーキーシーズンは3回パスを投げただけであった。エースQBを失なったことでチームはますます厳しい戦いになることが予想されたが、リスクを避けボールコントロールを重視するブレイディのプレースタイルは徐々にチームにフィットしていき、序盤を5勝5敗で乗り切った後は6連勝を果たして見事AFC東地区を制覇した。ブレッドソーが戻った後も先発QBを任されたブレイディはプロボウルにも選ばれる活躍でオフェンスを引っ張った。ベリチックの指揮するディフェンスはヤードこそリーグ24位であったが失点の少なさはリーグ6位、さらにリーグ8位となる35個のターンオーバーを奪うなど優秀な成績をおさめた

両チームは第10週にペイトリオッツのホームで対戦している。このときは24-17でラムズが勝利しているが、ペイトリオッツはこの試合以後無敗でレギュラーシーズンを終えた。


プレーオフ (NFL playoffs, 2001-02)

NFC第1シードのラムズはディビジョナル・プレーオフでQBブレット・ファーヴ率いるグリーンベイ・パッカーズと対戦した。ファーブはレギュラーシーズンで素晴らしい活躍を見せており、ワーナーとの名QB同士の対決には注目が集まったが、ラムズディフェンスはファーブから6つのINTを奪うなどパッカーズから計8つのターンオーバーを奪い45-17の圧勝をおさめた。NFCチャンピオンシップゲームではフィラデルフィア・イーグルスと対戦し、前半こそリードを許したが後半に逆転して試合を優位に進めると終盤はイーグルスの反撃を振り切って29-24で勝利し、過去3年間で2度目のスーパーボウル出場を決めた。

AFC第2シードのペイトリオッツはディビジョナル・プレーオフでオークランド・レイダーズと対戦した。豪雪のなか第4Qで最大10点のリードを許すもQBブレイディの活躍で3点差まで追い上げる。試合時間残り2分6秒からはじまったペイトリオッツのドライブでは疑惑の判定の後アダム・ビナティエリが45ヤードのFGを決めて同点とすると、続くオーバータイムでもビナティエリがFGを決めて16-13と劇的な勝利をおさめた。この試合はタック・ルール・ゲームと呼ばれ、疑惑の判定はしばしばNFL史上に残るミスジャッジとしてあげられることがある。AFCチャンピオンシップゲームではAFC第1シードのピッツバーグ・スティーラーズと対戦した。第2QにQBブレイディが足を負傷するアクシデントがあったが、代わりに入ったブレッドソーがTDパスを決めるなどしっかりと代役を果たす。さらにスペシャルチームがビッグプレーを連発して21-3とリードすると最後はスティーラーズの反撃を振り切って24-17で勝利し、前評判を覆してスーパーボウル出場を決めた。

試合前[編集]

多くのメディアはラムズの圧倒的勝利を予想した。Spread bettingはラムズに14点のハンデをつけ、メディアの中には「99.9%ラムズが勝つ」と謳ったものもあった。一方で同時多発テロがあったシーズンに「愛国者」の名を冠するチームが勝ちあがってきたことを運命的にとらえるメディアもあり、ペイトリオッツを「Team of Destiny」(運命に導かれたチーム)と呼ぶこともあった。しかし2年前にスーパーボウル制覇を成し遂げたばかりで、今シーズンも攻守にわたりリーグトップクラスの成績をおさめたラムズの優位は絶対との意見が大半であった。またチャンピオンシップゲームでブレイディが負傷したこともあり、ベリチックがブレイディの先発を明言したにも関わらずファンやメディアは先発QBにブレッドソーとブレイディのどちらを起用すべきかこぞって議論した。

迎えたスーパーボウル当日。テロの影響もあって厳戒体制が敷かれるなか、テレビ中継やセレモニーなどはアメリカの愛国心を刺激するようなものが多くマライア・キャリー国歌斉唱の後には観客から大きなUSAコールが巻き起こった。選手入場の際、ラムズはオフェンスの先発メンバーが一人ずつ入場したがペイトリオッツはチーム全員で同時に入場した。当時のスーパーボウルの選手入場ではHCがオフェンスかディフェンスを選択し、選んだほうの先発メンバーが一人ずつ入場するのが通例であったが、ペイトリオッツのHCビル・ベリチックはチームとして入場することを提案した。はじめはこれを認めなかったNFLだが後に認め、ペイトリオッツはチームとしてコールされ全員で入場した。ジョージ・H・W・ブッシュ元大統領が参加したコイントスの際もペイトリオッツはほぼ全員がフィールドに入ってコイントスに参加した。

試合内容[編集]

前半[編集]

試合はペイトリオッツのキックオフで始まった。ラムズは2度目のドライブで52ヤードのFGを決め先制するがペイトリオッツにうまく守られ第1Qを3点で終える。ペイトリオッツオフェンスは淡白とも言えたが堅実な攻めでボールを運び、キックオフリターンからのファーストドライブ以外はラムズオフェンスを自陣20ヤード、22ヤード、19ヤードから始めさせることで良い位置でディフェンスにつなげ好機をうかがった。3-0の時点でテレビ放送を通じてFOXが行った「どちらが優勢か」というクイックリサーチでは58%がペイトリオッツと回答した。試合が大きく動いたのは第2Q残り8分49秒、ペイトリオッツのCBタイ・ローがワーナーのパスをINTするとそのまま47ヤードのリターンTDを決めペイトリオッツが得意のディフェンスで7-3とリードを奪った。ワーナーはWRアイザック・ブルースへのパスを狙ったがLBマイク・ブレイベルのラッシュを受けたためコントロールを誤り、ローのビッグプレーにつながった。ラムズのオフェンスラインはTロッド・ジョーンズがブロックする選手を間違えたため、ブレイベルを完全にフリーでラッシュさせてしまった。

その後もロウヤー・ミロイがあと少しでINTというプレーを見せるなどペイトリオッツディフェンスを崩せないラムズは前半残り1分33秒、ワーナーがWRリッキー・プロールにパスを通したがランアフターキャッチでタックルを受けファンブルしてしまいペイトリオッツがリカバーした。ディフェンスのビッグプレーで敵陣40ヤードからの絶好の得点チャンスを得たペイトリオッツは前半残り36秒で敵陣8ヤードまで攻め込むと、最後はブレイディがWRデイビッド・パッテンにTDパスを決め14-3とリードを広げた。CBのマンカバーを振り切ったパッテンは難しい体勢であったが見事にキャッチしTDを決めた。キャッチにはオフィシャルレビューがかかったが判定は覆らなかった。続くキックリターンでラムズはマーシャル・フォークをリターナーに置いたがリターンできず、14-3で前半を終えた。

前半はペイトリオッツがラムズの強力オフェンスを押さえこみ、奪った2つのターンオーバーをしっかりとTDにつなげた。パスディフェンスではQBワーナーにプレッシャーをかけミスを誘い、WRにはバンプとハードヒットで自由にプレーさせなかった。マーシャル・フォークは稀にらしいプレーを見せたが、ペイトリオッツは集まりの速いディフェンスでビッグプレーやコンスタントなゲインを許さなかった。フォークはパスプレーの際はLBから痛烈なバンプを仕掛けられてパスルートに出るタイミングを狂わされ、ターンオーバーがあった際は強烈なブロックを見舞われた。ペイトリオッツオフェンスはQBブレイディがパスわずか67ヤードであったが11回中7回成功、投げたパス全てが20ヤード以内と堅実なプレーを見せた。ラムズはスペシャルチームがトロイ・ブラウンに良いリターンを許さずディフェンスもしっかりとペイトリオッツオフェンスを抑えていた。ラムズは獲得ヤードではペイトリオッツを上回ったが2つのターンオーバーが大きく響いていた。

後半[編集]

後半はペイトリオッツのリターンで始まる。前半の展開は多くのファンを驚かせたが、FOXが行ったクイックリサーチでは51%が「ラムズは逆転できる」と答えた。両チームともある程度まで攻め込むもパントに終わるという展開が続くが、第3Q残り3分55秒でワーナーがこの日2度目のINTを喫してしまう。この場面ではWRトリー・ホルトがベテランCBオーティス・スミスにバンプされたあとにスリップしてしまい、タイミングで投げていたワーナーのパスはフリーでスミスにキャッチされてしまった。スミスのロングリターンで敵陣33ヤードからのオフェンスを得たペイトリオッツだったが、ここはラムズディフェンスが踏ん張りFGの3点に終わった。

ペイトリオッツのリードは14点に広がったが、続くドライブでラムズは敵陣3ヤードまで攻め込む。ゴール前でのパスは通らず4thダウンとなるが、ラムズは4thダウンギャンブルを行う。ワーナーは左サイドへのパスを狙うもパスコースが見つからずプレッシャーを受けたため右にQBスクランブルを仕掛けるが、ゴール前でタックルされるとここで痛恨のファンブルを犯す。これをリカバーされてペイトリオッツの97ヤードのリターンTDが決まり雌雄は決したかと思われたが、パスディフェンスの際LBウィリー・マクギネストホールディングの反則を犯していたためリターンTDは取り消された。もう一度攻撃権を得たラムズはワーナーのQBスニークでTDをあげ17-10とその差を7点とした。ここまでペイトリオッツディフェンスの多彩なスキームに苦戦していたラムズだが、ワーナーのパスを中心に12プレーで77ヤード、6分47秒のロングドライブを決めて7点差まで追い上げた。

続くペイトリオッツのオフェンスを3ダウンアウトに抑えると、ラムズは自陣深くからはじまったオフェンスをテンポよく進め敵陣38ヤードまで攻め込んだ。しかしパスを狙ったワーナーがマクギネストにサックを受け16ヤードのビッグロスとなり、結局パントで攻撃を終えた。ペイトリオッツのオフェンスはまたも3ダウンアウトに終わるが試合時間は残り2分となった。攻守にわたって守りに入ったペイトリオッツであったが、続くプレーでこの試合素晴らしいキックを連発していたケン・ウォルターのパントがわずか30ヤードのミスキックとなってしまいラムズに自陣45ヤードからの攻撃を許してしまう。ここで引いて守りに入ったペイトリオッツディフェンス相手にラムズオフェンスが一気に襲いかかる。2本のパスであっという間に敵陣26ヤードまで攻め込むと、最後はWRプロールにTDパスが決まりついに17-17の同点となった。TDの場面ではマンカバーを敷いていたペイトリオッツディフェンスがラムズのレシーバー陣が交差した際に味方同士でぶつかってマークを外してしまい、その結果ビッグプレーを許してしまった。

勢いに乗ったラムズは続くトロイ・ブラウンのキックオフ・リターンを素晴らしいカバーで止め、ペイトリオッツは自陣17ヤードからの攻撃となった。3つのタイムアウトをすでに使い切っていたこともあり、解説を務めていたジョン・マッデンは「フィールドポジションも悪く、タイムアウトが一つも無い中で新人QBがFG圏内にまで持っていくのは無理だ。オーバータイムにもつれるだろう。」と解説していた。しかし残り1分21秒からのドライブをブレイディはスパイクを交えながら3回連続でRBのJ・R・レドモンドにパスを通し前進していく。いずれも短いゲインに終わりこの時点ではまだ自陣41ヤードであったが、ここでブレイディが左サイドのトロイ・ブラウンに23ヤードのロングパスを決めついにFG圏内まで進入する。さらにTEジャーメイン・ウィギンズにパスを通して敵陣30ヤード地点まで攻め込むとスパイクで時計を止め、試合時間は残り7秒となった。勝負の行方はスーパーボウル出場の立役者でもあるKアダム・ビナティエリのキックに委ねられ、最後は48ヤードの決勝FGがゴールポストの真ん中に完璧に決まり同時にタイムアップとなった。

圧倒的不利と言われたペイトリオッツが劇的な勝利でNFL史上に残る番狂わせを演じ[2]、チーム史上初のスーパーボウル制覇を成し遂げた。

結果[編集]

試合[編集]

カート・ワーナーはパス365ヤードを投げ、これは自身の持つ記録、第34回スーパーボウルでの414ヤードに次いでスーパーボウル史上第2位の記録である。一方トム・ブレイディはパス145ヤードにとどまり、これはスーパーボウルMVPを受賞したQBの中で3番目に低い数字である(最も少なかったのはダラス・カウボーイズロジャー・ストーバックで119ヤード)。リーディング・ラッシャーはペイトリオッツのRBアントワン・スミスで92ヤードで、ラムズはフォークが76ヤードでチームのリーディング・ラッシャーとなったが、いずれもTDはなかった。リーディング・レシーバーはラムズのアズ・ザヒヤ・ハキームで5キャッチ90ヤード、次いでペイトリオッツのトロイ・ブラウンが6キャッチの89ヤードであった。ラムズはトータルヤード、タイム・オブ・ポゼッションでペイトリオッツを上回ったが、ペイトリオッツは奪った3つのターンオーバーを全て得点に結び付け、またターンオーバーは犯さなかった。

この試合は最後のプレーで勝利が決定したスーパーボウル唯一の試合である。また最終的には敗れたものの、第4Qでのカムバックとしてはこの試合でのラムズによる14点差からのカムバックはスーパーボウル史上最大の記録である。また第4Qで10差以上からの同点劇は第34回スーパーボウル以来NFL史上2度目のことであった。

MVP[編集]

MVPにはペイトリオッツのQBトム・ブレイディが選ばれたが、これにはファンによる後押しがあった[3]。MVPを選ぶ19票のうちメディア関係者には15票が与えられ、ジョン・マッデンらはブレイディに投票したが4票、一方チームメートのタイ・ローが5.5票、アダム・ビナティエリには5票が入った。結果はファン投票に委ねられ、40万人に及ぶ投票の結果はブレイディが29.02%、ビナティエリが28.74%でブレイディに軍配が上がった[3]。その差はわずか0.28%であった。ファン投票でトップに立ったブレイディは残りの4票を独占してキャデラック・エスカレードを手にした。ブレイディは当時のスーパーボウル制覇QBの最年少記録を塗り替えるとともに、QBとして史上最年少スーパーボウルMVPとなった。

その後[編集]

  • チーム史上初のスーパーボウル制覇を成し遂げたペイトリオッツは翌シーズンこそプレーオフ出場を逃すが2003年、2004年シーズンにスーパーボウル連覇を成し遂げ、Patriots Dynasty(ペイトリオッツ王朝)と呼ばれる一時代を築き上げた。無名のQBだったトム・ブレイディは以後NFLを代表するスーパースターとなった。
  • この試合以降NFLは個別入場の強制をやめ、その後のスーパーボウルではペイトリオッツを含め多くのチームがチームとして入場を行っている。
  • ラムズは翌年QBワーナーが極度のスランプに陥りプレーオフ進出を逃す。2003年にはワーナーは先発QBの座をマーク・バルジャーに奪われ、その後チームを去った。RBフォークは2001年シーズンを最後に1000ヤードラッシュを記録することはなく、2005年シーズンを最後に引退した。チームは2003年シーズンこそプレーオフに進出するが、その後は低迷期を迎えることになる。
  • 2007年にペイトリオッツのスパイゲート事件が発覚したのち、この試合でもペイトリオッツが不正を行っていたのではないかという疑惑が浮上した。しかし有力な証言や証拠は得られず、単なる疑惑に終わった。
  • ハーフタイムショーU2が見せたパフォーマンスは、しばしば大会史上最高のハーフタイムショーとして評価されることがある[4]

得点経過[編集]

クォーター 残り時間 チーム ドライブ 得点情報 得点
距離 プレイ数 時間 STL NE
1Q 3:10 STL 48ヤード 10 5:05 FG: ジェフ・ウィルキンス 50ヤード 3 0
2Q 8:49 NE - - - TD: タイ・ロー 47ヤード INTリターン (Adam Vinatieri kick) 3 7
2Q 0:31 NE 40ヤード 5 0:49 TD: デイビッド・パッテン 8ヤードパス from Tom Brady (Adam Vinatieri kick) 3 14
3Q 1:18 NE 14ヤード 5 2:07 FG: アダム・ビナティエリ 37ヤード 3 17
4Q 9:31 STL 77ヤード 12 6:47 TD: カート・ワーナー 2ヤードラン (Jeff Wilkins kick) 10 17
4Q 1:30 STL 55ヤード 3 0:21 TD: リッキー・プロール 26ヤードパス from Kurt Warner (Jeff Wilkins kick) 17 17
4Q 0:00 NE 53ヤード 9 1:30 FG: アダム・ビナティエリ 48ヤード 17 20

スタッツ[編集]

主なチームスタッツ[編集]

セントルイス・ラムズ ニューイングランド・ペイトリオッツ
ファーストダウン 26 15
3thダウン 5/13 2/11
4thダウン 0-0 0-0
トータルヤード 427 267
パス獲得ヤード 337 134
パス成功数 28-44回中28回 27回中16回
ラン獲得ヤード 90 133
ラン回数 22 15
ラン平均獲得ヤード 4.1 5.3
ペナルティ 6回39ヤード 5回31ヤード
許したサック 3回28ヤード 2回11ヤード
ターンオーバー 3 0
ファンブル 2-1 0-0
インターセプト 2 0
タイム・オブ・ポゼッション 33:30 26:30

主な個人スタッツ[編集]

Rams Passing
C/ATT* Yds TD INT
カート・ワーナー 28/44 365 1 2
Rams Rushing
Cara Yds TD LGb
マーシャル・フォーク 17 76 0 15
Rams Receiving
Recc Yds TD LGb
アズ・ザヒア・ハキーム 5 90 0 29
アイザック・ブルース 5 56 0 22
トリー・ホルト 5 49 0 18
マーシャル・フォーク 4 54 0 22
Patriots Passing
C/ATT* Yds TD INT
トム・ブレイディ 16/27 145 1 0
Patriots Rushing
Cara Yds TD LGb
アントワン・スミス 18 92 0 17
Patriots Receiving
Recc Yds TD LGb
トロイ・ブラウン 6 89 0 23
J・R・レドモンド 3 24 0 11


*Completions/Attempts aCarries bLong play cReceptions


先発メンバー[編集]

ラムズ ポジション ポジション ペイトリオッツ
オフェンス
トリー・ホルト
Torry Holt
WR トロイ・ブラウン
Troy Brown
オーランド・ペース
Orlando Pace
LT マット・ライト
Matt Light
トム・ニュッテン
Tom Nütten
LG マイク・コンプトン
Mike Compton
アンディ・マッカラム
Andy McCollum
C ダミアン・ウッディ
Damien Woody
アダム・ティマーマン
Adam Timmerman
RG ジョー・アンドラジ
Joe Andruzzi
ロッド・ジョーンズ
Rod Jones
RT グレッグ・ランドール
Greg Robinson-Randall
アーニー・コンウェル
Ernie Conwell
TE ジャーメイン・ウィギンズ
Jermaine Wiggins
アイザック・ブルース
Isaac Bruce
WR デイビッド・パッテン
David Patten
カート・ワーナー
Kurt Warner
QB トム・ブレイディ
Tom Brady
マーシャル・フォーク
Marshall Faulk
RB アントワン・スミス
Antowain Smith
ジェフ・ロビンソン
Jeff Robinson
TE FB マーク・エドワーズ
Marc Edwards
ディフェンス
チディ・アハノトゥ
Chidi Ahanotu
LE ボビー・ハミルトン
Bobby Hamilton
ブライアン・ヤング
Brian Young
LDT ブランドン・ミッチェル
Brandon Mitchell
ジェフ・ズゴニナ
Jeff Zgonina
RDT リチャード・シーモア
Richard Seymour
グラント・ウィストロム
Grant Wistrom
RE アンソニー・プレゼント
Anthony Pleasant
ドン・デービス
Don Davis
LOLB マイク・ブレイベル
Mike Vrabel
ロンドン・フレッチャー
London Fletcher
MLB テディ・ブルスキ
Tedy Bruschi
トミー・ポリー
Tommy Polley
ROLB ローマン・ファイファー
Roman Phifer
アニーアス・ウィリアムズ
Aeneas Williams
LCB タイ・ロー
Ty Law
デクスター・マクレオン
Dexter McCleon
RCB オーティス・スミス
Otis Smith
アダム・アーチュリータ
Adam Archuleta
SS ロウヤー・ミロイ
Lawyer Milloy
キム・ヘリング
Kim Herring
FS テバッキー・ジョーンズ
Tebucky Jones
スペシャルチーム
ジェフ・ウィルキンス
Jeff Wilkins
K アダム・ビナティエリ
Adam Vinatieri
ジョン・ベイカー
John Baker
P ケン・ウォルター
Ken Walter
ヘッドコーチ
マイク・マーツ
Mike Martz
ビル・ベリチック
Bill Belichick

テレビ中継[編集]

全米でのテレビ中継はNFL on FOXが行った。実況はパット・サマロール、解説はジョン・マッデンが担当した。

日本におけるテレビ中継[編集]

脚注[編集]

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  1. ^ http://tvbythenumbers.com/2009/01/18/historical-super-bowl-tv-ratings/11044
  2. ^ HOT OFF THE GRIDIRON #68”. 2010年8月16日閲覧。
  3. ^ a b Fan vote helps Brady eke out MVP”. St. Petersburg Times (2002年2月8日). 2008年3月22日閲覧。
  4. ^ Top 10 Super Bowl Halftime shows”. SI.com. 2009年2月1日閲覧。

外部リンク[編集]

or http://www.pro-football-reference.com/super-bowl/xxxvi.htm - Super Bowl 36 - Pro-Football-Reference.com