ホール・オブ・フェイム・ゲーム

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1999年8月9日に行われたホール・オブ・フェイム・ゲーム

ホール・オブ・フェイム・ゲーム(Pro Football Hall of Fame Game)はNFLが毎年プロフットボール殿堂入りが決まった選手のセレモニーに合わせて開催しているエキシビジョンゲーム。プロフットボール殿堂があるオハイオ州カントンにあるフォーセット・スタジアムで開催されている。

出場する2チームはNFLによって決められる。1971年から毎年AFCのチームとNFCのチームの対戦となっていたが2009年はAFL創設から50周年を迎えたため当初からAFLに参加した8チームのうち、テネシー・タイタンズ(当時ヒューストン・オイラーズ、AFL初代チャンピオン)、バッファロー・ビルズ(オーナーのラルフ・ウィルソンがこの年殿堂入りを果たした。)が対戦した[1]。ラルフ・ウィルソンとタイタンズのオーナー、バド・アダムスは1960年にAFLが創設された当時から2009年までオーナーを務めている生き残りであったためこの両チームの対戦カードとなった。

2011年はシカゴ・ベアーズセントルイス・ラムズの対戦が予定されていたが、その年春から行われたNFLのロックアウトの影響で1966年以来の中止となった[2]

ホール・オブ・フェイム・ゲームは他のプレシーズンマッチより先に行われ他のチームが4試合ずつしか行わないプレシーズンマッチを5試合行うこととなる[3]

1995年以降、エクスパンションチームはホール・オブ・フェイム・ゲームに登場しており、1995年にはジャクソンビル・ジャガーズカロライナ・パンサーズが対戦、2002年にはヒューストン・テキサンズが登場した。ボルチモア・レイブンズはチーム創設時に出場しなかったがこれはクリーブランド・ブラウンズが移転しロースターにも大部分の選手が残ったと判断されたためである。この時には新加盟チームがあった場合に行われるエクスパンション・ドラフトも行われなかった。ただしレイブンズは公式にはNFLクリーブランドの間で行われた合意に基づき新規に誕生したチームであり、クリーブランド・ブラウンズの歴史などは1999年に誕生した新生ブラウンズに引き継がれている。

テレビ・ラジオ中継[編集]

1997年以前は土曜日の午後に開催されたが1998年に土曜日の夜に時間が変更され、1999年から2005年までは月曜日に開催され、ABCマンデーナイトフットボールのパッケージとして放送された。2006年からは日曜日の夜に変更されNBCサンデーナイトフットボールのパッケージとして放送されるようになった。

ラジオではウェストウッド・ワンが放送しており、プレシーズンマッチとしては唯一全米に放送されている試合である。

2008年にはSky Sportsによって、イギリスアイルランドでも放送された。しかし2009年にはNFLとSky Sportsが合意に至らずテレビ放送はされなかった。ヨーロッパの残りの国にはESPNアメリカが放送を行った。

試合結果[編集]

Date Score
1962年8月11日 ニューヨーク・ジャイアンツ 21, セントルイス・カージナルス 21
1963年9月8日 ピッツバーグ・スティーラーズ 16, クリーブランド・ブラウンズ 7
1964年9月6日 ボルチモア・コルツ 48, ピッツバーグ・スティーラーズ 17
1965年9月12日 ワシントン・レッドスキンズ 20, デトロイト・ライオンズ 3
1966年 未開催
1967年8月5日 フィラデルフィア・イーグルス 28, クリーブランド・ブラウンズ 13
1968年8月3日 シカゴ・ベアーズ 30, ダラス・カウボーイズ 24
1969年9月13日 グリーンベイ・パッカーズ 38, アトランタ・ファルコンズ 24
1970年8月8日 ニューオーリンズ・セインツ 14, ミネソタ・バイキングス 13
1971年7月31日 ロサンゼルス・ラムズ 17, ヒューストン・オイラーズ 6
1972年7月29日 カンザスシティ・チーフス 23, ニューヨーク・ジャイアンツ 17
1973年7月28日 サンフランシスコ・フォーティナイナーズ 20, ニューイングランド・ペイトリオッツ 7
1974年7月27日 セントルイス・カージナルス 21, バッファロー・ビルズ 13
1975年8月2日 ワシントン・レッドスキンズ 17, シンシナティ・ベンガルズ 9
1976年7月24日 デンバー・ブロンコス 10, デトロイト・ライオンズ 7
1977年7月30日 シカゴ・ベアーズ 20, ニューヨーク・ジェッツ 6
1978年7月29日 フィラデルフィア・イーグルス 17, マイアミ・ドルフィンズ 3
1979年7月28日 オークランド・レイダーズ 20, ダラス・カウボーイズ 13
1980年8月2日[4] 引き分け 0-0; グリーンベイ・パッカーズサンディエゴ・チャージャーズ
1981年8月1日 クリーブランド・ブラウンズ 24, アトランタ・ファルコンズ 10
1982年8月7日 ミネソタ・バイキングス 30, ボルチモア・コルツ 14
1983年7月30日 ピッツバーグ・スティーラーズ 27, ニューオーリンズ・セインツ 14
1984年7月28日 シアトル・シーホークス 38, タンパベイ・バッカニアーズ 0
1985年8月3日 ニューヨーク・ジャイアンツ 21, ヒューストン・オイラーズ 20
1986年8月2日 ニューイングランド・ペイトリオッツ 21, セントルイス・カージナルス 16
1987年8月8日 サンフランシスコ・フォーティナイナーズ 20, カンザスシティ・チーフス 7
1988年7月30日 シンシナティ・ベンガルズ 14, ロサンゼルス・ラムズ 7
1989年8月5日 ワシントン・レッドスキンズ 31, バッファロー・ビルズ 6
1990年8月4日 シカゴ・ベアーズ 13, クリーブランド・ブラウンズ 0
1991年7月27日 デトロイト・ライオンズ 14, デンバー・ブロンコス 3
1992年8月1日 ニューヨーク・ジェッツ 41, フィラデルフィア・イーグルス 14
1993年7月31日 ロサンゼルス・レイダーズ 19, グリーンベイ・パッカーズ 3
1994年7月30日 アトランタ・ファルコンズ 21, サンディエゴ・チャージャーズ 7
1995年7月29日 カロライナ・パンサーズ 20, ジャクソンビル・ジャガーズ 14
1996年7月27日 インディアナポリス・コルツ 10, ニューオーリンズ・セインツ 3
1997年7月26日 ミネソタ・バイキングス 28, シアトル・シーホークス 26
1998年8月1日 タンパベイ・バッカニアーズ 30, ピッツバーグ・スティーラーズ 6
1999年8月9日 クリーブランド・ブラウンズ 20, ダラス・カウボーイズ 17, OT
2000年7月31日 ニューイングランド・ペイトリオッツ 20, サンフランシスコ・フォーティナイナーズ 0
2001年8月6日 セントルイス・ラムズ 17, マイアミ・ドルフィンズ 10
2002年8月5日 ニューヨーク・ジャイアンツ 34, ヒューストン・テキサンズ 17
2003年8月4日[5] カンザスシティ・チーフス 9, グリーンベイ・パッカーズ 0
2004年8月9日 ワシントン・レッドスキンズ 20, デンバー・ブロンコス 17
2005年8月8日 シカゴ・ベアーズ 27, マイアミ・ドルフィンズ 24
2006年8月6日 オークランド・レイダーズ 16, フィラデルフィア・イーグルス 10
2007年8月5日 ピッツバーグ・スティーラーズ 20, ニューオーリンズ・セインツ 7
2008年8月3日 ワシントン・レッドスキンズ 30, インディアナポリス・コルツ 16
2009年8月9日 テネシー・タイタンズ 21, バッファロー・ビルズ 18
2010年8月8日 ダラス・カウボーイズ 16, シンシナティ・ベンガルズ 7
2011年 ロックアウトが実施されていたため未開催(当初はシカゴ・ベアーズセントルイス・ラムズの試合が予定されていた。)
2012年8月5日 ニューオーリンズ・セインツ 17, アリゾナ・カージナルス 10
2013年8月4日 ダラス・カウボーイズ 24, マイアミ・ドルフィンズ 20[6]
2014年8月3日 ニューヨーク・ジャイアンツ 17, バッファロー・ビルズ 13

参考文献[編集]

脚注[編集]

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  1. ^ ホール・オブ・フェイム・ゲーム、今年はAFL50周年仕様”. NFL JAPAN (2009年8月7日). 2011年8月8日閲覧。
  2. ^ HOFゲーム中止、開催地では失望の声挙がる”. NFL JAPAN (2011年7月23日). 2011年8月8日閲覧。
  3. ^ 生沢浩 (2009年8月13日). “不作か、それとも新星誕生か? 今季のレシーバー事情”. NFL JAPAN. 2010年2月10日閲覧。
  4. ^ 落雷のため第4Q残り5分29秒で試合終了
  5. ^ 落雷のため第3Q残り5分49秒で試合終了
  6. ^ ホール・オブ・フェイム・ゲーム、カウボーイズが勝利”. NFL JAPAN (2013年8月5日). 2013年8月8日閲覧。

外部リンク[編集]