イノキ・ゲノム・フェデレーション
| 種類 | 株式会社 |
|---|---|
| 市場情報 | 非上場
|
| 略称 | IGF |
| 本社所在地 | 〒105-0004 東京都港区新橋5-8-11 オリックス新橋ビル5階 |
| 設立 | 2007年3月 |
| 業種 | サービス業 |
| 事業内容 | プロレスの興行他 |
| 代表者 | 代表取締役会長:猪木寛至 代表取締役社長:髙橋仁志 |
| 資本金 | 1億3,000万円 |
| 外部リンク | http://www.igf.jp |
イノキ・ゲノム・フェデレーション(Inoki Genome Federation、略称:IGF)は、2007年に元プロレスラーのアントニオ猪木によって旗揚げされたプロレスのイベントである。
目次 |
[編集] 概要
[編集] イノキ・ゲノム
2006年、新日本プロレス筆頭株主(実質は株主預かり)であった猪木が、所持する全株をユークスに売却、実質オーナーから退いた。同時に、同年9月1日に日本武道館にて、猪木vsモハメド・アリ30周年を記念し「イノキ・ゲノム 〜格闘技世界一決定戦2006〜」なる興行を開催することを明言。38万円のリングサイドチケットなど話題を振りまいたが、直前になっても武道館側が「予約すら入っていない」ことを明かし、その後延期を表明。10月15日に同所で行うことを猪木が明言したが、再び延期となり、11月に大木金太郎の追悼として韓国にて興行を行うと発表されたが、会場指定もされずに実現しなかった。1月に延期することが発表されたが、こちらもやはり実現しなかった。
[編集] IGF旗揚げ
2007年3月8日にプロレス復興をテーマに新団体旗揚げを発表。猪木は新団体の社長となった。猪木の娘婿であるサイモン・ケリー猪木も新日本プロレス社長を辞職し、新団体に合流した。
3月14日、資本金1億円で会社登記。東京・銀座に事務所を構え、4月1日から営業を開始。2006年より居酒屋チェーン「アントニオ猪木酒場」を展開している、焼肉屋さかいなどを傘下に持つ外食産業大手のジー・コミュニケーションの支援を得て、IGFの事務所も同社の東京オフィス内に構えられた。
[編集] 旗揚げ後
6月29日、両国国技館にて旗揚げ興行「闘今 BOM-BA-YE」を8,426人の観衆を集めて開催。大方の予想を覆して大成功を収めた。観客数は実数で発表していると公表したが後に旗揚げの観客数は手違いで少なめに発表してしまったとサイモンが告白。メーンではブロック・レスナーとカート・アングルが対戦し、アングルがアンクル・ロックで勝利した。その他、ジョシュ・バーネットや小川直也らが勝利を収めた。
ちなみに、大会名を「闘魂」ではなく「闘今」としたのは、この時点で「闘魂」という商標が新日本プロレスのものになっていたからである[1]。
ただし、その内側では当初協力を申し出ていた藤波辰爾及び藤波が代表を務める無我ワールド・プロレスリング(現:ドラディション)の参戦は実現せず直前になってハッスル等の他団体へ選手の貸し出しを要請したり、早々にメインとして決定したレスナーvsアングル戦を一旦白紙に戻した上でカード発表を開催当日に行うといったドタバタ劇が繰り広げられた。猪木は「予定通りでは面白くない。非常識の批判はあるが、その方が面白い。見たくない奴は来るな」とコメントした[2]。
9月8日、日本ガイシホールにて第2回大会「GENOME」を開催。メインではジョシュとドン・フライのUFC王者同士の対戦が実現し小川とプレデターのド迫力ファイト等、好試合を展開。試合内容に賛否はあるものの、小原道由、タカ・クノウ等の我武者羅ファイトは概ね好評であった。
12月20日、有明コロシアムにて第3回大会「GENOME2」の開催。アングルが再度参戦し、当初はブッカー・Tと対戦予定であったが、「書類上の不備」で来日せず、代わりにIGF初参戦のケンドー・カシンと対戦した。メインイベントは、三つ巴戦で既にレネ・ローゼを破っていた安田忠夫対小川直也であったが、小川がSTOで安田をKOすると猪木が突然リングイン。小川と乱闘を繰り広げ、大混乱のまま大会が終了した。
2008年2月16日、「GENOME3」が有明コロシアムで開催され、小川とジョシュが初めてシングルで激突。ジョシュが小川から勝利を奪うも小川の抗議により再試合。2試合目は小川の勝利で1勝1敗となる。また、ブッカー・Tが初参戦してTAJIRIにフォール勝ちした。当時新日に参戦していたトラヴィス・トムコがIGF電撃参戦というハプニングもあった。
2008年9月13日、U.W.F.スネークピットジャパンとの業務提携を発表。代表宮戸優光が現場部長、ヘッドコーチビル・ロビンソンがスーパーバイザーに就任した[3]。
2010年5月9日に開催された「GENOME12」にて、キックボクサーの角谷正義のデビュー戦を組んだ。以後は角谷を中心に、1大会に1試合程度のペースでキックボクシングルールマッチを組んでいる。
2010年9月25日に開催された「GENOME13」にて、総合格闘家ティム・シルビアが参戦し、初のプロレスルールマッチでジョシュ・バーネットとの元UFC世界ヘビー級王者同士の対決が行われた。
2010年11月29日、同年に新日本プロレスを退団してフリーとなった猪木の愛弟子である蝶野正洋のプロデューサー就任が発表された[4]。
2010年12月3日に「INOKI BOM-BA-YE 2010」を開催。
当初は所属選手ゼロで興行を打っていたが、2009年頃から猪木がスカウトした選手を抱えるようになった。
2011年にはIGF王座も新設され、2億円のチャンピオンベルトが披露され、2月5日の「GENOME14」から初代王者決定トーナメントを開始した。
2011年4月28日、東京ドームシティホールで開催された「GENOME15」に、K-1の看板スターであるキックボクサーのジェロム・レ・バンナが電撃参戦し、さらに初代IGF王座決定トーナメント1回戦にて異種格闘技戦で鈴川真一と対戦し、プロレスルールとされた試合にもかかわらず、ケーフェイの無い完全なガチンコの真剣勝負で行われたことでファンや関係者に大きな衝撃を与えた。同大会を視聴していた総合格闘家の青木真也や北岡悟らもTwitter上でこの試合が真剣勝負だとツイートした。
アントニオ猪木は以前から「俺はプロレス(ケーフェイ)と格闘技(ガチンコ・真剣勝負)を分けて考えたことは一度も無い。強さの追求をしているという点で根は同じ」と語っており、バンナvs.鈴川戦について聞かれた各インタビューでもそのことを改めて強調した。その後も、IGFでは表向きはプロレスルールとした試合でガチンコと思われるような試合が稀に行われている。
2011年にはK-1を主催するFEGが資金難によるファイトマネー未払い問題やK-1の大会開催予定の目処が全く立たないため、バンナのIGF参戦をきっかけにレイ・セフォーやピーター・アーツらK-1ファイター達がIGFに参戦するようになった。
同年6月20日、「アントニオ猪木道場」を設立。本格的な選手育成に取り組む。また、「IGF中国」の設立も発表した。その後もヨーロッパやアメリカなどに支部を設立し、IGFのテレビ放送を世界各国で放送する計画を発表している。
同年8月27日に東日本大震災復興イベントとして「INOKI GENOME 〜Super Stars Festival 2011〜」を開催した。
同年12月2日に「INOKI BOM-BA-YE 2011」を開催、12月4日に震災被災地である福島県いわき市のいわき明星大学にて「闘魂祭り in いわき」を開催した。
同年12月31日に総合格闘技団体DREAMと合同で「元気ですか!! 大晦日!! 2011」を開催すると発表された。
[編集] 中継
テレビ放送は当初、スカチャンで2000円のペイ・パー・ビューによる生中継、地上波では、第2回大会以降を東海3県ローカルの東海テレビで放送していた。
2009年以降はFIGHTING TV サムライで中継。
2011年8月からニコニコ動画にて「アントニオ猪木密着チャンネル 1,2,3 猪木ダァー!!」を開始し、IGFの記者会見や大会の裏側などを生中継している。
2011年8月27日の「INOKI GENOME 〜Super Stars Festival 2011〜」で初めてニコニコ動画での無料生中継を行った。
2011年12月31日の「元気ですか!! 大晦日!! 2011」は15時~18時までの第一部をニコニコ動画とFIGHTING TV サムライで無料生中継、18時以降はニコニコ動画は第二部は無料、第三部は有料、スカチャンでは第二部・第三部ともに有料で生中継することを発表した。
[編集] 大会一覧
| 大会名 | 開催年月日 | 会場 | 開催地 | 入場者数 |
|---|---|---|---|---|
| GENOME19 | 2012年3月20日 | 福岡国際センター | ||
| GENOME18 | 2012年2月17日 | 東京ドームシティホール | 2,806 | |
| 元気ですか!! 大晦日!! 2011 | 2011年12月31日 | さいたまスーパーアリーナ | 24,606 | |
| 闘魂祭り in いわき | 2011年12月4日 | いわき明星大学 | 2,000 | |
| INOKI BOM-BA-YE 2011 | 2011年12月2日 | 両国国技館 | 8,655 | |
| GENOME17 | 2011年9月3日 | 愛知県体育館 | 6,288 | |
| INOKI GENOME 〜Super Stars Festival 2011〜 | 2011年8月27日 | 両国国技館 | 11,600 | |
| GENOME16 | 2011年7月10日 | 東京ドームシティホール (旧・JCBホール) |
3,088 | |
| GENOME15 | 2011年4月28日 | 2,988 | ||
| GENOME14 | 2011年2月5日 | 福岡国際センター | 5,885 | |
| INOKI BOM-BA-YE 2010 | 2010年12月3日 | 両国国技館 | 8,625 | |
| GENOME13 | 2010年9月25日 | JCBホール | 2,958 | |
| GENOME12 | 2010年5月9日 | 大阪府立体育会館第1競技場 | 6,588 | |
| GENOME11 | 2010年2月22日 | JCBホール | 2,780 | |
| GENOME10 | 2009年11月3日 | 2,780 | ||
| GENOME9 | 2009年8月9日 | 有明コロシアム | ||
| GENOME8 | 2009年3月15日 | 広島サンプラザホール | 5,278 | |
| GENOME7 | 2008年11月24日 | 愛知県体育館 | 5,983 | |
| GENOME6 闘魂BOM-BA-YE | 2008年8月15日 | 両国国技館 | 7,288 | |
| 猪木GENKI祭 | 2008年6月25日 | 函館市民体育館 | 2,836 | |
| GENOME5 北海道元気サミット | 2008年6月23日 | 月寒アルファコートドーム | 4,647 | |
| GENOME4 大阪初見参! | 2008年4月12日 | 大阪府立体育会館第1競技場 | ||
| GENOME3 〜猪木Memorial65〜 | 2008年2月16日 | 有明コロシアム | ||
| GENOME2 〜猪木Fighting Xmas〜 | 2007年12月20日 | |||
| GENOME | 2007年9月8日 | 日本ガイシホール | ||
| 闘今BOM-BA-YE | 2007年6月29日 | 両国国技館 |
[編集] タイトル
2011年に創設。同年最初の大会となるGENOME14より初代王座決定トーナメントが行われている。
| タイトル | 保持者 | 歴代 | 防衛回数 |
|---|---|---|---|
| IGF王座 | ジェロム・レ・バンナ | 初代 | 3 |
[編集] 主な参戦選手
IGFに参戦する選手は「ゲノムファイター」と呼ばれる。
[編集] 所属・レギュラー選手
[編集] その他
- アマゾン・ブレード
- アレクサンダー大塚
- 石川雄規
- 上山龍紀
- ウルティモ・ドラゴン
- AJスタイルズ
- エリック・パーソン
- エリック・ハマー
- エル・ブレイザー
- 大久保一樹
- オーランド・ジョーダン
- 小川直也
- 小原道由
- カート・アングル
- 金原弘光
- 木戸修
- クリス・ムーア
- ケビン・ランデルマン
- ケンドー・カシン
- 小武悠希
- ザ・プレデター
- 佐藤光留
- 澤宗紀
- ジェロム・レ・バンナ
- 柴田正人
- 初代タイガーマスク
- ジョシュ・バーネット
- ジョン・アンダーセン
- 関本大介
- センシ
- タイガー・シャーク
- 高山善廣
- ダニー・イグアス
- ダニエル・ピューダー
- 田村和宏
- 田村潔司
- タンク・アボット
- TJ
- トムコ
- トム・ハワード
- ドン・フライ
- 中村大介
- ネクロ・ブッチャー
- 浜中和宏
- 人喰い義生
- フォンセカ
- 藤井克久
- 藤田和之
- 藤波辰爾
- 藤原喜明
- ブッカー・T
- ブロック・レスナー
- ボビー・ラシュリー
- ボブ・サップ
- マーク・コールマン
- MASASHI
- 松井大二郎
- 松田英久
- マリオ・フレンチ
- ミノワマン
- ミル・マスカラス
- モンターニャ・シウバ
- 安田忠夫
- 柳澤龍志
- ヤン・ノルキヤ
- RIKI-SHI
- ルーベン・ウォーパス
- レイ・セフォー
- レネ・ローゼ
- ロッキー・ロメロ
- ロブ・ヴァン・ダム
- 若翔洋
[編集] ゲスト
[編集] スタッフ
- 会長
- エグゼクティブプロデューサー
- ゼネラルマネージャー
- スーパーバイザー
- 渉外
- 監査役/コーチ
- 藤原喜明
- リングアナウンサー
- レフェリー
[編集] 脚注
- ^ 新日本 猪木の肖像権を取得 この中に「闘魂」という商標も含まれている
- ^ 1・2・3・詐欺ダァー?アントニオ猪木の興行大混乱 - 夕刊フジ(2007年6月28日号)
- ^ IGF、スネークピット・ジャパン業務提携 IGF公式サイト 2008年9月17日
- ^ 蝶野IGFプロデューサーに就任 - 日刊スポーツ 2010年11月30日