THE OUTSIDER

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THE OUTSIDER(ジ・アウトサイダー)は、前田日明がプロデュースするアマチュア、セミプロ選手による総合格闘技大会。主催はリングス2008年3月30日に第1回大会が開催された。

概要[編集]

いわゆる「不良」などの若者に格闘技を通じた更生の道を用意し、優秀な選手をDREAMUFCといったメジャーな格闘技団体を含めた大会にプロデビューさせることを目標にしている[1]

「不良達ヨ、覚醒セヨ。」というキャッチフレーズで不良同士が試合をするというコンセプトであるが、出場資格が「年齢16 - 35歳まで、プロでの試合経験が3試合以下の者」とされたため、不良ではない選手も多数出場している。

第1回大会では、全22試合が組まれ[2]ブラックエンペラー二代目総長の息子である瓜田純士与国秀行などが出場し、話題を呼んだ。入場ゲートに金属探知機が用意され、エンセン井上村上和成などが警備を務める厳戒態勢の中、超満員札止め1,521人の観客を集めた。

第1試合の黒石高大秋山翼の判定に不服だった黒石サイドがリング上に詰め寄り一触即発の事態となったがエンセンや村上らが仲裁に入り事態は収まった。後に前田日明は黒石サイドの行動に対し、行為そのものについては批判しながらも、仲間を大事にする気持ちそのものについては賞賛し(格闘技通信、週刊プレイボーイ他、複数の雑誌より)、黒石は第一回大会のファイティングスピリット賞を受賞した。なお、その後黒石の応援団は第2回大会でも乱闘騒ぎを起こしている(結果は黒石の開始2秒KO負け)。

2009年3月15日の第5回大会では両国国技館で開催。これは、映画『クローズZERO II』とのコラボレーション興行「THE OUTSIDER SPECIAL」として開催された。

2009年10月11日の第8戦より「65-70kgトーナメント」が開幕し、12月13日の第9戦で吉永啓之輔が優勝を果たした。

2010年6月20日に行われた第12戦では、試合後の乱闘が3度も発生する事態になった。これについて、前田は3度目の乱闘の際「お前らいい年こいて恥ずかしくないんか!」とセコンド陣を一喝した[3]

2010年、吉永啓之輔とプロ契約をかわし[4]、10月11日に行なわれた第13戦のメインイベントがプロデビュー戦となった。

ルール[編集]

HERO'S公式ルールに準ずるルールが採用され、ラウンドは3分2R制。パワーボムバックドロップジャーマン・スープレックスなどは禁止。ダウンカウントも採用された。

判定についてはマストシステムだが、第1回大会の第5試合、第12試合にドロー裁定がくだった。

階級制は設けられていないが、体重の近い選手同士が対戦するように調整されている。

開催履歴[編集]

大会名 開催年月日 会場 開催地 MVP
THE OUTSIDER 第14戦 2010年12月4日 ディファ有明 日本の旗 東京都江東区 松岡洋平
THE OUTSIDER 第13戦 2010年10月11日 横浜文化体育館 日本の旗 神奈川県横浜市
THE OUTSIDER 第12戦 2010年6月20日 ディファ有明 日本の旗 東京都江東区
THE OUTSIDER 第11戦 2010年4月3日 ディファ有明 日本の旗 東京都江東区
THE OUTSIDER 第10戦 2010年2月14日 ディファ有明 日本の旗 東京都江東区
THE OUTSIDER 第9戦 2009年12月13日 ディファ有明 日本の旗 東京都江東区 吉永啓之輔
THE OUTSIDER 第8戦 2009年10月11日 ディファ有明 日本の旗 東京都江東区 野村剛史
THE OUTSIDER 第7戦 2009年8月9日 ディファ有明 日本の旗 東京都江東区
THE OUTSIDER 第6戦 2009年5月5日 ディファ有明 日本の旗 東京都江東区 ヒカル
THE OUTSIDER SPECIAL 2009年3月15日 両国国技館 日本の旗 東京都墨田区 秀虎
THE OUTSIDER 第4戦 2008年12月20日 ディファ有明 日本の旗 東京都江東区 佐野哲也
THE OUTSIDER 第参戦 2008年10月19日 ディファ有明 日本の旗 東京都江東区 吉永啓之輔
THE OUTSIDER 第弐戦 2008年7月19日 ディファ有明 日本の旗 東京都江東区 大嶽伸次
THE OUTSIDER 2008年3月30日 ディファ有明 日本の旗 東京都江東区 加藤友弥

脚注[編集]

外部リンク[編集]