にっぽんの歌
にっぽんの歌(にっぽんのうた)は、テレビ東京が毎年大晦日に放送する演歌を中心とした音楽番組である。昭和の曲と最新ヒット曲を放送する。なお、BSジャパンでも同時放送を行っている(同時放送となった2001年からはBSジャパンも番組制作に参加している)。
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[編集] 概要
テレビ朝日がNET時代に同名の番組が存在しており、(⇒にっぽんの歌 (NET)を参照)番組名としては、NETの方が古い。
もともと、『にっぽんの歌』はテレビ東京で1982年から1989年3月までにレギュラー番組として玉置宏と京唄子(1984年からは渡辺友子、1988年頃~1989年は大場久美子)が司会を担当していた演歌・懐メロ番組であった。
この番組の源流は1968年~1974年に同局の前身・東京12チャンネル[1]でコロムビア・トップ・ライトの司会で放送された『なつかしの歌声』、さらに東京12チャンネル開局翌年に放送された芥川隆行司会の『歌謡百年』まで遡ることができる。
この年末特集番組が放送されるようになった時期は1966年12月31日の『歌こそわがふるさと』が最初である[2]。その後、1968年12月31日に『なつかしの歌声大会』という番組が放送され[3]、これが1969年に『なつかしの歌声・年忘れ大行進』というタイトルで放送されていた(1969年から映像が残されている)。その後、1974年にレギュラーの『なつかしの-』が終了したことから『きらめく日本の歌声・年忘れ大行進』となり、そして1982年の『にっぽんの歌』開始後より現在の『年忘れにっぽんの歌』へとタイトルは変更された。
最近ではJ-POPアーティストの出演が多い『NHK紅白歌合戦』に代わって『年忘れ-』を大晦日の音楽祭の出演目標とする演歌歌手が増えている。ただ、常連だった歌手が故人になったり、また高齢化による出演辞退が増えてきたことにより、近年の当番組においてもテツandトモやはなわ、笑福亭鶴光、左とん平(2008年『夏祭り-』)、小松政夫(同)といったコミックソングのヒット曲を持つお笑い芸人や田中健や村上弘明(共に2008年『夏祭り-』)といった俳優が出演したり、松平健による「マツケンサンバ」全曲メドレーが行われるなど、これまでとは異なるようなキャスティングが行われるようになりつつある。
[編集] 年忘れにっぽんの歌
『年忘れ-』の放送日は当初より毎年12月31日である(2004年(ここまで検証済み)~2007年・2009年の放送時間は17:00~21:30。2008年は後述の通り新宿コマ劇場最終公演記念として開始が1時間繰り上がり16:00~21:30)。2009年から会場は五反田ゆうぽうとホールであるが、かつては歌舞伎座や明治座などで行われていた時期もあった。2008年までは新宿コマ劇場で行われ、2008年12月31日閉鎖の際の最終興行として執り行われた。この番組は日本歌手協会会員歌手が一堂に集結する一大イベントでもあり、『NHK紅白歌合戦』に出場しない演歌歌手も多数出演する。また、テレビ局では珍しい株主でも抽選で招待する番組でもある(もちろん一般視聴者からもはがきで募集して、抽選で招待している〈主要番組で応募要項テロップを流したり、ホームページに載せて紹介している〉)。
『年忘れ-』では、紅白出場歌手は開始からの前半に出演し、終了後順次NHKホールへ移動する。後半はこの番組のオリジナル出演者によるステージとなる。
夏祭りはリニューアルしたがこちらは2011年も変わらずに放送される。
[編集] 夏祭りにっぽんの歌
他方、毎年夏にも『夏祭りにっぽんの歌』と題して中野サンプラザ(以前は国際劇場や練馬文化センター、ゆうぽうとなどで開催されていた)より放送された(開始は1970年、当時は『なつかしの歌声・郷愁の歌まつり』として放送開始)。こちらの方もかつては藤山一郎らを始めとする「戦前派」(~1950年代頃)の人気歌手が中心となっていたが、近年では1950年代までの流行歌手の出演機会は故人となっている歌手も多いためか減少し、1960年代~1980年代に人気を集めた歌手や演歌歌手が主な出演者となっていた。
放送時期は当初から一定していなかったが、第29回(1998年)から7月の第1金曜日〈ただし第30回〈1999年〉は第2)に固定された。なお、『夏祭り-』の放送が金曜日になったきっかけは裏番組で20:00~20:54に若者向けの『ミュージックステーション』(テレビ朝日系列)があることに対抗して、ここではあえて中高年層を狙うためとされていた。しかし、近年は両者の客層が若干被ってきていることから(関ジャニ∞が出場するため)、『夏祭り-』の放送日は『ミュージックステーション』を休止することでバランスをとっている(2009年は通常通り放送)。なお、第8回(1977年)から第19回(1988年)までの間は2部構成で放送されていた。
しかし、2011年には番組のパワーアップを目的に、タイトルを『プレミア音楽祭(西暦)夏〜頑張ろう!にっぽんの歌〜』に変更、演歌・歌謡曲以外のジャンルのアーティストも出演する特別番組として再出発することになった。なお、『プレミア-』の第1回は2011年7月1日に『夏祭り-』と同じく中野サンプラザで生放送され[4]、地上波(TXN各局と一部独立局)とBSジャパンの同時放送もこれまで通り行われた。
[編集] 放送日
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[編集] 参考資料
- 第41回「年忘れ-」は放送日が新宿コマ劇場営業最終日となったため、番組のエンディングで「新宿コマ劇場 52年間夢をありがとう」というテロップが表示された。
[編集] 歴代の司会者
[編集] レギュラー版(1982年~1989年)
[編集] 夏祭り・年忘れ(スペシャル)版
- コロムビア・トップ・ライト(初代司会者)
- 青空千夜・一夜
- ミヤコ蝶々
- 宮田輝
- 木原光知子
- 江利チエミ
- 玉置宏
- 由紀さおり
- 京唄子
- 渡辺友子
- うつみ宮土理
- 酒井ゆきえ
- モト冬樹
- 島崎和歌子
- 竹下景子
- 榊原郁恵
- 徳光和夫(現在の司会者)
- 徳光正行(2006年年忘れ)
- 中山秀征(2006年夏祭り以降)
- 森口博子(2006年年忘れ)
- はなわ(2007年夏祭り)
- 青木さやか(2008年夏祭り)
- 大橋未歩(2007年夏祭り)
- 大江麻理子(2007年、2009年夏祭り)
- 松丸友紀(2009年夏祭り) など
[編集] 大東京音頭
- かつて、「夏祭り~」では『大東京音頭』(作詞:滝田常晴、補作:藤田まさと、作曲:遠藤実)を出演者全員で歌うことが慣わしだった。この曲は東京12チャンネル(現・テレビ東京)の企画で制作されたもので、レコード各社により競作された。
[編集] レコード
- 『大東京音頭』(作詞:滝田常晴、補作:藤田まさと、作曲:遠藤実、編曲:前田俊明、歌:橋幸夫・金沢明子、伴奏:ビクター・オーケストラ)ビクターレコードSV-6588(SV-6588-A) 1979年制作
[編集] 事実上の復活
2011年10月から『木曜8時のコンサート〜名曲!にっぽんの歌〜』が放送開始となるが、サブタイトルに「にっぽんの歌」が入っているため、事実上同番組の復活となる。ただし、『プレミア-』同様現在の中高年層の嗜好に合わせて演歌・歌謡曲以外のジャンルも取り上げる形となった。
[編集] スタッフ
[編集] 第41回夏祭りにっぽんの歌
- 構成:青島利幸
- スーパーバイザー:松原史明
- 音楽:京建輔、義野裕明
- 指揮:豊岡豊
- 演奏:サウンドギャラクシー、フラワーアンサンブル
- 演出:山田耕三
- プロデューサー:関光晴、牛原隆一、宮川幸二
- チーフプロデューサー:大原潤三
- 制作協力:BSジャパン
- 製作著作:テレビ東京
[編集] 備考・その他
- 平成新局が多数開局されるまで、また『NHK紅白歌合戦』や『日本レコード大賞』が高視聴率をあげ自系列局にキラーコンテンツがない頃は準キー局・マストバイ局以外のNET~テレビ朝日・フジ・日テレ系の地方局(特に2~3局地域のクロスネット局)が同時・時差ネットを、同時ネット不可能なマストバイ局のみの地域では深夜枠で時差ネットをして全国をほぼカバーしていた。またテレビ大阪開局前はサンテレビやKBS京都にも同時ネットし、毎日放送でも日付が変わって元旦になってから未明に放送していた他、テレビ愛知開局前は中京テレビでも元旦未明に放送されていた。これはテレビ東京が中京広域圏の多くの人に見てもらうため中京テレビに優先してネットさせたためで、このためテレビ東京からの同時ネット率が高かった岐阜放送や三重テレビでは放送されなかった。
- 現在はTXN系列の他、びわ湖放送・奈良テレビ・テレビ和歌山・ぎふチャン・三重テレビ(「年忘れ~」のみ)に加えてBSジャパンでも同時ネットで放送される為、BS受信設備さえあれば日本全国隈無く視聴可能である。
- 「夏祭り~」「年忘れ~」共一部系列外局で後日通して、あるいは前・後編に分けて録画放送する局(石川テレビなど)や、短縮編集版を放送する局もある。
- 青森テレビや東北放送などでは「年忘れ~」を1月1日未明(12月31日深夜)に時差・短縮放送していたが、2006年(2005年)以降は行われていない[5]。現在1月1日未明に時差ネットを行っていた局における当該時間帯は、キー局番組の同時ネットなどを放送している。
- 2001年に同時放送が開始されて以来、地上波との間で共通化が図られていたBSジャパンのCM枠も、2008年の「第39回夏祭り~」頃(世界金融危機の影響が表面化し始めた時期とほぼ重なる)よりBS側への番組提供を取り止めるスポンサーが急増。その傾向が更に顕著となった2010年の「第41回夏祭り~」では、BSジャパンでもCMの放映を行った地上波スポンサーは僅か2社に留まった。