元祖!大食い王決定戦

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元祖!大食い王決定戦(がんそ・おおぐいおうけっていせん)は、テレビ東京系列のバラエティ番組で、季節毎に放送される特別番組である。春と秋にゴールデンタイムで王座決定戦が、夏と冬に午前中や昼間などのゴールデンタイムでない時間帯で地方での新人発掘予選の模様が放送される。同局のバラエティ番組『TVチャンピオン』の「全国大食い選手権」シリーズを継承している。

目次

[編集] 大食い企画の歴史

テレビ東京の大食い競技番組は、1989年から1991年に「日曜ビッグスペシャル」(現在の「日曜ビッグバラエティ」)枠の一企画として「全国大食い選手権」が不定期に計5回(後述参照)放送されたのが始まりである。その好評を受けて、「大食い選手権」を独立したレギュラー番組として昇華させたのが長寿番組「TVチャンピオン」である。レギュラー向けに様々な競技企画が生み出されていった中でも、「大食い選手権」は同番組内での最大の人気企画であり続け、他の民放局でも類似の企画が行われるなど大食いブームの先駆けとなった。しかし2002年愛知県内で中学生給食を早食いして窒息死する事故が発生した[1]。この影響で「大食い選手権」シリーズは放送自粛を余儀なくされ、2002年春から同番組は一切放送されなくなった。

その後、安全対策を万全にした上で2005年4月11日に現在のタイトルで復活した。なお、同番組は「TVチャンピオン」→「TVチャンピオン2」とは完全に別番組の扱いとなっている(一見類似企画に思える「デカ盛り王選手権」はデカ盛り店に対する知識を競う側面が強くまったくの別企画である)。

しかし、2011年3月11日東日本大震災が発生した影響により2011年4月3日の放送予定が取りやめられ、番組は再び無期限休止となった。

[編集] ルール

  • 制限時間(多くの場合45分、決勝は60分)以内に、指定された食材をどれだけ食べられるかを競う。多くの場合、食べた量の最も少ない1名が脱落していく。「TVチャンピオン」時代はこのほかに、「制限時間以内に、一定の量用意された食材を全て食べきる。完食できなければ失格」というルールも存在したが、現在は廃止されている。
  • 先述の事故を教訓として、「大食いは健康であれ」「早食い厳禁」「食べ物に感謝を」という「大食い3ヶ条」を定めている(番組冒頭で必ず説明される)。また、番組途中からは大食いは限られた人だけができるものとして一般の人は真似をしないようこちらも番組冒頭で必ず呼びかけるようになった。「自分で無理なくできる範囲で大食いをする」事が基本である(「TVチャンピオン」時代も早食いは禁止されていた)。
  • 参加者全員に健康診断を行い、健康状態に問題がある場合は競技に参加させない事になっている。また、競技中も医師が随行しており、健康状態に問題があると認められる場合はドクターストップをかける事がある。かけられたらもちろん即リタイア。MCの中村も競技中は随時「無理をしないで下さい。」「(通過人数の)○人までに入ればいいんですからね。」などと無理をしない様に呼び掛けている。
  • 「TVチャンピオン」とは異なり、この番組では「ラウンド」や「ステージ」という表現を使用せずに、「(漢数字で)○回戦」「準々決勝」「準決勝」「決勝と表現している。また、脱落する事を「リタイア」ではなく「ご帰宅」と表現している。
    • 後述の女王戦または最強戦の後半戦は日本国外で競技が行なわれることが多いが、この場合は脱落者はご帰宅ではなくお世話係に降格になり、その後の競技ではスタッフとして選手のケアを担当する。ただし、ドクターストップの場合は即帰国。
  • 近年は、1月上旬と6月下旬または7月上旬に放送される年2回の新女王発掘戦(新人女性限定)と、3月下旬に放送される女王戦、また9月下旬の最強戦(男女混合)と、四半期・クールごとの年4回が放送されている。なお新女王発掘戦と女王戦は文字通り女性限定であるため、男性は結果的に最強戦にしか出場権が無い。
    • 女王戦と最強戦においては、その時点での女王(女王戦優勝者)と王者(最強戦優勝者)は予選を免除され、本戦へのシード出場権を得る。
    • なお新女王発掘戦は過去に、女王戦と最強戦の本戦に出場したことが無い女性のみエントリーできる規定となっている。そのため一定以上の実力がありつつも優勝を逃している者は、この新人戦において地区予選やその代表などとして複数の放送に亘って姿を見かける場合がある。またこの新人戦の優勝者は新人王として、次に開催される女王戦または最強戦の予選を免除され、本戦へのシード出場権を得る。
    • 2010年9月放送分では、初の試みとして「男子新人王戦」が最強戦に先立って開催され、その模様が東西予選・本戦放送の前日(9月25日)に放送された。またその優勝者が(翌日放送の)最強戦の本戦に男性新人王として出場した。なお同大会では前回優勝の王者・佐藤綾里は引退を表明したことで、また女王・菅原初代は女王戦で初の三連覇を成し遂げたことにより「殿堂入り」とし、それぞれ出場しなかった。また、過去の本戦決勝戦進出経験者も出場しなかった。

[編集] 出演

[編集] 司会

※「TVチャンピオン2」の司会を務めていた田中義剛松本明子はこの番組には出演していない。

[編集] ナレーター

※「TVチャンピオン2」のナレーションを務めていた田中信夫田子千尋、及び「TVチャンピオン」でナレーションを務めていた関口伸は担当していない。

[編集] 過去の放送

  • 1989年11月12日 - 日曜ビッグスペシャル「全国大食い選手権」 優勝:広瀬剛
  • 1990年2月25日 - 日曜ビッグスペシャル「第2回全国大食い選手権」 優勝:方喰保弘
  • 1990年6月3日 - 日曜ビッグスペシャル「第3回全国大食い選手権」 優勝:高坂修一
  • 1990年10月14日 - 日曜ビッグスペシャル「第4回全国大食い選手権」 優勝:伊藤織恵
  • 1991年10月27日 - 日曜ビッグスペシャル「全国大食い選手権チャンピオン大会」 優勝:伊藤織恵
  • 1992年4月16日 - TVチャンピオン「全国大食い選手権」 優勝:伊藤織恵
  • 1992年7月16日 - TVチャンピオン「第2回全国大食い選手権」 優勝:安達孝行
  • 1993年4月1日 - TVチャンピオン「第3回全国大食い選手権」 優勝:風間博正
  • 1993年7月22日 - TVチャンピオン「全国甘味大食い女王選手権」 優勝:吉田由美
  • 1994年4月7日 - TVチャンピオン「第4回全国大食い選手権」 優勝:赤阪尊子
  • 1995年4月6日 - TVチャンピオン「第5回全国大食い選手権」 優勝:鈴木香奈
  • 1995年10月12日 - TVチャンピオン「第2回全国甘味大食い女王選手権」 優勝:野末由美
  • 1996年1月1日 - TVチャンピオン「食い初め・全国大食い選手権」 優勝:赤阪尊子
  • 1996年10月17日 - TVチャンピオン「全国大食い選手権~山手線一周編」 優勝:中嶋広文
  • 1997年4月24日 - TVチャンピオン「第3回全国甘味大食い女王選手権」 優勝:赤阪尊子
  • 1998年4月16日 - TVチャンピオン「全国大食い選手権~湘南・伊豆編」 優勝:杉山一
  • 1998年11月12日 - TVチャンピオン「全国大食い選手権~信濃路編」 優勝:藤田操
  • 1999年2月11日 - TVチャンピオン「男vs女 世紀の対決!どっちが大食い決定戦」
  • 1999年4月29日 - TVチャンピオン「全国大食い選手権~春の新人戦」 優勝:岸義行
  • 1999年10月14日 - TVチャンピオン「全国大食い選手権~大阪編」 優勝:岸義行
  • 2000年4月20日 - TVチャンピオン「全国大食い選手権~名古屋編」 優勝:岩田美雪
  • 2000年11月30日 - TVチャンピオン「全国大食い選手権~北海道編」 優勝:小林尊
  • 2001年4月19日 - TVチャンピオン「全国大食い選手権~九州編」 優勝:射手矢侑大
  • 2001年5月24日 - TVチャンピオン「全国甘味大食い女王選手権」 優勝:赤阪尊子
  • 2001年9月20日 - TVチャンピオン「全国大食い選手権~スーパースター頂上決戦~ 前編」
  • 2001年9月27日 - TVチャンピオン「全国大食い選手権~スーパースター頂上決戦~ 後編」 優勝:白田信幸
  • 2002年1月3日 - TVチャンピオン「元祖!大食い選手権 史上最大のスペシャルマッチ」
  • 2002年3月14日 - TVチャンピオン「元祖!大食い選手権 最強新人大発掘キャラバン 前編」
  • 2002年3月21日 - TVチャンピオン「元祖!大食い選手権 最強新人大発掘キャラバン 後編」 優勝:船橋稔子
  • 2005年4月11日 - 元祖!大食い王決定戦~関八州編 優勝:山本卓弥
  • 2005年11月9日 - 元祖!大食い王決定戦~信州・上越編 優勝:山本卓弥
  • 2006年4月2日 - 元祖!大食い王決定戦~沖縄編(女性大会) 優勝:曽根菜津子
  • 2006年10月1日 - 元祖!大食い王決定戦~北海道編 優勝:白田信幸
  • 2007年1月6日 - 元祖!大食い王決定戦~札幌・福岡・高松・名古屋編(女性予選) 優勝:菅原初代
  • 2007年4月1日 - 元祖!大食い王決定戦~ハワイ編(女性大会) 優勝:曽根菜津子
  • 2007年6月30日 - 元祖!大食い王決定戦~岡山・新潟・仙台・熊本編(女性予選) 優勝:高橋実桜
  • 2007年9月30日 - 元祖!大食い王決定戦~バリ島編 優勝:白田信幸
  • 2008年1月5日 - 元祖!大食い王決定戦~盛岡・金沢・愛媛・福岡編(女性予選) 優勝:古川淳美
  • 2008年3月30日 - 元祖!大食い王決定戦~ハワイ編(女性大会) 優勝:菅原初代
  • 2008年6月28日 - 元祖!大食い王決定戦~札幌・長崎・長野・富山編(女性予選)  優勝:木場泉
  • 2008年9月28日 - 元祖!大食い王決定戦~タイ編 優勝:西川廣幸
  • 2009年1月2日 - 元祖!大食い王決定戦~鹿児島・和歌山・高知・愛知編(女性予選) 優勝:桑野美香 
  • 2009年3月29日 - 元祖!大食い王決定戦~オーストラリア編(女性大会) 優勝:菅原初代(初の本選グランドスラム優勝)
  • 2009年7月7日 - 元祖!大食い王決定戦~福島・広島・岐阜・熊本編(女性予選) 優勝:渡辺こずえ
  • 2009年9月27日 - 元祖!大食い王決定戦~マカオ編 優勝:佐藤綾里(本選グランドスラム優勝)
  • 2010年1月1日 - 元祖!大食い王決定戦~大分・滋賀・鳥取・新潟編(女性予選) 優勝:白石彩
  • 2010年3月21日 - 元祖!大食い王決定戦 爆食女神 終わりなき聖戦~ハワイ編 優勝:菅原初代(殿堂入り)
  • 2010年6月26日 - 元祖!大食い王決定戦 全国縦断 新女王発掘戦(札幌・宮城・奈良・福岡) 優勝:堀部佳代子
  • 2010年9月26日 - 元祖!大食い王決定戦 ~超新星誕生戦~ 優勝:寺坂卓也(約2年ぶりの男性優勝)

[編集] スタッフ

  • 構成:藤岡俊幸
  • リサーチ:新見俊和(フォーチュンスープ)
  • 技術:丸山宗広(パワービジョン)、伊藤昌行ライズカンパニー
  • 美術:廣田徳弘(ING)
  • VTR編集:土屋初枝・関井昭男・近藤裕彦(aai
  • MA:岡田晋一(aai)
  • 音響効果:小関尚孝(OPUS-1)
  • TK:北村伊都子
  • 番組宣伝:里見有紀恵(テレビ東京)
  • 制作進行:岩井秀行、村田知佳、遠藤充子(テレビ東京)
  • ディレクター:小口基輝・橋本崇(零CREATE)、桑原宏次(テレビ東京)
  • 演出:内山慶祐(零CREATE)
  • プロデューサー:岡田英吉(テレビ東京) / 酒井英樹・伊織秀二(零CREATE)
  • 総合演出・プロデューサー:三沢大助(テレビ東京)
  • 制作協力:零CREATEPROTX
  • 製作著作:テレビ東京

[編集] ネット局

[編集] 同時ネット局

テレビ東京系列
独立UHF局


[編集] 時差ネット局

※2009年8月現在。時差ネット局では予選を含め、1時間半~2時間ずつの土日連続放送や2週連続放送などで対応する事が多い。

[編集] 脚注

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  1. ^ 『<早食い競争>給食パンで中学生が窒息死「TVまねた」愛知』毎日新聞 2002年4月27日
    『「テレビまね」パンを早食い、のどに詰まらせ中3死亡』朝日新聞 2002年4月27日

[編集] 関連項目

[編集] 外部リンク

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