2020年の出版

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2020年の出版(2020ねんのしゅっぱん)では、2020年の出版に関する出来事についてまとめる。

2019年の出版 - 2020年の出版 - 2021年の出版

出版関係の出来事[編集]

出版社の設立・倒産、文庫・新書の創刊、雑誌の創刊・休刊、ミリオンセラーの出版などを記載。特記した場合を除き、創刊、休刊・廃刊、復刊の日付は、それぞれ創刊号、最終号、復刊号の発売日である。

1月[編集]

  • 8日 - 写真月刊誌『DAYS JAPAN』(2019年に休刊)の元代表・発行人だった広河隆一フォトジャーナリスト)によるセクハラ行為の被害者女性1人が発行元だったデイズジャパン(その後3月19日付で破産申請、3月25日に破産開始決定)[1][2]に損害賠償請求していたことが判明[3]
  • 16日 - 電子書籍に移行していた漫画誌プリンセスGOLD秋田書店)が、この日配信の2月号をもって休刊[4]
  • 21日 - 映画情報月刊誌『映画秘宝』(1995年創刊、2002年に月刊化、洋泉社)がこの日発売の3月号をもって休刊[5]
  • 27日
    • 月刊テレビ情報誌『TV Bros.』(1987年7月創刊、2018年4月月刊化、東京ニュース通信社)が本年2月号をもって不定期刊行化、さらに春にデジタル媒体へ移行する予定であることがこの日判明[6]
    • 女性専門誌『GLITTER(グリッター)』や『小悪魔ageha』などを刊行していたトランスメディアがこの日までに事業を停止し、2日後の1月29日に弁護士に任意整理を依頼していたことが1月31日に判明[7]。『GLITTER』も1月7日発売の2月号をもって休刊となった[7][8]

2月[編集]

3月[編集]

  • 2日
    • 集英社と小学館の両社は、新型コロナウイルス感染拡大防止のため、内閣総理大臣安倍晋三が全国の小中学校などに臨時休校を要請したことに伴う自宅待機を受け、『週刊少年ジャンプ』や『月刊コロコロコミック』などの漫画雑誌のバックナンバーを専用アプリなどで3月末までの期間限定で無料配信することを発表[12]
    • 集英社は、4月3日発売予定の少女漫画誌『りぼん』2020年5月号に付録として添付する予定だった商品について、商品発給元の中国での生産・出荷に遅れが出ていることを理由に特別小冊子に切り替えると同時に、税込520円の価格も変更する予定であることを発表[13]
  • 6日 - 主にファッションやライフスタイル誌を発行していたミディアム東京地方裁判所(以下東京地裁と表記)から破産開始決定を受け倒産[14]
  • 18日
    • 米国の男性向け成人雑誌PLAYBOY』の発行会社は紙媒体での発行を2020年春号をもって終了し電子版に一本化することを発表[15]
    • 辞典などの国文学書を専門に発行していたおうふうが東京地裁から破産開始決定を受ける(3月25日に判明)。事業自体も本年2月をもって停止していた[16]
  • 19日 - 写真月刊誌『DAYS JAPAN』を刊行していたデイズジャパンが東京地裁に破産を申請したことを同社公式サイトにて表明(3月23日に判明)[1][17]。さらに3月25日に同地裁から破産開始決定を受けた(3月30日に判明)[2]。→1月8日の出来事も参照
  • 24日 - 介護社会福祉関係の教科書を刊行していた小林出版が新型コロナ感染拡大の影響による学校休校の影響を受け新年度分の教科書販売の目処が立たなくなったことから資金繰りに行き詰まり、事業の継続が困難となりこの日東京地裁から破産開始決定を受けた(4月1日に判明)[18][19]
  • 28日 - 月刊ゲーム雑誌『電撃PlayStation』(1994年創刊、KADOKAWA Game Linkage)がこの日発売の5月号(Vol.686)をもって定期刊行を停止。ただしインターネットを用いた情報発信などはこれまで通り継続する[20]
  • 30日 - 情報週刊誌『コンフィデンス』(1967年創刊、オリコン)がこの日発売の3月30日号をもって休刊[21]

4月[編集]

  • 1日
    • 日本経済新聞社傘下の日経BP日本経済新聞出版社が統合。日経BPを存続会社とする[22]
    • 1948年に創刊した老舗経済雑誌『商業界』や『販売革新』などを刊行していた商業界がこの日までに事業を停止し、事後処理を弁護士に一任[23]。翌2日に東京地裁に破産を申請[24]。3日に破産開始決定を受けた[25]
  • 20日(予定) - 月刊中南米音楽情報誌『ラティーナ』(1952年創刊、ラティーナ)がこの日発売の2020年5月号をもって休刊[26]
  • 21日(予定) - 1月21日をもって休刊した映画情報月刊誌『映画秘宝』がこの日発売の6月号から復刊。なお復刊に当たっては新規設立した「合同会社オフィス秘宝」が商標権を取得した上で双葉社から発行される[27]。→1月21日の出来事も参照

出典[編集]

  1. ^ a b "報道写真誌「DAYS JAPAN」が破産申請、セクハラ賠償で". 不景気.com. 2020-03-23. 2020年3月23日閲覧
  2. ^ a b "(株)デイズジャパン~月刊誌「DAYSJAPAN」を発行、元編集長の性暴力告発記事で問題になっていた~[破産開始決定]". TSR速報. 株式会社東京商工リサーチ. 2020-03-30. 2020年3月30日閲覧
  3. ^ "デイズジャパンに賠償請求 広河隆一氏から性暴力と女性". サンケイスポーツ. 産経デジタル. 2020-01-08. 2020年1月9日閲覧
  4. ^ “プリンセスGOLDが1月配信号で休刊、40年の歴史に幕”. コミックナタリー. (2020年1月17日). https://natalie.mu/comic/news/359815 2020年1月17日閲覧。 
  5. ^ a b "映画情報誌の「映画秘宝」が休刊へ、25年の歴史に幕". 不景気.com. 2019-12-20. 2019年12月20日閲覧
  6. ^ "「TV Bros.」が不定期に 今春からデジタル媒体に移行予定". サンケイスポーツ. 産経デジタル. 2020-01-27. 2020年1月28日閲覧
  7. ^ a b "トランスメディア(株)~女性ライフスタイル雑誌「GLITTER(グリッター)」が2月号を持って休刊~". TSR速報. 株式会社東京商工リサーチ. 2020-01-31. 2020年1月31日閲覧
  8. ^ glittermagの2020年1月7日のツイート2020年2月5日閲覧。
  9. ^ "元朝日記者の控訴、札幌高裁が棄却 慰安婦「捏造」記事". サンケイスポーツ. 産経デジタル. 2020-02-07. 2020年2月8日閲覧
  10. ^ "集英社『僕のヒーローアカデミア』キャラ名について謝罪「十全な検討を行うべきでした」". アニメ&ゲーム by ORICON NEWS. oricon ME. 2020-02-07. 2020年2月7日閲覧
  11. ^ "大人の結婚情報誌「ゼクシィ・プレミア」が20年春号をもって休刊". 不景気.com. 2020-02-23. 2020年2月23日閲覧
  12. ^ "大手出版社、臨時休校を受け漫画誌を無料配信 『ジャンプ』『コロコロ』などのバックナンバーで読者支援". アニメ&ゲーム by ORICON NEWS. oricon ME. 2020-03-02. 2020年3月2日閲覧
  13. ^ "『りぼん』5月号付録変更 中国における生産・出荷に遅れ". アニメ&ゲーム by ORICON NEWS. oricon ME. 2020-03-02. 2020年3月2日閲覧
  14. ^ "東京の出版業「ミディアム」に破産開始決定、負債2億円". 不景気.com. 2020-03-09. 2020年3月11日閲覧
  15. ^ "米男性誌「プレイボーイ」、紙媒体に幕". サンケイスポーツ. 産経デジタル. 2020-03-20. 2020年3月20日閲覧
  16. ^ "(株)おうふう~国文学の専門出版社~". TSR速報. 株式会社東京商工リサーチ. 2020-03-25. 2020年3月25日閲覧
  17. ^ "(株)デイズジャパン~月刊誌「DAYSJAPAN」を発行、元編集長のセクハラなどが問題になっていた~". TSR速報. 株式会社東京商工リサーチ. 2020-03-23. 2020年3月23日閲覧
  18. ^ "(株)小林出版~新型コロナウイルス関連、休校の影響で教科書の販売ができず~". TSR速報. 株式会社東京商工リサーチ. 2020-04-01. 2020年4月1日閲覧
  19. ^ "福祉書籍の「小林出版」が破産、休校で教科書販売できず". 不景気.com. 2020-04-01. 2020年4月2日閲覧
  20. ^ "ゲーム雑誌「電撃PlayStation」が定期刊行停止、1994年創刊". 不景気.com. 2020-02-26. 2020年2月27日閲覧
  21. ^ “オリコン、雑誌「コンフィデンス」来年3月休刊”. 日刊スポーツ. (2019年11月28日). https://www.nikkansports.com/entertainment/news/201911280000353.html 2019年12月30日閲覧。 
  22. ^ "日経BPと日本経済新聞出版社、20年4月に統合". 日経電子版. 日本経済新聞社. 2019-10-23. 2019年12月31日閲覧
  23. ^ "(株)商業界~昭和23年創刊の老舗経済紙「商業界」を出版~". TSR速報. 株式会社東京商工リサーチ. 2020-04-01. 2020年4月1日閲覧
  24. ^ "(株)商業界~昭和23年創刊の老舗経済紙「商業界」を出版~[破産申請]". TSR速報. 株式会社東京商工リサーチ. 2020-04-02. 2020年4月2日閲覧
  25. ^ "(株)商業界~破産開始、負債額が判明~". TSR速報. 株式会社東京商工リサーチ. 2020-04-03. 2020年4月3日閲覧
  26. ^ "ラテン音楽誌の「ラティーナ」が5月号で休刊、68年の歴史に幕". 不景気.com. 2020-02-20. 2020年2月23日閲覧
  27. ^ "1月休刊の『映画秘宝』、4・21復刊決定 "復活動画"にのんが出演「立ち上がりが早い!!」". Drama&Movie by ORICON STYLE. oricon ME. 2020-03-25. 2020年3月25日閲覧

関連項目[編集]