日産・ノート E12

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日産・ノート > 日産・ノート E12
日産・ノート(2代目)
E12型
X Vセレクション+ Safety(中期型)
2014年10月 - 2015年7月
フロント
Nissan NOTE X V Selection+ Safety (E12) front.jpg
X DIG-S(前期1型)
リア
2nd generation Nissan Note rear.jpg
X DIG-S(前期1型) 室内
2012年9月 - 2014年10月
Nissan Note X-DIG-S interior.jpg
製造国 日本の旗 日本
メキシコの旗 メキシコ
イギリスの旗 イギリス
販売期間 2012年 -
乗車定員 5人
ボディタイプ 5ドアハッチバック
エンジン 1.2L 直3 DOHC HR12DE型
1.2L 直3 DOHC SC HR12DDR型
1.6L 直4 DOHC HR16DE型
最高出力 HR12DE型
58kW (79PS) /6,000rpm

HR12DDR型
72kW (98PS) /5,600rpm

HR16DE型
北米仕様
81kW (111PS) /6,000rpm
NISMO S
103kW (140PS) /6,400rpm
最大トルク HR12DE型
106N·m (10.8kgf·m) /4,400rpm

HR12DDR型
142N·m (14.5kgf·m) /4,400rpm

HR16DE型
北米仕様
145N·m (14.8kgf·m) /4,400rpm
NISMO S
163N·m (16.6kgf·m) /4,800rpm
変速機 CVT/5速MT
駆動方式 FF/4WD
サスペンション 前: ストラット式
後: トーションビーム式
全長 4,100mm
4,190mm (NISMO/NISMO S)
全幅 1,695mm
全高 1,515mm (NISMO S)
1,525mm (FF)
1,535mm (4WD/NISMO)
ホイールベース 2,600mm
車両重量 1,030-1,110kg
開発責任者 水口美絵
別名 日産・ヴァーサノート
先代 E11型ノート
C11型ティーダ
プラットフォーム Vプラットフォーム
-自動車のスペック表-

E12型ノートNOTE E12)は、日産自動車2012年より製造・販売しているハッチバック型の乗用車である。

概要[編集]

2012年9月3日に初代E11型ノートおよび初代C11型ティーダの後継車として「ノート」の車名を継承し、2代目ノートとして日本市場において販売が開始された。同月21日には日本仕様車の香港市場での販売も開始された[1]。日本・香港市場以外には、初代ノートが販売されていた欧州市場および初代ヴァーサ(ティーダの北米名)が販売されていたアメリカ市場にそれぞれ初代ノート、ヴァーサの後継車として投入される。欧州市場には2013年秋に投入され[2]北米および南米市場にはデザインが一部変更されて2013年6月に「ヴァーサノート」として投入された[3]

先代のノートおよびティーダは他のBプラットフォーム採用車とともに追浜工場で製造されていたが、E12型へのモデルチェンジとともに製造工場は日産自動車九州に移管された。E12型ノートと同じVプラットフォームを採用しているK13型マーチやN17型ラティオの日本仕様車はタイで製造されており、E12型ノートを日本国外で製造されることも検討されたが、日本の"ものづくり"の弱体化を危惧して日本の九州工場で製造されることが決定された[4]。九州という立地を生かし、中国やタイなど日本国外からの輸入部品を40-45%程度とし、九州地域から調達される部品と合計すると全部品の約85%に達する[5]。欧州仕様車については2013年夏から英国日産自動車製造サンダーランド工場でも生産が開始される予定である[2]ほか、北米仕様車はメキシコ日産アグアスカリエンテス工場で生産される[3]

メカニズム[編集]

パワートレイン[編集]

パワートレイン(カットモデル)
HR12DDR型エンジン搭載車

日本仕様車および欧州仕様車のガソリンエンジンは、先代モデルから排気量が減らされ、気筒数も4気筒から3気筒となっている。搭載されるエンジンは1.2L 直3HR12DE型と、同じく1.2L 直3のエンジンをスーパーチャージャー過給するダウンサイジングエンジンであるHR12DDR型の2種類が用意される。HR12DDR型はHR12DE型をベースとしつつも、直噴化され、ミラーサイクルが採用されたために、HR12DE型エンジン搭載車よりも燃費性能を向上している。同時にイートン・コーポレーション製のスーパーチャージャーが装備され、電磁クラッチを用いて適宜過給することでミラーサイクル化によるトルクの不足を補い、HR12DE型を上回る出力・トルクを実現している[6]。HR12DDR型エンジンは欧州仕様のK13型マイクラに搭載されており、採用はノートで2車種目となるが、マイクラとは異なり、日本仕様のノートのスーパーチャージャーモデルはNAエンジン同様レギュラーガソリン仕様となる[7]。トランスミッションは日本仕様車では全車にジヤトコ製のJF015E型副変速機付CVTが組み合わせられ[8]、欧州仕様車にはマニュアルトランスミッションも用意される。

また、欧州仕様車にはガソリンエンジンの他に、ルノー・日産アライアンスが新開発した直列4気筒 1.5Lのターボディーゼルエンジンも用意される[2]。北米仕様車には改良型の1.6L 直4 HR16DE型ガソリンエンジンのみが用意され、副変速機付きCVTおよび5速MTが組み合わせられる[3]

走行モードは、通常モードのほか、登降坂走行向けのスポーツモードがあり、CVTのセレクトレバー側部にスイッチが存在する[9]。HR12DDR型エンジン搭載車には加えてECOモードスイッチがセレクトレバー後部に装備されている。ECOモードはスーパーチャージャーの過給を極力抑えた燃費性能重視の走行モードである[6]

燃費性能は、HR12DDR型エンジン搭載車は「平成27年度燃費基準+20%」を、HR12DE型エンジンを搭載するFF車は「平成27年度燃費基準+10%」をそれぞれ達成し、「S DIG-S」についてはJC08モード燃費25.2km/Lを達成して排気量1.0L以上のハイブリッドカーを除くガソリン登録車でトップの燃費性能となった[10]。燃費性能向上のため、4WD車を除いた全車にアイドリングストップ機構が採用されている。

2015年7月のマイナーチェンジで、HR12DDR型エンジンに搭載されているアイドリングストップ機構がブレーキを踏んで車速が約8km/hになるとアイドリングストップが作動する「停車前アイドリングストップ」に改良し、アイドリングストップ時間を延長したことで、JC08モード燃費を向上し、「平成32年度燃費基準+20%」を達成。また、HR12DE型エンジンを搭載した2WD車もエンジンやトランスミッションのチューニングの最適化を図ったことで燃費を向上し、「平成32年度燃費基準」を達成した。

なお、E12型ノートは日産が展開するエンジン進化型エコカー「PURE DRIVE(ピュアドライブ)」の車種となっているため、その証として、2WD車にはリア右下に「PURE DRIVE」エンブレム(HR12DDR型エンジン搭載車は「PURE DRIVE / DIG-S」エンブレム)が装着されている。

ボディ・シャシ[編集]

先代ノートおよびティーダはBプラットフォームを採用していたが、軽量化のためプラットフォームが1クラス下のVプラットフォームに変更された。これにより、約70kgの軽量化に成功している。軽量化のため、パーキングブレーキも足踏み式からレバー式に変更された。また、同時に静的捩り剛性を約10%向上している[11]

サスペンションは先代ノートやティーダと同じくフロントがストラット式、リアがトーションビーム式で、板金部品は同じくVプラットフォームを採用するK13型マーチと共通である。車両の軽量化により、フロントサスペンションのストラットのアッパーマウントを3点締結から1点締結にすることが可能となり、アッパーマウントが51%軽量化している。同時にフロントの横剛性が向上され、リアサスペンションでは安定性の向上が図られている[11]

日本仕様車に標準装備されるタイヤはすべてブリヂストン製の省燃費タイヤ、「ECOPIA EP150」となる。タイヤサイズは「S DIG-S」を除いて185/70R14 88S、「S DIG-S」は185/65R15 88Hとなる。 また、「X」系グレードおよび「MEDALIST」にアルミホイールとともにオプションで設定される15インチタイヤは、乗り心地重視の、同じくブリヂストン製「B250」185/65R15 88Sである[12][13]。また、北米仕様車では185/65HR15タイヤが標準設定され、CVTモデルに省燃費タイヤが標準装着される。また、185/65HR15のオールシーズンタイヤもアルミホイールとセットでオプション設定される[3]

欧州仕様車は欧州の道路を想定して、ステアリング、サスペンション、シャシに独自のセッティングがなされており、日本仕様車と北米仕様車もセッティングは差別化されている[2]

デザイン[編集]

エクステリア[編集]

 
インビテーション

ボディサイドには「スカッシュライン」と名付けられたプレスラインが存在し、躍動感を表現している。テールランプはZ34型フェアレディZジュークと同様にブーメラン型のものが採用されたが、ノートではブーメランの方向が前後逆とされており、独自性が表現されている[14]。また、テールランプには空気を排出するスリットが設けられており、空気抵抗の低減が図られている。空気抵抗低減のためには、ほかにAピラー付け根を約100mm前進させてフロントウインドウの傾斜を緩めている[15]ほか、低燃費グレードの「S DIG-S」には加えてグリル内にエアダムがあり、空力ホイールカバーが装着される。こういった工夫により、「S DIG-S」以外のCd値は0.30を達成、「S DIG-S」のCd値は0.29となる[11]。発売前の2012年3月に開催されたサロン・アンテルナショナル・ド・ロトにはプレビューモデルとして、コンセプトカーインビテーション」が出展された[16]

日本・北米・欧州仕様のいずれも基本的なデザインは同一となるが、フロントグリルのデザインは異なり、日本仕様車・北米仕様車が横桟のフロントグリルを採用しているのに対し、欧州仕様車にはインビテーションと同様にメッシュタイプのフロントグリルが装備される。日本仕様車は2014年10月のマイナーチェンジで「S DIG-S」とX系グレードが欧州仕様車と同じメッシュタイプに変更された。

ボディサイズは先代ノート比で、全長80mm[※ 1]、全幅5mm増、全高は空気抵抗低減のため[11]10mm低くなっている。C11型ティーダ比だと全長150mm減[※ 2]、全幅は同一、全高は10mm減[※ 3]となった。ホイールベースはE11型ノート、C11型ティーダいずれとも同一である。

インテリア[編集]

日本市場および北米・南米市場においてはティーダの後継ともなるため、室内の広さが売りであったC11型ティーダにひけをとらない室内空間を確保し、かつ先代ノートの売りであった荷室空間も犠牲にしないことを目標に設計が行われた[17]。結果、有効室内長は先代ノート比で145mm増、ティーダ比でも1mm増の1,837mmとなっている。また、後席ニールームは先代ノート比85mm増の643mmとし、これはティーダ比では7mmの減となる[18]。アクセルペダル位置を先代ノート比で20mm前に出すことで、全長の拡大以上に室内空間を拡大しながら、荷室を先代ノート比でフロア長20mm減に抑え、容量も8L減の330Lとした。また他社のコンパクトカーには無い高級感をもたらせた内装も実現。コンパクトカーながら高級車を実感できる。

ラインアップ[編集]

日本仕様車[編集]

前期1型MEDALIST(2012年9月 - 2013年12月)

グレードは廉価モデルの「S」系(初期のみ)と普及モデルの「X」系、そして最上級モデルの「MEDALIST」が用意されている。 「X」にはインテリジェントキーやフロントスピーカー、6:4分割可倒式リアシートなどが「S」系に加えて装備され、「MEDALIST」では「X DIG-S」に加えオートライトアラウンドビューモニターなどが標準装備され、メッキドアハンドルが装着される。

「S」系にはFFモデルのみが用意され、NAエンジンを搭載する「S」とSCエンジンを搭載する「S DIG-S」の2グレードが用意される。「X」系にはFFモデルとしてNAエンジン搭載の「X」およびSCエンジン搭載の「X DIG-S」が用意され、加えてNAエンジン搭載のモーターアシスト4WDモデルの「X FOUR」が用意される。なお、「MEDALIST」は1グレード構成でSCエンジン搭載のFF車のみが用意される。「S DIG-S」は低燃費モデルであり、専用の15インチエコタイヤやホイールカバー[※ 4]や専用エアダムが装備される。

最上級グレードの「MEDALIST」(メダリスト)は、ティーダのコンセプトを継承するモデルでもあり、ローレルの同名グレードから来ている[19]。日本市場におけるティーダのかつての顧客に後継車であると分かりやすいよう設定された[17]。なお、専用色として(「X DIG-S」に設定されているボディカラーに加えて)「ビートニックゴールドメタリック」が設定される。

2013年7月には特別仕様車「エアロスタイル」が発売された。これは、「X」「X DIG-S」「X FOUR」をベースに、フロントグリルをピアノ調の専用デザインに、15インチアルミホイールをダークメタリック塗装にそれぞれ変更するとともに、プロテクター(フロント・サイドシル・リアアンダー)、フォグランプ、本革巻3本スポークステアリングが装備されたモデルである(オーテックジャパン扱い)。

マイナーチェンジによる改良点(日本仕様車)[編集]

2013年12月:
・アラウンドビューモニターにMOD(移動物検知)機能を追加。
・「S」「S DIG-S」を除く全グレードにスーパーUVカット断熱グリーンガラス(フロントドア)が標準化。
・フロントカメラが前方の車両や歩行者、車線を検知し、車両や歩行者にに衝突する危険がある場合や車線逸脱時にメーター内の警告灯とブザーで警告し、衝突前にドライバーが減速動作を行わなかった場合は緊急ブレーキを作動させるエマージェンシーブレーキ、LDW(車線逸脱警報)を装備し、同時にVDCも標準装備した「エマージェンシーブレーキ パッケージ」を「S」「S DIG-S」を除く全グレードに追加設定。
・寒冷地仕様[※ 5]が追加設定。
・欧州仕様のみの装備であった後席中央ヘッドレストを全車標準化。
・「MEDALIST」の一部仕様が変更され、フロントシルバーグリル、フロントメッキバンパーロアグリルフィニッシャー、フォグランプを新たに装備し、リアには「MEDALIST」エンブレムが装着、シートの色味と折り模様を変更、オプション設定されている15インチアルミホイールのデザインも専用タイプのものとなる。

2014年10月:
・廉価グレードの「S」が廃止され、VDCやサイドターンランプ付ドアミラーを全車標準化。
・ステアリングホイールのデザイン[※ 6]を変更。
LEDヘッドランプが「MEDALIST」に標準装備、X系グレードにオプション設定として追加。
・これまで「MEDALIST」のみに設定された15インチアルミホイールとオートライトが「S DIG-S」を除く他のグレードに拡大適応[※ 7]となった。
・「エマージェンシーブレーキ パッケージ」を「MEDALIST」のみに集約する代わりに、X系とオーテックジャパン扱いの「エアロスタイル」にはエマージェンシーブレーキやLDWなどを標準装備した特別仕様車「Vセレクション+Safety」「エアロスタイルV+Safety」が追加された。本仕様車は先行発売されたセレナデイズに続き設定されたものである。
・オーテックジャパン扱いの「アクシス」及び「ライフケアビークル アンシャンテ」もベース車同様の改良が行なわれ、助手席側に乗降グリップ又はつり革グリップを装着した「アシストグリップ付車」を新たに設定。

2015年7月:
・「S DIG-S」を「X DIG-S」に集約し、「X DIG-S シンプルパッケージ」へ名称変更。
・「MEDALIST」のみオプション設定されていたエマージェンシーブレーキとLDW(車線逸脱警報)を、「X DIG-S シンプルパッケージ」「NISMO」「NISMO S」を除く全車に標準装備化(X系統はレス化も可能)。
・「MEDALIST」へHR12DE型エンジン搭載車の「MEDALIST X」及び「MEDALIST X FOUR」を追加。
・ルーフとドアミラー、ドアハンドルをブリリアントホワイトパールで仕上げた「シャイニングブルー」と「インぺリアルアンバー(新色)」の2トーンカラー仕様が追加される(同年9月より生産開始)。
・「エアロスタイル」「NISMO」及びオーテックジャパン扱いの「ライダー」「アクシス」「ライフケアビークル アンシャンテ」へもベース車同様の改良が施された。

 
中期型 NISMO S

NISMO
2014年10月には、「NISMO」が追加発売された。既発売のジュークマーチフェアレディZGT-Rに次いで5車種目となり、マーチNISMO同様、燃費重視の1.2L CVT車「NISMO」と専用チューンのエンジンを搭載した1.6L 5MT車「NISMO S」の2グレードが用意される。

共通で、フロント周り(グリル・バンパー)、サイドシルプロテクター、リア周り(バンパー・スポイラー)を専用デザインにするとともに、サイドターンランプ付電動格納式リモコンカラードドアミラーは専用のレッドを採用。また、車速感応式電動パワーステアリングや専用サスペンション、専用チューニングコンピューター(ECM)、フロアトンネルバーなどを採用し、車両全体でトータルチューニングを行った。
「NISMO S」ではそれに加えて専用チューンを施したHR16DEエンジンと5速MTを組み合わせ、リアブレーキもベースグレードのドラムブレーキからディスクブレーキに変更されるなど走行性能面の大幅強化が施されている。

 
前期1型 ライダー

ライダー
オーテックジャパンが扱うカスタムカーとして、E11型に引き続きライダーが設定される。X系グレードをベースに、外装部品としてフロントには専用グリルと光輝モール付専用バンパーを採用し、専用15インチ光輝モールアルミホイール、プロテクター(サイドシル・リアアンダー)、専用エンブレム(Rider/AUTECH)が装備される。インテリアにはシート地やドアトリムに格子柄ニットを採用し、シルバーフィニッシャー付の本革巻3本スポークステアリングホイールが装備される。

2013年12月には、フロントグリル・バンパーモール・バックドアモールをダーククロム、専用エンブレム(Rider/AUTECH)をダークにそれぞれ変更し、専用ルーフスポイラーを追加装備した「ライダー ブラックライン」が追加された。

2014年10月のマイナーチェンジでは、ライダーシリーズのHR12DDR型エンジン搭載車に専用チューニングコンピューター(ECM)が新たに搭載されている。

アクシス(前期1型)

アクシス
2013年1月にはE11型では設定されなかったアクシスも追加された。こちらは「X DIG-S」、「X FOUR」をベースに、フロントバンパーグリルフィンやアウトドアサイドドアハンドルにメッキ加飾が施され、内装にはギャザーやパイピング(縁取り)を施した専用本革シートや木目調のセンタークラスターフィニッシャーが採用された。また、「アクシス」には運転席&後席アームレスト、フォグランプ、リア2スピーカー、オゾンセーフフルオートエアコン、助手席シートバックポケットも追加装備され、メーター内ディスプレイに外気温度計が追加されたほか、「X DIG-S」ベース車ではオートライトシステムも追加装備された。

2015年7月のマイナーチェンジで、「X DIG-S」ベース車にLEDヘッドランプを標準装備化した。
香港市場では香港日産により日本仕様車と同様の「X DIG-S」の1グレードのみが販売されるが、日本仕様車ではオプション設定となる15インチアルミホイールが標準装備される[20]

欧州仕様車[編集]

欧州仕様車

欧州仕様車は「Visia」「Acenta」「Tekna」の3グレードが用意される。中間グレードの「Acenta」には「Visia」の装備に加えてエアコンや後部パワーウインドウなどが追加装備され、「Tekna」にはさらにインテリジェントキーシステムやアラウンドビューモニターなどが装備される[2]。 なお、後席スライド機構やグラスルーフが用意されるのは欧州仕様のみとなる。

米国仕様車[編集]

北米仕様車には「S」「S+」「SV」の3グレードが用意され、2014年以降からは「SL」と「SR」が加わった全5グレード展開となる。「S」は5速MTとCVT、それ以外のグレードはCVTのみと組み合わせられる[3]。 南米仕様車には「sense」「advance」の2グレードが用意され、どちらも5速MTかCVTが選択できる。

欧州仕様や日本仕様とは内装の仕様が若干異なり、インパネ中央部がヴァーサセダン(日本名ラティオ)と似通った意匠のものに変更(エアコン吹き出し口が角型)され、後席に大型ヘッドレストとリクライニング機構が追加されるが中央席ヘッドレストは日本仕様の初期型同様に省略される。

沿革[編集]

2012年7月16日
横浜市大さん橋で新型グローバルコンパクトカーを世界初公開。その際、日本国内では2代目ノートとして同年9月に発売されることがアナウンスされる。
2012年9月3日
日本市場において販売開始。
2012年11月13日
2013年次RJCカー・オブ・ザ・イヤーを受賞[21]
2013年1月17日
オーテックジャパン扱いのカスタムカー「アクシス」を追加(2月6日販売開始)[22]
2013年7月19日
特別仕様車「エアロスタイル」が発売。
2013年12月25日
マイナーチェンジ[23]
2014年7月23日
「NISMO」、「NISMO S」を同年秋に発売することを発表し、車両外観が公開された[24]
2014年10月10日
2度目のマイナーチェンジ[25]
同日、「NISMO」、「NISMO S」が発売[26]
2015年7月7日
3度目のマイナーチェンジ[27]

脚注[編集]

注釈[編集]

  1. ^ E11型後期型比。前期型比だと110mmの増加となる。
  2. ^ 後期型比。前期型比だと105mm減となる。
  3. ^ FF車比。4WD車は5mm減に留まる。
  4. ^ G11ブルーバードシルフィのカタログモデルに装備されているものと同形ながら若干の改良が施されている
  5. ^ e-4WD車は標準、その他の2WD車はメーカーオプション。
  6. ^ C24セレナやB17シルフィのものと同デザインで、北米仕様や欧州仕様では先行して装着されていた。
  7. ^ 15インチアルミホイールは「MEDALIST」同様メーカーオプション設定、オートライトは「X DIG-S」「X DIG-S Vセレクション+Safety」に標準装備、その他のグレードはLEDヘッドランプとのセットオプション設定)

出典[編集]

  1. ^ 2012 All-new Nissan NOTE DIG-S Hatchback of Tomorrow Nissan Hong Kong(英語)
  2. ^ a b c d e New NISSAN NOTE: Design And Technology Connected Nissan Newsroom Europe(英語)
  3. ^ a b c d e 2014 Nissan Versa Note Press Kit Nissan Online Newsroom(英語)
  4. ^ 【日産 ノート 新型発表】志賀COO、「全面的な海外生産も検討した」 Response.
  5. ^ 【日産 ノート 新型発表】輸入部品の比率は40〜45%に Response.
  6. ^ a b 「新型ノートのすべて」 最新パワートレーンに投入された新技術
  7. ^ 「NISSAN 新型ノート」 p.40
  8. ^ 日産『ノート(NOTE)』にJatco CVT7搭載 ジヤトコ株式会社
  9. ^ スポーツモードスイッチ ノート 取扱説明書 日産自動車
  10. ^ 新型「ノート」を発表 日産自動車 ニュースリリース
  11. ^ a b c d 「新型ノートのすべて」 メカニズム詳密解説
  12. ^ 「ECOPIA」が日産自動車株式会社の新型「ノート」に装着 株式会社ブリヂストン
  13. ^ 「新型ノートのすべて」 ライバル車比較インプレッション
  14. ^ 「新型ノートのすべて」 デザイン・インタビュー
  15. ^ 「NISSAN 新型ノート」 p.30
  16. ^ 日産ノート新車情報 CORISM
  17. ^ a b 「新型ノートのすべて」 開発ストーリー
  18. ^ 日産ノート フォトインプレッション greencarview
  19. ^ 新型ノートの最上級グレード「メダリスト」はティーダのエッセンスを継承 オートックワン
  20. ^ Nissan NOTE E-Catalog Nissan Hong Kong(英語)(中国語)
  21. ^ 日産「ノート」、2013年次RJCカー オブ ザ イヤーを受賞 - 日産自動車 ニュースリリース 2012年11月14日
  22. ^ ノート「アクシス」を発売 - 日産自動車 ニュースリリース 2013年1月17日
  23. ^ 「ノート」をマイナーチェンジ - 日産自動車 ニュースリリース 2013年12月25日
  24. ^ 2014年秋に発売予定の「ノート NISMO」を初公開 - 日産自動車 ニュースリリース 2014年7月23日
  25. ^ 「ノート」をマイナーチェンジ - 日産自動車 ニュースリリース 2014年10月10日
  26. ^ 「ノートNISMO」を発売 - 日産自動車 ニュースリリース 2014年10月10日
  27. ^ 「ノート」をマイナーチェンジ - 日産自動車 ニュースリリース 2015年7月7日

参考文献[編集]

関連項目[編集]

外部リンク[編集]