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日産・キックス

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キックス (XIX、KYXX、KIX、KICKS) は、日産自動車1995年及び1998年に発表したコンセプトカー2008年から2012年まで販売していた軽SUV、並びに2016年から生産・販売しているCUVである。

概要

1995年に発表されたコンセプトカーは、ノッチバックセダンピックアップトラックで、1998年に発表されたものはハッチバック型である。

再び「キックス」の名が使われだしたのは約10年後の2008年だった。三菱自動車が生産販売していたパジェロミニOEMとなり、これが初代モデルに当たる。しかし2012年、パジェロミニの生産終了をもって生産・販売も終了した。

2代目は約4年後の2016年に登場。初代とは異なり自社製造でジュークエクストレイルの中間のコンパクトクロスオーバーSUVとして海外で販売が開始された。特にエクステリアには、近年の日産のデザインアイデンティティである「Vモーション」を核に、V字型グリルやブーメラン型ヘッドライト、フローティングルーフなどを積極的に採り入れることで、力強さとスポーティーさを高次元で両立させている。日本向けについては、2020年5月28日に行われた事業構造改革計画の説明会にて、6月発売予定であることが公表され[1]、同年6月24日に公式発表された。

なお、コンセプトカー、初代モデル、2代目モデルで名称は同じであるが、アルファベット表記がその時々によって異なっている。

コンセプトカー

「XIX」(1995年)

日産・キックス(1995年のコンセプトカー)
ボディ
乗車定員 5名
ボディタイプ 4ドア マルチパーパスセダン
駆動方式 フルタイム4WD
パワートレイン
エンジン SR20DE型 1,998cc
最高出力 150ps/6,400rpm
最大トルク 19.0kgm/4,800rpm
変速機 OD付き4速AT
サスペンション
前:独立懸架ストラット式
後:独立懸架パラレルリンクストラット式
車両寸法
ホイールベース 2,580mm
全長 4,650mm
全幅 1,695mm
全高 1,500mm
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第31回東京モーターショーに出展されたコンセプトカー。使い慣れた道具のようにガンガン使えるクルマというコンセプト打ち出しており、特徴は、広く使い勝手を重視したビッグトランク。2mくらいの長尺ものも運べるとされている。

「KYXX」(1998年)

日産・キックス(1998年のコンセプトカー)
概要
デザイナー Carsten Aengenheyster(日産デザインヨーロッパ ミュンヘンスタジオ、NDE)
ボディ
ボディタイプ 5ドア ハッチバック
パワートレイン
エンジン 4気筒 コモンレール式直噴ターボディーゼル
最高出力 80HP
最大トルク 18mkg
車両寸法
ホイールベース 2,550mm
全長 3,650mm
全幅 1,680mm
全高 1,480mm
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パリ国際モーターショーに出展されたコンセプトカー。アルファベット表記は「KYXX」。本モデルは作成に約10ヶ月を要した。このパワーユニットは3.0L/100km(78mpg)の燃費を可能にすることを目的として開発された。また、「Nissan's M-fire Combustion System」と呼ばれるモジュール式燃焼システムを採用している。さらにこのエンジンは2005年に欧州にて導入されるCED4に完全に準拠している。またシャシーはマーチをベースとしており、当時29歳のCarsten Aengenheysterがデザインを担当した。

初代「KIX」 PA0(H59A)型 (2008年 - 2012年)

三菱・パジェロミニ > 日産・キックス
日産・キックス(初代)
PA0(H59A)型
Nissan-Kix.jpg
フロント RX
Nissan-Kixrear.jpg
リア RX
NISSAN KIX RS.jpg
フロント RS
概要
販売期間 2008年10月2012年8月
デザイナー 加藤顕央(商品企画本部商品企画室セグメントチーフプロダクトスペシャリスト)
ボディ
乗車定員 4名
ボディタイプ 3ドアSUV
駆動方式 イージーセレクト4WD
パワートレイン
エンジン 4A30型 659cc 直4 SOHC16バルブICターボ
最高出力 47 kW (64 PS) / 6,000rpm
最大トルク 88 N・m (9.0 kg・m) / 4,000rpm
変速機 フルレンジ電子制御4速AT / 5速MT
サスペンション
前:独立懸架ストラット式
後:5リングコイルスプリング式
車両寸法
ホイールベース 2,280mm
全長 3,395mm
全幅 1,475mm
全高 1,635mm
車両重量 970-980kg
その他
製造事業者 三菱自動車工業
姉妹車/OEM 三菱・パジェロミニ(2代目)
※OEM供給元
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2008年2月27日
日産は同年秋頃に三菱自動車から軽自動車「パジェロミニ」のOEM車両の供給を受けることを発表。
2008年9月30日
車名を「キックス (KIX) 」と発表[2]
2008年10月30日
三菱自動車よりH58型パジェロミニ後期型のOEM供給を受けて販売開始[3]。テレビCMは野沢雅子がナレーターを務め、ウクライナキエフで撮影された。キャッチコピーは「すべての道を走りつくせ! 日産ミニ四駆[4] KIXデビュー!」。CMオリジナル曲は「NISSAN MINI 4WD」。また、当時のSHIFT_ワードは「SHIFT_active(行動力をシフトする)」であった。
日産ではモコ(2002年4月発売)、クリッパーバン/クリッパートラック(2003年10月発売)、オッティ(2005年6月発売)、ピノ(2007年1月発売)、クリッパーリオ(2007年6月発売)に次ぐ、7車種目の軽自動車となり、キックスの発売により、「日産の軽」ラインアップが軽ボンネットバンタイプを除きほぼ一通りそろうことになった。
グレード構成はベーシックな「RS(パジェロミニの「ZR」相当)」と上級グレードの「RX(パジェロミニの「VR」相当)」の2グレードで、いずれも5速MT車と4速AT車がラインアップされている。2代目・前期型エクストレイルを彷彿とさせる専用フロントグリルが与えられている。また、ボディカラーはチタニウムグレーメタリック(キックス専用色、当初はミディアムグレーメタリック)、デニムブルーパール、ラズベリーレッドパール(当初はレッド)、クールシルバーメタリック、ブラックパール、ホワイトパール3コートパール(キックス専用色)の6色展開。
パジェロミニとの違いは、外観ではフロントフェイスやスペアタイヤハーフタイプハードカバー等。メカニズム面ではFR車(「XR」系)や最上級グレード (「EXCEED」)、「VR」にカーナビを標準装備にした「NAVI EDITION VR」相当のラインナップの有無。ボディカラーでは2トーンカラーや3ウェイ2トーンカラーの有無が挙げられる。
位置付けとしては、ムラーノ(2002年11月発売)、デュアリス(2007年3月発売)、エクストレイル(2000年11月発売)などの弟。
2010年8月18日
パジェロミニの一部改良を受け、一部仕様向上。燃費の良い走行をしている時に点灯してエコドライブをサポートするECOインジケーターを全車に標準装備。また、ボディカラーが見直され、ミディアムグレーメタリックとレッドを廃止し、替わってチタニウムグレーメタリックとラズベリーレッドパール(特別外板色)が追加された[5]
2012年6月
パジェロミニの生産終了に伴い、キックスも在庫のみの販売となった。
2012年8月
販売終了。ホームページの掲載も終了した。
2016年4月14日
エンジン制御用コントロールユニット(ECU)およびラジエーターファンモーターに不具合があるとして三菱自動車は国土交通省にリコール(回収・無償修理)を届け出た。対象となるのは、三菱自動車の3車種と、先代PA0型キックス、クリッパークリッパーリオの計6車種で、2002年8月8日から2013年12月27日に製造された12万4419台[6]

2代目「KICKS」 P15型(2016年 - )

デザインチームは日本の「日産グローバルデザインセンター(NGDC)」によって立ち上げられ、その後、アメリカの「日産デザインアメリカ(NDA)」とブラジルの「日産デザインアメリカリオ(NDA-R)」が合流し、3部門の共同作業によって進められた。

日産・キックス(2代目)
P15型
Nissan Kicks 01 China 2018-03-20.jpg
中国仕様
Nissan Kicks 03 China 2018-03-20.jpg
Nissan KICKS X Two-Tone Interior Edition (6AA-P15) front.jpg
日本仕様 X ツートーンインテリアエディション
概要
製造国 ブラジルの旗 ブラジル
メキシコの旗 メキシコ
中華人民共和国の旗 中国
マレーシアの旗 マレーシア
中華民国の旗 台湾
タイ王国の旗 タイ
販売期間 2016年8月 -
(日本:2020年6月 - )
デザイナー 日産グローバルデザインセンター(NGDC)
日産デザインアメリカ(NDA)
日産デザインアメリカリオ(NDA-R)
ボディ
乗車定員 5名
ボディタイプ 5ドアクロスオーバーSUV
駆動方式 FF
パワートレイン
エンジン HR16DE型 1,598cc 直4(ブラジル仕様)
HR15DE型 1,498cc 直4(中国仕様)
HR12DE型 1,198cc 直3(日本・タイ仕様)
モーター EM57型 交流同期電動機(日本・タイ仕様車のみ)
最高出力 エンジン
84 kW (114 hp) / 5,600rpm(ブラジル仕様)
91 kW (124 hp) / 6,300rpm(中国仕様)
60 kW (82 PS) / 6,000rpm(日本仕様)
モーター
95 kW (129 PS) / 4,000-8,992rpm(日本仕様)
最大トルク エンジン
152 N・m / 4,000rpm(ブラジル仕様)
147 N・m / 4,400rpm(中国仕様)
103 N・m / 3,600-5,200rpm(日本仕様)
モーター
260 N・m / 500-3,008rpm(日本仕様)
変速機 ジヤトコ製エクストロニックCVT / 5速MT/非搭載(電動機直結:日本・タイ仕様)
サスペンション
前:独立懸架ストラット式
後:トーションビーム式
車両寸法
ホイールベース 2,610mm(ブラジル仕様)
2,620mm(日本仕様)
全長 4,295mm
全幅 1,760mm
全高 1,590mm(ブラジル仕様)
1,610mm(日本仕様)
車両重量 1,109-1,136kg(ブラジル仕様)
1,122-1,164kg(中国仕様)
1,350kg(日本仕様)
その他
プラットフォーム Vプラットフォーム
テンプレートを表示
日本仕様 X ツートーンインテリアエディション リア
日本仕様 X ツートーンインテリアエディション インテリア
自動車衝突安全テスト
機関 試験年 評価 備考
Latin NCAP ウルグアイ 2017年
  • 大人用乗員保護 ★★★★
  • 子供用乗員保護 ★★★★
最高評価は★★★★★である。
C-NCAP 中国 2017年 ★★★★★ 最高評価
IIHS アメリカ 2018年
  • スモールオーバーラップテスト(運転席)「優」
  • スモールオーバーラップテスト(助手席)「良」
  • オーバーラップテスト「優」
  • サイド「優」
  • ルーフ強度「優」
  • ヘッドレスト&シート「優」
評価は上から「優」「良」「可」「不可」
IIHS アメリカ 2019年
  • スモールオーバーラップテスト(運転席)「優」
  • スモールオーバーラップテスト(助手席)「良」
  • オーバーラップテスト「優」
  • サイド「優」
  • ルーフ強度「優」
  • ヘッドレスト&シート「優」
評価は上から「優」「良」「可」「不可」

年表

2012年10月
サンパウロモーターショー2012にて、コンセプトモデル「エクストレム(EXTREM)」を発表。
2014年10月28日
サンパウロモーターショー2014にてエクストレムをより市販向けに近づけた「キックス・コンセプト(KICKS CONCEPT)」を発表[7][8]
2015年2月13日 - 2月18日
ブラジル・リオデジャネイロのサンバ・カーニバルにおいて、コンパクトSUVスタイルの新コンセプトモデル 「キックス・サンバ・コンセプト(Kicks Samba Concept )」を披露[9]
2016年1月4日
「キックス」をブラジルのレゼンテ工場で生産することを発表[10]
2016年5月2日
リオデジャネイロにて市販仕様の「キックス」を発表[11]
2016年5月3日
リオデジャネイロオリンピック/リオデジャネイロパラリンピックの聖火リレーにて初披露されたと同時に、同オリンピックのオフィシャルカーとして採用されることも発表、なお販売予定を2016年8月と発表。
2016年8月5日
ブラジルのリオデジャネイロで、コンパクトな新型クロスオーバーの『キックス(KICKS)』を発売。16年度後半には他の南米諸国でも販売する。将来は世界80か国以上に投入する計画である。なお車格については、ジュークエクストレイルの中間である。
2017年4月19日
上海国際モーターショーにて中国初公開[12]
2017年5月
中国市場での販売を開始(中国名:勁客)。
2017年11月29日
ロサンゼルスオートショー2017にて米国市場に導入することを発表。ポジションについてはジュークの後継。2018年モデルのグレード体制は3種類で、「S」、「SV」、「SR」となっている。カラーについては5種類の2トーンを含む7通りを用意[13]。アメリカ国内での発売は2018年春と告知される。
2017年12月1日 - 12月10日
ロサンゼルスオートショー2017開催。
2018年5月
カナダでの販売開始。
2018年6月
アメリカでの販売が開始される。それに伴いジュークは北米市場から完全撤退。価格は廉価モデルの「S」で17,990ドル、最上級モデルの「SR」でも20,290ドル(2018年6月現在)と、アメリカ市場における日産製SUVのエントリーモデルという位置付けを担っている[14]
2018年11月7日
台湾での発売が開始。中国仕様が導入され、価格は725,000台湾ドルから(CM公開は11月6日から)。
2019年1月22日
インド仕様が発売される。詳細は下記を参照。
2019年2月28日
サーフィンをテーマにしたコンセプトモデル「キックスサーフ・コンセプト」が登場。企画には数々の優勝経験を持つプロサーファー、アレホ・ムニーツとサンチャゴ・ムニーツが参加している。ボディーカラーはラテンアメリカを意識したブルーグリーンとイエローの2トーンで、サイドには波をイメージしたグラフィックがある。このブルーグリーンにはいくつかのトーンが含まれ、これは「表情を変える海」をイメージしたとのこと[15]
2020年5月15日
タイにて電動パワートレイン「e-POWER」を搭載し、フェイスリフトしたモデルの販売が開始された。HR12DE1.2Lの3シリンダーのガソリンエンジンと、EM57電気モーターを組み合わせた前輪駆動となっている。尚、このモデルはタイにおいて現地生産される[16]
2020年6月5日
日本公式サイトで先行公開サイトが設けられる。
2020年6月24日
日本仕様が公式発表された(6月30日発売)[17]
タイ仕様が導入され、ブラジル仕様に比べ車高が20mm高くなり、ホイールベースは10mm拡大される。なお、日本国内での「e-POWER」搭載車種はE12型ノート、C27型セレナに続き3車種目となるが、キックスは日本国内での日産車において初の「e-POWER」専用車種となる。また、前述したように日本では初代モデルが発売していたことから約7年10ヶ月ぶりの車名復活となるが、アルファベット表記はすでに発売されている海外向けと同じく「KICKS」となる。
「e-POWER」は最大出力の向上により中高速域での力強さを高めたほか、走行モードで「ECOモード」または「Sモード」設定時にはアクセルペダルの踏み戻しで車速の調整を可能にすることでブレーキペダルを踏む回数を減らす「e-POWERドライブ」が作動する。また、発動用エンジンの作動タイミングの制御の最適化によりエンジンの作動頻度を減らし、静粛性を高めた。
外観は「ダブルVモーショングリル」や「フローティングルーフ」が採用され、ヘッドランプにはLEDが採用された。ボディカラーはブリリアントホワイトパール3コートパール(特別塗装色)、ブリリアントシルバーメタリック、チタニウムカーキパールメタリック(特別塗装色)、ラディアントレッドパール、ナイトベールパープルチタンパール、ダークブルーパールメタリック、プレミアムホライズンオレンジパールメタリック(特別塗装色)、ピュアブラックパールメタリック、サンライトイエローパール(特別塗装色)の9色が設定されるほか、ピュアブラックパールメタリックと組み合わせた2トーン(特別塗装色)も設定され、ブリリアントホワイトパール3コートパール、ラディアントレッドパール、プレミアムホライズンオレンジパールメタリックの3色に、2トーン専用設定のダークメタルグレーメタリックを加えた4色が設定される。
安全面では運転支援技術「プロパイロット」や「SOSコール」が全車に標準装備されるほか、「インテリジェント エマージェンシーブレーキ」や「踏み間違い衝突防止アシスト」も標準装備される。
グレード体系は「X」と「X ツートーンインテリアエディション」の2グレードが設定される。「X」はインストやドアトリムクロスがブラックで、シート地は合皮/織物コンビシートを採用。「X ツートーンインテリアエディション」はインストやドアトリムクロスをオレンジタンに、シート地を合皮にそれぞれ変更されるほか、「X」ではセットオプションとなる前席ヒーター付シート、ステアリングヒーター、寒冷地仕様の3点が標準装備される。
WLTCモードによる排出ガス及び燃料消費率(燃料消費率はJC08モードも併記)に対応しており、日本国内における日産車で初となる「平成30年排出ガス基準75%低減レベル(☆☆☆☆☆)」認定を取得し、「2020年度燃費基準+50%」を達成する。
なお、販売開始のタイミングでジュークの日本での販売が終了(生産は2019年12月で終了)となり、北米に続いて日本でもジュークの後継車種としての位置づけを担うこととなった。
2020年7月9日
シンガポールにてe-POWER搭載車の販売が開始された[18]
2020年10月1日
日本仕様が3代目ルークスと共に2020年度グッドデザイン賞を受賞したことが発表された[19]
2021年1月15日
日本仕様にオーテックジャパンによるカスタムカー「AUTECH」の追加設定が発表された(3月3日発売)[20]。「AUTECH」では7車種目の設定となり、SUVではエクストレイルに次いでの設定となる。
「X」をベースに、外観はダーククロームのグリルフィニッシャー、ドットパターンとしたフォグランプフィニッシャー、メタル調フィニッシュのプロテクター(フロント・サイドシル・リア)、AUTECH専用エンブレム(フロント・リア)で構成された専用エクステリアをはじめ、フロントバンパーに青く光るシグネチャーLEDが採用されたほか、サイドターンランプ付電動格納式リモコンカラードドアミラーはメタル調フィニッシュに、17インチアルミホイールはガンメタリック塗装にそれぞれ変更された。
内装では、シート地やドアトリムにレザレットを採用し、シートとステアリングはブルーステッチ付のブルー/ブラックコンビ(シートには海面の波の動きをモチーフとした模様と「AUTECH」刺繍も施される)、ドアトリムはブルーにそれぞれ変え、インストパッド・シフトノブベース・センターコンソール(アームレスト、コンソールボックス付)にはブルーステッチが、シフトノブベースフィニッシャーにAUTECHエンブレムがそれぞれ施された。
そのほか、ベースグレードではセットオプション設定となるインテリジェント アラウンドビューモニター、インテリジェント ルームミラー、前席ヒーター付シート、ステアリングヒーター、寒冷地仕様が標準装備される。
ボディカラーはモノトーンはブリリアントホワイトパール3コートパール(特別塗装色)とピュアブラックパールメタリックの2色。ピュアブラックパールメタリックと組み合わせた2トーン(特別塗装色)にはブリリアントホワイトパール3コートパールに加え、「AUTECH」専用となるダークブルーパールメタリックの2色が設定される。
2021年4月
日本仕様車を仕様変更。「2030年度燃費基準85%達成車」となった[21]
2021年11月2日
日本仕様車に特別仕様車「コロンビアエディション」が発売された[22]
総合アウトドアメーカーのコロンビアスポーツウェアジャパンとの共同企画により設定された仕様で、「X」をベースに、フロントに装着されるブルーのグリルステッカー、サイドとリアに装着される「Columbia」のロゴステッカー、ブラックのプロテクター(フロントアンダー/サイドシル/リアアンダー)、インピスタ社製のCORDURA Fablic(305デニール)を使用し、生地に防水加工を施したフロントシートエプロン(運転席・助手席)、シートバックポケット(運転席・助手席)、ラゲッジシート、通常はディーラーオプションとして用意されているフロアカーペット(エクセレント、消臭機能付/ブラック)とRadi-Cool製サンシェード(車外取付タイプ)で構成された「コロンビアパッケージ」が特別装備される(一部の装備は梱包状態での渡しとなる為、納車後、ユーザー自身で装着する必要がある)。
ボディカラーはダークブルーパールメタリックとチタニウムカーキパールメタリック(特別塗装色)の2色を設定。500台の限定販売となる。
販売台数の推移
米国
2017 0
2018 23,312[23]

インド仕様車 P16型(2019年-)

日産・キックス(2代目 インド仕様)
P16型
Nissan Kicks B0 (front).jpg
インド仕様
Nissan Kicks B0 (rear).jpg
概要
製造国 インドの旗 インド
販売期間 2019年1月 -
ボディ
ボディタイプ 5ドアクロスオーバーSUV
パワートレイン
エンジン H4K型 1.5L(ガソリン)
K9K型 1.5L(ディーゼル)
最高出力 106 ps(ガソリン)
110 ps(ディーゼル)
最大トルク 142 N・m(ガソリン)
245 N・m(ディーゼル)
変速機 CVT / 6速MT
車両寸法
ホイールベース 2,673mm
全長 4,384mm
全幅 1,813mm
全高 1,590mm
その他
プラットフォーム B0プラットフォーム
テンプレートを表示
2019年1月22日

日産のインド子会社である日産モーター・インディアがニューデリーで発表・同日発売された。価格は995,000ルピー(約150万円)から。先に販売されたP15型に似たスタイリングだが、P15型よりも大型化されておりプラットフォームも日産のBプラットフォームをベースに開発されたダチアのプラットフォームを使用、これにより製造コストを削減している。

車名の由来

1995年のコンセプトカーの「XIX」は、「自分」を意味する「I」と「未知数、倍化」を意味する「X」をからめた造語。「乗る人自身の夢や楽しみが無限に広がるクルマ」となるような願いが込められている。またXIXにはローマ数字で「19」という意味もある。

1998年に開催されたパリモーターショーに出展されたコンセプトカーのアルファベット表記はKYXX

初代の「KIX」とは、興奮や熱中を意味する「KICKS」と未知数を意味する「X」を組み合わせた造語で、乗る人すべてに軽快な走りとともに、刺激的な走りを提供したいという思いが込められている[24]

その他

  • 2018年現在、2代目キックスは米国運輸省道路交通安全局英語版(NHTSA)のテストを受けていない。
  • 世界戦略車(グローバルカー)として世界各国での販売を順次開始しているが、欧州に進出する可能性は非常に低いとされている(2018年6月現在)。
  • この手の車には前輪駆動四輪駆動を揃えることが一般的となっているが、2代目キックスは前輪駆動のみのラインナップとなっている。四輪駆動を求める場合は上位車に当たるローグスポーツ/キャシュカイが、日本ではエクストレイルとなる。

脚注

[脚注の使い方]
  1. ^ 2019年度決算報告及び事業構造改革計画”. www.nissan-global.com. 2020年6月20日閲覧。
  2. ^ “日産自動車、新型軽乗用車の名称を「キックス」に決定” (プレスリリース), 日産自動車株式会社, (2008年9月30日), https://global.nissannews.com/ja-JP/releases/release-37f0a005bed1eb51bbe03a6c231034a6-080930-01-j 2020年6月28日閲覧。 
  3. ^ “新型軽自動車SUV「KIX(キックス)」を発売” (プレスリリース), 日産自動車株式会社, (2008年10月30日), https://global.nissannews.com/ja-JP/releases/release-1e3fc9cf26a42e55ecb49782f89b3feb-081030-01-j 2020年6月28日閲覧。 
  4. ^ CM映像では本車両のミニ四駆(コミカルミニ四駆)が走行するシーンが映し出され、「ミニ四駆はタミヤの登録商標」である旨のテロップが表示されている。2020年現在本車両のミニ四駆としての商品化はされていない。
  5. ^ “「キックス」の一部仕様を向上” (プレスリリース), 日産自動車株式会社, (2010年8月18日), https://global.nissannews.com/ja-JP/releases/release-58caa84005ab1327b4a3f765db394c00-100818-01-j 2020年6月28日閲覧。 
  6. ^ “【リコール】三菱 パジェロミニ ほか6車種12万台、エンジンECUなどに不具合”. Response. (2016年4月14日). https://response.jp/article/2016/04/14/273552.html 
  7. ^ 【サンパウロモーターショー14】日産、キックス・コンセプト 初公開…小型クロスオーバー”. Response. (2014年10月29日). 2016年5月5日閲覧。
  8. ^ “日産自動車、「Kicks Concept」をサンパウロモーターショーで公開” (プレスリリース), 日産自動車株式会社, (2014年10月29日), https://global.nissannews.com/ja-JP/releases/release-8ab5afb6ac5815aaf4d38691cec0a14a-141029-01-j 2020年6月28日閲覧。 
  9. ^ “日産、"サンバ"に基づいたカーニバルな「キックス サンバ コンセプト」を披露”. (2015年2月28日). https://ameblo.jp/tksnt283/entry-11995579237.html 
  10. ^ “日産自動車、新型「キックス」をブラジル レゼンデ工場で生産” (プレスリリース), 日産自動車株式会社, (2016年1月4日), https://global.nissannews.com/ja-JP/releases/release-f53b23c44e9906242924b3d4a5000fc0-160106-01-j 2020年6月28日閲覧。 
  11. ^ “日産自動車、ブラジルで新型コンパクトクロスオーバー「キックス」を発表” (プレスリリース), 日産自動車株式会社, (2016年5月10日), https://global.nissannews.com/ja-JP/releases/release-26b8da154aba80d4c575c68d4e001feb-160510-02-j 2020年6月28日閲覧。 
  12. ^ “日産、中国で「キックス」、「ナバラ」、「Vmotion 2.0」を上海モーターショー2017で公開” (プレスリリース), 日産自動車株式会社, (2017年4月19日), https://global.nissannews.com/ja-JP/releases/release-706acd3deac08a6e3f9854c61f0122dc-170419-01-j 2020年6月28日閲覧。 
  13. ^ “日産 キックス 米国導入…グローバル小型クロスオーバー”. Response.jp. (2017年11月30日). https://response.jp/article/2017/11/30/303136.html 
  14. ^ “THE BRAND NEW 2018 NISSAN KICKS™” (英語). (2018年6月21日). https://www.nissanusa.com/crossovers/kicks/ 
  15. ^ “いい加減に日本でも発売して!日産が大人気クロスオーバー「キックス」にプロサーファーとコラボした”サーフ・コンセプト”を設定”. Life in the FAST LANE.. (2019年3月1日). http://intensive911.com/?p=171461 
  16. ^ “小型SUV「キックス」、日産がタイから逆輸入のワケ”. ニュースイッチ. (2019年11月24日). https://newswitch.jp/p/20126 
  17. ^ “新型車「日産キックス」を発表” (プレスリリース), 日産自動車株式会社, (2020年6月24日), https://global.nissannews.com/ja-JP/releases/release-580121f8a8c845590611b2e24300f56b-200624-01-j 2020年6月24日閲覧。 
  18. ^ Nissan launches all new Kicks e-POWER in Singapore” (英語). sgCarMart.com (2020年7月9日). 2021年7月25日閲覧。
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関連項目

外部リンク