日産・デイズ

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日産・デイズ
B21W(AA0)型
デイズ X(2015年10月改良型)
Nissan DAYZ X (DBA-B21W) front.JPG
ハイウェイスター G/Gターボ(2015年10月改良型)
Nissan DAYZ HIGHWAY STAR X (DBA-B21W) front.JPG
ライダー 4WD(2013年6月登場型)
(ハイウェイスターX ベース)
Nissan Dayz Rider Autech 4WD B21W AA0.JPG
販売期間 2013年6月 -
乗車定員 4人
ボディタイプ 5ドア軽トールワゴン
エンジン 3B20型 直3 660cc NA DOHC 49PS, 6.0kgf・m
3B20型 直3 660cc ターボ DOHC 64PS, 10.0kgf・m
駆動方式 FF/4WD
変速機 エクストロニックCVT
サスペンション 前: マクファーソン・ストラット
後: 3リンクコイル
全長 3,395mm
全幅 1,475mm
全高 1,620mm
ホイールベース 2,430mm
車両重量 820kg - 900kg
姉妹車 三菱・eK(3代目)
製造事業者 三菱自動車工業
先代 日産・オッティ
-自動車のスペック表-

デイズDAYZ)は、日産自動車が販売する軽トールワゴンのブランド、および車名である。

三菱自動車工業の3代目eKシリーズとの共同開発車として、日産と三菱自工の合弁会社NMKVが開発し、三菱自動車工業が製造する。

概要[編集]

NMKVが日産と三菱両社向けに、デザインや購買等多方面で両社の強みを生かして商品企画と開発を行い、優れる商品競争力を有する。商品企画の初期段階から協業を進め、両社の特徴を生かす異種デザインを織り込みそれぞれのブランドを体現する革新的なデザインである。

なお、エクステリアデザインのベースは三菱とデザインコンペで争った結果、三菱案が採用されている。

ティザーサイトにあった「日産が本当につくりたかった軽自動車」という文言や「日産のすべてを、軽に。」というキャッチコピーの通り、日産が軽自動車の商品企画・開発・デザインの段階から初めて携わった軽自動車で[1]、従来の軽自動車にとらわれない日産らしく躍動感溢れるデザイン、上質な室内空間、優れた低燃費性能を有する。ルークス同様スポーティグレード「ハイウェイスター」の設定に続き、「デイズ」の名称を同社が販売する軽自動車のシリーズとして展開することとなり、第2弾となるスーパーハイトワゴンタイプの「デイズ ルークス(DAYZ ROOX)」が2014年2月13日に販売を開始した[2][3]

なお、製造は名実共に三菱製である。(生産は岡山県倉敷市の三菱自動車水島製作所で、カタログ上の製造事業者も「三菱自動車工業株式会社」である。)

メカニズム[編集]

エンジンには3代目eK同様、新開発となる3気筒3B20型エンジンを搭載しており、「ハイウェイスターGターボ」には同仕様のターボエンジンが搭載される。トランスミッションは全車副変速機構付エクストロニックCVT(eKのINVECS-III CVTに相当)を採用している。

また、「J」・「ハイウェイスターJ」を除くNA・2WD車には停止前車速13km/h以下から作動するアイドリングストップシステム(eKではコーストストップ機能付オートストップ&ゴー(AS&G)に相当)も搭載。NA・4WD車も停車時のみの作動ながらアイドリングストップシステム(eKではAS&Gに相当)が搭載されている。

なお、全車で「平成17年基準排出ガス75%低減レベル(☆☆☆☆)」認定を取得するとともに、NA車はアイドリングストップの有無や駆動方式を問わず「平成27年度燃費基準+20%」を達成しており、ターボ車も2WD車は「平成27年度燃費基準+10%」、4WD車は「平成27年度燃費基準」をそれぞれ達成する。

また、アイドリングストップシステム搭載車は日産が展開するエンジン進化型エコカー「PURE DRIVE(ピュアドライブ)」の車種であるため、リア右下に「PURE DRIVE」エンブレムが装着される。(2018年現在、一部改良に伴い「PURE DRIVE」の車種から外れたため廃止されている。)

3代目eKとの違いについて[編集]

(左)デイズ2014年7月改良型・(右)eKワゴン2017年1月改良型
リア

構成としては3代目eKと同様で、eKワゴンに相当する標準タイプは「デイズ(DAYZ)」、eKカスタムに相当するスポーティタイプは「デイズ ハイウェイスター(DAYZ Highway STAR)」となる。しかしながら、オッティと2代目eKの場合と異なり、グレード体系・外観・装備内容が大きく異なる。

グレード体系は「デイズ」は「J」・「S」・「X」の3グレード、「デイズ ハイウェイスター」は「ハイウェイスターJ」・「ハイウェイスターX」・「ハイウェイスターG」・「ハイウェイスターGターボ(eKカスタム「T」相当)」の4グレードの計7グレードを設定する。「ハイウェイスターJ」はeKカスタムに該当するグレードがないアイドリングストップシステム非装備の廉価グレードである。さらに、オーテックジャパン扱いのカスタムカー「ライダー」も設定される(「ライダー」はデイズハイウェイスターがベースで、「ハイウェイスターG」を除く全グレードに設定される)。

外観ではフロントデザインが異なっており、デイズはフロントグリルがグリル下端にメッキモールを配したメッシュタイプに変更。デイズハイウェイスターはメッキグリルのバー本数が3本になるほか、フォグランプ廻りも含めたフロントバンパーデザインも異なり、デイズの場合はヘッドライトの形状もeKワゴンとは異なる。また、フルホイールキャップ(デイズに装備)やアルミホイール(デイズハイウェイスターに装備)のデザインも変更されている。Aピラー以降についてはテールレンズも含め、eKと共通である。後期型はハイウェイスターは前期型同様に3本のメッキグリルバーのデザインが引き継がれているが、デイズは2本線デザインのクロームグリルに変更となった。

また、装備内容に関しても以下のような細かな違いがある。

  • 「X」とハイウェイスター全グレードには電動格納式リモコンカラードドアミラーにサイドターンランプが付く(eKではサイドターンランプ付電動格納式リモコンカラードドアミラーはワゴン・カスタムそれぞれの「G(Safety Packageを含む)」・「T Safety Package」のみの装備)
  • デイズの内装はアイボリー内装のみ、デイズハイウェイスターは2015年10月のマイナーチェンジに伴い、これまでのエボニー内装に加え、メーカーオプションとして、ドアトリムクロスとシート地をアイボリーのスエード調クロス(シート地は「ネオソフィール」とのコンビシート)に変更した「プレミアムコンビネーションインテリア」を新設定した。なお、本オプションを設定した場合、本革巻ステアリングにピアノ調加飾が追加される(eKワゴンでは、2014年6月の一部改良でeKカスタムに近い仕様のブラック内装がオプションで選択可能となるが、eKカスタムではブラック内装のみの設定である)
  • タコメーターはデイズハイウェイスター及びライダーのみ標準装備で、デイズではオプションでも設定なし(eKでは、カスタム全グレード並びにワゴンの「G(Safety Packageを含む)」・「T Safety Package」に標準装備、ワゴンの「M(e-Assistを含む)」は他の装備とのセットオプション設定)
  • マニュアルエアコン、スーパーUVカットグリーンガラス(フロント)/UVカット断熱グリーンガラス(フロントドアガラス)は「J」に加え、「S」にも標準装備。また、「S」は「J」同様にチルトステアリング非装備
  • ステアリングスイッチは全車標準装備(「日産オリジナルナビ取付パッケージ」の1つとして装備されており、GPSアンテナとTVアンテナ用ハーネスも一緒に装備される)、デイズ全グレードと「ハイウェイスターX」は4スピーカー(フロント+リア)が標準装備されており、フロント2スピーカーと「日産オリジナルナビ取付パッケージ」レスはセットでメーカーオプション設定(eKでは、ステアリングスイッチはワゴン・カスタムそれぞれの「G Safety Package」・「T Safety Package」のみの装備で、ワゴン「E」・「M(e-Assistを含む)」とカスタム「M」はオプションでも設定なし。また、4スピーカー(フロント+リア)はワゴンの「G Safety Package」・「T Safety Package」のみ標準装備で、ワゴンの「E e-Assist」と「M e-Assist」は2スピーカー(フロントのみ)となる)
  • アルミホイールはハイウェイスターのみ標準装備。また、「ハイウェイスターGターボ」だけでなく、「ハイウェイスターG」も15インチアルミホイールを装備する(eKでは、ワゴン「G Safety Package」・「T Safety Package」にもアルミホイールが標準装備される。15インチアルミホイールはカスタム「T Safety Package」のみ装備)。
  • ハイビームアシスト、オートライトシステムはハイウェイスターのみ標準装備、アラウンドビューモニターは「X」とハイウェイスターに標準装備(eKではオートマチックハイビーム、オートライトコントロール、マルチアラウンドモニター(バードアイビュー機能付)にそれぞれ置き換わる。これら3点はワゴン・カスタムそれぞれの「G Safety Package」・「T Safety Package」に標準装備)
  • LDW(車線逸脱警報)はハイウェイスターのみ標準装備(eKではカスタム全車に加え、ワゴンの「G Safety Package」・「T Safety Package」にも標準装備される)。
  • 寒冷地仕様は4WD車のみ標準装備で、2WD車はメーカーオプション設定(eKはワゴン・カスタムともに全グレード標準装備)

ボディカラーは、デイズとeKワゴンで白系の設定色が異なり、デイズは「J」と「S」が「ホワイト」のみ、「X」は「ホワイトパール3コートパール(オプションカラー)」のみの設定であった(eKワゴンは全グレードで「ホワイトソリッド」と「ホワイトパール(オプションカラー)」が設定されている)ため、販売開始当初はeKワゴンより1色少ない7色展開だった(デイズハイウェイスターとeKカスタムは同じ4色展開)。また、カラーバリエーションは販売開始当初、「ホワイト」、「ホワイトパール」、「クールシルバーメタリック」を除いてカラー名称が置き換わる(例:パープリッシュネイビーパール → プレミアムパープルパール)ものの、バリエーションはeKと共通となっていた。

2014年の一部改良でeKと異なるカラーバリエーションとなり、デイズではeKワゴン/eKカスタム共通カラーの「レッドメタリック」とeKワゴン専用色の「チェリーブラウンパール(オプションカラー)[4]」は設定されず、替わりに、「アゼリアピンクメタリック」と「ピンクゴールドメタリック」が設定され、「モカブラウンパール(オプションカラー)」はハイウェイスターだけでなく、標準タイプのデイズにも設定される(eKでは「ショコラブラウンパール(オプションカラー)」に相当するが、カスタム専用色)。これにより、デイズはeKワゴンと同じ9色展開となり、デイズハイウェイスターはeKカスタムよりも1色多い7色展開となった。

2015年10月のマイナーチェンジにより、デイズでは未設定だった赤系が「スパークリングレッドメタリック」として追加したほか、入れ替えや追加を行ったことで、デイズはeKワゴンより2色多い11色展開に、デイズハイウェイスターはeKカスタムよりも4色多い10色展開となった。なお、ハイウェイスター専用色の「スカーレットメタリック」はeKでは「ポピーレッドメタリック」としてeKワゴン専用色として設定されているほか、同じくハイウェイスター専用色の「オーシャンブルーパール」はeKではマイナーチェンジ時点では設定されなかった(その後、2017年1月の一部改良により、eKカスタム専用色として「オーシャンブルーパール」と同一色の「ライトニングブルーマイカ[5]」が設定される)。

2017年1月の一部改良によりデイズ・eKワゴン/eKカスタム双方でボディカラーの入れ替えが行われ、先にデイズルークスに設定された「プレミアムサンシャインオレンジ4コートメタリック」がデイズにも標準タイプ・ハイウェイスター共通カラーとして設定された。このカラーは高品質な発色を実現するため、通常の2層塗装(ベース+クリア)に、半透明ベースとクリアを更に重ねた4層塗装となっており、eKスペースを含むeKシリーズ全車種には設定されないデイズシリーズオリジナルカラーとなる。また、eKでカスタム専用色として設定されていた「ショコラブラウンパール(オプションカラー)」が廃止となったことで、「ショコラブラウンパール」と同一色の「モカブラウンパール(オプションカラー)」もデイズ/デイズハイウェイスターでのみ設定可能なオリジナルカラーとなった。

2018年5月の一部改良でもデイズ・eKワゴン/eKカスタム双方でボディカラーの入れ替えが行われ、デイズ/デイズハイウェイスターでのみ設定可能なオリジナルカラーとして、「アッシュブラウンメタリック(オプションカラー)」と「プレミアムオリーブメタリック(オプションカラー)」の2色が追加された(eKではこれら2色が設定されない代わりに、ワゴン専用色として「オークブラウンメタリック」が設定されている)。

沿革[編集]

初代 B21W(AA0)型(2013年-)[編集]

2013年3月8日
車名およびエクステリアデザインが発表される[6]。同日、日産自動車ウェブサイトにティザーサイトが開設される。
2013年3月25日
2014年初頭発売予定のスーパーハイトワゴン車種名「デイズルークス」発表と同時にデイズのインテリアデザインが公開[2]され、オーテックジャパン扱いのカスタムカー「ライダー」のエクステリアデザインも公開[7]される。
2013年4月18日
オーテックジャパン扱いの福祉車両「ライフケアビークル」シリーズの設定を発表[8]する。助手席が電動で車の外側へ回転して乗降する「助手席スライドアップシート」と簡単な手動操作で助手席を車両の外側へ回転する「助手席回転シート」の2タイプが用意される。「助手席回転シート」は7月以降に販売開始予定である。
2013年5月20日
三菱水島製作所でオフライン式を実施[9]
2013年6月4日
三菱がeKとデイズのハイマウントストップランプに不具合があるとして、国土交通省にリコールを届け出た[10]
2013年6月6日
公式発表・販売開始(ターボ車の「ハイウェイスターGターボ」・「ライダー ハイウェイスターGターボ」はVDCとフロントスタビライザーを標準装備する関係で同年8月より販売開始)[11]
2013年7月8日
販売開始から約1か月が経過した7月8日時点で約30,000台を受注したことを発表。これは、公式発表時に設定されていた月販目標台数の8,000台の3.75倍にあたり、歴代の日産の軽自動車の中でも一番の受注ペースとなった(なお、この受注ペースはeK(18,000台。目標台数5,000台の3.6倍)を上回るペースである)。グレード別では「ハイウェイスターX」が一番の人気で、次いで、「X」・「ハイウェイスターG」の順となっており、この3グレードで全体の4分の3以上(79%)を占める。この大ヒットで6月の軽自動車市場での日産のシェアが10.4%に跳ね上がる結果となった[12]
2014年3月13日
同年2月末時点での総販売台数が106,318台となったことを発表。販売開始から8か月半で月販目標台数の1年分(96,000台)を上回る大台突破となった[13]
2014年7月3日
一部改良[14]
デイズルークスに採用されているバッテリーアシストシステムを「S」・「X」・「ハイウェイスターX」・「ハイウェイスターG」の2WD車に採用。これにより、オルタネーターの発電頻度を下げてガソリン消費量を抑えたことでJC08モード燃費を0.8km/L向上(29.2km/L→30.0km/L)。併せて、吸気ダクトレイアウトの変更によって吸気を低温化し、トランスミッションのギア比を変更するなどして加速性能も高めた。また、ノーマルタイプの全グレードのアンテナを「ハイウェイスター」系と同じルーフアンテナに変更した。ボディカラーは一部変更となり、デイズ専用色の「レディッシュマルーンパール(オプションカラー)」を廃止する替わりに、シリーズ車種のデイズルークス採用色である「アゼリアピンクメタリック」、「モカブラウンパール(オプションカラー)」、「ピンクゴールドメタリック」の3色を追加した。
オーテックジャパン扱いの「ライダー」には、通常はオプション設定となっている専用LEDデイタイムランニングライトを追加で標準装備し、フロントグリルとバックドアモールをダーククロムに、フロントバンパーをダークメタリックペイント、ダークモール付仕様に、専用エンブレムをダークにそれぞれ変更した「ライダー ブラックライン」を追加した。
なお、2014年6月までの時点で、デイズルークスを含めたシリーズの累計販売台数が17万台以上となり、日産の軽自動車の中で歴代第1位の販売ペースとなっている。
2014年10月1日
「ハイウェイスターX」をベースに、通常はオプション設定となっているアラウンドビューモニターを標準装備しながら価格を据え置いた特別仕様車「ハイウェイスター Vセレクション+Safety」を発売[15]
2014年12月4日
特別仕様車「X Vセレクション+Safety II」・「ハイウェイスターX Vセレクション+Safety II」を発売[16]。「Vセレクション+Safety」シリーズの追加モデルとして新たに設定されるもので、「X」・「ハイウェイスターX」をベースに、VDC、エマージェンシーブレーキ[17]、踏み間違い衝突防止アシスト、フロントスタビライザーを特別装備した。なお、「ハイウェイスターX Vセレクション+Safety II」にはアラウンドビューモニターも特別装備されるが、「アラウンドビューモニターレス」も設定されている。
併せて、「J」・「S」・「ハイウェイスターJ」・「ハイウェイスターG」・「ハイウェイスターGターボ」には、エマージェンシーブレーキと踏み間違い衝突防止アシストのセットオプションを新たに設定した。
2015年10月22日
マイナーチェンジ[18]
新たに、先行車や対向車のライト、道路周辺の明るさをルームミラー背面のウィンドシールドに設置したカメラのセンサーで認識し、車速などの諸条件によりハイビームとロービームを自動切替する「ハイビームアシスト」を軽自動車で初採用したほか、これまでメーカーオプション設定だったエマージェンシーブレーキと踏み間違い衝突防止アシスト、一部グレードにオプション設定となっていたVDCなどの各種安全装備が全グレードに標準装備した。併せて、赤外線を約70%カットするIRカットガラスも新採用した。
リアコンビランプは新デザインのLEDシグネチャーランプとなり、デイズは新デザインのクロームグリルを採用。内装はデイズに新シート表皮を採用、デイズハイウェイスターにはプレミアムコンビネーションインテリアを新たにメーカーオプション設定した。ボディカラーは共通カラーとして、デイズルークス設定色の「スパークリングレッドメタリック」を追加するとともに、デイズは専用色の「ミネラルブルーメタリック」に替わり新色の「アイスブルーチタニウムメタリック」を追加するとともに、新たな専用色の「レモンライム」も追加。ハイウェイスターは専用色の「ピンクゴールドメタリック」を廃止し、新色として、オレンジ系「スカーレットメタリック」とブルー系「オーシャンブルーパール」を追加した[19]
パワートレインはエンジンの摩擦抵抗を低減したほか、NA・4WD車とターボ車にはアイドリングストップ機能とバッテリーアシストを新搭載したことで全車で燃費を向上し、NA・4WD車とターボ・2WD車は「平成32年度燃費基準+10%」、ターボ・4WD車は「平成32年度燃費基準」をそれぞれ達成した。
オーテックジャパン扱いのカスタムカー「ライダー」と「ライフケアビークル」シリーズもマイナーチェンジされ、ベース車と同様の改良を行ったほか、「ライダー」は専用フロントバンパーのデザインを一新して専用LEDバンパーイルミネーションやフォグランプを組み込んだほか、ボディカラーは「プレミアムパープルパール」と「クールシルバーメタリック」と入れ替えで新色の「オーシャンブルーパール」と「スカーレットメタリック」を追加。内装は黒を基調に紫色の糸を織り込んだ格子柄の専用シート地を採用した。併せて、コンパクトカーのマーチに次いでの設定となる「ボレロ」を新たに設定することを発表した(12月24日販売開始)。デイズをベースに、メッキ加飾をあしらったフロントグリルを採用し、丸みを帯びた専用フロントバンパーも装備。内装ではシャルドネホワイトとマルサラレッドでカラーコーディネートしたレザー調シートを採用し、運転席・助手席バニティミラーを装備。さらに、フロントバンパーアッパーモール(光輝タイプ)やホイールカバーデカールなどをディーラーオプションとして設定した。ボディカラーは「X」ベース車専用色を含めて10色展開とした。
2016年4月20日
三菱自動車の燃費不正改ざん問題により本車種及び日産・デイズシリーズの4車種が一時販売中止となる[20][21][22][23]
2016年6月21日
国土交通省による再確認結果を公表した。燃費が再測定車種最大で16%乖離していたこと。反面、排ガス値や保安基準などは国の基準を満たしていたことが明らかになった。三菱自動車に対し、燃費の修正指示を指示。ekシリーズ全車種の型式指定の取り消しは行わないことになった[24][25]。それを受けて、三菱自動車は燃費の修正を行った[26]
現行仕様である2015年10月のマイナーチェンジモデルにおいては、「J」を除くNA・2WD車は「平成32年度燃費基準」達成、「ハイウェイスターGターボ」の2WD車と「J」は「平成27年度燃費基準+10%」達成、NA・4WD車の全グレードは「平成27年度燃費基準+5%」、「ハイウェイスターGターボ」の4WD車は「平成27年度燃費基準」達成にそれぞれ修正された。
2016年7月4日
OEM元の三菱・eKシリーズと共に注文受け付け、および生産・販売を順次再開した[27]
また、販売再開に際し、特別仕様車「X Vセレクション」を発売した。「X」をベースに、外観は14インチアルミホイールを装備。内装は「ハイウェイスター」に設定されている「エボニーインテリア」を採用するとともに、シルバーフィニッシャーを施した本革巻ステアリング、シルバー加飾を施したパワーウィンドウスイッチベース(ピアノ調)、メッキインナードアハンドルを装備。ボディカラーはベースグレードのラインナップに加え、通常は「ハイウェイスター」専用色の「オーシャンブルーパール」を特別設定し、全11色が設定される。
2017年1月26日
一部改良[28]
「ハイウェイスターGターボ」にクルーズコントロールを標準装備したほか、ステアリングスイッチやGPSアンテナなどで構成された「日産オリジナルナビ取付パッケージ」を全車に標準装備。ボディカラーは「アゼリアピンクメタリック」とデイズ専用色の「シルキーローズメタリック」を廃止する替わりに、新色としてデイズルークスの2016年12月改良型モデルにも設定されている「プレミアムサンシャインオレンジ4コートメタリック(オプションカラー)」とデイズ専用色の「ブロッサムピンクメタリック」を追加。内装ではカップホルダーを細いタイプの缶にも対応するように改良された。なお、今回の一部改良に伴い、「S」は2WD車を廃止し、4WD専用グレードとなった。
同時に、オーテックジャパン扱いの「ボレロ」、「ライダー」、「助手席回転シート」、「助手席スライドアップシート」についてもカタロググレード同様の一部改良を行った。
2017年4月25日
特別仕様車「X モカセレクション」、「ハイウェイスターX プレミアムセレクション」を発売[29]
「X モカセレクション」は「X」をベースに、14インチアルミホイールを特別装備し、内装は専用設定色のモカを採用し、シート地とドアトリムクロスにスエード調クロスを採用した。ボディカラーはベースグレードのラインナップに加え、通常は「ハイウェイスター」専用色の「チタニウムグレーメタリック」と「スカーレットメタリック」の2色を特別設定し、全12色を設定した。「ハイウェイスターX プレミアムセレクション」は「ハイウェイスターX」をベースに、15インチアルミホイールを特別装備し、内装はベースグレードではオプション設定となっている「プレミアムコンビネーションインテリア」を採用し、シート地は「ネオソフィール」とスエード調クロスのコンビシート、ステアリングはピアノ調加飾を施した本革巻、ドアトリムクロスにスエード調クロスをそれぞれ採用した。ボディカラーはベースグレードではオプションカラーとなっている「プレミアムサンシャインオレンジ4コートメタリック」、「ホワイトパール3コートパール」、「プレミアムパープルパール」、「モカブラウンパール」の4色を設定した。
2018年5月28日
デイズルークスと共に一部改良が発表され、同日より販売が開始された[30]
既搭載の「エマージェンシーブレーキ」を「インテリジェント エマージェンシーブレーキ」に改め、レーザーレーダー方式からカメラ方式に変更されたことで、対車両の車速域を80km/hまでに拡大、対歩行者検知を追加する性能向上がされたほか、「踏み間違い衝突防止アシスト」もレーダー方式からソナー+カメラ方式に変更されたことで、後退時及び軽自動車で初めてとなる前方歩行者検知機能及び、低速衝突軽減ブレーキ機能が追加された。また、ハイウェイスターはLDW(車線逸脱警報)が新たに標準装備された。
ボディカラーは茶系の「モカブラウンパール(オプションカラー)」を「アッシュブラウンメタリック(オプションカラー)」に、銀系の「クールシルバーメタリック」を「スターリングシルバーメタリック」にそれぞれ入れ替え、ハイウェイスター専用色の「スカーレットメタリック」を廃止する替わりに、「X」及びハイウェイスター専用色として「プレミアムオリーブメタリック(オプションカラー)」が追加された。
なお、オーテックジャパン扱いの「助手席回転シート」・「助手席スライドアップシート」においてもベース車と同様に改良が行われた。

車名の由来[編集]

  • 「毎日(=DAYS)を、昨日までと違う楽しい日々に変えていく」という顧客への提供価値を、"S"を反転させた"Z"に込めて表記する。
  • 「DAYZ」の名は日産自身で既に1998年3月に商標登録済(第4129404号)であり、かつてステージアセレナなど、日産純正オプションのエアロパーツなどのブランド名として使われていた。

関連項目[編集]

脚注[編集]

  1. ^ 1999年に発売された電気自動車のハイパーミニも日産が自社で開発した軽自動車であるが、同車はあくまで実験的な位置づけであったため、本格的な量産・販売を視野に入れたモデルとしては本車種が初となる。
  2. ^ a b 日産自動車、新型スーパーハイトワゴンタイプ軽自動車の車名を公表 - 日産自動車 プレスリリース 2013年3月25日
  3. ^ 新型軽自動車 「日産デイズ ルークス」を発表 - 日産自動車 プレスリリース 2014年2月13日(2014年2月14日閲覧)
  4. ^ 販売開始当初、デイズ専用色の「レディッシュマルーンパール(オプションカラー)」として設定されていたが、2014年7月の一部改良に伴い廃止
  5. ^ RVRやランサーエボリューションX/ランサーエボリューション ファイナルエディションに設定
  6. ^ “日産自動車と三菱自動車、協業による新型軽自動車のエクステリアデザインを公表” (プレスリリース), 日産自動車・三菱自動車工業(2社連名), (2013年3月8日), http://www.nissan-global.com/JP/NEWS/2013/_STORY/130308-01-j.html 2013年3月8日閲覧。 
  7. ^ “オーテックジャパン、6月に発売予定の新型軽自動車のカスタムカー「ライダー」を公表” (プレスリリース), オーテックジャパン株式会社, (2013年3月25日), http://www.autech.co.jp/JP/RELEASE/20130325_01.html 2013年3月27日閲覧。 
  8. ^ “新型軽自動車、日産「DAYZ(デイズ)」にライフケアビークルシリーズを設定” (プレスリリース), 日産自動車、オーテックジャパン(2社連名), (2013年4月18日), http://www.nissan-global.com/JP/NEWS/2013/_STORY/130416-02-j.html 2013年4月18日閲覧。 
  9. ^ “日産自動車、三菱自動車とNMKV、協業による新型軽自動車のオフライン式を実施” (プレスリリース), 日産自動車、三菱自動車工業、NMKV(3社連名), (2013年5月20日), http://www.nissan-global.com/JP/NEWS/2013/_STORY/130520-02-j.html 2013年5月20日閲覧。 
  10. ^ “三菱自、発売前の軽リコール ランプ外れる恐れ 日産と共同開発”. MSN産経ニュース. (2013年6月4日). http://sankei.jp.msn.com/economy/news/130604/biz13060419370025-n1.htm 
  11. ^ 新型軽自動車 日産「デイズ」を発表 - 日産自動車 ニュースリリース 2013年6月6日
  12. ^ “新型軽自動車 日産「デイズ」、発売後1か月で30,000台を受注” (プレスリリース), 日産自動車株式会社, (2013年7月8日), http://www.nissan-global.com/JP/NEWS/2013/_STORY/130708-02-j.html 2013年7月9日閲覧。 
  13. ^ “デイズシリーズ第2弾 新型「日産デイズ ルークス」 発売1ヶ月で月販目標の5倍を大きく上回る、28,000台を受注” (プレスリリース), 日産自動車株式会社, (2014年3月13日), http://www.nissan-global.com/JP/NEWS/2014/_STORY/140313-02-j.html 2014年3月13日閲覧。 
  14. ^ “「日産デイズ」の一部仕様を向上” (プレスリリース), 日産自動車株式会社, (2014年7月3日), http://www.nissan-global.com/JP/NEWS/2014/_STORY/140703-01-j.html 2014年7月3日閲覧。 
  15. ^ “「日産デイズ」の特別仕様車「Vセレクション+Safety」を発売” (プレスリリース), 日産自動車株式会社, (2014年10月1日), http://www.nissan-global.com/JP/NEWS/2014/_STORY/141001-02-j.html 2014年10月1日閲覧。 
  16. ^ “「日産デイズ」と「日産デイズ ルークス」に「エマージェンシーブレーキ」を搭載した特別仕様車「Vセレクション+SafetyII」を発売” (プレスリリース), 日産自動車株式会社, http://www.nissan-global.com/JP/NEWS/2014/_STORY/141204-01-j.html 2014年12月4日閲覧。 
  17. ^ eKでの「FCM-City」に相当。E12型ノートC26型セレナT32型エクストレイルに設定されているエマージェンシーブレーキとは異なり、歩行者への検知機能はない
  18. ^ “「日産デイズ」をマイナーチェンジ” (プレスリリース), 日産自動車株式会社, (2015年10月22日), http://www.nissan-global.com/JP/NEWS/2015/_STORY/151022-01-j.html 2015年10月22日閲覧。 
  19. ^ アイスブルーチタニウムメタリック、レモンライムはeKワゴンの「ウォーターブルーメタリック」「シトラスイエローソリッド」と同一色であり、スパークリングレッドメタリックはeKカスタムやアウトランダーランサーエボリューションX/ランサーエボリューション ファイナルエディションの「レッドメタリック」と同一色である。スカーレットメタリックはeKワゴン専用色「ポピーレッドメタリック」と同一色で、eKカスタム及びデイズ標準車には未設定。「オーシャンブルーパール」はRVRやランサーエボリューションX/ランサーエボリューション ファイナルエディションに設定される「ライトニングブルーマイカ」と同一色。マイナーチェンジ時は未設定だったが、2017年1月の一部改良でeKカスタム専用色として設定された
  20. ^ “三菱自、燃費試験データに「意図的な」不正 軽4車種62.5万台”. ロイター通信. (2016年4月20日). http://jp.reuters.com/article/mitsubishi-motors-idJPKCN0XH0P5 
  21. ^ 国沢光宏 (2016年4月20日). “【緊急会見】三菱自動車の燃費不正問題の真相!”. WEB CARトップ. 2016年4月21日閲覧。
  22. ^ 「デイズ」「デイズルークス」の燃費問題について”. 日産自動車株式会社. 2017年1月26日閲覧。
  23. ^ 外部リンクにある公式ページも一旦削除されていた
  24. ^ 国交省、三菱自動車製軽4車種の燃費再測定で乖離率は最大約16%に”. CarWatch (2016年6月21日). 2016年6月23日閲覧。
  25. ^ “燃費、最大16%悪化 国交省の計測”. 毎日新聞. (2016年6月21日). http://mainichi.jp/articles/20160621/k00/00e/020/178000c 2016年6月23日閲覧。 
  26. ^ 三菱自動車、eKシリーズの新燃費値を国土交通省に届出”. Carview (2016年6月21日). 2016年6月23日閲覧。
  27. ^ “三菱自と日産、大幅値引き対応か 「軽」受注再開も険しい道のり”. SankeiBiz(産経新聞社. (2016年7月2日). http://www.sankeibiz.jp/business/news/160702/bsa1607020500002-n1.htm 
  28. ^ “「日産デイズ」の一部仕様を向上” (プレスリリース), 日産自動車株式会社, (2017年1月26日), https://newsroom.nissan-global.com/releases/170126-01-j?lang=ja-JP 2017年1月26日閲覧。 
  29. ^ “「日産デイズ」の特別仕様車「X モカセレクション」、「ハイウェイスターX プレミアムセレクション」を発売” (プレスリリース), 日産自動車株式会社, (2017年4月25日), https://newsroom.nissan-global.com/releases/170425-02-j?lang=ja-JP 2017年4月25日閲覧。 
  30. ^ “「日産デイズ」、「日産デイズ ルークス」を一部仕様向上” (プレスリリース), 日産自動車株式会社, (2018年5月28日), https://newsroom.nissan-global.com/releases/180528-01-j?lang=ja-JP 2018年5月28日閲覧。 

外部リンク[編集]