日産・スカイラインセダン V37

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日産・スカイライン > 日産・スカイラインセダン V37
日産・スカイラインセダン(13代目)
V37型
2017年12月改良型 350GT HYBRID Type SP
The frontview of Nissan SKYLINE 350GT HYBRID Type SP (DAA-HV37).jpg
The rearview of Nissan SKYLINE 350GT HYBRID Type SP (DAA-HV37).jpg
The interior of Nissan SKYLINE 350GT HYBRID Type SP (DAA-HV37).jpg
製造国 日本の旗 日本
販売期間 2014年2月 -
乗車定員 5人
ボディタイプ 4ドアセダン
エンジン 274A型 2.0L 直4 DOHC ターボ
VQ35HR型 3.5L V6 DOHC
駆動方式 FR/4WD
モーター HM34型
(ハイブリッド車のみ)
最高出力 274A型
155kW (211PS) /5,500rpm
VQ35HR型
225kW (306PS) /6,800rpm
HM34型
50kW (68PS)
最大トルク 274A型
350N·m (35.7kgf·m) /1,250 - 3,500rpm
VQ35HR型
350N·m (35.7kgf·m) /5,000rpm
HM34型
290N·m (29.6kgf·m)
変速機 7速AT
サスペンション 前: ダブルウィッシュボーン式
後: マルチリンク式
全長 4,815mm
全幅 1,820mm
全高 1,440mm(FR車)
1,450mm(4WD車)
ホイールベース 2,850mm
車両重量 ハイブリッド
1,760-1,800kg(FR車)
1,840-1,880kg
ターボ
1,650-1,680kg
開発主査 長谷川 聡
別名 インフィニティ・Q50(輸出名)
先代 V36型スカイラインセダン
プラットフォーム FR-Lプラットフォーム
-自動車のスペック表-

V37型スカイラインセダンSKYLINE SEDAN V37)は、日産自動車が製造・販売しているセダン高級乗用車である。製造は栃木工場で行われている。

概要[編集]

2014年2月26日、スカイラインセダンはV37型へフルモデルチェンジが行われた。先代V36型ではV6 2.5LおよびV6 3.7L(2014年2月登場型は3.5L)の2種類のガソリンエンジンを搭載していたが、V37型では販売当初Y51型フーガハイブリッドやシーマハイブリッドと共通のVQ35HR型ガソリンエンジンとHM34型モーターを組み合わせたハイブリッドシステムを搭載するモデルのみの設定だった。同年5月28日に先代から排気量を2.0Lへダウンサイジングされたターボエンジンを搭載したモデルが新たに設定された[1]。V36型の2.5L車はV37型発売後も仕様変更を行った上で継続販売されていたが、2.0Lターボ車の登場に伴い2014年度にて生産終了となった。尚、4気筒エンジンの搭載は8代目・R32型「GXi」以来5世代ぶりとなる。

本モデルは日産自動車の高級車ブランド「インフィニティ」展開地域においてはインフィニティ・Q50として販売される。日本国内にはインフィニティブランドは展開していないため日産の販売店で販売されるが、V37型からは日産のCIではなく、輸出モデルと同様にインフィニティのCIがエンジンヘッドカバーやホイールのセンターキャップといった細部にまで装着される。日本向けの日産車にインフィニティのCIが装着されるのはインフィニティ・Q45以来であるが、「インフィニティ」のブランド名称は冠されず、あくまでも正式車名は「日産・スカイライン」である。ただし、各種広告においては日産のCIを一切出さず「NISSAN MOTOR CORPORATION」と表記し、既存の日産車の車種階層から一線を引いた位置をアピールしている[2][3]。こういった販売手法を採った理由は、V37型スカイラインが世界基準で開発され、世界に通じる高級セダンであることをアピールするためである[4][5]

また、この販売手法が採られた背景には、スカイラインブランドの廃止が提案された役員会で、志賀俊之をはじめとした日本人幹部の「インフィニティQ50」の日本市場を含めた世界統一呼称への反対意見が大きく影響している。副社長のアンディ・パーマー(当時。現・アストンマーティンCEO)をはじめとした外国人役員は世界統一呼称を推し進めていたが、志賀らは「ネーミングの統一は日本市場を軽視していると取られかねない」と真っ向から反論。結果、CEO(当時)のカルロス・ゴーンは日本市場に限ってQ50の基本的な意匠を変えずにスカイラインのネーミングを踏襲することに決めた[6]

パワートレーン[編集]

センターコンソールにはドライブモードセレクターが装備され、日常走行向けの「STANDARDモード」、機敏な応答性とサウンドでスポーティな走りの高揚感を高める「SPORTモード」、滑りやすい路面に合わせて駆動力を自動調整して雨や雪道での発進や走行を容易にする「SNOWモード」、好みの走行モードが選べる「PERSONALモード」を備えており、ハイブリッド車には街中での走行における燃費向上を目指した自動制御を行う「ECOモード」が追加される。

「PERSONALモード」はターボ車(オプション装着有無)とハイブリッド車でパターン数が異なり、ターボ車(オプション無)はエンジン・トランスミッション3特性、ステアリング(操舵力のみ)2特性、コーナリングスタビリティアシストの有無で12通り、ハイブリッド車はエンジン・トランスミッションはナビ協調制御アダプティブシフトコントロールを含めた組み合わせに、ステアリングは操舵力と操舵応答性の組み合わせとなって各4特性ずつに増え、アクティブレーンコントロール3特性が追加されて96通り、ターボ車(オプション有)では、72通りとなる。

ハイブリッドシステム

搭載される動力ユニットは2種類が用意される。

ハイブリッド車はフーガハイブリッドやシーマハイブリッドと同様のVQ35HRエンジンに1モーター2クラッチ方式のハイブリッドシステムを組み合わせた「インテリジェント・デュアルクラッチ・コントロール」で、変速機はジヤトコ製マニュアルモード付電子制御7速ハイブリッドトランスミッション(AT)である。

V37型ではY51型系の同システムから高出力化および加速レスポンスの向上が図られている。このためにはクラッチの応答速度の向上や制御変更、モーターのトルクやバッテリーの出力向上が行われ、モーターの最大トルクは20N·m向上した290N·mに、バッテリーの瞬時最大出力は15kW向上した75kWとなっている。Y51型系のハイブリッドシステムでは日産にハイブリッド車の開発実績がなかったことにより耐久性のマージンを過分にとっており、V37型ではそのマージンを見直したことによってこのような性能向上が行われた[7]。その他、エンジンの燃費向上やトランスミッションの6%のフリクション低減なども図られている[8]

2014年5月に追加発表されたターボ車はダイムラーより供給される274930型エンジン(2014年11月のマイナーチェンジ以降は274A型に名称変更)を搭載する。このエンジンは、メルセデス・ベンツ・E250 W212などに搭載される2.0L M274型と最大トルク回転域が若干異なる以外は基本的に同一スペックとなる。ただし、パワフルな運転感覚を重視したため、M274で用いられていた成層燃焼リーンバーンではなく、ストイキ燃焼となり、燃費性能はM274型に劣っている[9]。排気量を4気筒の2.0Lとしながら、ターボチャージャーを組み合わせたことでハイブリッド車に搭載されているVQ35HRエンジンと同数値(350N·m)の高トルクを低回転域から発揮し、アイドリングストップ直噴ガソリン機構、可変バルブタイミング、充電制御などを採用したことで、JC08モード燃費を先代2.5Lモデルからおよそ20%向上したで13.6km/Lとしている[1]。ただし、最高出力は先代の225PSから211PSまで低下している。トランスミッションはダイムラーから供給されるE250とほぼ共通のマニュアルモード付7速ATが組み合わせられる[10]

北米仕様には3.7Lガソリンエンジンモデル、欧州/韓国市場には2.2Lディーゼルエンジンモデルも存在するが、日本市場には燃費とパワーのバランスが最もいいと判断されたハイブリッドモデルが当初投入され、併売される旧型2.5Lに代わる低価格帯モデルとして2.0Lターボチャージャー付ガソリンモデルが追加投入された[11]

ボディ・シャシ[編集]

プラットフォームには、先代同様、FR-Lプラットフォームの新世代型が採用される。ベースとなっているのはY51型フーガに使用されるプラットフォームで、ホイールベースは50mm短縮されている。ボディ単体では剛性の向上や車体の大型化のためにV36型と同様の構造・素材で作った場合22.4kgの重量増が想定されたが、超高張力鋼板の使用率を上げるなどの策を講じたことにより、8.4kgの軽量化がなされている。また、剛性については、フロントの横曲げ剛性を60%、リアの捩り剛性を6%向上している[7]。また、このプラットフォームはもともとV型6気筒以上のエンジンを搭載することを想定して設計されたものであるため、設計においては、直列4気筒エンジンの搭載にあたり音振性能を確保することに苦労したという[12]

フロントサスペンションは基本的にV36型と同一であり、リアサスペンションはY51型フーガと同形式のものが採用される。ショックアブソーバーには前後ともY51型フーガより採用されているダブルピストンショックアブソーバーが用いられる[7]

V37型では操縦安定性と直進安定性の両立のため、世界初となるステア・バイ・ワイヤ機構のダイレクトアダプティブステアリング (DAS) をハイブリッド車に採用した。DASには従来通りステアリングシャフトが存在するが、これはフェイルセーフのための装備であり、イグニッションオン時(システム正常作動時)にはこの中間にあるクラッチが切断され、ワイヤーハーネスによって操舵信号が電気的に伝達される。この装備により、操舵のタイムラグが減らされ、また不快な振動や路面の轍などにステアリングをとられるような感覚を減らしながらも、タイヤからの反力は必要な情報が取捨選択され、ステアリングフォースアクチュエータを介してステアリングに伝えられ、より自然な操舵感覚としている[7][8]

一方、ターボ車は車速感応式の電動油圧パワーステアリングを採用。電子制御によってモーターの回転速度を変え、油圧ポンプを調整して操舵力を変化させることで舵角や舵角速度を制御し、低速域ではマイルドに、高速域ではよりスムーズでリニアなハンドリングを実現。併せて、電動ポンプ化することでエンジン負荷を軽減し、燃費向上にも貢献している。なお、ハイブリッド車に採用されているDASについては、2014年11月13日にType PとType SPにアクティブレーンコントロールと共にメーカーオプション設定で採用された[1][13]

タイヤには全車にランフラットタイヤが装着される。タイヤサイズは225/55RF17と245/40RF19の2種類がラインアップされ、17インチはブリヂストン製のPOTENZA S001 RFTが[14]、19インチは住友ゴム工業製のダンロップ SP SPORT MAXX 050 DSST CTTが[15]それぞれ採用される。

デザイン[編集]

エクステリアデザインはコンセプトカーインフィニティ・エッセンスで提示されたデザインの方向性を初めて本格的に採用している。ダブルアーチ型のフロントグリルやフロントフェンダーの盛り上がりなどといったV35型スカイラインから続くインフィニティ系の車種に共通のデザインを採用したほか、Cピラー部分でウインドウラインを切り返した「クレセントカット」と呼ばれるデザインなど、新しいデザインコンセプトも採用されている[16]。また、全長が不必要に伸びることを防ぎ、デザイン上不要な要素を排除するため、歴史的にスカイラインではバンパーに配置されていたリアのライセンスプレートをトランク部分に移設している[17]

ダッシュボードの基本デザインはインフィニティ系の車種に伝統的に用いられる「ダブルウェーブ」デザインが取り入れられており、先代よりもウェーブ形状が強められた[18]。センタークラスターには通常の8インチのナビゲーション画面に加え、その下には7インチの操作系パネルも装備される。これによりスイッチ類を減らしながらも、エアコンやオーディオの基本操作系の操作は物理スイッチが設けられているためタッチパネルを用いずに操作することができる。

ボディサイズは全長が10mm、全幅が50mm拡大されており、このため前後席ショルダールームがそれぞれ20mm、26mm拡大され、有効室内長も8mm増加、後席ニールームは19mm向上して609mmとなっている。全高は10mm低くなっているが、着座位置を低下することによってヘッドクリアランスが確保され、フロントのヘッドルームは先代モデルから16mm増えて96mmとなっている。

ハイブリッド車はハイブリッドシステム用のバッテリーはトランク部分に搭載されるため、トランク容量は旧型の510Lから400Lまで大幅に低下している。ただし、ゴルフバッグは先代同様に4本積載可能となっている[19]Cd値は先代モデルから0.03向上して0.26となっており、引き続き前後ゼロリフトも達成した[7]。ターボ車はバッテリーが搭載されない分、トランク容量は旧型から10L少ない500Lの大容量を確保しており、9インチのゴルフバッグなら4本、特Aのスーツケースなら2つ積載が可能。また、リアセンターアームレストスルー機構を追加し、メーカーオプションでリア可倒式シートを設定したことで長尺物の積載も可能となった[1]

2017年12月のマイナーチェンジでは、フロントグリルが大型化され、バンパーの形状を変更。「Type P」と「Type SP」のアルミホイールも変更され、「Type P」はクロームコートカラー、「Type SP」は新デザインの切削光輝となった。本革巻ステアリングのデザインも変更され、グリップを太くし、ホーンパッドは小型化され、スポークにマットクロームが施された。

ラインアップ[編集]

グレード体系はハイブリッド車・ターボ車共に、ベースグレード、「Type P」、「Type SP」の3グレードが設定されている。装備内容はハイブリッド車・ターボ車でほぼ同一となっているが、ハイブリッド車はHEVパワー計、ダブルピストンショックアブソーバー、車両接近通報装置が、ターボ車は前述の電動油圧パワーステアリング(車速感応式)とリアセンターアームレストスルー機構がそれぞれ装備されるほか、同じグレードであってもハイブリッド車とターボ車で装備内容に細かな違いがある。スカイラインでは2代目から伝統的に6気筒エンジン搭載車にのみ「GT」のグレード名が使用されてきたが、V37型では4気筒エンジン搭載車にもGTのグレード名が使用されている。これは、V37型に搭載される4気筒エンジンがかつての6気筒エンジンと互角の性能を発揮し、またV37型は単なるスポーツセダンではなくコンフォート性能も兼ね備えた「グランツーリスモ」であるという理由からである[20]

また、ハイブリッド車には電子制御トルクスプリット4WD「アテーサ E-TS」を採用した4WD車も設定される(4WD車のグレード名は「350GT FOUR HYBRID」、「350GT FOUR HYBRID Type P」、「350GT FOUR HYBRID Type SP」となる)。先代では2.5L車に4WDモデルが設定されていたが、V37型では2.0L車に4WDモデルは設定されない。

さらに、新たな運転支援システムも複数装備された。最高60km/hから衝突が回避できる自動ブレーキシステムエマージェンシーブレーキのほか、ミリ波レーダーが前方車の下をすり抜けることによって2台前の車両の状況を検知して自車の減速が必要と判断した場合にディスプレイとブザーによる警報で注意を促す前方衝突予測警報 (PFCW) 、後側方の車両を検知してインジケーターで知らせる後側方車両検知警報 (BSW) や後側方の車両を検知した状態で車線変更を開始するとインジゲーターとブザーで警報を発すると同時に接触を回避するために車両を元の車線に戻す操作を支援する後側方衝突防止支援システム (BSI) 、バックで駐車場から出る時などに接近する車両を検知してインジケーター及びディスプレイの表示と音で注意喚起を促し、さらに、後退している最中に車両が接近した場合に衝突回避を図るための運転操作を支援する後退時衝突防止支援システム (BCI) などの運転支援システムも装備される。当初はType P以上のグレードに標準装備されていたが、2016年3月の一部仕様向上によりベースグレードにも標準装備されたことで全車標準装備となった。ハイブリッド車は全グレードにDASの自動操舵により車線中央の走行を維持するための修正操舵を行うアクティブレーンコントロールも装備される。

2017年12月のマイナーチェンジでは、アンビエントライトシステムを「Type P」・「Type SP」にメーカーオプション設定された。

200GT-t / 350GT HYBRID
ベースグレード。BSI/BSW、BCI、PFCW、17インチランフラットタイヤ&切削光輝アルミホイール、ガンメタリックフィニッシャー、ソフトジャガード織物/「ネオソフィール」コンビシート、NissanConnectナビゲーションシステム(CARWINGSいつでもLink対応)、プッシュエンジンスターター、インテリジェントキー、ファインビジョンメーターなどを標準装備する。なお、チルト・テレスコピックステアリングの仕様がターボ車とハイブリッド車で異なり、ターボ車の「200GT-t」は手動、ハイブリッド車の「350GT HYBRID」は電動となる。

200GT-t Type P / 350GT HYBRID Type P
シート地を本革仕様(シートメインの一部に本革を、その他の部位に人工皮革をそれぞれ使用)にグレードアップしたグレード。ハイブリッド車の「350GT HYBRID Type P」にはECOペダルが追加装備される。

200GT-t Type SP / 350GT HYBRID Type SP
スポーツフロントバンパー、マグネシウム製パドルシフト、アルミペダルなどを追加し、タイヤ・ホイールのサイズを19インチにアップし、フィニッシャーを本アルミに変更したスポーティ仕様のグレード。ハイブリッド車の「350GT HYBRID Type SP」にはスポーツチューンドブレーキが追加装備される。

年表[編集]

2013年1月
北米国際オートショーでV37型インフィニティ・Q50セダンを発表。
2013年11月
日本国内向けのV37型スカイラインセダンを公式発表。
2014年2月26日
販売開始。
2014年5月26日
ターボ車「200GT-t」を公式発表。
2014年6月5日
「200GT-t」販売開始。
2014年11月13日
「200GT-t」のType PとType SPに、これまでハイブリッド車のみだったダイレクトアダプティブステアリングとアクティブレーンコントロールをメーカーオプションで設定。同時にエンジン型式を「274930」から「274A」に、車両型式を「ZV37」から「YV37」に変更。
2015年12月21日
一部仕様向上及び特別仕様車「クール エクスクルーシブ」を発売[21]
上級グレードの「Type P」と「Type SP」に、ハイビームアシスト、アクティブAFS、自動防眩式ルームミラーで構成された「ビジョンサポートパッケージ」を標準装備。また、フロントグリルに装着されているインフィニティCIマークをリア側にも装着。これにより、Q50との外観上の差異は「Q50」エンブレムならびにグレードエンブレムの有無とガーニッシュのみとなった。
特別仕様車「クール エクスクルーシブ」は「Type P」・「Type SP」をベースに、ストーンホワイトの本革シート(前席ヒーター付)と専用コンソールリッド、ハイコントラストカラーの専用ドアトリムで構成された「専用ストーンホワイト ハイコントラストインテリア」を採用するとともに、本アルミフィニッシャー、ピアノブラック塗装にガラスフレークによる艶を持たせたミッドナイトブラックグリル、BOSEサウンドシステムを特別装備した。
2016年3月28日
一部仕様向上を発表(4月18日販売開始)[22]
2016年6月9日
ダイレクトアダプティブステアリング搭載車に関して、リコールを国土交通省に提出(対象台数は11,673台)[23]。始動時の設定プログラムが不適切なため、転舵したまま駐車しエンジンを始動した場合、タイヤ転舵角を誤演算、そのためにハンドルを中立にしてもタイヤが直進状態に戻らないというもの。コントロールモジュールを対策プログラムに書き換えることで対応する。
2016年11月7日
一部仕様向上及び誕生60周年記念特別仕様車「60th Limited」を発売[24]
日本初となる「BOSE Performance Seriesサウンドシステム」を「クール エクスクルーシブ」に標準装備、カタロググレードにオプション設定。左右のリアドアにツイーターを設置したことで16スピーカーに増やすとともに、フロントドアのツイーターを刷新し、フロントドアのスピーカーグリルは薄型化してデザインを変更し、メタル素材を採用した。また、ボディカラーが一部変更され、黒系の「ガーネットブラックパール」を「メテオフレークブラックパール2コートパール(オプションカラー)」に差し替えるとともに、新色として、1999年のスカイラインGT-R Vスペック R34に設定されていた「ベイサイドブルー」を受け継いだ「オーロラフレアブルーパール2コートパール(オプションカラー)」を追加し、9色展開となった。
特別仕様車「60th Limited」は「Type SP」をベースに、本革にセミアニリン加工を施した高級本革シートを全席に採用するとともに、前席はスポーツシート形状を採用。内装のトリムには木目の風合いをそのままいかす塗装仕上げを用いたオープンポアウッドを採用した。なお、2017年9月までの期間限定販売となる。
2017年12月20日
マイナーチェンジが発表され、同日より販売が開始された[25]
前述のデザインの変更に加えてボディカラーも一部変更されており、メーカーオプション設定の茶系色を「プレミアムブラウンメタリック」に替わり、「インペリアルアンバーパール」が新たに設定された。

出典[編集]

  1. ^ a b c d “「スカイライン」に、ターボチャージャー付2.0Lガソリンエンジンを追加” (プレスリリース), 日産自動車, (2014年5月26日), http://www.nissan-global.com/JP/NEWS/2014/_STORY/140526-01-j.html 2014年5月26日閲覧。 
  2. ^ この手法は、2015年2月に販売を開始したY51型フーガ2015年2月改良型においても採られた。
  3. ^ 2017年の日産公式サイトリニューアル時には、「NISSAN MOTOR CORPORATION」が外れ、「SKYLINE」のみの表記となっている。
  4. ^ 新型スカイラインのすべて p.18-21
  5. ^ 新型スカイライン完全ファイル pp.46-47
  6. ^ 「スカイライン」ブランド廃止 番頭「志賀俊之」は真っ向から外国人役員に食ってかかった産経ニュース2014年11月25日(2015年4月12日 閲覧)
  7. ^ a b c d e 新型スカイラインのすべて pp.50-57
  8. ^ a b 新型スカイライン完全ファイル pp.24-31
  9. ^ 【解説】メルセデス製2リッターターボ搭載!日産「新型スカイラインターボ」新型車解説/渡辺陽一郎 オートックワン
  10. ^ 日産、ダイムラー製直列4気筒2.0リッターターボ搭載の「スカイライン 200GT-t」発表会 Car Watch
  11. ^ 新型スカイライン完全ファイル pp.50-51
  12. ^ 八重洲出版driver』 2014年8月号
  13. ^ スカイライン 次世代ターボ車「200GT-t」に「ダイレクトアダプティブステアリング&アクティブレーンコントロール」をオプション設定 - 日産自動車 2014年11月13日
  14. ^ ランフラットタイヤが「スカイライン」に新車装着 ニュースリリース | 株式会社ブリヂストン
  15. ^ ダンロップの高性能ランフラットタイヤが日産自動車株式会社の「SKYLINE」に装着 住友ゴム工業株式会社
  16. ^ 新型スカイラインのすべて pp.36-43
  17. ^ 新型スカイライン完全ファイル pp.18-23
  18. ^ 新型スカイライン完全ファイル pp.14-17
  19. ^ 新型スカイライン完全ファイル pp.36-39
  20. ^ 【日産 スカイライン 200GT-t 発表】4気筒エンジンモデルに「GT」と名付けた理由 Response.
  21. ^ “「フーガ」、「スカイライン」の特別仕様車「クール エクスクルーシブ」を発売 併せて一部仕様を向上” (プレスリリース), 日産自動車, (2015年12月21日), http://www.nissan-global.com/JP/NEWS/2015/_STORY/151221-01-j.html 2015年12月21日閲覧。 
  22. ^ “「スカイライン」の一部仕様を向上、自動ブレーキを全グレードに標準装備” (プレスリリース), 日産自動車, (2016年3月28日), http://www.nissan-global.com/JP/NEWS/2016/_STORY/160328-02-j.html 2016年3月28日閲覧。 
  23. ^ スカイラインのリコールについて - 日産自動車 2016年6月9日
  24. ^ “「スカイライン」の期間限定特別仕様車「60th Limited」を発売” (プレスリリース), 日産自動車, (2016年11月7日), https://newsroom.nissan-global.com/releases/161107-02-j?lang=ja-JP 2016年11月7日閲覧。 
  25. ^ “「スカイライン」をマイナーチェンジ” (プレスリリース), 日産自動車, (2017年12月20日), https://newsroom.nissan-global.com/releases/release-917079cb4af478a2d26bf8e5ac02f621-171220-01-j 2017年12月20日閲覧。 

参考文献[編集]

関連項目[編集]

外部リンク[編集]