日産・ステージア

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ステージアSTAGEA )は日産自動車が製造・発売していたステーションワゴンスカイラインローレルプラットフォームをベースに設計されていた。

通称・愛称は「ステジ」。

歴史[編集]

初代 (WC34型 1996年-2001年)[編集]

日産・ステージア(初代)
WC34型
前期型(1996年9月 - 1998年8月)25G FOUR
NISSAN Stagea.jpg
後期型(1998年8月 - 2001年10月)25X
Nissan Stagea 001.JPG
Nissan Stagea 002.JPG
販売期間 1996年 - 2001年
デザイン 井上真人
乗車定員 5人
ボディタイプ 5ドアステーションワゴン
エンジン RB26DETT 2.6L 直6 280PS
RB25DET 2.5L 直6 280(235)PS
RB25DE 2.5L 直6 200(190)PS
RB20DE 2.0L 直6 155PS
RB20E 2.0L 直6 130PS
駆動方式 FR/4WD
変速機 4速AT (M-ATx)
4速AT (E-ATx)
5速MT
サスペンション 前:ストラット式(FR)
/マルチリンク式(4WD)
後:マルチリンク式
全長 4,800 - 4,885mm
全幅 1,755mm
全高 1,490 - 1,515mm
ホイールベース 2,720mm
車両重量 1,480 - 1,720kg
-自動車のスペック表-

1996年平成8年)10月3日、WC34型登場。Lクラスステーションワゴン専用車種としてローレル/スカイラインのシャーシと走行装置を採用。搭載するエンジンは直列6気筒のRB25DET型インタークーラー付ターボ、RB25DE型、RB20E型の3機種。グレードは「RS FOUR (V) 」・「25X (FOUR) 」・「25G (FOUR) 」・「20G」。また、純正エアロパーツには「DAYZ」(デイズ)のブランド名が付いていた[注釈 1]。ステーションワゴンに6気筒ターボエンジンの搭載は7代目スカイラインワゴンに設定のターボ車以来となる。スバル・レガシィツーリングワゴンと同様、ドアはサッシュレスとなった。

テレビCMには田口トモロヲ栗山千明が出演。

1997年(平成9年)1月、ボディーカラーにシルキースノーパール (#WK1) を追加するとともに、DAYZのエアロ(バンパー、サイドシルプロテクター、ルーフスポイラー等)を標準装備した「ホワイトエアロセレクション」を設定。

1997年(平成9年)8月、マイナーチェンジ。エンジンをNEOシリーズへ変更(RB25DETを除く)。よってRB20EがDOHC化されRB20DEになった。「25tX FOUR」・「25RS(FOUR)」・「20X」追加。「RS FOUR V」は「25tRS FOUR V」にグレード名を変更。ボディーカラーにシルキースノーパールツートーン(#5S5)を追加。

1997年(平成9年)10月、R33 スカイラインGT-Rのエンジン、ドライブトレーン、リアサスペンションを流用したオーテックジャパンが手掛けた特別仕様車「260RS」が発売された。なお260RSは5速MTのみの設定で、外側に移動したリアハブ位置と全幅の関係から、ホイールオフセットが前後で異なる仕様となっている。

1998年(平成10年)8月31日、マイナーチェンジ。フロント・リア周りのデザインを変更し、いわゆる「後期型」に移行した。RB25DETエンジンもR34スカイラインと同様のNEOシリーズになった。

1998年(平成10年)10月、「オーテックバージョン260RS」のマイナーチェンジが行われた。

2000年(平成12年)6月、RB20DE型搭載「20RS」追加。「25t RS V」・「25t RS FOUR S」にカスタマイズベースグレードの「Type-B」を設定。260RSはR33スカイラインで限定販売された4ドアセダンGT-Rであるオーテックバージョンとは異なり、M35にバトンタッチするまで販売が続けられた。

2001年(平成13年)4月からM35へバトンタッチした同年10月迄はグレード整理され、「RS」シリーズのみに絞られていた。

生産台数:13万3251台

ローレル/スカイラインの兄弟車であることから、主にR34型スカイラインGT-Rのフロントバンパーやライトなどを流用する顔面スワップと称される改造が行われるケースがある(通称スカージア)。この改造の特許を取った車両が岐阜で発売された。またステーションワゴンの実用性+スカイライン譲りの素性の良さからチューニングカー、とりわけドリフトマシンとしての需要もあり、普通のステージアに260RSよろしくRB26をスワップする例もみられる。

当初村山工場で生産されていたが、後に村山工場が閉鎖されて栃木工場に移管された。

海外仕様車は存在しないが、中古輸出でも人気が高く特にオーストラリアでは現地生産のスカイラインワゴンからのリプレース組としても受け入れられた。

2代目 (M35型 2001年-2007年)[編集]

前期型AR-X FOUR

2001年(平成13年)10月にM35型にモデルチェンジ。このモデルより完全に栃木工場での生産となった。V35型スカイラインと同様FMプラットフォームを採用したほか、樹脂製バックドア(ガラスハッチつき)、ワゴン専用新開発マルチリンクリヤサスペンション等などを新採用した。

当初搭載するエンジンはV35型と共通のVQ25DD型、VQ30DD型に加え、ステージア専用となるVQ25DET型の3機種。ちなみにターボ車は4WDのみの設定。最低地上高を大きく取りSUV風に仕立てた「AR-X FOURも設定された。あわせてこのモデルではステージアのエンブレムから日産CIに変更した。

2004年(平成16年)9月にマイナーチェンジ。内容としては、内外装のリファインの他、エンジンラインナップおよびグレード体系を見直し、3Lモデルおよび2.5Lターボモデルを廃止。代わってVQ35DE型を搭載するモデルを投入し、2.5Lとの二本立てとしている。

2007年(平成19年)6月に生産終了。モデルチェンジされることなく消滅した。

車名の由来[編集]

英語で「舞台」を意味する「STAGE」に「Advance」の「A」を組み合わせた造語。

注釈[編集]

  1. ^ 後年、読みもスペルも全く同じ状態で同社の軽自動車デイズ」に車種名(通称名)として採用された。

関連項目[編集]

外部リンク[編集]