ピエール=エメリク・オーバメヤン

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
Jump to navigation Jump to search
ピエール=エメリク・オーバメヤン Football pictogram.svg
1 Pierre-Emerick Aubameyang.jpg
アーセナルFCでのオーバメヤン (2018年)
名前
本名 ピエール=エメリク・エミリアーノ・フランソワ・オーバメヤン
Pierre-Emerick Emiliano François Aubameyang
愛称 パトリック、オーバメ[1]
ラテン文字 Pierre-Emerick AUBAMEYANG
基本情報
国籍 ガボンの旗 ガボン
フランスの旗 フランス
スペインの旗 スペイン
生年月日 (1989-06-18) 1989年6月18日(29歳)
出身地 ラヴァル
身長 187cm
体重 80kg
選手情報
在籍チーム イングランドの旗 アーセナルFC
ポジション FW (CF, RWG, LWG)
背番号 14
利き足 右足
ユース
2007-2008 イタリアの旗 ミラン
クラブ1
クラブ 出場 (得点)
2008-2011 イタリアの旗 ミラン 0 (0)
2008-2009 フランスの旗 ディジョン 34 (8)
2009-2010 フランスの旗 リール 14 (2)
2010-2011 モナコの旗 モナコ 19 (2)
2011 フランスの旗 サンテティエンヌ 33 (8)
2011-2013 フランスの旗 サンテティエンヌ 54 (29)
2013-2018 ドイツの旗 ボルシア・ドルトムント 144 (98)
2018- イングランドの旗 アーセナルFC 13 (10)
代表歴2
2009 フランスの旗 フランス U-21 1 (0)
2012 ガボンの旗 ガボン オリンピック 3 (1)
2009- ガボンの旗 ガボン 55 (23)
1. 国内リーグ戦に限る。2018年5月14日現在。
2. 2017年1月22日現在。
■テンプレート■ノート ■解説■サッカー選手pj

ピエール=エメリク・オーバメヤンPierre-Emerick Emiliano François Aubameyang, 1989年6月18日 - )は、フランスラヴァル出身のサッカー選手プレミアリーグアーセナルFC所属。ガボン代表。ポジションはフォワード

ガボン代表の父ピエール英語版ACミランのスカウトをしており、兄のカティリナ英語版ウィリーもガボン代表経験を持つ。

経歴[編集]

クラブ[編集]

2007年1月、ACミランのユースチームに参加、同年8月にマレーシアで開催されたユースの大会では6試合に出場して7ゴールを挙げ、得点王となった。2008-09シーズンは経験を積むためリーグ・ドゥディジョンFCOでプレー。さらに2009-10シーズンはLOSCリール・メトロポール、2010-11シーズンはASモナコにそれぞれローン移籍している。2012年1月にリーグ・アンASサンテティエンヌへ完全移籍し、2012-13シーズンではリーグ・アン37試合に出場し19ゴールを記録した。

ドルトムント時代[編集]

2013年7月、ボルシア・ドルトムントへ移籍[2]。 2013年8月10日、ブンデスリーガ開幕戦のFCアウクスブルク戦でブンデスリーガ史上6人目のデビュー戦ハットトリックを達成する[3]など存在感を発揮した。2014-15シーズンは33試合に出場し、16得点6アシストを記録。右ウイングが主戦場ながらCF起用に見事に応えた。2015年7月31日、ボルシア・ドルトムントとの契約を2020年6月30日まで延長したことを発表した[4][5]。2017年3月8日、欧州CL決勝T・2ndレグのSLベンフィカ戦ではハットトリックをあげて準々決勝進出に貢献した[6] 。2016-17シーズン最終節を前に得点王争いで2位であったが、最終節ブレーメン戦で2ゴールを決め、シーズン通算31ゴール、逆転で得点王のタイトルを獲得した[7]

アーセナル時代[編集]

2018年1月31日、アーセナルFCと長期契約を締結し、移籍金はアーセナルFCのクラブ史上最高額と発表された[8]。背番号はセオ・ウォルコットが着用していた14番。アーセナルFCのレジェンドでもあるティエリ・アンリが着用していた番号でもある[9]。2月4日エヴァートンとの試合でデビュー、すぐにゴールを決めた。4月1日ストークとの試合では2ゴールの活躍、さらにPKを獲得したことでハットトリックのチャンスが有ったが、そのPKをラガゼトに譲った[10][11]。アーセナルの1年目、冬の移籍で僅か13試合の出場ながら10ゴールを叩き出した。

代表[編集]

かつてはフランスガボンイタリアの代表でのプレーが可能で、イタリアのU-19代表から招集されるも、将来の選択肢を広げるために固辞していた。

2009年にU-21フランス代表のパリ合宿に招集された後U-23チュニジア代表との親善試合に出場した。 ガボン代表監督のアラン・ジレスから2010 FIFAワールドカップ予選のモロッコ代表戦のメンバーとして招集されると、初出場初得点を記録した。

自国開催となったアフリカネイションズカップ2012では初戦のニジェール戦、グループリーグ第2戦のモロッコ戦、第3戦のチュニジア戦と3試合連続で先制点を挙げ、ガボンの全勝でのグループリーグ突破に貢献。しかし準々決勝のマリ戦のPK戦で第4キッカーとしてPKを外してしまい、ガボンも敗退した。2度目の自国開催となったアフリカネイションズカップ2017ではグループリーグで2得点を記録したが、ガボンはグループリーグで敗退した。

エピソード[編集]

  • ゴールを決めた後に前方宙返りをするゴールパフォーマンスでおなじみである。しかし、2016年1月にはガボンサッカー連盟から怪我をする事を懸念されて、前方宙返りをやめるように言われてしまった[12]。本人は「ゴールを決めると感情を抑えることができない。怪我をするなんて全然思わないし、何も考えずに跳んでいるだけ。でも気を付けないと」と語っている[13]
  • 快速FWとして知られており、2013年7月にトレーニング中の30m走で3.7秒を記録したと報道された。これは2009年にウサイン・ボルトが100m走の世界新記録9.58秒を記録した時の30m通過タイム3.78秒を上回る記録である。12月にドイツのスポーツ番組に出演したオーバメヤンは改めて30mを3.7秒で走ると語った。この発言を聞いたドイツの陸上選手ユリアン・ロイスが「陸上界のプライドを取り戻す」とオーバメヤンとの30m走勝負を熱望。オーバメヤンもtwitter上でこの挑戦を受ける姿勢を見せていたが、所属していたドルトムントが認めなかったため、結局勝負は実現しなかった[14][15]。なお、100mの自己最高記録は10.3秒との事[1]
  • 2015年2月28日、ブンデスリーガ第23節シャルケ04戦にて先制点を決めた際に、ゴールの脇に用意していたバットマンロビンのマスクをチームメイトのマルコ・ロイスと共に被り、『バットマン&ロビン』のゴールパフォーマンスを見せた。しかし、このパフォーマンスでイエローカードを受けたため、ユルゲン・クロップ監督からは「あれはカードを出されても仕方ないし、もちろんその点については快く思っていない。『ああいうことをするな』とは言いたくないけれど、無駄にカードをもらってはならない」と苦言を呈された[16]
  • 2017年3月4日のブンデスリーガ第23節バイエル・レバークーゼン戦では、ドルトムントの公式スポンサーであるプーマのライバルで、オーバメヤンが個人契約しているスポンサーのロゴの形に刈り込んだ髪型でプレー。さらに第26節のシャルケ04とのルール・ダービーにおいて先制点を決めた後、個人契約スポンサーがプロモーションで製作したマスクをかぶる等チームに対する背信行為を相次いで行ない、罰金の処分を受けた[17]

個人成績[編集]

クラブ[編集]

クラブ シーズン リーグ カップ リーグカップ 欧州大会 合計
リーグ 出場 得点 出場 得点 出場 得点 出場 得点 出場 得点
ミラン 2007-08 セリエA 0 0 0 0 - - - - 0 0
ディジョン 2008-09 リーグ・ドゥ 34 8 5 2 - - - - 39 10
リール 2009-10 リーグ・アン 14 2 1 0 - - 7 0 22 2
モナコ 2010-11 19 2 1 0 3 0 - - 23 2
サンテティエンヌ 2010-11 リーグ・アン 14 2 0 0 0 0 - - 14 2
2011-12 36 16 2 2 2 2 - - 38 18
2012-13 37 19 4 2 4 0 - - 44 21
ボルシア・ドルトムント 2013-14 ブンデスリーガ 32 13 7 2 - - 9 1 48 16
2014-15 33 16 5 6 - - 8 3 46 25
2015-16 31 25 4 3 - - 10 8 45 36
2016-17 32 31 4 2 - - 9 7 41 40
2017-18 16 13 1 3 - - 6 4 23 20
アーセナルFC 2017-18 プレミアリーグ 13 10 0 0 1 0 0 0 14 10

代表[編集]


ガボン代表国際Aマッチ
出場得点
2009 7 2
2010 10 3
2011 5 0
2012 8 4
2013 4 3
2014 4 2
2015 10 5
2016 4 2
2017 3 2
通算 55 23

代表での得点[編集]

タイトル[編集]

クラブ[編集]

ASサンテティエンヌ
ボルシア・ドルトムント

個人[編集]

脚注[編集]

出典[編集]

[ヘルプ]
  1. ^ a b オーバメヤンがドルトムントでの活躍に自信「ダイナミックなスタイルは僕に合う」 サッカーキング 2013年8月20日
  2. ^ BVBがオーバメヤンを獲得 ボルシア・ドルトムント公式HP(日本語版)2013年7月5日
  3. ^ ドルトムントFWオーバメヤンがブンデス史上6人目のデビュー戦ハット ゲキサカ 2013年8月11日
  4. ^ 香川同僚“快速FW”オーバメヤンが契約延長発表「ドルトムントは第二の故郷」footballchannel 2015年7月31日
  5. ^ 香川所属のドルトムント、昨季チーム得点王オーバメヤンと契約延長soccerking 2015年7月31日
  6. ^ “Dortmund 4-0 Benfica”. The Guardian. (2017年3月8日). https://www.theguardian.com/football/live/2017/mar/08/borussia-dortmund-benfica-champions-league-last-16-live 
  7. ^ “Dortmund defend third place with thrilling home win over Bremen, Cologne into Europa League!”. Bundesliga. (2017年5月20日). http://www.bundesliga.com/en/news/Bundesliga/borussia-dortmund-werder-bremen-live-blog-hoffenheim-augsburg-hamburg-wolfsburg-aubameyang-nagelsmann-bobby-wood-444540-blmd34v.jsp 
  8. ^ Pierre-Emerick Aubameyang signs Arsenal.com 2018年1月31日
  9. ^ http://www.soccerdigestweb.com/news/detail/id=35232
  10. ^ “Arsenal 3-0 Stoke City” (英語). BBC Sport. (2018年4月1日). http://www.bbc.co.uk/sport/football/43530417 2018年4月6日閲覧。 
  11. ^ “Arsenal FC on Twitter” (英語). Twitter. https://twitter.com/Arsenal/status/980490246495395841 2018年4月6日閲覧。 
  12. ^ オーバメヤンに前方宙返りパフォーマンス禁止令 nikkansports.com 2016年1月30日
  13. ^ 「最も重要なのはチームの勝利」 Borussia Dortmund 公式ホームページ 2016年1月31日
  14. ^ オーバメヤン、陸上選手との勝負に前向き GOAL.com 2013年12月19日
  15. ^ Kein Sprintduell zwischen Julian Reus und Aubameyang FUSSBALLEUROPA.COM 2013-12-20。
  16. ^ オーバメヤンのバットマンパフォに驚く指揮官「無駄なイエローカード」 サッカーキング 2015年3月1日
  17. ^ 懲りないオーバメヤン…2度目の背信行為で怒りのドルトムントから罰金処分サッカーダイジェストWeb 2017年04月03日

関連項目[編集]

外部リンク[編集]