ロベルト・レヴァンドフスキ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
移動先: 案内検索
ロベルト・レヴァンドフスキ Football pictogram.svg
Robert Lewandowski Training FC Bayern München-3.jpg
バイエルンでのレヴァンドフスキ (2015年)
名前
愛称 レヴィー(Lewy)[1]
カタカナ ロベルト・レヴァンドフスキ
ラテン文字 Robert Lewandowski
基本情報
国籍 ポーランドの旗 ポーランド
生年月日 1988年8月21日(27歳)
出身地 POL województwo mazowieckie flag.svg マゾフシェ県ワルシャワ
身長 185cm
体重 79kg
選手情報
在籍チーム ドイツの旗 バイエルン・ミュンヘン
ポジション FW (CF)
背番号 9
利き足 右足
ユース
1997-2005 ポーランドの旗 デルタ・ワルシャワ
2005-2006 ポーランドの旗 レギア・ワルシャワ
クラブ1
クラブ 出場 (得点)
2006-2008 ポーランドの旗 ズニチュ・プルシュクフ 59 (36)
2008-2010 ポーランドの旗 レフ・ポズナン 58 (32)
2010-2014 ドイツの旗 ドルトムント 131 (74)
2014- ドイツの旗 バイエルン・ミュンヘン 38 (29)
代表歴2
2008 ポーランドの旗 ポーランド U-21 3 (0)
2008- ポーランドの旗 ポーランド 73 (34)
1. 国内リーグ戦に限る。2015年10月4日現在。
2. 2015年11月13日現在。
■テンプレート■ノート ■解説■サッカー選手pj

ロベルト・レヴァンドフスキRobert Lewandowski, 1988年8月21日 - )は、ポーランドの首都・ワルシャワ出身のサッカー選手ブンデスリーガバイエルン・ミュンヘン所属。ポーランド代表。ポジションはフォワード

3度のブンデスリーガ優勝を経験、1度のリーグ得点王を獲得している。

来歴[編集]

個人について[編集]

レヴァンドフスキ(Lewandowski)というは現在のポーランド共和国首都ワルシャワ近郊の「レヴァンドゥフ」(Lewandów)という地名から。これは古いポーランド語植物の「ラベンダー」を意味するlewanda–(現代ポーランド語ではlawenda-)という語幹を持つ[2]。いわば「ラベンダー村(の)」という意味。ポーランド国内では2015年の時点で男性58,618人、女性(女性形のLewandowskaとして)59,773人がこの姓を持ち、男女いずれも7番目に多い姓となっている[3]。また、ブラジル連邦最高裁判所長官のリカルド・レヴァンドフスキ氏のように、国外のポーランド系で「レヴァンドフスキ」という姓を持つ人がいる。

夫人は空手家のアナ・レヴァンドフスカ[4]

クラブ[編集]

ポーランドの旗ズニチェ・プルシュクフ[編集]

2006-07シーズンからポーランドのズニチュ・プルシュクフに所属し、3部リーグで15ゴールを記録し優勝および得点王を獲得した。次のシーズンには2部リーグで21ゴールを決めた。

ポーランドの旗レフ・ポズナン[編集]

この活躍が認められ、2008年レフ・ポズナンに移籍した。移籍1年目で14ゴールを記録し、次の年には18ゴールを決め、チームのエクストラクラサ獲得に貢献し、自身も得点王のタイトルを獲得した。

ドイツの旗ボルシア・ドルトムント[編集]

2010年7月1日ドイツボルシア・ドルトムントと4年契約を結んだ。移籍金は400万ユーロ(約4億5000万円)。2010-11シーズンはリーグ優勝を飾ったが、絶対的エースのルーカス・バリオスの前に途中出場がほとんどだったものの8ゴールを決めた。

2011年10月1日FCアウクスブルク戦(4-0)において、前半30分にゴール前の混戦から右足で1点目を取ると、続けて44分にも目の前のこぼれ玉を冷静に右足のダイレクトシュートでチーム2点目をあげ、後半75分にマリオ・ゲッツェが技ありのループシュートゴールでチーム3点目をあげた直後、78分にフリーキックに頭であわせハットトリックを達成した。怪我が多くなったバリオスに変わって出場機会を増やし、22ゴールを挙げてブンデスリーガ連覇に貢献した。

2012年5月12日DFBポカール決勝ではバイエルン・ミュンヘンに対しハットトリックを達成。ドルトムントが5-2で優勝を決めた。この大会では6試合で7ゴールを挙げて得点王となった。

2013年4月24日UEFAチャンピオンズリーグ 2012-13準決勝では、レアル・マドリードに対し4得点を挙げた。CL準決勝で史上初めて4得点した選手となった[5]

2014年1月4日、2014-15シーズンより、ボルシア・ドルトムントの最大のライバル、バイエルン・ミュンヘンへ移籍することが発表された[6]。背番号は9番。

2014年5月10日にブンデスリーガ2013-2014最終節のヘルタ・ベルリン戦で2ゴールを記録。リーグ戦での通算ゴール数を20点に伸ばし、FCバイエルン・ミュンヘンFWマリオ・マンジュキッチを2点差で抑えて得点王に輝いた[7]

ドイツの旗FCバイエルン・ミュンヘン[編集]

2014年7月1日からバイエルン・ミュンヘンに加入した。契約期間は2019年6月30日までの5年契約となる。

2015年9月22日VfLヴォルフスブルク戦では0-1の状況で後半から途中出場し、後半6分に同点ゴールを決めると、7分、10分にもゴールを決め、ブンデスリーガ史上最速となる3分22秒でハットトリックを達成すると、12分に4点目を決め、これもブンデスリーガ史上最速となる5分42秒で4点目を挙げ、さらに15分に5点目を決め、これまたブンデスリーガ史上最速のわずか8分59秒で5点目を挙げた。1試合5点も1991年にMSVデュイスブルクミヒャエル・テニエスドイツ語版カールスルーエSC戦で記録して以来、14人目、途中出場の選手では初[8]。これにより、「ブンデスリーガでの最速ハットトリック」「最速4ゴール」「最速5ゴール」「途中出場選手での1試合最多ゴール」という4つのギネス世界記録を同時に認定された[9]

2015年9月26日に行われた2015-16ブンデスリーガ第7節のマインツ戦でゴールを挙げて、同リーグ通算100得点獲得を達成した。

代表[編集]

2008年9月10日2010 FIFAワールドカップ・ヨーロッパ予選サンマリノ代表戦でポーランド代表デビューを飾り、初得点も記録した。同予選ではホームで行われたサンマリノ戦でも得点している。自国開催となったUEFA EURO 2012では開幕戦のギリシャ戦でオープニングゴールとなる先制点を挙げ、この試合の最優秀選手(マン・オブ・ザ・マッチ)に選ばれた。

UEFA EURO 2016予選では勝ち点で並び2位を争うアイルランドとの最終節で決勝ゴールを挙げるなど、ポーランドの予選突破に貢献[10]。この決勝ゴールで同予選13得点とし、デイヴィッド・ヒーリーの持つEURO予選の得点記録に並んだ[10]

所属クラブ[編集]

ユース経歴
プロ経歴

個人成績[編集]

7 February 2015.現在[11]
Club Season League League Cup Europe Other1 Total
Apps Goals Apps Goals Apps Goals Apps Goals Apps Goals
ズニチュ・プルシュクフ 2007–08 I リガ 32 21 2 0 34 21
レフ・ポズナン 2008–09 エクストラクラサ 30 14 6 2 12 4 48 20
2009–10 28 18 1 0 4 2 1 1 34 21
Total 58 32 7 2 16 6 1 1 82 41
ボルシア・ドルトムント 2010–11 ブンデスリーガ 33 8 2 0 8 1 43 9
2011–12 34 22 6 7 6 1 1 0 47 30
2012–13 31 24 4 1 13 10 1 1 49 36
2013–14 33 20 4 2 8 6 1 0 46 28
Total 131 74 16 10 35 18 3 1 185 103
バイエルン・ミュンヘン 2014–15 ブンデスリーガ 31 17 5 2 12 6 1 0 49 25
Career total 239 134 27 13 57 26 5 2 328 175

1 Including Polish SuperCup, DFL-Supercup.

代表[編集]

ポーランド代表でプレーするレヴァンドフスキ(写真中央)


ポーランド代表 国際Aマッチ
出場 得点
2008 4 2
2009 12 1
2010 13 6
2011 11 4
2012 10 2
2013 10 3
2014 6 5
2015 7 11
通算 73 34

代表での得点[編集]

タイトル[編集]

クラブ[編集]

ドルトムント時代(2010年)
ポーランドの旗 ズニチュ・プルシュクフ
  • ポーランド3部:1回 (2006-07)
ポーランドの旗 レフ・ポズナン
ドイツの旗 ボルシア・ドルトムント
ドイツの旗 バイエルン・ミュンヘン

個人[編集]

  • ポーランド3部 得点王:1回 (2006-07)
  • ポーランド2部 得点王:1回 (2007-08)
  • エクストラクラサ 得点王:1回 (2009-10)
  • ポーランド年間最優秀選手:1回 (2011)
  • ブンデスリーガ 得点王:1回 (2013-14)

脚注[編集]

出典[編集]

  1. ^ http://sport.wp.pl/kat,1728,title,Polska-Urugwaj-Lewy-odebral-pamiatkowa-patere,wid,15094012,wiadomosc.html?ticaid=111989
  2. ^ Lewandowski Family History”. ancestry.com. 2015年9月27日閲覧。
  3. ^ Najpopularniejsze nazwiska (Stan bazy PESEL: 17.01.2015)”. 2015年9月27日閲覧。
  4. ^ レヴァンドフスキの美人嫁、実は来日中だった!”. Qoly (2014年10月14日). 2014年10月14日閲覧。
  5. ^ レヴァンドフスキ4発、ドルトムント大勝でマドリーに奇跡を強要”. Goal.com (2013年4月25日). 2013年4月25日閲覧。
  6. ^ FCバイエルン、レヴァンドフスキを獲得”. バイエルン・ミュンヘン公式日本語HP (2014年1月4日). 2014年1月5日閲覧。
  7. ^ 得点王タイトルを喜ぶレヴァンドフスキfootballchannel 2014年5月11日
  8. ^ Five for Bayern's Lewandowski: records, reaction”. UEFA (2015年9月22日). 2015年9月23日閲覧。
  9. ^ レヴァンドフスキ、ブンデス最速ハットなど4部門でギネス記録認定 サッカーキング 2015年12月1日
  10. ^ a b 絶好調レヴァンドフスキがまたも偉業…ユーロ予選最多得点記録に並ぶ”. SOCCER KING (2015年10月12日). 2015年10月12日閲覧。
  11. ^ Robert Lewandowski”. ESPN FC. 2013年2月8日閲覧。

外部リンク[編集]