マテオ・ゲンドゥージ

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マテオ・ゲンドゥージ
マルセイユでのゲンドゥージ(2022年)
名前
本名 Mattéo Guendouzi Olié
ラテン文字 Mattéo Guendouzi
基本情報
国籍 フランスの旗 フランス
モロッコの旗 モロッコ
生年月日 (1999-04-14) 1999年4月14日(25歳)
出身地 フランスの旗 ポワシー
身長 185cm
体重 64kg
選手情報
在籍チーム イタリアの旗 SSラツィオ
ポジション MF
背番号 8
利き足 右足
ユース
2005-2014 フランスの旗 PSG
2014-2016 フランスの旗 ロリアン
クラブ1
クラブ 出場 (得点)
2016-2017 フランスの旗 ロリアンII 24 (0)
2016-2018 フランスの旗 ロリアン 26 (0)
2018-2022 イングランドの旗 アーセナル 57 (0)
2020-2021 ドイツの旗 ヘルタ・ベルリン (loan) 24 (2)
2021-2022 フランスの旗 マルセイユ (loan) 38 (4)
2022- フランスの旗 マルセイユ 33 (2)
2023- イタリアの旗 ラツィオ (loan)
代表歴2
2016-2017  フランス U-18 7 (0)
2017  フランス U-19 2 (1)
2017-2018  フランス U-20 3 (1)
2018-2021  フランス U-21 20 (1)
2021- フランスの旗 フランス 7 (1)
1. 国内リーグ戦に限る。2023年7月8日現在。
2. 2023年5月8日現在。
■テンプレート■ノート ■解説■サッカー選手pj

マテオ・ゲンドゥージMattéo Guendouzi1999年4月14日 - )は、フランスポワシー出身のサッカー選手SSラツィオ所属。フランス代表。ポジションはMF

姓はグエンドゥジグエンドウジとも表記される。

経歴[編集]

クラブ[編集]

パリ・サンジェルマンFCの下部組織でプレーを始めたが、2014年に退団。

その後、FCロリアンの下部組織に加入。2016年10月15日のFCナント戦でトップチームデビュー[1]

2018年7月11日、推定移籍金700万ポンド+ボーナスでアーセナルFCが獲得[2]2020年6月20日プレミアリーグブライトン・アンド・ホーヴ・アルビオン戦で試合終了直後に相手チームのニール・モペイの首元を掴み小競り合いを引き起こした。この行動が問題視されたがFAは出場停止処分を下さないことを決定した[3]。しかし、この試合でゲンドゥージはブライトンの選手相手に、両チームの給与面の格差をネタにトラッシュ・トークを仕掛けていたとされており、この件で監督ミケル・アルテタとの関係が更に悪化したとも報じられた[4][5][6][7][8][9]。その後、2019-20シーズン終了までのブライトン戦以降の公式試合で一度もベンチ入りすることはなかった。

2020年10月5日、ヘルタ・ベルリンへ1シーズンのローン移籍が発表された[10]。背番号は、8番。

2021年7月6日、オリンピック・マルセイユへ買取オプション付きの1シーズンのローン移籍が発表された[11]。2022年7月1日、買取オプションの行使によりオリンピック・マルセイユへ完全移籍することが発表された[12]

2023年8月31日、SSラツィオへ買取オプション付きの1シーズンのローン移籍が発表された[13]。背番号は、8番。

代表[編集]

年代別のフランス代表歴がある。なおモロッコにルーツを持つため、モロッコ代表としてプレーする権利も有している[14]

2019年2月2日、UEFA EURO 2020予選に臨むフランス代表にて、怪我で離脱となったポール・ポグバに代わり追加招集された。しかし、出場機会は無かった。

人物・エピソード[編集]

  • アーセナルではダヴィド・ルイスと共にプレーする事が多く、ルイスと守備の位置が近く(ゲンドゥージが守備的MFでルイスが1列後ろのCB)、またアフロヘアーが酷似しているため「誰もが区別に苦労した」「背番号くらいしか違いがない」(その背番号もゲンドゥージの29に対し、ルイスが23と似通っている)などと話題を呼んだ[15]

タイトル[編集]

フランス代表

脚注[編集]

  1. ^ Matteo Guendouzi in 2016/2017”. Soccerbase (2018年7月9日). 2018年7月9日閲覧。
  2. ^ Wheatley, Chris (2018年7月11日). “Who is Matteo Guendouzi? The French teenage wonderkid who has joined Arsenal”. Goal. 2018年7月25日閲覧。
  3. ^ Matteo Guendouzi: Arsenal midfielder will face no FA action over Brighton clash” (2020年6月22日). 2020年7月3日閲覧。
  4. ^ ブライトンFW、負傷のGKレノに謝罪も「アーセナルの選手は謙遜を学ぶべき」”. ゲキサカ (2020年6月21日). 2020年7月9日閲覧。
  5. ^ アーセナルがブライトンを憎む理由。昨シーズンから続く因縁?”. Football Tribe (2020年6月21日). 2020年7月9日閲覧。
  6. ^ ゲンドゥージ、“給与格差”をネタにブライトンを挑発か…モペイからは「謙虚さを学べ」”. サッカーキング (2020年6月23日). 2020年7時9日閲覧。
  7. ^ アーセナル若手MF、“給与格差”で相手侮辱? ブライトンFWの“謙虚さ”発言の理由か”. フットボールゾーン (2020年6月23日). 2020年7月9日閲覧。
  8. ^ アーセナル監督の「忍耐力が試されている」 相手侮辱のMFに不満…放出の可能性も”. フットボールゾーン (2020年6月26日). 2020年7月9日閲覧。
  9. ^ アーセナルMFはまだ謝罪していない? 規律重視のアルテタと若きMFの衝突”. ザ・ワールドマガジン (2020年7月8日). 2020年7月24日閲覧。
  10. ^ MATTÉO GUENDOUZI JOINS HERTHA ON LOAN” (2020年10月5日). 2020年10月6日閲覧。
  11. ^ Mattéo Guendouzi est Olympien” (2021年7月6日). 2021年7月6日閲覧。
  12. ^ Matteo Guendouzi définitivement sur Mars !” (2022年7月1日). 2022年7月2日閲覧。
  13. ^ co.,Ltd, FromOne (2023年9月1日). “ラツィオにゲンドゥージがレンタル移籍加入! 条件付き買い取り義務も付随、鎌田大地と“共闘”へ”. サッカーキング. 2023年9月10日閲覧。
  14. ^ Morocco: Renard turns the page of Guendouzi”. Orange (2018年3月1日). 2018年7月9日閲覧。
  15. ^ 「誰もが区別に苦労した」 アーセナルの“アフロ2人組”に反響「背番号くらいしか…」 YAHOO!ニュース 2019年8月19日

外部リンク[編集]