あおざくら 防衛大学校物語

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あおざくら 防衛大学校物語
ジャンル 少年漫画学園漫画
漫画
作者 二階堂ヒカル
出版社 小学館
掲載誌 週刊少年サンデー
レーベル 少年サンデーコミックス
発表号 2016年22・23合併号 -
巻数 既刊12巻(2019年6月現在)
テンプレート - ノート
プロジェクト 漫画
ポータル 漫画

あおざくら 防衛大学校物語』(あおざくら ぼうえいだいがっこうものがたり、AOZAKURA THE STORY OF NATIONAL DEFENSE ACADEMY)は、二階堂ヒカルによる漫画。『週刊少年サンデー』(小学館)にて、2016年22・23合併号から連載中。

概要[編集]

神奈川県横須賀市にある自衛隊幹部自衛官を養成する「防衛大学校」を舞台とした作品[1]。本作を描くきっかけとなったのは、担当の「防大には知られざるすばらしい青春がある」という発言がきっかけで[2]、作者の二階堂は「それぞれ守りたいと思うものの為に、全力で取り組む前向きな折れない心を楽しく描けていけたらと思います」としている[3]

また、防大での生活上のルールが数多く登場するが、作中で描かれているものはその一部だという[4]。一部、現在の防衛大学校では廃止・変更されている規則なども描かれている。

あらすじ[編集]

高校3年生の近藤勇美は成績優秀だが、実家の定食屋が廃業するという経済的事情から進路の選択を迫られる。そんなある日、入学金・学費が免除される上、毎月手当が出るという防衛大学校を知り、同校への進学を志望する。

高校を卒業して防大に着校した近藤は、対番を務めることになった松平容介や、それぞれ様々な目標を持つ沖田蒼司原田忠武井寅明といった仲間と出会い新たな生活の一歩を踏み出すが、入校式を終えると部屋長の坂木龍也やサブ部屋長の西脇鷹史をはじめ上級生たちの態度は激変し、厳しい指導が始まる。

近藤らは坂木や西脇らの指導の下で日々の生活に追われるが、そんな中、原田はミスが重なる悪循環から脱柵未遂を起こし、沖田は要領の悪さのために上級生からたびたび叱責を受け、武井は服務事故によりヘルウィーク騒動を起こすなどの試練に直面する。近藤自身も身の回りのことを卒なくこなしつつ仲間を助ける一方で、夏季定期訓練の水泳・遠泳訓練の際にはカナヅチゆえに困難な状況に直面するが、坂木部屋長の妹・岡上乙女の協力により乗り切るなど、苦しみながらも成長を続けていく。

その後近藤は、中期より坂木からの推薦により「小付」に任命される。同時に中期のルームメイトとなった土方俊明と、性格や仲間に対する考えの違いから対立を深めていくが、秋季定期訓練やコント大会、開校記念祭を通じて、それまで独り善がり・弱者切り捨てであった土方の性格に変化が訪れ始める。そして開校記念祭の棒倒しの決勝では、近藤と土方の機転による共闘がきっかけで、第1大隊が優勝することになった。

開校記念祭の後、坂木の先輩である千葉周一が教官として赴任してくる。一方の近藤は乙女との関係進展に期待したことで挙動不審となり内恋疑惑騒ぎを起こす失態をしてしまい、さらにクリスマスダンスパーティーで近藤に誘われて参加していた常代にキスされたことで気が緩んでしまうが、土方に叱責されたことでようやく自身の愚かさを自覚し、無事中期を終えている。

後期に入り、近藤は同部屋となった山並啓助からのフォローを受けつつ、同期たちと共に最大限に厳しくなった学生生活を過ごすこととなる。しかし後期終了直前になって、近藤はそれまで志望していた航空要員から外れて海上要員に配属される。さらに坂木も事故で重傷を負ってしまう。

登場人物[編集]

大半の登場人物の名前は、幕末の歴史上の人物の名前をモデルとしており、出身地も名前のモデルとなった人物に準じている。

実際の防衛大学校では頭髪規則により1学年男子は短髪と定められているが、髪型が全員同じだとキャラクターの描き分けがしづらいため、あえて規則を無視して描かれている[5]

防衛大学校[編集]

1学年[編集]

近藤 勇美(こんどう いさみ)
この物語の主人公。防大の1学年で、第1大隊第1中隊第3小隊113小隊所属。部屋は前期は115号室、中期は117号室。後期は119号室で坂木と同室。航空要員志望[注 1]であったが、海上要員に配属された。中期以降は「合コン(元)[注 2]小付」「15股(元)小付」というあだ名で呼ばれることも多くなった[注 3]
4月12日生まれ。B型。170cm / 62kg。東京都調布市出身。都立調布木多高校卒業。家族構成は父・修介、母・筆美、妹・理絵の四人家族。容貌は母親似で整っているという評価も作中では度々ある[注 4]。しかし、眼光が鋭いこと等から、ナンパには失敗している。
筋金入りの勉強好きで、高校時代は都内でも有数の進学校で学内トップの成績を収めており、早慶への進学も狙えたが、家庭の経済的事情から防大に進学した。実家は定食屋「近藤食堂」を営んでいる。金銭のやり取りや、物の貸し借りにはシビア。料理も得意としている。防大入学後は1年次の中期終了直前に前期定期試験で学年1位の成績を収めていたことが語られている。ノートの写しは大隊を跨いで借りに来る学生がいるほどの評判となっていた。
高校時代に部活動の経験はなく、校友会は勉強と両立できるものを希望していたが、3学年の清川に助けられた縁や乙女の勧めで儀仗隊に入部した。
原田の脱柵未遂、沖田の世話、武井が発端となったヘルウィーク騒動を[注 5]丸く収めたことから、周囲から一目を置かれるようになり、中期から小隊学生長を務める予定の坂木部屋長により、それを補佐する小隊学生長付を打診される。身の回りのことは卒なくこなす一方、防大に進学するまでは勉強一筋だったため体力面や運動能力では他の同期より一段劣る描写が多いが、ジャンプ力は比較的高く、その能力を岩崎に見込まれて棒倒しのメンバーに抜擢された[注 6]。前期の肝試会以降は幽霊が苦手となり、さらにカナヅチという欠点もあったが、夏季定期訓練の遠泳の際に乙女との特訓で克服している。防大内で数少ない異性の乙女と親しいことや幼馴染の常代の存在は前期の115号室のメンバーをはじめとする男子学生には羨ましがられている。近藤自身も乙女との水泳の特訓以降は、彼女に好意を抱いている描写も見られるようになった。秋期定期訓練後は坂木からの呼び出しが続きスランプに陥る乙女を見かねて坂木に「兄としての立場から」アドバイスするように忠告している。
中期開始直後は、小隊学生長に任命された坂木からの推薦通り1学年の小隊学生長付に任命されることになるが、呼び出しの絶えない同期達や何かと挑発してくる土方に手を焼かされることになるものの、前者は各々の呼び出しの回数及び理由を分析して対策を練ることにより、呼び出しの回数を減らすことに成功して切り抜けている。後者は土方に坂木を侮辱されたため挑発にのってしまい坂木から託された小付の立場を賭けの対象にしてしまうという短慮な行動にも出てしまったが感情的な判断は間違いを生むということを学び、さらに秋期定期訓練の際に取っ組み合いになりながらも土方を諭すことには成功している。また、クリスマスダンスパーティー以降常代にキスされたことで気が緩んだことを土方に厳しく指摘された際は素直に謝っている。
自衛隊音楽まつりの後に乙女と一緒に食事へ行く約束をした際は、前述の乙女に対する感情も重なり約束に気を取られてしまうどころか乙女から告白されることまで想定してしまう。これによって防大内では不自然な行動を見せてしまい、外出先でも防大生がいるという自覚を失い警戒を怠ったことで内恋疑惑騒動に発展。岩崎たち117号室の先輩たちからは失望され、坂木からは激しい叱責を受けることになった。
アカシア会主催のクリスマスダンスパーティーでは、常代を含めた女性15人に参加を呼び掛けたため「士官学校の人間が誘った女性の前でダンスが出来ないなんて許されない」という坂木の命令で参加することになり、ダンスの練習のかいもあって当日は美月とのダンスを披露し、審査員の満場一致でトップを受賞した。
沖田 蒼司(おきた そうじ)
防大の1学年で、第1大隊第1中隊第3小隊113小隊所属。前期は近藤と同じ115号室のルームメイト。後期は土方と同室。海上要員志望で、志望通り海上要員に配属された。
8月20日生まれ。O型。182cm / 68kg。東京都港区出身。私立麻布西高校卒業。
父親が海上自衛隊海将補で、自分も同じように自衛官として役立ちたいと考えている。可愛らしい容姿と温厚な性格をしており、近藤のことを一方的に親友だと思っている。しかし、要領の悪さから入校式の終了後に上級生たちから目を付けられている。また、自分たちが原因で近藤がメンブレ寸前に陥っているのを原田に指摘されるまで全く気づいていなかったり、勤労感謝の日で4学年(主に坂木)に散々理不尽な命令を出して怒りを買われていたのに全く気付いていなかったり[注 7]と危機感が欠落しているところがある。毎日の生活がおぼつかず、115号室の仲間に助けられてばかりいることに引け目を感じながらも、身近な目標である近藤に追いつこうと日々奮闘している。中期では先輩達の指導による呼び出しが最も多く、小付を務める近藤からも一度は怒鳴られてしまった。一方外国語(特にフランス語)が得意で、座学の成績は良いらしく、前期定期試験の成績は学年4位。秋期定期訓練の射撃の訓練の成績も土方に次ぐ高成績を叩き出し、他の同期を驚かせた。女性には好感を抱かれ易いタイプらしく、松平の指令外出「写メ100人斬り」(ナンパ)も近藤と共にやり遂げた。また、父親に仕込まれたヨットや坂木のモノマネ[注 8]も得意としている。1年次の中期終了の頃には休日に近藤達と一緒に遊びに行くことも少なくなっていたがその間に坂木や上対番に指導を乞い呼び出しが激減している。
一方、大飯ぐらいでご飯を食べているときが最高の幸せと考えている。家族構成は両親と姉。高校時代は父親の勧めで入部したアメリカンフットボール部の控え選手で、校友会は紆余曲折を経て坂木によって彼の所属する剣道部に入部させられた。
原田 忠(はらだ ただし)
防大の1学年で、第1大隊第1中隊第3小隊113小隊所属。前期は近藤と同じ115号室のルームメイト。後期は武井と同室。坊主頭が特徴で近藤や沖田と比べて体格もよい。陸上要員志望で、志望通り陸上要員に配属された。
7月6日生まれ。A型。185cm / 81kg。愛媛県今治市出身。県立今治第二高校卒業。家族に弟がいる。
115号室のムードメーカー的な存在で、高校時代は野球に打ち込んでいた[注 9]。将来は自衛隊海外派遣に参加し、世界各国の人々に貢献したいと考えている。
器用なタチで、勉強を除く大抵のことはそつなくこなす一方で、幼少期から弱い者に対しては若干尊大に振る舞う傾向もあり、その慢心から授業中に銃の部品を紛失する騒ぎを起こす。さらにミスが続いたことから思い詰めて脱柵騒ぎを起こすも、近藤に諭されて防大に留まる。その経緯から近藤のことを「唯一無二の友人」と評しており、全幅の信頼を寄せていることが伺える。校友会は、一から自分を鍛えなおしたいという考えから、應援團リーダー部に入部した。中期の最中合コンで知り合った安田と意気投合し、頻繁に連絡を取っていたらしくアカシア会主催のクリスマスダンパの直前に想いを告げて、恋人関係となっている。
近藤と乙女の内恋騒動まで二人が付き合っていると思い込んで、近藤の恋を一方的に応援していた。
描写されている限りでは登場人物の中で唯一普通自動車運転免許を持っている。
武井 寅明(たけい ともあき)
防大の1学年で、第1大隊第1中隊第3小隊113小隊所属。前期は近藤と同じ115号室のルームメイト。中期は106号室。後期は原田と同室。陸上要員志望[注 10]で、志望通り陸上要員に配属された。。
6月22日生まれ。A型。163cm / 56kg。島根県出雲市出身。東京の開政高校中退後に県立出雲北高校卒業。校友会は水泳部
入校前から防大の事情を熟知している様子で、国防に対する意識も高い。元々は東京大学に進学して防衛省の官僚になる道も考えていたが、亡き祖父の遺志を継いで幹部自衛官になることを目指している。また、頭脳の優秀さから地元の友達からは「武ちゃん」と呼ばれ慕われている。というのは表の顔で、裏では成績優秀にも関わらず女性からモテないことに強いコンプレックスを抱えており、防大に進学した真の理由もモテるためだった。
同期同部屋の1学年を競争相手と見做して交わろうとせず、冷ややかな言葉を投げかけていたが、休養日に帰校遅延の服務規程違反を犯したことから、中隊の全学年に罰が課されるという「地獄週間(ヘルウィーク)」に巻き込む。「モテる奴らに謝りたくない」という屈折した感情から頑なに謝罪を拒み、周囲の反感を買うも、近藤に裏の事情を暴露されあえなく陥落。その後は謝罪し、打ち解けるようになる。中期には平山が退校を考えているという事実が発覚した時も「あの辛かった前期の地獄を一緒に乗り越えた仲間を、そう簡単に見捨てられるかっ!」と情に厚い一面も見せた。近藤の内恋疑惑も(近藤を今後も利用するためでもあったが)解いたりもしている。さらに先輩達から呼び出しがないことが描写されており、近藤も舌を巻いている。土方も彼が優秀であることは認めているが、女性にモテようとする行為は時間の無駄だと評している。定期試験の成績は学年5位(なお、10位以内で1-5位の成績に113小隊のメンバーが4人いる)。
その一方で、近藤が幼馴染の常代や同期の乙女と仲が良いことを妬んでおり、中期では常代を騙して彼女から近藤へのメッセージを彼に届かないように仕組んでいた。さらに「君がもてるわけない」と言われた土方のことも恨んでいる。
モテる男を嫌うのは、過去にクラスメイトの佐々木が自分を差し置いて女子にモテていたという苦い経験を持っている為であった。棒倒しで四大隊との対決の最中窮地に陥る近藤を「常代と乙女を二股かけているごくつぶしすけこまし小付」と僻みを露わにして見捨てそうになったが「同じ学年で同じ学力で同じ努力なら顔がいい奴に日が当たるのは当然」「お前以上に足掻いていつか絶対お前よりモテる」と近藤を救って勝利に貢献した。しかしそれ以降も乙女たち女性と仲が良い近藤を妬む態度は変わっていない。
東堂 進(とうどう すすむ)
防大の1学年で、第1大隊第1中隊第3小隊113小隊所属。前期は近藤と同じ115号室のルームメイト。航空要員を強く志望し、志望通り航空要員に配属された。
11月18日生まれ。A型。176cm/64kg。東京都文京区出身。都立竹速高校卒業。
着校しなかった学生のための人数調整により、平山とともに遅れて115号室に入った[注 11]
高校時代からギターに打ち込んでいる。校友会も当初は軽音楽部を希望していたが防大では運動部への参加が必須であるため、対番の先輩と同じパラシュート部に入部した。
秋期定期訓練では右足を負傷し、これがきっかけで土方から平山と同様に退校を促されたが、谷が庇ったことで乗り切っている。
岡上 乙女(おかがみ おとめ)
防大の1学年で、第1大隊に所属する女子生徒。第1大隊第1中隊第2小隊112小隊所属。前期の部屋は118号室であった。航空要員志望。
1月1日生まれ。A型。162cm/49kg。高知県高知市出身。私立土佐筆山高校卒業。
ポニーテールの髪型が特徴で学内では美少女との評判がある。高校時代はなぎなたで全国優勝した経験があり、女子部屋の覗きに入った松平と近藤を追いかけまわす猛者ぶりを見せた。なお、防大になぎなた部はなく[注 12]、もともと試合競技よりも演武を好んでいたことから、校友会は儀仗隊に入部した。水泳も得意であり、夏季定期訓練の遠泳では組長を努め、近藤のカナヅチもマンツーマンの特訓により克服させた。
4学年の坂木とは実の兄妹で、両親が離婚したため違う苗字となっているが、その後も頻繁に連絡を取り合っている。しかし秋期定期訓練終了後は一時期スランプで坂木から指導の呼び出しを受ける日々が続き一時メンブレ寸前に陥った。兄との接点でもある近藤には、きつい物言いをすることもあるが比較的仲は良く、「兄には恥をかかせられない」という考えから彼に協力している。115号室のメンバー等の男性の生徒たちは勿論、同期の女学や教官の高杉にも近藤と親しいことは知られているらしく付き合っているのではないかと思っている者もいる。2人は当初それを否定していたが、乙女は音楽祭の後に近藤に進路の相談をした後に、否定しつつも顔を赤らめている描写が見られるようになった。近藤達が合コンを行っていた店で近藤と遭遇してしまい、現場の写真を押さえ「合コン小付」と名付けこの件に関しては冷やかな視線を向けていた[注 13]が、これは兄の坂木に見込まれている近藤に合コンを慎んで欲しいが故の言動で、本心では軽蔑したくないと思っている。開校記念祭では常代と対面しており、常代を「ごっつう可愛かった」と評している。
防大に入校したのも、元々は兄の坂木を追いかけて入校したため、将来の目標が無く一時は防大を辞めようとも考えたこともあるが、近藤に論されて再び防大で頑張ることになった。
普段は敬語口調で喋ることが多いが、兄との会話や独り言等では高知弁で喋る。
土方 俊明 (ひじかた としあき)
防大の1学年で、第1大隊第1中隊第3小隊113小隊所属。中期は近藤と同じ117号室のルームメイト。後期は沖田と同室で1学年の小隊学生長付。陸上要員志望で、志望通り陸上要員に配属された。校友会はアメリカンフットボール部。普段掛けている眼鏡は、入校時までは掛けていなかった。
5月5日生まれ。AB型。174cm/70kg。東京都日野市出身。都立二至高校卒業。
前期の部屋長からは優秀だと評され、校友会でも活躍をしており周囲からの評価は高い。定期試験の成績は近藤に次ぐ学年2位。同期の女学からも密かに人気があるが、恋愛に関しては内恋も含めて否定的である。その一方で応援されるとプレッシャーにより実力を発揮できない欠点が描かれている。
中期の1学年の113小隊の学生長付の座を狙っていたが坂木の推薦により中期は近藤が小隊学生長付に任命されたため、彼のサポート役(同室の同学年が小付のサポートを務めることになっている)となる。能力至上主義、なおかつ自分が113小隊の1学年で最も優秀であるという自負から、小付に選ばれた近藤に対して坂木を侮辱する形で挑発し、わざと近藤をサポートせずにメンブレに追い詰めて小付を辞退させようとしていた。呼び出しの多い沖田には近藤の力になりたいなら防大を辞めるように告げ、夏季休暇の間に世間とのギャップに意欲の落ちた平山には「世間を理由に学生舎生活から逃げ出したいと考えるような奴は、いずれ周囲のお荷物になる」という考えから、相談に応じつつも防大を退校するように勧めていた。
失敗を重ねる同期に対してすぐ「退校しろ」などとなじる独り善がりな点は、医師を志していた10歳年上の兄・為治が、東京大学理科Ⅲ類の受験に9浪の後に失敗した結果、精神を病んで引きこもり状態に陥った事に伴い、家庭が崩壊してしまった経験から、「無駄な努力は身を滅ぼす」という考えを持つ様になったことに起因している。だが、秋期定期訓練の地図判読の際に怪我を隠して歩けなくなった東堂をなじり続け見かねた前期のルームメイトだった谷から平山を退校に追い込んだ件(最終的に本人の意思ではあるので実際は間接的な部分に留まっているが)を含め「同期を売るようなことはよせ!人を自分の物差しでばかりはかるな!」と痛烈な批判を浴びた。近藤とは能力至上主義となった背景である自身の家庭の事情などを腹を割って話し合い、家族の心情に向き合わず逃げて防大に入校しているという事実を指摘され、さらに同期を上から目線でなじるところは「皆学んでいる。人は学べば変われる」と取っ組み合いになりながら諭された。以降は腹に一物抱えた態度が真正面からいがみ合うと仲の悪さの様子が変化し、またコント大会や開校記念祭での経験を通じて、徐々に軟化の兆しを見せている。また、開校記念祭の後に乙女や常代を案じるばかりに気が緩んだ近藤に対しミスを指摘し、本気で面と向き合って叱責する、無理に訓練を続けようとする沖田に対して自己管理を徹底するようアドバイスするなど、仲間思いの面も見せるようになった。中期終了後も前述の理由で家族の元には帰らずにいたが、正月時に桂木に会いに近藤の家を訪れている。その際近藤が賄ったカツ丼を美味いと評しており、後期開始時はそれを理由に飲食業への転職を近藤に薦めたこともある。
山並 啓助(やまなみ けいすけ)
防大の1学年で第1大隊第1中隊第3小隊113小隊所属。中期は沖田と同部屋で、後期は近藤と同じ119号室。海上要員志望で、志望通り海上要員に配属された。校友会は少林寺拳法部。左頬にホクロがあるのが特徴。
影が薄く、極端に大人しい性格で、何を考えているのか分からないため、沖田は彼のことを良く思っていなかった。これは中期の時に山並が沖田のフォローをした際に沖田がそのお礼として彼のプレスを手伝おうとしたら、失敗し、山並が上級生から叱責を受ける結果になってしまい、彼からお礼を言われたが、沖田はそれを皮肉と勘違いしていたのが原因である。その後、そのお礼は山並の本心であることが分かり、和解した。少し背中を押す程度のフォローに長けており、後期では同部屋の近藤のことを他人からのフォローを期待していないという理由で良く思っていないながらも、積極的にフォローしている。
家族は実家に母親がいる。
谷 一郎(たに いちろう)
防大の1学年で第1大隊第1中隊第3小隊113小隊所属。校友会は水泳部。
沖田ほどでは無いがミスが多く、ミーティングで近藤にロッカーの管理、机上の整理、欠礼のミスがあることが指摘されている。
前期では土方とルームメイトで、彼を恐れている描写があるが、秋期定期訓練では東堂を切り捨てようとする土方に反抗している。
中期では坂木・松岡と同じ111号室のルームメイト。
永倉 新司(ながくら しんじ)
防大の1学年で第1大隊第1中隊第3小隊113小隊所属。校友会は短艇委員会。
逞しい顔つきが特徴の近藤達の同期。中期は原田とルームメイト。近藤が開いたミーティングで呼び出しの多い原田のサポートを要請されて快諾したり、テスト前には校友会で自習する時間が取れない原田に寺子屋で自分のノートを見せる等面倒見の良さを伺わせるシーンが多い。
正岡(まさおか)
防大の1学年で第4大隊所属。
土方の中学時代の同級生であり、土方の家族の事情も知っていたが、当の土方からは軽くあしらわれた。
後に秋季定期訓練で近藤に土方の家庭事情を教えている。
山崎(やまざき)
防大の1学年。
秋季定期訓練で地図判読の際に東堂、谷、土方と同じ分隊の分隊長を務めた。怪我で動けなくなった東堂にやり遂げる意志があるなら全員でゴールしたいと土方の東堂を切り捨てる提案を蹴り進行ルートの計画を変更してまで分隊長として意志を通すなど、仲間思いな一面も伺える。
宇野 (うの)
防大の1学年の女子生徒。第1大隊第1中隊第2小隊112小隊所属。中期では乙女と同室で彼女と仲が良いのかよく行動を共にしている描写がある。パイロットを目指しているらしく、航空要員志望であることが窺える。
早乙女 一馬(さおとめ かずま)
防大の1学年で第1大隊第1中隊第1小隊111小隊所属。航空要員希望であったが、陸上要員に配属されたため、落胆のあまり泣いていたところを、松平・松原・シンチャイらに励まされていた。

2学年[編集]

松平 容介(まつひら ようすけ)
防大の2学年。第1大隊第1中隊111小隊所属。前期の部屋は106号室であった。陸上要員。
近藤の対番(新入生の世話係)を務める。坊主頭に太いもみあげが特徴。気さくかつ気前の良い性格で、生真面目な近藤の人柄を見込んで、良き相談相手となる。その一方で近藤を女子部屋の覗きに誘う[注 14]など、お調子者の一面もある。FPSが好き。
校友会は可愛い女子が多いという理由でバドミントン部に所属し、2学年以降は自動車同好会(自動車部)にも掛け持ちで所属しているが、應援團には苦い思い出があるらしく、相談に訪れた原田に思い直すように説く。
夏休み中にクラブで出会った彼女がいたが、秋季定期訓練直前に振られている。また、覗きなど前述の問題行動が理由でアカシア会のメンバーには入れなかった。
馬越(まごし)
防大の2学年。第1大隊第1中隊第3小隊113小隊所属。
近藤の一学年上の先輩。所属している校友会が儀仗隊で、夏休みの合宿時は宿舎で近藤と共に行動することが多かった。前期は1年の谷、土方ともルームメイトだったことが描かれている。また、坂木を恐れている描写もある。中期に沖田を指導のため呼び出した際には小付として沖田と共に来た近藤の憔悴しきった顔を見て指導しながら近藤の心身を案じていた。
後期は沖田・土方と同部屋。
松原 竜二(まつはら りゅうじ)
防大の2学年。第1大隊第1中隊第3小隊113小隊所属。陸上要員(1学年の時は航空要員希望であった)。校友会は銃剣道部。大阪府出身。
中期は近藤と同じ117号室のルームメイト。前期定期試験において、ノートのコピーを渡す代わりに消耗品を得ようとする近藤を指導する厳格さがある一方、小付に任命され呼び出しが増えて自分のことが疎かになる近藤の精神状態に配慮して指導を切り上げる等優しい先輩でもある。関西出身でコントには拘りがあるとのこと。
シンチャイ
防大の2学年。第1大隊第1中隊第3小隊113小隊所属。陸上要員。
中期は近藤と同じ117号室のルームメイト。タイ王国からの留学生で気さくな性格。校友会はフィールドホッケー部だが、タイ文化研究会にも掛け持ちで所属している。
草間 一彗(くさま かずえ)
防大の2学年で第1大隊第1中隊第3小隊113小隊所属。後期は近藤と同じ119号室。校友会はボクシング部。
鈴木 美喜夫(すずき みきお)
防大の2学年で第1大隊第1中隊第3小隊113小隊所属。後期は近藤と同じ119号室。校友会はパラシュート部。

3学年[編集]

清川 一郎(きよかわ いちろう)
防大の3学年。第3大隊310号室所属。航空要員。
温厚かつ飄々とした性格で、上級生の310号室の部屋長である山岡から指導を受けていた近藤を偶然助ける。校友会は儀仗隊に所属しており、表情が硬く少しのことでは動じない近藤の人柄を見込んで儀仗隊入りを勧める。
4学年の引退後は勝田から儀仗隊隊長の任を引き継いだ。
芹澤 我們(せりざわ がもん)
防大の3学年。第1大隊第1中隊第3小隊113小隊所属。航空要員。校友会はレスリング部。茨城県出身。
中期は近藤と同じ117号室のルームメイト。強靭な肉体の持ち主でレスリングでは国体を狙えるほどの実力を持っている。その見た目に反して昔は友達がおらず、アニメを友達代わりに過ごしていたため、重度のアニヲタである。防大についてもポップカルチャー大国日本を自分の手で守るために志望したとのこと。
自習時間もアニソンを流しながら自習している他、部屋中の至る所にアニメグッズを隠しており、それらを傷付けたり壊したりすると、新海曰く「死ぬ」(殺される)らしいが、フィギュアを壊してしまった近藤と土方がコント大火で償罪の為に必死になっていた思いを受けたことや、自らもフィギュアを出しっ放しにしていたという事情もあり、許すことにした。感激すると技をかける癖がある。近藤のことを「近ちゃん」と呼ぶことがある。
後期では他の4学年と同様、厳格な性格となった。
新海 錦(しんかい にしき)
防大の3学年。第1大隊第1中隊第3小隊113小隊所属。航空要員。校友会はサッカー部。茨城県出身。
中期は近藤と同じ117号室のルームメイト。
芹澤の解説役でもあり、近藤と土方に芹澤のアニヲタっぷりを教えた。どこからともなく現れるので近藤からは「新海さんのほうが謎だ」と言われている。常に「ククク・・・」と笑う。
乾 大助(いぬい だいすけ)
防大の3学年。第1大隊141小隊所属。左目の近くにバツ字の傷があるのが特徴。
防大の風紀のために同志と共に「内恋撲滅委員会」を結成し、内恋撲滅喚起Tシャツを着用しながら活動していたが、千葉教官に「手段が非建設的で目的も曖昧」と指摘され、強制的に解散させられた。
実は女性好きで、後にアカシア会主催のクリスマスダンスパーティーに参加し、改めて女性と接する喜びを知った。しかし、後期のバレンタインではチョコを全然貰えなかったのか、乾単独ながら撲滅委員会の活動を再開していた。
松岡 万里(まつおか ばんり)
防大の3学年。第1大隊第1中隊第3小隊113小隊所属。中期では坂木・谷と同じ111号室のルームメイト。
校友会は儀仗隊に所属しており、担当はドラムパート。アカシア会にも掛け持ちで所属していて、クリスマスダンスパーティーの渉外係を務めている。
相楽 総一(さがら そういち)
防大の3学年で第1大隊第1中隊第3小隊113小隊所属。後期は近藤と同じ119号室。校友会はパラシュート部。
島田 改(しまだ かい)
防大の3学年で第1大隊第1中隊第3小隊113小隊所属。後期は近藤と同じ119号室。校友会は空手部。

4学年[編集]

坂木 龍也(さかき りゅうや)
防大の4学年で第1大隊第1中隊第3小隊113小隊所属。前期は近藤らが生活する115室、中期では111号室。後期は近藤と同室の119号室で、いずれも部屋長。航空要員。1学年前期の時は第4大隊431小隊所属で、部屋は431号室であった。
1月3日生まれ。A型。165cm / 55kg。高知県高知市出身。私立土佐筆山高校卒業。自衛官の父親を持つ。主要キャラクターで数少ない喫煙者である。喫煙するようになったのは20歳になってからで、千葉の影響であることが窺える。他人(主に近藤)に対する二人称は「オマエ」と「テメェ」の両方を使う。
威圧的で厳格な性格であり、下級生からは「鬼の坂木」と呼ばれ恐れられている一方、同時に近藤にとっては最大の目標にもなっている。また、下級生の女学からの人気も高い。
入校式を終えた1学年の下級生たちに厳しい指導を課すが、その理由は「理不尽な状況に耐えるための理不尽」「緊急事態に対応する際の反応速度を高めるため」としている。1学年の岡上乙女とは実の兄妹だが、そのことは兄妹故に贔屓していると思われるのを防ぐため1年の時に開校記念祭で乙女が防大を訪れたのがきっかけで知らされた4学年以外には秘密にしており、ひょんなことから秘密を知った近藤に色々と目をかけている[注 15]
若干シスコン気味の一面もあり、乙女からメッセージの返信が来なかった[注 16]際はイライラしたり、近藤が乙女と2人きりで行動していたのを知った際[注 17]は近藤に激怒したり、コント大会で乙女の漫才に対して唯一満点をつけたりしている。このためか同期である4学年からは女学も含めてよくシスコンと揶揄されている。しかし普段は極めて厳格な態度を崩さず例え妹と言えど指導は手を抜いていない。
内恋については規律が乱れて周りに影響を与えるという理由で否定的だが、内恋撲滅委員会の行動については目障りだと思っている。
特技は剣道で、校友会も剣道部に所属している。引退後も度々稽古に参加している。
中期は113小隊の小隊学生長に任命され、その際に近藤を同小隊の1学年の小隊学生長付に推薦している。土方と近藤を同室にするように手を回していた[注 18]
父親が自衛官である影響から、入校時点で防大の生活の実態を知っている様であったが、「別に遊びに来たわけじゃない」と受け入れている。先輩の千葉に対しては、尊敬と同時に反感の意思を持っている。
後期で近藤と食事に行った際に、タバコを吸うために使っていたライターを近藤に譲り、「オマエに教えられることは全部教えた」と近藤の成長を認めた。しかし要員選定発表当日の午前中に事故に遭って重傷を負ってしまい、横須賀中央病院に搬送された[注 19]
西脇 鷹史(にしわき たかし)
防大の4学年で第1大隊第1中隊第3小隊113小隊所属。前期は近藤らが生活する115室のサブ部屋長。海上要員。
12月7日生まれ。A型。191cm / 90kg。鹿児島県鹿児島市出身。県立鶴九高校卒業。
坊主頭に太眉の大柄な男。近藤らが着校した当時はにこやかな態度で接していたが、入校式の終了後は坂木と同様に規律に厳しく恐れられる存在となる。口癖は「ばっかもーん」。
一方で、(食いしばきとしての指導の面もあったが)同部屋の1年生達に気前良く高級中華料理を振る舞う、失敗続きと脱柵未遂で落ち込んでいた原田をプロ野球観戦に連れ出す、近藤に無償の心や乙女心を説く、前期の部屋会のために前年から交遊費を貯めておくなど、基本的には後輩思いの優しい性格である。
就寝時のいびきがうるさく、下級生からはゴリラと呼ばれている。校友会はラグビー部に所属しており、近藤達をラグビー部へあみだくじで強制的に入部させようとしたこともある。また、女装して「西脇子(にしわきこ)」と名乗りアカシア会主催のクリスマスダンスパーティーの参加を控えた近藤達にダンスの練習相手をしたこともある。
1学年の時は第3大隊311小隊所属で、この頃から上級生にゴリラとあだ名がつけられていた。
大久保 俊通(おおくぼ としみち)
防大の4学年。第1大隊第1中隊112小隊所属。航空要員。近藤の着校当時は大隊週番を務めていた。中期は第1大隊の11中隊学生長を務めている。
糸目で左目の下にほくろがあり、常に微笑みを絶やさない。校友会は少林寺拳法部に所属する。
近藤に対しては、松平と女子部屋を覗きに行った罰を受けに来た時から一目置いているが、容儀点検時にやたらと近藤の身体を触る等変質な部分も見られる。
夏季定期訓練中のため学生舎内の上級生の数が激減した際(ホテル小原台)、羽目を外しきれない近藤らに全力で羽目を外すように教え諭し、容儀点検の際には上半身裸にサスペンダー、乳首シールという姿で現れ、彼らを唖然とさせる。
1学年の時は第1大隊143小隊所属で、この時点でも上級生から「腹筋崩壊者」(ふっきんクラッシャー)として恐れられていた。
また、連載版ではオネエ口調だったが、単行本では普通の丁寧な口調になっている。
武智 満平太(たけち まんぺいた)
防大の4学年。第1大隊所属。海上要員。
坊主頭、三白眼に鋭い眉毛が特徴。校友会は短艇委員会に所属しており、父親が海自の自衛官ということで海に興味がある沖田を言葉巧みに勧誘する。
初めての外出点検では中隊週番をしており、近藤に対して目の輝き不備という理不尽な指摘をした[注 20]
1学年の時は第1大隊112小隊所属であった。
岩崎 林太郎(いわさき りんたろう)
防大の4学年。第1大隊第1中隊第3小隊113小隊所属。海上要員。高知県出身。
中期は近藤と同じ117号室の部屋長を努める。校友会は銃剣道部所属。書道が趣味で、書道同好会にも掛け持ちで所属しているが、実力は下手の横好きレベル。子供の頃に第73航空隊(現在は統合により第213飛行隊)に助けられたことがあり、以降ヘリのパイロットを目指すため防大に入校した経緯がある。青春っぽいものを好み、よく変なポーズをとっている。その動きは他の者からは「無駄しかない動き」と評されている。小付となった近藤に、小付の実態を告げるなど近藤を気に掛けており、衝突し合っている近藤と土方のことも見守っている。実は棒倒しの第1大隊総長で勝利への意欲を人一倍秘めている。一学年の頃は体力補備で荒っぽいことも苦手だったが棒倒しで優勝して勝利の道を行進している大隊を見たことがきっかけだったと近藤に告げている。
大の海好きで、カッターの時は涼しい顔で漕いでいた。
内恋については坂木と違って肯定的で、周囲に気付かれないようにすれば構わないという考えだが、近藤が乙女と出かけていたことを知った時は他の117号室のメンバー同様、「ツメが甘い」と近藤に静かな怒りを見せていた[注 21]
望月 恭平(もちつき きょうへい)
防大の4学年。第1大隊第1中隊第3小隊113小隊所属。航空要員。高知県出身。
中期は近藤と同じ117号室のサブ長を務める。校友会はフェンシング部。双子の弟が第2大隊にいる。内恋については岩崎と同じ理由で肯定的である。
岡田 喜振(おかだ よしふる)
防大の4学年。第4大隊第1中隊第2小隊412小隊所属。高知県出身。
校友会は應援團リーダー部で團頭を努めている。坂木とは下宿でのルームメイトである。坂木と気が合うらしく、よく行動を共にしている描写が見られる。
坂木同様威圧的な性格で、近藤曰く「坂木小長と同じオーラを感じる」「あの2人が衝突したら大地を引き裂くような戦いが始まりそうで地球が危なそう」とのこと。1学年の時も、眼力で上級生を圧倒したと言われたほどであった。
防大には首席で合格しており、1学年の時は第4大隊431小隊所属で、入校式では新入生代表で挨拶をしていた。
高橋(たかはし)
防大の4学年。校友会は儀仗隊。航空要員。左目に泣きぼくろが2つあるのが特徴。
要員決めで迷っていた近藤に対して、海上要員はかなり稼げることや金を使わない等とアドバイスし、近藤を海上要員希望に決め掛けさせた[注 22]
勝田 安吉(かつた やすよし)
防大の4学年で、自衛隊音楽まつりまでは儀仗隊隊長を努めていた。岩崎のことを総長と呼ぶことから第1大隊に所属していると思われる。岩崎の説得を受けて近藤の棒倒しへの参加を許可した。
吉田 智洋(よしだ ともひろ)
防大の4学年。第2大隊所属。陸上要員。
防大へは棒倒しをするためだけに入校し、2年のカッターの後に棒倒しのために学生生活を費やしてきた。岩崎とは去年の棒倒しで負かして以降、因縁のライバルである。開校記念祭の棒倒しでは第2大隊の総長を務め、決勝で第1大隊に敗北した。
中浜 満矢(なかはま みつや)
防大の4学年。第4大隊所属。TSOに所属していて、開校記念祭の棒倒しでは第4大隊の総長も務めた。
細身で貧弱な外見とは裏腹に、棒倒しは特攻潰しとしての実力がある。その実力は特攻の何人かを担架送りにするほど。岡田も彼のことを強いと評している。棒倒しの1回戦で第1大隊と対戦し近藤を潰そうとしたが、武井が不本意ながらも近藤を解放したため形勢が逆転、敗北することになった。
1学年の時は第4大隊431小隊所属であった。
池田(いけだ)
防大の4学年の女学でアカシア会部長。
アカシア会主催のクリスマスダンスパーティーで近藤のダンスの才能を見込み、松岡に近藤をアカシア会に入部させるよう命じた。
ダムディン・ダムディンスレン
防大の4学年で第1大隊第1中隊第3小隊113小隊所属。モンゴル国からの留学生。後期は近藤と同じ119号室のサブ長を務める。校友会は相撲部。

元生徒[編集]

平山 吾郎(ひらやま ごろう)
防大の1学年で、第1大隊第1中隊第3小隊113小隊所属。前期は近藤と同じ115号室のルームメイト。
9月18日生まれ。A型。175cm / 77kg。兵庫県神戸市出身。県立姫路北八代高校卒業。校友会は相撲部
東堂同様、着校しなかった学生のための人数調整により、遅れて115号室に入った[注 11]
大柄な体格と温厚な性格をしており、同部屋の1学年では唯一の彼女持ち。中期では武井・土方と同様先輩達から呼び出しがないことが描写されている。
夏季休暇に帰郷して彼女や友人と過ごすうちに世間とのギャップに意欲が落ちてしまい退校を決意。中期の初めに退校。
その後、彼女と一緒に開校祭の棒倒しを観戦している。正月には近藤にメールで国立大学を受験すると報告している。
仙石 マサオ(せんごく まさお)[6]
近藤が防大に向かうバスで出会った男性。痩せ型で坊主頭をしている。
第1大隊に配属され、近藤や同級生に防大生を纏め上下関係を無くす同盟を結ぶ提案をするが、着校一日目で四学年の生徒を挑発したために尿失禁を起こすほどの激しい叱責を受けたため、入校式前に防大を退校した。

坂木の過去編にて登場[編集]

中岡 慎一(なかおか しんいち)
坂木が1学年の時に、坂木と同じ431号室のルームメイトだった1学年。高知県出身で追足前高校卒業。元陸上部。右目に泣きぼくろがあるのが特徴(入校直後は無かった)。
高知に住む前に住んでいた土地で自然災害の被害に遭った際に自衛隊の人々に助けてもらったのがきっかけで、かつて助けてもらった自衛官と共に救援活動に貢献するという夢を持つようになり、防大に入校したが、厳しくて理不尽な学生生活に耐え切れず、防大を退校した。坂木の「同期を孤立させるな、大切にしろ」という考え方はこの出来事に起因している。3年後に坂木と千葉との再会を果たしている。
川島(かわしま)
坂木の入校時に、坂木の対番を務めた2学年。431小隊所属。
森(もり)、庄司(しょうじ)、塚田(つかだ)
坂木が1学年の時に、坂木と同じ431号室のルームメイトだった上級生。

教官[編集]

千葉 周一(ちば しゅういち)
自衛隊音楽まつりの後に防大に配属された防大卒の小隊指導教官。二等海尉。190cmの長身である。坂木と同様喫煙者でもある。
坂木の1学年前期の時は第4大隊431小隊所属で、坂木が入っていた431号室の部屋長であった。校友会も坂木と同じく剣道部に所属していた。後輩の坂木とは腐れ縁の関係で、彼のことを「いごっそう」(高知弁で「頑固者」という意味)のあだ名で呼ぶことがある。
久坂教官とは教育方針で意見が合わず、言い争いばかりしている。彼の指導方針は論理的に合理的に考え、全員を確実に伸ばすやり方を取る。そのやり方は非常に厳しく坂木が1学年の時は鬼と呼ばれていたらしく、坂木の同期からも恐れられている[注 23]。また、結構な酒好きであり、休養日に坂木をいくつかの居酒屋へ連れ回していた。
高杉(たかすぎ)
中隊指導教官で、階級は三佐。近藤と乙女が休養日に水泳特訓を行った際、監督官として見守る。坂木が1学年の時も教官を務めていた。
久坂 誠(くさか まこと)
1等陸尉。顎の傷が特徴の教官。秋季定期訓練では近藤達の所属する3班の訓練教官を担当した。
夜間歩哨訓練中に喧嘩をした近藤と土方に対し目をつむる大らかさがある一方、風紀の乱れに対しては非常に厳しく、女子更衣室を覗きに来た武井達に対して、毎晩厳しいハイポートをやらせていた。それ以外でも校内の体力測定や棒倒しの練習でも登場するなど、千葉教官が配属されるまでは最も登場回数の多い教官でもあった。
吉田 稔郎(よしだ としろう)
近藤らが夏季定期訓練の水泳や、8キロ遠泳の際に指導を受けた教官。階級は陸曹長。通称「ダーヨシ」。
言葉や動作に荒々しさがある人物。面倒見はいいものの基本的にはスパルタ気味で、理屈よりも「慣れ」や「気合」を優先させている。水泳が不得意の近藤は初対面時から彼のテンポに合わず、一時は落伍しそうになるも、乙女との特訓により乗り切っている。
開校記念祭の後に坂木が「前に来てた」と言っていることから、その頃までに教官の任を外されたと思われる。

その他[編集]

松井 常代(まつい とこよ)
近藤の幼なじみで調布木多高校の同窓生。近藤の実家の真向かいにある酒屋の娘。通称「常ちゃん」。
近藤食堂の店番を手伝うなど、家族ぐるみで付き合っており、現役で大学[注 24]に進学した後も近藤のことを何かと気にかけている。このためか周囲からは近藤の彼女と思われているが、本人や近藤はそれを否定している。しかし彼女自身は近藤が原宿で他の女性をナンパ(指令外出)している現場に遭遇すると怒りを露わにしたり、近藤が夏休み実家に帰ってくる日を待ち望んでいる描写があったりとそれ以上の関係への進展を望んでいる描写もある。近藤も、開校記念祭で彼女が彼氏といると誤解した際は少なからず動揺していた[注 25]。中期以降も武井から近藤が小付になって忙しいことを伝えられた際にも近藤の心身を案じていた。開校記念祭では乙女と対面している。後に近藤からの誘いでアカシア会主催のクリスマスダンスパーティーに参加した。本心では近藤と踊りたかったものの近藤の多忙さに勘付いて黙っていた。ダンパ終了後に近藤に本心を告白し、頬にキスまで行っている。
自動二輪の免許を持っているらしいことが描写されている。
桂木 吾郎(かつらぎ ごろう)
近藤の幼なじみで、自衛隊員。通称「ごっちゃん」。
近藤は子供のころによく遊んでもらっており、当時は長身に細見の体型だったが、現在は筋骨隆々とした体型となっている。高校卒業後に自衛隊に入隊し、東日本大震災の救助・支援活動に従事した。進路に迷う近藤に防大入りを勧める。
前期終了後は、帰宅した近藤に能登半島沖不審船事件のケースを持ち出して自衛隊を続ける覚悟があるか問い詰めたが、近藤が防大に入って後悔していないことを知り、引き続き近藤を応援することになった。中期終了後の正月に再び近藤の家を訪れ、翌年にレンジャー試験に挑戦することを近藤と土方に告げている。
近藤 理絵(こんどう りえ)
勇美の妹。事あるごとに近藤に「カレーを送れ」と要求する。近藤の入校式で防大を訪れた際は、自分も防大を受けることを考えていたが、後に旅行代理店のツアーガイドを目指すため奨学金の手続きをして私立の大学を受験することになった。
沖田 美月(おきた みつき)
沖田の姉。ポニーテールの髪型が特徴で、バイク乗り。
都内の一等地に住むお嬢様だが、気さくで親しみやすい性格で、弟と同様食べることが好き。大学の国際社会学部の生徒であるため、タガログ語などの外国語が得意である。
頼りない弟のことを何かと気に掛けているが、彼からは煩わしく思われている。弟から近藤のことは聞かされているせいか彼には好意的で115号室メンバーが沖田家を訪れた際には近藤のみに率先してメールアドレスを交換を申し出(直後近藤をやっかんだ他のメンバーとも交換した)、「(弟のことを)これからもライバルとして、友達として親しくしてあげてほしい」と個人的に依頼をする。中期が始まった頃は武井に嗾けられた近藤に合コンを持ち掛けられ協力(この際、友人の安田、犬飼、加納の3人の友人を連れて来ている)。「愛してるゲーム」で近藤と対決してしまい「本気で落ちてしまいそう」になった。その後アカシア会主催のクリスマスダンスパーティーに近藤に誘われた時には「弟の友人と禁断の関係に…」と近藤目当てで参加した。父親が海将補で家族でダンスをやっているので元々得意で最初のダンスで近藤とペアを組み見事なダンスを披露している。なお武井や乙女、常代等から見ると顔立ちは弟そっくり(近藤のことを慕っている部分、近藤を「クン」付けするところも)らしい。
安田(やすだ)
美月が近藤に誘われた合コンの際に連れてきた友人の1人。ソフトボール経験者で体育会系らしい「ッス」等の言葉遣いが特徴。合コンには防大生の筋肉が凄いと聞いて参加したと言っている。合コンの最中に原田と意気投合しており、合コン後も原田とは頻繁に連絡を取っていたらしく開校記念祭にも美月達と一緒に訪れてきている。その後アカシア会主催のクリスマスダンスパーティーの数日前に原田から「一緒に踊って欲しい」と告白され想いを受け入れている。合コン時には武井に「脳筋でプロテインの話しかしてない」と評されていたが作中で原田から告白される時には口調も女性らしい雰囲気になっている。
犬飼(いぬかい)
美月が近藤に誘われた合コンの際に連れてきた友人の1人。黒髪ロングで口調も一見清楚な雰囲気の美人だが中身は武井曰く「玉の輿狙いの青田買いで世間体と見てくれを気にする一直線で階級章を確認するタイプ」で、近藤に目をつけ美月と一緒に近藤に迫っていた。開校記念祭終了後には恋の片道切符で近藤にメールを送っていたが近藤には忘れられていた。アカシア会主催のクリスマスダンスパーティーには恋の片道切符でメールしてきた女性全員に近藤がメールで参加を依頼したので参加している。
加納(かのう)
美月が近藤に誘われた合コンの際に連れてきた友人の1人。他の女性よりもかなり小柄で、顔つきも作中の他のキャラとは大幅に異なる(武井曰く「ガチ〇ピンみたいな顔」)。気配りが強くて優しく、「愛してるゲーム」で武井を落ちる寸前にまで追いつめ、告白までされたが、実際は彼氏持ちで、合コンは人数合わせとして参加していただけであった。
土方 為治(ひじかた ためはる)
土方の10歳上の兄。
高校時代は土方と同様アメフトをやっていた描写がある。医者を志して東京大学理科Ⅲ類を受験したが、中々合格出来ずにいた。しかし両親の大きな期待を背負っていたため後に引けず、合格出来ないまま9浪を迎えてしまう。これによって自分の今迄の努力に絶望して引き籠ってしまい、父親も彼に失望して酒に溺れ物に当たる様になった。
土方はこの崩壊した家庭を目の当たりにしていたため「無駄な努力は身を滅ぼす」と思うようになり、家族から逃げる様に防大に入校するきっかけにもなった。
その後、土方に過去のことを謝りに開校記念祭へ行くが、土方から部屋を追い出されたため、ルームメイトの近藤に伝言を託している。
佐々木(ささき)
武井が防大に入校する前に知人だった男性。顔立ちが良く女子たちにもモテていて、武井のクラスの主導権を握っていた。一方の武井は佐々木と比べて女子に相手にされなかっため、「佐々木はモテたかった諸悪の根源」と思い込み、以降女子にモテるイケメンは全て敵だと考えるようになった。
田代 ヒョウ子(たしろ ヒョウこ)
大塚御手洗女子大学1年の女子大生。巨体で怪力。
アカシア会主催のクリスマスダンスパーティーに参加し、最初に武井とペアになった。
シャルル
後期の二月下旬に開催された国際士官候補生会議(ICC)の招へい学生として、ブリュネと共に119号室に滞在した外国人の学生。おもてなしの心で接しようとした近藤を見下していたが、5日目に横須賀での食事でアナゴ定食を食べた際に「領海をあらゆる問題から守るためには海上警察との連携が必要」という近藤の話に興味を示した。最終日で和解し、近藤にお守りを与え、別れを告げた。

書誌情報[編集]

脚注[編集]

注釈[編集]

  1. ^ 当初他の登場人物と違い、陸海空どこに進むかは決めていなかったが秋期定期訓練終了後、希望を出すことになった際に心の中での目標となっていた坂木の存在を理由に航空要員を第1希望に志望している。
  2. ^ 近藤が小隊学生長付になったのは中期のみであるため。
  3. ^ そう呼んでいるのは殆ど乙女で、土方も稀に使用したことがある。
  4. ^ 上級生にも「女性関係が派手」「頻繁に合コンも開催してる」と(誇張されてはいるが)噂が流れており女っ気の多さは知られている。
  5. ^ 原田の脱柵未遂は中指への報告前に近藤と坂木が探し出して、ヘルウィークは近藤が事前に調べた武井の本心を皆に公表するというえげつないプレゼンテーションにより武井を謝らせて、それぞれ解決に導いている。
  6. ^ 実際は何事にも全力で取り組む近藤の姿勢を買われたらしく、岩崎は本番で活躍するとは思ってもいなかった
  7. ^ その後、「感謝の代償」として坂木から激しく叱責された。
  8. ^ 沖田はこのモノマネでコント大会を優勝している。
  9. ^ 母校は甲子園の常連であったが、原田自身は準レギュラーであったため、甲子園には行けなかった。
  10. ^ 志望理由は本人はもっともらしい事を言っていたが、周囲は飲み会が多いのでその分女性と出会いやすいからではないかと推測している
  11. ^ a b 東堂と平山は、着校しなかった「平松修司郎」「池外蔵人」の代わりとして115号室に入った。
  12. ^ また、なぎなたは防大では持ち込み禁止であったため、入校初日に送り返されたことが、後期開始日に語られている。
  13. ^ 近藤はさすがに誤魔化そうとしたが、結局バレた。
  14. ^ この言動に関して、単行本1巻に収録された防大OB達による巻末対談では、対談者全員から「現実では絶対に考えられない」レベルの暴挙だと断じられている。
  15. ^ なお、他の4学年は近藤が坂木と乙女が兄妹であることを知っているという事実を知らない。
  16. ^ 実際は乙女が使っていたガラケーが経年劣化により故障したため。
  17. ^ 一度目はマンツーマンで水泳の特訓をしていた時、二度目は自衛隊音楽まつりの後に近藤と乙女が2人きりで外食に出かけた時である。特に二度目は近藤が乙女との外出に気を取られるあまり周囲への注意を怠ったため乙女との内恋疑惑が防大全体に広がる騒ぎとなったことも加わり、激しい怒りを露わにしていた。
  18. ^ 近藤は仲間を、土方は組織を重んじており、お互いに足りないものを補わせるためである。
  19. ^ 当初は坂木の不在から任官辞退するのではと噂されていたが、ダムディン・ダムディンスレンサブ長により実際の状況が伝えられた。
  20. ^ また、この指摘はたまに他の上級生も使っており、勤労感謝の日では沖田が坂木に対して使っていた。
  21. ^ これは近藤が乙女と出掛ける予定が出来た時点で動揺していたことに加え、近藤が周囲に防大生がいないかの警戒を怠ったことで安易に2人が出掛けたことが防大中に広まり内恋疑惑騒ぎに発展したことが理由である。
  22. ^ なお、アドバイスを受けた近藤は後に乙女からの「自分のことも大切に考えて欲しい」というアドバイスを受けて航空要員を第1志望にしている。
  23. ^ 普段、厳格な西脇・岡田が鬼という言葉を聞いた途端、あからさまに動揺し、坂木ですらも厄介と称する程。
  24. ^ 第8話冒頭において、青山学院大学である事をうかがわせる描写がある。
  25. ^ 実際は友達の彼氏でその友達は遅刻していたのでいなかった

出典[編集]

  1. ^ サンデーで新連載続々!第1弾は二階堂ヒカル、日本の国防志す若者の青春譚”. コミックナタリー (2016年4月27日). 2016年11月26日閲覧。
  2. ^ コミックス2巻188ページより。
  3. ^ 二階堂ヒカル Vol.37”. サンデー漫画家バックステージ. WEBサンデー (2016年4月27日). 2016年11月26日閲覧。
  4. ^ 二階堂ヒカル Vol.39”. サンデー漫画家バックステージ. WEBサンデー (2016年5月18日). 2016年11月26日閲覧。
  5. ^ 二階堂ヒカル Vol.38”. サンデー漫画家バックステージ. WEBサンデー (2016年5月11日). 2016年11月26日閲覧。
  6. ^ コミックス1巻97ページより

小学館コミック[編集]

  1. ^ 『あおざくら 防衛大学校物語 1』”. 2016年11月26日閲覧。
  2. ^ 『あおざくら 防衛大学校物語 2』”. 2016年12月16日閲覧。
  3. ^ 『あおざくら 防衛大学校物語 3』”. 2017年3月17日閲覧。
  4. ^ 『あおざくら 防衛大学校物語 4』”. 2017年6月16日閲覧。
  5. ^ 『あおざくら 防衛大学校物語 5』”. 2017年9月15日閲覧。
  6. ^ 『あおざくら 防衛大学校物語 6』”. 2017年12月18日閲覧。
  7. ^ 『あおざくら 防衛大学校物語 7』”. 2018年3月16日閲覧。
  8. ^ 『あおざくら 防衛大学校物語 8』”. 2018年6月18日閲覧。
  9. ^ 『あおざくら 防衛大学校物語 9』”. 2018年9月18日閲覧。
  10. ^ 『あおざくら 防衛大学校物語 10』”. 2018年12月18日閲覧。
  11. ^ 『あおざくら 防衛大学校物語 11』”. 2019年3月18日閲覧。
  12. ^ 『あおざくら 防衛大学校物語 12』”. 2019年6月18日閲覧。

外部リンク[編集]