アイアンマン

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アイアンマン
アイアンマンのコスプレ
出版の情報
出版者マーベル・コミック
初登場Tales of Suspense #39(1963年3月)
クリエイタースタン・リー
ラリー・リーバー
ドン・ヘック
ジャック・カービー
作中の情報
本名Anthony Edward "Tony" Stark
種族人間
所属チームスターク・インダストリーズ
アベンジャーズ
マイティ・アベンジャーズ
ニューアベンジャーズ
ウェスト・コースト・アベンジャーズ
イルミナティ
S.H.I.E.L.D.
フォース・ワークス
著名な別名Cobalt Man、Iron Knight
能力天才レベルの知能
パワードアーマーとのサイバパシックリンク
リアリティジェムの所持
白兵戦闘の技術
パワードアーマーによる能力(超人的怪力、飛行、エナジーブラスト)

『アイアンマン』: Iron Man)は、マーベル・コミックが刊行しているアメリカン・コミックアニメ映画作品も制作されており、2008年5月2日には実写映画『アイアンマン』が公開された。

登場人物[編集]

主人公[編集]

アンソニー・エドワード・スターク/アイアンマン

交友関係[編集]

ハッピー(Happy)
本名:ハロルド・(ハッピー)ホーガン(Harold "HAPPY" Hogan)
トニーの運転手でボディーガード。
ペッパー(Pepper)
本名:ヴァージニア・(ペッパー)ポッツ(Virginia "PEPPER" Potts)
トニーの秘書。後に交際する。エンドゲームでは、レスキューとして登場する。
エドウィン・ジャービス(Edwin Jarvis)
トニーの父の代から仕える執事。日常生活や仕事、戦闘のサポートも行う。
実写映画では精巧なAIフラックスネット「J.A.R.V.I.S.」として登場。
ウォーマシン(War Machine)
本名:ジェイムス・ルパート・(ジム・)ローズ(James Rupert "Jim" Rhodes)
トニーが戦えなくなった時にアイアンマンの代役を務めた。死を装っていたトニーに憤怒して袂を分かち、ウォーマシンを名乗るようになった。
実写映画版にも登場。二作目からはウォーマシンとして、三作目ではアイアン・パトリオットとして活躍する(俳優は第一作と二作目以降で代わっている)。
ダミー(DUMMY / DUM-E)
実写映画版に登場するロボットアーム。アームの左側面に「DUM-E」と書かれている。ダミー(不器用)という名前の通り鈍くさく失敗が多い。『1』ではトニーの命を救った。『3』でスターク邸が襲撃された際に海中に沈んでしまうが、引き上げられている。
ユー(YOU / U)
実写映画版に登場するロボットアーム。アームの左側面に「U」と書かれている。『1』ではトニーが飛行実験中のカメラ係、『2』ではトニーとペッパーが飲むシャンパンを運んだり、プリズム加速器制作のサポート、『3』ではマーク42の装着実験のカメラ係を行っていた。『2』ではトニーが飲むクロロフィルをまき散らかしてしまったり[1]、『3』では装着パーツが当たったことでカメラを落してしまい、慌てふためいていた。『3』でのスターク邸が襲撃された際の攻撃で大破してしまったが、残骸は引き上げられている。
バターフィンガー(Butterfingers)
実写映画版にのみ登場するロボットアーム。『1』でペッパーがトニーのリアクターを交換する際に登場している。
アベンジャーズ(Avengers)
ヒーローチーム。アイアンマンは中核メンバーであるビッグ3の一人として知られている。
イルミナティ(Illuminati)
クリー/スクラル戦争(星間列強種族による宇宙戦争)を切っ掛けに結成されたヒーローチームのリーダー6人による極秘のコミュニティ。トニーもアベンジャーズの代表として参加している。
エディー・マーチ
アイアンマンとして活動した。
ミカエル・オブライエン
短期間ながらアイアンマンとして活動した。

ヴィラン[編集]

マンダリン
犯罪組織の首領。フィン・ファン・フームの惑星から来た古代宇宙船から発見した10個の指輪の力(レーザー光線、インパクトビーム、火炎放射、冷凍光線、暗黒光線、電撃、突風、物質崩壊、物質変換、精神支配など)を使って戦うヴィラン。自称「ジンギス・カンの子孫」。
実写映画版では、マンダリンの特徴である10個の指輪を付けていることに由来する名前のゲリラ「テン・リングス(10個の指輪)」が登場する。『3』にテン・リングスのリーダーとして登場するが、実際はエクストリミスを利用している真の黒幕によって金で雇われ、テン・リングスのリーダーという架空の役割を演じさせられていた只の俳優だった。
テムジン
マンダリンの息子。
モーガン・スターク
トニー・スタークの従兄弟。トニーに憎しみを抱いており、トニーの財産を狙っている。
アイアンマン2020 / アーノ・スターク
近未来のパラレルワールドを舞台としたミニシリーズ「マシンマン2020」(1984年刊行)で、2020年の世界に蘇ったマシンマンの敵として初登場した未来世界の悪人。1994年に、未来から現代にやってきたアイアンマン2020が登場する1号読切の主役コミックが出版されたが、タイムマシンの効果切れで再び未来に戻り、それ以降長い間登場しなかった。しかし、現実の年代が実際に2020年になったことで、現代の世界のアーノ・スタークがアイアンマン本編の物語に大きくかかわる形で登場することになった。
グレゴール・シャパンカ / ジャックフロスト / 初代ブリザード
スターク・インダストリーズの科学者。初代ブリザードとなるが、未来から来たアイアンマン2020に殺される。
アイアンモンガー / アバディア・スティン
オバデヤ・スターン、オバディア・ステインと記述されることもある。スターク・インダストリーズの乗っ取りを企む事業家で、コミックでは既に故人。
ジャスティン・ハマー
ヴィランに兵器を与えている会社の社長。超音波を使ってアイアンマンのアーマーを誤作動させたこともある。
実写映画では二作目にて登場する。
クリムゾン・カウル
ジャスティン・ハマーの娘。
ドニー・ギル / 2代目ブリザード
ジャスティン・ハマーの元部下であり2代目ブリザードとなるが、改心してアイアンマンに協力するようになる。
アーサー・パークス / リビング・レーザー
手首につけた装置からレーザー光線を発射する。アイアンマンとの戦闘中に過負荷状態になったレーザー装置が爆発し、人間としての肉体が消滅した。しかし、意識を保ったまま光子でできた体を手に入れ、より強力なヴィランへと生まれ変わった。
マーク・スカーロッティ / ウィップラッシュ / ブラックラッシュ
特殊なムチの使い手。コミックでは既に故人。ウィップラッシュは実写映画第二作にて宿敵として登場する。
クリムゾン・ダイナモ
旧ソ連製のアーマーに身を包んで戦うヴィラン。初代はロシアの科学者アントン・バンコが製作し、それ以降、多くの人物がクリムゾン・ダイナモ・アーマーを装着することになる。政治的立場でアイアンマンと国家を超えて共闘することがあり、初代のアントン・バンコはアメリカに亡命後、アイアンマンを救って命を落とした。五代目デミトリ・バカーリン、六代目ヴァレンティン・シャタロフは後にヴィランからヒーローに、八代目ゲナディ・ガブリロフはヒーローとして活動している。
チタニウムマン / ボリス・ブルスキー
ソ連の高官からシベリアの強制労働キャンプに左遷され、自分の有能さを政府に認めさせようとしてクリムゾン・ダイナモの開発施設を流用して開発したアーマーを装着して戦うヴィラン。ボリス・ブルスキーの死後、グレムリンというミュータントがチタニウムマンに扮していたこともあり、さらに現在は正体不明のチタニウムマンが戦っている。クリムゾン・ダイナモとロシア版アベンジャーズ「ソビエト・スーパー・ソルジャーズ」や、ラヂオアクティブマンとクリムゾン・ダイナモで「タイタニック3」を結成し、アイアンマンを苦しませた。
マダム・マスク
ホイットニー・フロストとして育てられたが、犯罪界の大物カウント・ネフェリアの死後に娘であることが発覚し、本名のジュリエッタ・ネフェリアを名乗って犯罪組織マギアに加わる。スターク・インダストリーズ襲撃に失敗した際に顔に永久に残る傷を負い、コードネームの由来となった黄金のマスクを被るようになる。過去、トニー・スタークに恋心を寄せていたことがある。『アイアンマン ザ・アドベンチャーズ』ではステインの娘ホイットニー・ステインとして登場する。
スパイマスター
一流の産業スパイ。ジャスティン・ハマーに雇われてアイアンマンの技術を流出させた。
ドレッドノート
国際テロ組織ハイドラが開発したロボット。
ドクター・ドゥーム / ヴィクター・フォン・ドゥーム
本来は、『ファンタスティック・フォー』のメインヴィランであるが、天才科学者にしてアーマーを着ているといった似たような境遇のためか幾度か対戦しており、そういった経緯から『インフィニティ・ガントレット』では真っ先にいざこざを起こすなど二人の仲は最悪であるものの、ソーバスターアーマー開発の際には知恵を貸したこともある。
フィン・ファン・フーム
マクルゥIVという惑星からやってきた宇宙生命で、巨大なドラゴンのような姿。本名は地球では聞き取れない発音であり、上記の名前は俗称である。マンダリンが所持する指輪もマクルゥIVのものである。
ウルティモ
マンダリンが開発した巨大ロボット。ゲーム『アイアンマン2』でもJ.A. R.V.I.Sのバックアップコピーを元に作られたAIとして戦術発展順応ネットワーク付きピコテック自己修復型軍需品「PROTEAN」を使った約20万トンのボディ等を操り登場。
ラヂオアクティブマン / チェン・ルー
中国政府の要望によって、大量の放射能を浴びてヴィランとなった核物理学者。アメリカのヒーローを倒すことで中国の優位性を証明しようとする。ソ連のクリムゾン・ダイナモ、チタニウムマンと共に共産主義ヴィランチーム「タイタニック3」を結成した。現在は中国に戻ってヒーローチーム「人民防衛軍」の一員として活動している。
アダノム・ゲブレイサス
表の顔は国連事務局の幹部であるが、その正体はチェンの配下で中国政府の息がかかっている。チェンの細菌テロ作戦の手引きを行い、全米を揺るがす事件を起こした。

シビル・ウォー』や『ワールド・ウォー・ハルク』と言ったクロスオーバー作品では、アイアンマン自身がヴィラン的なポジションを演じることが多い。

漫画作品[編集]

Iron Man (vol.1) - 1968年~1996年。全332号。
Iron Man (vol.2) - 1996年~1997年。全13号。
Iron Man (vol.3) - 1998年~2004年。全89号。
Iron Man (vol. 4) - 2005年~2009年。全35号。
The Invincible Iron Man - 2008年~2012年。#1~#33、#500~#527。
Iron Man (vol.5) - 2013年~

アーマー[編集]

ディズニーパーク[編集]

香港ディズニーリゾートのみにあり、「トゥモローランド」内に初の『アイアンマン・エクスペリエンス』というライド型3Dアトラクションが存在する(日本の場合、『スター・ツアーズ:ザ・アドベンチャーズ・コンティニュー』と同類)。

ウォルト・ディズニー・カンパニーマーベル社を買収(子会社化)にし、2009年頃から、ディズニーパークにマーベル関連のアトラクションを導入する予定(案)だった。

そして2017年にアイアンマンのアトラクションが出来た。

また、グッズ販売もしている。[2]

マーベル・シネマティック・ユニバース[編集]

テレビアニメ[編集]

The Marvel Super Heroes[編集]

1966年にアメリカで日替わりでマーベルヒーローが登場する帯アニメ『The Marvel Super Heroes』内で放送。アイアンマンは水曜日担当だった。
日本では、1970年代に東京12チャンネル(テレビ東京)で『まんがスーパー大集合』の枠で放送されていた、こちらは他のアメコミヒーローも放送していた。

アイアンマン[編集]

アメリカで1994年から1996年にかけて放送、全26話。日本では1996年4月1日から9月30日にかけてNHKBS2の衛星アニメ劇場で放送された。2022年1月12日よりディズニープラスで全話配信開始。なお、吹き替え声優は一新されている。

内容はアニメオリジナルで、アイアンマンはアイアンフォースというオリジナルのヒーローチーム[3]を結成している。敵側もボスであるマンダリンとその補佐役となるコンピュータ人間モードック、マンダリンと結託した悪の実業家ジャスティン・ハマー、何人かのヴィランで構成されたチームダークブリンガーがレギュラーとして登場し、毎回正義と悪のチーム戦が繰り広げられた。またアメリカで同時期にテレビアニメが放映していたハルクがゲストキャラとして出演している。

本作のアーマーはモジュラーアーマーをメインとしているが、状況に応じてトニーの掛け声によってアーマーをチェンジする。アーマーの装着などの一部のバンクシーンでCGを使用しているが、当時のCG技術ゆえに他のシーンのセルアニメ部分と比べると明らかに質感が違い、浮いていた。

キャスト[編集]

日本語キャストは衛星アニメ劇場・ディズニープラスの順に表記。

トニー・スターク/アイアンマン
声 - 江原正士[4] / 川原慶久 英 - ロバート・ヘイズ
ジム・ローディス/ウォーマシン
声 - 玄田哲章[5] / 最上嗣生 英 - ジェームズ・エイブリー→ジム・カミングスドリアン・ヘアウッド(第2シーズンより)
ホーマー[6]
声 - 三木眞一郎[7] / 小田柿悠太 英 - トム・ケイン
クリントン・バートン/ホークアイ
声 - 中村大樹[8] / 中尾一貴 英 - ジョン・レイリー
センチュリー[9]
声 - 納谷六朗[10] / 多田啓太 英 - ジェームズ・ワーウィック→ジム・カミングス→トム・ケイン
ジュリア・カーペインター/スパイダーウーマン(衛星アニメ劇場ではスパイダー)
声 - 潘恵子[11] / 甲斐田裕子 英 - ケーシー・デフランコ→ジェニファー・ヘイル
ワンダ・フランク/スカーレットウィッチ(衛星アニメ劇場ではレディマジック)
声 - 高田由美[12] / 三重野帆貴 英 - キャサリン・モファット→ジェニファー・ダーリン
マンダリン
声 - 大塚明夫[13] / 祐仙勇 英 - エド・ギルバート→ロバート・イトウ
モードック
声 - 中村秀利[14] / 駒谷昌男 英 - ジム・カミングス
ジャスティン・ハマー
声 - 納谷六朗[15] / 仲野裕 英 - トニー・ステッドマン→エフリム・ズィムバリストJr.
ドレッドナイト
声 - 宗矢樹頼[16] / 田所陽向 英 - ニール・ディックソン
ヒプノシア(衛星アニメ劇場ではミステリア)
声 - 朝倉あゆみ / 佐野愛 英 - リンダ・ホルデヒー→ジェニファー・ダーリン
ブリザード
声 - 宇垣秀成[17] / 青山穣 英 - チャック・マッカン→ニール・ロス(代役)
ブラックラッシュ(衛星アニメ劇場ではブラックロッド)
声 - 坂口候一[18] / 露崎亘 英 - ジェームズ・エイブリー→ドリアン・ヘアウッド
ワールウインド(衛星アニメ劇場ではトルネード)
声 - 中村大樹 / 坂口候一 英 - ジェームズ・エイブリー→ドリアン・ヘアウッド
グレイ・ガーゴイル(衛星アニメ劇場ではガーゴイル)
声 - 梁田清之[19] / 不明 英 - ジム・カミングス
クリムゾン・ダイナモ
声 - 中村秀利[14] / 不明 英 - ?
ジャスティン・ハマー
声 - 納谷六朗[15] / 不明 英 - ?
ゴリアテ
声 - 坂口候一[18] / 不明 英 - ?
ウルティモ
声 - 坂口候一[18] / 不明 英 - ?
ィン・ファン・フーン
声 - 梁田清之[19] / 不明 英 - ?
サントゥリアン
声 - 梁田清之[19] / 不明 英 - ?
ウォルター・スターク
声 - 堀勝之祐[20] / 不明 英 - ?
ハッカー
声 - 中原茂[21] / 不明 英 - ?
チタニウムマン(衛星アニメ劇場ではチタニウマン)
声 - 若本規夫[22] / 不明 英 - ?
ゴースト
声 - 柴本浩行[23] / 不明 英 - ?
ダム・ダム・ドゥーガン
声 - 徳丸完[24] / 不明 英 - ?
ひげ面の連れの女
声 - 菊池洋子[25] / 不明 英 - ?
ハルク/ブルース・バナー(衛星アニメ劇場ではブルース・バーナー(ハルクはそのまま))
声 - 郷里大輔(ハルク)[26]内田直哉[27](バーナー) / 櫛田泰道 英 - ?

放映リスト[編集]

衛星アニメ劇場版の邦題に関する出典:[28]

シーズン1
話数 話数(BS) サブタイトル
(衛星アニメ劇場版)
サブタイトル
(ディズニープラス版)
原題 脚本 絵コンテ 演出 日本放送日
(BS2)
備考
1 1 海よりの死者 海底ゾンビ、覚醒 "And the Sea Shall Give Up Its Dead" ロン・フリードマン     1996年4月1日
2 2 疑惑の衛星 眠りからさめたウルティモ "Rejoice! I am Ultimo, Thy Deliverer" ロン・フリードマン
Ted Pederson(ストーリー原案)
Francis Moss (ストーリー原案)
1996年4月8日
3 6 悪魔の花嫁 盗まれたデータ "Data In, Chaos Out" ダグ・ブース
ロン・フリードマン(ストーリー原案)
スタン・リー(ストーリー原案)
1996年5月6日
4 3 沈黙の迷宮 強力なミュージックパワー "Silence My Companion, Death My Destination" Steve Hayes(ストーリー原案)
ロン・フリードマン
1996年4月15日
5 4 死神は鉄の翼 グリムリーパーを取り戻せ "The Grim Reaper Wears a Teflon Coat" ダグ・ブース
ロン・フリードマン(ストーリー原案)
スタン・リー(ストーリー原案)
1996年4月22日
6 5 巨神は再び 昨日の敵は今日の友 "Enemy Without, Enemy Within" ロン・フリードマン 1996年4月29日
7 8 魔王の生まれた日 マンダリンの日記 "Origin of the Mandarin" 1996年5月13日
8 7 裏切りのホークアイ ホークアイの裏切り "The Defection of Hawkeye" 1996年6月10日
9 9 敵の名はアイアンマン 前編 ダーク・ウォーター・フィーバー作戦 パート1 "Iron Man to the Second Power, Part 1" Yale Rudoff 1996年5月27日
10 10 敵の名はアイアンマン 後編 ダーク・ウォーター・フィーバー作戦 パート2 "Iron Man to the Second Power, Part 2" ロン・フリードマン& Yale Rudoff 1996年6月3日
11 11 戦士の目覚める時 前編 アイアンマンの誕生 パート1 "Origin of Iron Man, Part 1" ロン・フリードマン 1996年6月17日
12 12 戦士の目覚める時 後編 アイアンマンの誕生 パート2 "Origin of Iron Man, Part 2" 1996年6月24日
13 13 偽りのウェディング アイアンマンの結婚 "The Wedding of Iron Man" 1996年7月1日
シーズン2

衛星アニメ劇場版では、エピソードタイトルを流すシーンをカットしている。

話数 話数(BS) サブタイトル
(衛星アニメ劇場版)
サブタイトル
(ディズニープラス版)
原題 脚本 絵コンテ 演出 日本放送日
(BS2)
備考
14 14 アイアンマン死す! 内なるドラゴン "The Beast Within" Greg Johnson   Richard Trueblood 1996年7月8日
15 15 炎の復讐者 炎と雨 "Fire and Rain" レン・ヴァイン   ボブ・アークライト 1996年7月15日
16 16 星を撃つな! 鉄の独房 "Cell of Iron" Jan Strnad   ダン・トンプソン 1996年7月22日
17 17 偽造された再会 父の帰還 "Not Far From the Tree" Francis Moss   ボブ・アークライト 1996年7月29日
18 18 顔のない女神 マスクに隠された心 "Beauty Knows No Pain" Brooks Wachtel   ダン・トンプソン 1996年8月5日
19 19 危険な侵入者 アイアンマン 体内に入る "Iron Man, On the Inside" Steve Cuden 1996年8月12日
20 20 消された惑星 滅ぼされた惑星 "Distant Boundaries" グレッグ・ジョンソン   ボブ・アークライト 1996年8月26日
21 21 史上最大のアーマーウォーズ 前編 アイアンマン散る パート1 "The Armor Wars, Part 1" Len Uhley   ダン・トンプソン 1996年9月2日 [29]
22 22 史上最大のアーマーウォーズ 後編 アイアンマン散る パート2 "The Armor Wars, Part 2"   ボブ・アークライト 1996年9月9日
23 - ? 指輪のパワー "Empowered" グレッグ・ジョンソン   未放送
24 23 アイアンマン 対 超人ハルク ハルクバスター "Hulk Buster" Francis Moss, Ted Pederson, &グレッグ・ジョンソン   ボブ・アークライト &ダン・トンプソン 1996年9月16日
25 24 機械の静止する日 前編 マンダリンの支配下で パート1 "Hands of the Mandarin, Part 1" ダグラス・ブース ボブ・アークライト 1996年9月23日
26 25 機械の静止する日 後編 マンダリンの支配下で パート2 "Hands of the Mandarin, Part 2" ボブ・アークライト &ダン・トンプソン 1996年9月30日
NHK BS2版の放送休止は以下の通り。
  • 1996年5月20日 - 第54期 将棋名人戦を放送するため休止。
  • 1996年8月19日 - 第78回全国高校野球選手権大会を放送するため、本作のみ休止。

これらを理由に第23話「Empowered」が存在しない(NHKクロニクルを参照)。

スタッフ[編集]

日本語版スタッフ[編集]

衛星アニメ劇場版
ディズニープラス版
  • 演出:小佐々有希
  • 翻訳:津司大三
  • 調整:高見元太
  • 録音制作:HALF H.P.STUDIO

主題歌(衛星アニメ劇場)[編集]

  • 永遠が愛に変わるとき
作詞:大賀玉之輔 作曲:堀江顕 歌:プリティキャスト

アイアンマン ザ・アドベンチャーズ[編集]

2009年よりアメリカで放送中のフルCGアニメーション。日本では2009年11月にディズニーXDで放送開始。

本作に登場するトニー・スタークは16歳のティーンエイジャーにアレンジされている。

アイアンマン(マッドハウス版)[編集]

テレビシリーズ[編集]

「マーベルアニメ(Marvel Anime)」プロジェクトとして制作された4作の第1弾として2010年10月1日から同年12月17日までアニマックスにて放送。

アイアンマン: ライズ・オブ・テクノヴォア[編集]

2012年10月、ニューヨークコミコンにて、マッドハウス制作による新作長編アニメ『Iron Man: Rise of Technovore』(原題)が2013年春にセルソフト形式で発売することが発表。2013年4月24日にソニー・ピクチャーズ エンタテインメントよりリリースされた。[30][31]

スタッフ
  • 監督 - 浜崎博嗣
  • ストーリー - ブランドン・オーマン
  • 脚本 - 梶研吾
  • キャラクターデザイン・総作画監督 - 筱雅律
  • 絵コンテ - 浜崎博嗣、川村賢一、夏目真悟、寺岡巌、川尻善昭
  • 演出 - 川村賢一、夏目真悟
  • クリーチャーデザイン - 韮沢靖
  • メカニックデザイン - 石垣純哉
  • 美術デザイン - 末武康光
  • デザインワークス - 箕輪豊、戸倉紀元、新妻大輔、今村大樹、高橋瑞香、牟田口裕基
  • コンセプトデザイン - 尾崎隆晴
  • メカニック作画監督 - 牟田口裕基
  • 銃器作画監督 - 新妻大輔
  • 美術監督 - 池田繁美
  • 色彩設計 - 橋本賢
  • 撮影監督 - 吉岡宏夫
  • 編集 - 木村佳史子、塚常真理子
  • 音楽 - 高橋哲也
  • 音響監督 - 三間雅文
  • アニメーション制作 - マッドハウス
  • 製作著作 - SH DTV Partners(ソニー・ピクチャーズ エンタテインメント、マッドハウス)
キャスト

ディスク・ウォーズ:アベンジャーズ[編集]

2014年4月から2015年3月までテレビ東京系列で放送した連続テレビアニメーション。本作では、ロキの陰謀によりディスクに閉じ込められてしまうが、バイオコードをインストールされた5人の子どもの一人であるアカツキ・アキラと共に戦う。アイアンマンの声は花輪英司、ジャービス(サポートAI)の声は加瀬康之

ゲーム[編集]

日本発売作品[編集]

ネイティブアプリ[編集]

  • アイアンマン3 公式ゲーム
スマートフォン用ゲームアプリ。基本無料のアイテム課金制の3Dアクションゲーム。ソーシャルゲームではない。

クロスオーバー作品[編集]

格闘ゲーム
また、『MARVEL VS. CAPCOM 2』及び『MARVEL VS. CAPCOM CLASH OF SUPER HEROES』には、ウォーマシンが登場。
後者はアイアンマンの版権使用許可が土壇場で取れなくなった事情により、既に許可が出ているウォーマシンの方を急遽参戦させた、という経緯がある。
LEGOシリーズ

ゲスト及びサポートキャラ扱い[編集]

  • キャプテンアメリカ アンド ジ アベンジャーズ
  • アベンジャーズ・イン・ギャラクティックストーム

脚注[編集]

  1. ^ その際、トニーに「今度こそスクラップにしてやる!」と怒られている。
  2. ^ “To Lift Hong Kong Park, Disney Deploys Iron Man” (英語). https://www.nytimes.com/2013/10/08/business/international/to-lift-hong-kong-park-disney-deploys-iron-man.html?_r=0 2018年11月11日閲覧。 
  3. ^ メンバー構成は1994年7月創刊のForce Worksがベース。
  4. ^ 『声優名鑑』成美堂出版、1999年、373頁。ISBN 4-415-00878-X 
  5. ^ 『声優名鑑』成美堂出版、1999年、438頁。ISBN 4-415-00878-X 
  6. ^ スタークの開発した人工知能。Heuristically Operative Matrix Emulation Rostrumの略。
  7. ^ 『声優名鑑』成美堂出版、1999年、639頁。ISBN 4-415-00878-X 
  8. ^ 『声優名鑑』成美堂出版、1999年、567頁。ISBN 4-415-00878-X 
  9. ^ コミックではアニメ放送開始とほぼ同時期となる1994年7月発売のForce Works創刊号で初登場したキャラクターである。en:List_of_Marvel_Comics_characters:_C#Century
  10. ^ 『声優名鑑』成美堂出版、1999年、573頁。ISBN 4-415-00878-X 
  11. ^ 『声優名鑑』成美堂出版、1999年、231頁。ISBN 4-415-00878-X 
  12. ^ 『声優名鑑』成美堂出版、1999年、159頁。ISBN 4-415-00878-X 
  13. ^ 『声優名鑑』成美堂出版、1999年、382頁。ISBN 4-415-00878-X 
  14. ^ a b 『声優名鑑』成美堂出版、1999年、569頁。ISBN 4-415-00878-X 
  15. ^ a b 『声優名鑑』成美堂出版、1999年、573頁。ISBN 4-415-00878-X 
  16. ^ 『声優名鑑』成美堂出版、1999年、502頁。ISBN 4-415-00878-X 
  17. ^ 『声優名鑑』成美堂出版、1999年、367頁。ISBN 4-415-00878-X 
  18. ^ a b c 『声優名鑑』成美堂出版、1999年、457頁。ISBN 4-415-00878-X 
  19. ^ a b c 『声優名鑑』成美堂出版、1999年、668頁。ISBN 4-415-00878-X 
  20. ^ 『声優名鑑』成美堂出版、1999年、622頁。ISBN 4-415-00878-X 
  21. ^ 『声優名鑑』成美堂出版、1999年、564頁。ISBN 4-415-00878-X 
  22. ^ 『声優名鑑』成美堂出版、1999年、689頁。ISBN 4-415-00878-X 
  23. ^ 『声優名鑑』成美堂出版、1999年、481頁。ISBN 4-415-00878-X 
  24. ^ 『声優名鑑』成美堂出版、1999年、544頁。ISBN 4-415-00878-X 
  25. ^ 『声優名鑑』成美堂出版、1999年、84頁。ISBN 4-415-00878-X 
  26. ^ 『声優名鑑』成美堂出版、1999年、442頁。ISBN 4-415-00878-X 
  27. ^ 『声優名鑑』成美堂出版、1999年、368頁。ISBN 4-415-00878-X 
  28. ^ メディア芸術データベースで、BSアニメ劇場 アイアンマンのサブタイトルが掲載されている。(2023年5月15日閲覧)
  29. ^ ディズニープラスでは1994年にアメリカのローカル局で放送されたマーベル・アクション・ユニバースの映像がそのまま配信されている。これはスタン・リーが本日お届けする作品のエピソードを紹介するものだった。衛星アニメ劇場版ではそのまま流れていたが(日本語版声優は不明)、ディズニープラスで配信されている日本語吹き替え版では音楽と効果音のみ挿入されている。
  30. ^ マッドハウス 再びマーベルコミックをアニメ化 新作アイアンマン製作発表 - アニメ!アニメ!
  31. ^ マッドハウスが再び挑んだ 新作「アイアンマン: ライズ・オブ・テクノヴォア」BD発売決定 | アニメ!アニメ!

関連項目[編集]

  • TALOS (パワードスーツ) - アメリカ軍が開発中のパワードスーツ。設計段階でアイアンマンを参考にしていると公式に発表されている。

外部リンク[編集]