ALWAYS Baseball
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『ALWAYS Baseball』(オールウエイズベースボール、ALWAYS Baseball)は、テレビ東京が制作・放送しているプロ野球中継のタイトルである(2019年から使用。厳密には、タイトルの後ろに西暦が付く)。テレビ東京率いるTXNネットワークや系列衛星放送のBSテレ東を通じて放送する場合もある。
本項では、過去にテレビ東京で放送されてきたプロ野球中継全般についても扱う。
概要
局名が東京12チャンネルだった1967年の全日放送を再開した頃より、東京オリオンズやサンケイアトムズのホームゲームを放送。サンケイ戦はフジテレビとの提携により、技術面は12chが自社で担当しつつ、解説者や実況アナウンサーはフジテレビから派遣を受ける形式で放送していた(これは球団の当時の運営母体の関係によるもの。当時の東京12chはどの系列にも属さない独立局だった[1]) 。その後もロッテ戦やヤクルト戦を主に放送していた。
1980年代は主として月曜、金曜、土曜日のゴールデンタイムに放送され、川崎球場のベンチサイドの広告看板にもその宣伝が掲げられた。前述のロッテ・ヤクルトに加え横浜大洋ホエールズや日本ハムファイターズ、そして福岡県から埼玉県に移転した西武ライオンズの試合を中心に中継していた。
開局からしばらくは系列局がなかった(1982年にテレビ大阪が、1983年にテレビ愛知が開局しメガTONネットワーク=現在のTXNが発足)ため、腸捻転時代にはNETテレビ(現:テレビ朝日)と12チャンネルとのクロスネットを結んでいた毎日放送からデーゲーム中継のネットを受けたり、独立UHF局の番組であるサンテレビ[2]の『サンテレビボックス席』や三重テレビの『三重テレビナイター』[3]などを改題した上で同時ネットして放送したり、阪神タイガース対読売ジャイアンツ戦を阪神甲子園球場から自社制作(ただし映像はサンテレビのものをそのままネットして、実況アナウンスだけを差し替え[4])して放送したりしたこともあった。また、当時は本拠地の球団がなく、様々な球団の試合が行われていた福岡市の平和台野球場からの中継をテレビ西日本(フジテレビ系列)の技術協力で自社制作したこともあった。まれに『サンデースポーツアワー』→『ザ・スポーツ』の枠(14:00-15:30)、あるいは日曜の別の単発枠(12:30-14:00、または16:00か16:30-18:00)でもロッテ主管試合を中心としたパ・リーグのデーゲームを送ったことがある。
また、公式戦以外にも2-3月のオープン戦をゴールデンタイムに『ハロー球春』(ハローきゅうしゅん)と題した録画中継として、ロッテ対巨人(鹿児島県立鴨池野球場開催。南日本放送と共同製作)を初め数試合を放送した。中には日曜ビッグスペシャルを利用し、サンテレビ協力による阪急ブレーブス主管の対巨人戦(1978年・岡山県野球場で開催[4])や巨人主管の水戸市民球場での試合が放送された事例もある。
1990年代に入ると日本ハムの試合も中継を再開したが、2000年代に入ってからは長らく自社制作の中継を全国ネット放送することはなかった(系列局の中継をネットしたケースはある)。ところが、2005年にセ・パ交流戦が導入されたことにより、テレビ東京にも人気カードである対巨人戦の放映権を取得するチャンスが増えたため、これらを中心に再び本格的なプロ野球中継に取り組むことになった。
しかし2008年限りで巨人主催試合の中継は終了。地上波テレビ東京での中継は2017年を最後に途絶えており、2018年以降は地上波テレビ東京では、ゴールデンタイムのレギュラー番組を優先する編成方針から、BSテレ東単独放送(系列局のローカル中継を同時ネットまたは球団公式映像を利用する独自制作のどちらか)がメインとなっている。2009年・2010年はテレビ東京地上波ではロッテとソフトバンク戦の2試合のみ。2011年は1試合のみに縮小[5]。2012年は2試合のみ中継し[6]、2013年も2試合中継した。タイトルも「(西暦) プロ野球」となっており「全力闘球」のタイトルを使用しなかった。2013年はBSジャパンで使用されている(一部されない場合あり)。
一部試合を除きハイビジョン制作だが、当初は機材不足の関係でスーパースローカメラに限り画面比4:3の標準画質となっていた。
日本シリーズについては、系列全体の放送対象地域が他の系列よりも狭いことなどから、例年放送量は少ない[7]。また、系列外ながらネット地域以外の放送局への同時ネットを行うこともある[8]。
クライマックスシリーズについては、2011年に地上波民放在京キー局として初の試みとなるマルチチャンネル編成による実況中継[9]が2試合予定されていた。これは20:54の時点で試合が続いている場合、071-073chで定時の番組を放送し、077chで野球中継の続きを行うというもので、11月5日の2011年のセ・リーグCSファイナルステージ第4戦の中日対巨人であった場合と、11月8日の2011年のパ・リーグCSファイナルステージ第6戦のソフトバンク対西武戦に限り行う方針だった。しかし、前者は中日対ヤクルトに決定したため生中継自体行わず[10]、後者も第3戦でソフトバンクが4勝(実質3勝)で優勝を決定し、大会が終了となったため、それらは行われなかった。2013年10月21日(月曜日)には、テレビ東京の系列局がない宮城県のクリネックススタジアム宮城からCSファイナルステージの楽天対ロッテ戦を試合開始直後の18:30から生中継。楽天の監督、名誉監督を務めた野村克也をゲスト解説に迎えて、同球団では初めてとなる日本シリーズ進出決定の瞬間を伝えた。
BGM
年度 | 曲名 | アーティスト | 備考 |
---|---|---|---|
1983年頃まで | Purple Pageant March(紫のページェント行進曲) | 不明 | 東京12チャンネル時代から使用[11]。 |
1984年頃から1994年頃まで | Let's try "0012" | 三枝成彰作曲 | 同局スポーツ中継共通テーマ曲。 |
不明 | samurai mania | SURFACE | ハイライトのみ、『ゴーイング my 上へ』のカップリング。 |
全国中継のタイトルの変遷
年度 | タイトル | 備考 |
---|---|---|
1980年代まで | 〇曜ナイター | 〇の中に放送曜日が入る。東京12チャンネル時代の1980年までの間に使用していた。また、この頃には、川崎球場のベンチ上部に広告看板を掲示しており、当時の映像で確認できる[12]。 |
不明 | 戦国ナイター | 正確な使用時期は不明だが、東京12チャンネル最終年の1981年にはこのタイトルを使用していた。なお、東京12チャンネル発行の番組表では上記の〇曜ナイターの名残からか『〇曜戦国ナイター』と表記されていた。 |
1995年 | professional BASEBALL | |
不明 - 2004年 | TXNスペシャルナイター(ナイター) プロ野球中継(デーゲーム) |
末尾に西暦の数字を入れた時期もある。 |
2005年 - 2015年 | 全力闘球 | 公式サイトには表示されていないが番宣スポット等では『全力闘球 BASEBALL(西暦)』と表記されていた。 |
2016年 - 2018年 | ベースボールLive | 番組内でのタイトルは英文で『Baseball Live』と表記されていた。 |
2019年 - | ALWAYS Baseball |
放送時間
- 全国放送(2020年現在)
時間帯 | 放送局 | 放送時間 | 中継延長 | 備考 |
---|---|---|---|---|
ナイター | 地上波 (テレビ東京系列局) |
火曜 18:55 - 20:54[13][14] 土曜 18:30 - 20:54 |
原則として無し[15](日本シリーズを除く) | 21時台の「開運!なんでも鑑定団」は系列各局同時ネットながら、スポンサーがローカルセールスになっているため、局によっては「鑑定団」を休止し別日時に放送を延期する、野球と「鑑定団」を2画面編成、ないしはマルチチャンネル(メインで「鑑定団」、サブで野球)の形で継続して放送する場合とパターンが異なる。 |
BSテレ東 | 17:58 - 20:54 | 最大24:00まで[16][17][18] | BSデジタル放送へ移行後の2017年4月からは、火曜日のソフトバンクナイトゲームにマルチチャンネル編成を採用(プロ野球 日ハム×ソフトバンク 2017年4月、BSジャパン)。中継対象のカードが放送時間内(18:55 - 20:54)に終了しない場合は、最大で24:00まで、3つのチャンネルのうちサブチャンネル2(チャンネル番号172)にて中継を継続する[19]。 | |
デーゲーム | 地上波 (テレビ東京系列局) |
14:00 - 15:55[20] | 無し | |
BSテレ東 | 試合開始 - 2時間54分後 | 不定 |
制作局と担当球団
放送対象地域 | 制作局 | 担当球団 | 備考 |
---|---|---|---|
関東広域圏 | テレビ東京 (TX) |
読売ジャイアンツ(ビジターゲームのみ放送[21]) 千葉ロッテマリーンズ 東京ヤクルトスワローズ 埼玉西武ライオンズ |
千葉ロッテマリーンズ、東京ヤクルトスワローズ(現在はテレビ愛知、テレビ大阪への制作協力とBSテレビ東京向けの放送のみ[22])、埼玉西武ライオンズ(現在はTVQ九州放送、テレビ北海道への制作協力とBSテレ東向けの放送のみ[23])、広島東洋カープ(年1回程度中継車を派遣してホームゲームを自社制作していたが2007年限りで撤退。テレビ大阪・TVQ九州放送は継続)、東北楽天ゴールデンイーグルス(BSテレ東向けの放送が中心。現地には系列局がないため球団制作映像をベースに実況・解説・スコア表示などを差し替えて放送) |
北海道 | テレビ北海道 (TVh) |
北海道日本ハムファイターズ | |
愛知県 | テレビ愛知 (TVA) |
中日ドラゴンズ | |
大阪府 | テレビ大阪 (TVO) |
阪神タイガース オリックス・バファローズ |
オリックス・バファローズ戦は2010年代以降テレビ北海道・TVQ九州放送への制作協力のみだったが、2015年と2016年にはテレビ東京制作で地上波で各1試合[24]、BSジャパン単独で2015年は2試合[25]、2016年は1試合[26]をそれぞれ中継。 |
福岡県 | TVQ九州放送 (TVQ) |
福岡ソフトバンクホークス | 年に2、3回BSテレ東と同時ネットで放送される。 |
- その他のかつてのネット局・製作委託局(上記参照)[4]
系列局の中継
テレビ東京
日本ハム戦は東京本拠地時代に放送していた名残から、北海道移転後もテレビ東京またはBSテレビ東京で放送されることがある(現在は球団制作映像ベースによる系列局への制作協力が中心となるが、テレビ東京・BSテレビ東京の両方またはいずれかで放送される場合は、テレビ東京主導制作となることがある)。ロッテが暫定的に宮城県を本拠とした時代には宮城球場から放送した試合があり、楽天発足後は、年度により再び宮城球場から主催ゲームを中継することがあった。
DeNA(旧大洋)戦は、1970年代前半は対巨人戦、1980年代 - 1999年頃まではテレビ大阪(横浜 vs 阪神)、テレビ愛知(横浜 vs 中日)と同時ネットで年1試合程度主催試合をそれぞれ放送していた。2000年以降は裏送りまたは系列局が直接派遣した場合の制作・技術協力となったが、2002年に東京放送(当時TBSテレビを運営していた会社。2009年4月より持ち株会社化により東京放送ホールディングスに改組、2011年に球団をディー・エヌ・エーに売却、2020年にTBSホールディングスに社名変更)がオーナーになったことや、それに伴いTBSテレビとネットワークを組んでいる毎日放送、CBCテレビが優先的に放送できるようになったことから裏送り・制作協力自体も減ってきている。試合によってはテーク・ワンが制作協力に付くことがある。
テレビ東京系列局制作のローカル中継をBSテレビ東京でネットする場合、制作局にテレビ東京とBSテレビ東京もクレジットされる。
テレビ東京系列で唯一エリア内にプロ野球チームがない岡山県・香川県のテレビせとうちについては、テレビ大阪制作の阪神戦中継を過去には不定期でネットしていたが、近年では放送実績がない。主に阪神などの準フランチャイズである倉敷マスカットスタジアム(同県に所在)で開催される「広島 vs 阪神」がネットされていた(ただしテレビせとうちは直接中継制作に絡まない年度が多く、協力がある時のみ「協力 テレビせとうち」クレジット表示があった)。
出演者
解説者
- 駒田徳広(2002年 - 2004年、2006年 - 2008年、2020年 - 。tvk・TBSチャンネル解説者兼)※かつては専属だったが、2020年からはBSテレ東制作の3月4日のオープン戦、日本ハム対巨人戦から本数として復帰。
- 斉藤和巳(2015年 - 。TVQ九州・MXテレビ・スポーツライブ+解説者兼)
- 里崎智也(2017年 - 。フジテレビ・チバテレ・日テレNEWS24・ニッポン放送解説者兼)※主にTVQ九州放送・BSテレ東に出演。
- 稲田直人(2019年 - 。在札放送局・GAORA解説者兼)※BSテレ東制作の8月20日の西武対日本ハム戦で出演。
- 岡島秀樹(2019年 - 。NHK BS1MLB中継・日テレジータス・ラジオ日本解説者兼) ※BSテレ東制作の8月20日の西武対日本ハム戦で出演。
ゲスト解説者
- 佐野慈紀(フリー/本数契約)※MLB中継の解説者にも兼任として出演。
- 中畑清(フリー/本数契約)
- 森本稀哲(在札各局にて解説) ※主にBSテレ東に出演。
- 薮田安彦(2016年 - 。)
- 高橋尚成(フリー/本数契約)
※テレビ東京以外の系列局の解説者は、下記「テレビ東京系列局のローカル枠プロ野球中継」のリンク先記事を参照。
- 過去の解説者
- 青田昇(1987年 - 1997年。ラジオ日本解説者兼)
- 有本義明(東京12チャンネル時代、1970年代頃 - 1992年。)
- 阿波野秀幸(2007年 - 2011年。スカイ・A、J SPORTS、STVラジオ解説者兼)
- 宇野光雄(1971年 - 1976年。東京12チャンネル時代、千葉テレビ放送解説者兼)
- 江藤愼一(1977年 - 不明。)
- 大島信雄(東京12チャンネル時代、1960年 - 不明。東海ラジオ放送・毎日放送解説者兼)
- 緒方耕一(2012年 - 2017年。TBSラジオ・日テレジータス解説者兼)
- 岡崎郁(ニッポン放送解説者兼。2002年3月21日のオープン戦中継に出演[28])
- 金石昭人(1999年 - 2003年)
- 川崎憲次郎(テレビ愛知解説者兼。2005年 - 2009年)
- 倉持明(1984年 - 不明。千葉テレビ放送解説者兼。)
- 黒江透修(1986年 - 1989年。文化放送解説者兼)
- 小宮山悟(2010年 - 2011年[29])
- 佐藤道郎(東京12チャンネル時代、1981年 - 1983年)
- 定岡正二(2001年 - 2004年。TBSラジオ解説者兼)
- 角盈男(1996年・2002年。ニッポン放送解説者兼。)
- 高橋慶彦(1993年 - 1994年。テレビ大阪・ラジオ日本解説者兼)
- 高橋良昌(1984年 - 1985年[30])
- 武上四郎(1997年。)
- 田野倉利男(1991年 - 不明)
- 富田勝(1983年 - 不明)
- 豊田泰光(1987年 - 1992年。テレビ大阪・文化放送解説者兼)
- 沼澤康一郎(1976年 - 1989年)
- 野村克也(2011年 - 2020年。フリー/本数契約)
- 古沢憲司(1986年 - 1992年。テレビ大阪解説者兼)
- 松岡弘(1990年 - 1998年。ニッポン放送解説者兼)
- 簑田浩二(1996年 - 2001年)
- 水上善雄(2002年 - 2006年、2013年。STVラジオ・GAORA解説者兼)
- 村上公康(1978年)
- 村上隆行(ABC・スカイ・A解説者兼。2003年7月20日の日本ハム対西武戦中継に出演[31])
- 森徹(東京12チャンネル時代、1970年 - 不明。)
- 森繁和(2013年。テレビ朝日〔BS朝日向けの自社制作及び西武球団制作中継のみ〕・J SPORTS・文化放送・CBCラジオ解説者兼)
- 山崎裕之(1985年 - 1995年。文化放送解説者兼)
実況アナウンサー・リポーター
- 過去の実況アナウンサー・リポーター
- 赤平大
- 家森幸子(リポーター)
- 池谷亨(『全力闘球』改題前。主としてベンチリポーター)
- 梅津智史(『全力闘球』改題前。主としてベンチリポーター)
- 大橋未歩(リポーター)
- 岡野忠元(『全力闘球』改題前。主としてベンチリポーター)
- 金子勝彦(東京12チャンネル時代)
- 久保田光彦(『全力闘球』改題前)
- 斉藤一也
- 滝井礼乃(リポーター)
- 龍田梨恵(リポーター)
- 中川聡
- 藤吉次郎(東京12チャンネル時代 - 2000年頃)
- 前田真理子(リポーター)
- 増田和也
- 宮和夫(東京12チャンネル時代)
- 四家秀治(1990年 - 2005年)
- 森田京之介
他多数(スポーツライターのAKI猪瀬もオープン戦副音声中継で実況担当として出演した事がある[32])
ゲスト解説者
- 2005年
- 6月2日 - 日本ハムvs巨人戦 伊集院光(同系列『スポーツ魂』司会)
- 6月8日 - ロッテvs巨人戦 長嶋一茂(巨人特別代表補佐)
※大阪地区:テレビ大阪のみオリックスvs阪神戦に差し替え - 10月16日・10月17日 - パシフィック・リーグプレーオフ第2S ソフトバンクvsロッテ戦 野村克也(社会人野球・シダックス監督)
- 2006年
- 10月12日 - パシフィック・リーグプレーオフ第2S日本ハムvsソフトバンク戦・10月25日-日本シリーズ第4戦日本ハムvs中日 里崎智也(千葉ロッテマリーンズ捕手)
- 2007年
- 2013年
- 2015年
その他の特記事項
CS放送および有料BS放送での対応
テレビ東京はCS放送向けの専門チャンネルとして日経CNBCとAT-Xを運営しているが、番組編成により行っていない。各対戦カードごとの放送を担当する局は以下の通り(主催球団を基準とした)。2000年代前半までは、地上波放映権を持つ局の専門チャンネルで放送していた時代があったが[33]、近年は中日、阪神、広島以外の主催試合の放映権は全試合一括販売なので、地上波中継局がどこかは関係なくなっている。
- パ・リーグについては2005年の交流戦開始以降
- 巨人 - 日テレジータス
- ヤクルト - フジテレビONE(テレビ東京とのリレーナイターを行なっていたが、2006年以降は完全生中継。かつては映像はテレビ東京のものを使い、音声はフジテレビのもので差し替えていたが、現在は映像も含めフジテレビ制作。年度により巨人戦ではBSジャパンが独自制作の中継を実施)
- 阪神 - スカイAまたはGAORA(テレビ大阪の制作担当日でもネット受けは行わず、Tigers-ai制作中継の配給を受ける)
- 中日 - J SPORTS(ネット受けは行わず、自社制作で放送[34])・TBSチャンネル1(対巨人戦の一部のみ。CBCテレビが別制作し、BS-TBSと同時放送される)・フジテレビONE+TWO(対巨人戦の一部のみ)
- 日本ハム - GAORA(同上 2005-)
- 楽天 - J SPORTS(2012・2015-)(同上 2012年にBSジャパンでテレビ東京と共同による独自制作の中継を実施)
- 西武 - フジテレビTWO(2016-)
- ロッテ - 日テレNEWS24(2018-。オープン戦は日テレジータスでも一部試合を同時放送。交流戦の対巨人戦では日テレジータスが日本テレビのスタッフにより実況を別制作する場合あり)
- オリックス - J SPORTS(2005-2012・2015-)
- ソフトバンク - スポーツライブ+(スカパーJSAT、2020年 - )
- 過去
- 日本ハム -J SPORTS(地上波中継とは別の在道局制作、2005年の対巨人戦のみ)
- 楽天 - sky・A sports+(現:スカイA 2005-2011)、日テレプラス(2013・14)
- 西武 - J SPORTS(2005-2011)、テレ朝ch2(2012-2015)
- ロッテ・オリックス - FOXスポーツ&エンターテインメント、FOXムービープレミアム、FOXチャンネルの何れか(FOXスポーツジャパン 2013・14 まれにFOXチャンネルでソフトバンク主催試合を、フジテレビONEでロッテ主催試合を放送したこともある)
- ロッテ - J SPORTS(2011年まで)、TBSニュースバード(2015-2017)
- ソフトバンク - J SPORTS(2015-2011)、日テレプラス(2012)、FOXスポーツエンターテインメント、FOXムービープレミアムのいずれか(FOXスポーツジャパン 2013 - 2019)
テレビ東京系で日本シリーズの全国放送がある場合、CS放送および有料BS放送での放送はない。ただし、2010年の中日対ロッテの第1戦がテレビ愛知・テレビ大阪のみ放送されたときにJ SPORTSがテレビ愛知協力(映像のみ)で放送したことはある。
関連番組
2005年の4月から9月には、『週刊!全力闘球キング』(しゅうかん!ぜんりょくとうきゅうキング)『全力闘球!フルスイングな男達』(ぜんりょくとうきゅう!フルスイングなおとこたち)というミニ番組が、毎週月曜日の20:54と22:54にそれぞれ6分枠で放送していた。前者は、NPB12球団から先発・中継ぎ・抑え(以上、各投手)・野手の四部門からベスト5(ないしはベスト3)で選ぶ番組[35]。後者は、インタビューを交えながらチームの日常を取り上げていく番組だった。MCは、美慧が担当した[36]。
脚注
- ^ MY BOOK 7(岩佐徹)
- ^ テレビ大阪開局前まではネット関係が深かった。
- ^ 実際の制作は東海テレビが行い、12chでは東海テレビ単独制作扱いでクレジットされた。
- ^ a b c 『株式会社サンテレビジョン45年史』74 - 76ページ「阪神タイガース戦中継の歩み」参照。(74ページ・75ページ、76ページ)
- ^ 2011年は8月16日の中日対巨人(ナゴヤドーム)でテレビ東京制作でテレビ愛知との2局ネット。
- ^ 2012年は6月5日のソフトバンク対巨人(福岡Yahoo!JAPANドーム)、9月18日の中日対巨人(ナゴヤドーム)を放送(テレビ愛知は別制作。制作協力としてクレジットされた)。
- ^ ただし、2003年に系列外の地方局向けに番組販売形式による録画中継が提供されたことがある。系列の衛星放送局であるBSジャパンでは放送されることはなかった。なお、地上波においてテレビ東京系列が中継する場合は、NHKもBS1や海外向けのNHKワールド・プレミアムで自社制作で放送する(2006年まではBSハイビジョンも含む)。
- ^ たとえば日本シリーズ・福岡ソフトバンクVS東京ヤクルトでは、テレビ大阪(TVO)の放送対象地域外で系列外でもある、関西地区の独立局の一部びわ湖放送(BBC)・奈良テレビ(TVN)でも同時ネットで中継される。
- ^ プロ野球クライマックスシリーズ中継に伴う「臨時サービス」の実施について
- ^ テレビ愛知のみ放映。マルチ編成行わず
- ^ 高知放送ラジオのプロ野球ナイター中継番組『RKCゴールデンナイター』でも使用されていた時期がある。
- ^ 参考として、1980年のオールスターゲーム第2戦で野村克也と衣笠祥雄が写っている写真の背景に「金曜ナイター」の文字が見られる(2000年1月にベースボール・マガジン社が発行した『週刊ベースボール別冊 新年号 セ・パ誕生50年の歩み』に掲載)。
- ^ 2013年には2008年以来5年ぶりに月曜に全国ネットとして放送された。
- ^ 2011年までは基本的に19時00分 - 20時54分に放送されるが、2012年以降18時30分 - 20時54分に放送するのが基本になりつつある(特に2013年4月以降水曜日と木曜日と日曜日を除き18時30分からのフライングスタートを実施しているため)。過去に阪神対巨人戦や日本ハム対巨人戦が中継された時ではホーム側は(前者はテレビ大阪、後者はテレビ北海道)が18時30分から開始に対し、テレビ東京は19時から開始されていた。2012年6月5日のソフトバンク対巨人戦はTVQ九州放送もテレビ東京もBSジャパンと同じく18時30分に開始される(地上波同時ネット局のテレビせとうちとびわ湖放送でも18時30分開始だった)。
- ^ 以前は展開によって最大30分(21時24分まで)延長を行うこともあった(2007年度は日曜日のみ)。
- ^ 2006年6月19日放送分のみ、23時30分まで設定されていた。土曜日や日曜日は試合終了まで放送。
- ^ 以前は地上波で延長が行われたときは、BSでも『ワールドビジネスサテライト』以降の番組は30分遅れとなっていた。『ワールドビジネスサテライト』が始まるまでは、フィラーとして紀行番組などを数本放送していた(30分以上延長の場合。時差放送となった2010年10月以降も地上波で『ワールドビジネスサテライト』の放送が続いている場合はその放送が終了するまで紀行番組を数本放送して空白時間帯の穴埋めを調整している)。
- ^ 終了時刻については『ワールドビジネスサテライト』をテレビ東京と同時放送する関係によるものだったが、同番組は2010年10月より地上波から1時間遅れの時差ネットに移行した。2018年4月の『ワールドビジネスサテライト』同時ネット再開後は、後述の通り20:54以降はサブチャンネル2(チャンネル番号172)で放送。
- ^ それまでは火曜日に限り、最大で24:00までとして中継を延長していた。この場合、中継延長が確定した時点で「リモコンの赤ボタンを押してください。データ放送の視聴者は一旦Dボタンを押してデータ放送をオフにしてから、赤ボタンを押してください」(他3桁入力、チャンネル上下キー、番組表での操作も可能 終了後はメインチャンネルの次の番組の放送終了時まで電波運用上放送休止となり、メインchの番組案内を表示)とのアナウンスが行われる。
- ^ 2016年4月29日のオリックス対楽天戦は13時55分から16時まで放送された(ベースボールLive【オリックスVS東北楽天】 2016年4月、テレビ東京)。ただし『ジャパネットたかたテレビショッピング』を冒頭3分間放送した関係で13時58分から放送された。
- ^ 主催試合中継は2008年を最後に終了。
- ^ この場合、フジテレビ・フジ・メディア・テクノロジー制作映像をベースに独自映像を挿入し、中継車から直接BSテレ東・テレビ大阪・テレビ愛知へ発信するか、テレビ東京制作やテーク・ワンなど系列局関連企業が独自に中継車を派遣して映像製作するかのいずれかとなる。
- ^ この場合、テレテック制作の球団公式映像をベースに独自映像を挿入するため、前者の場合は中継車から直接TVQ九州放送へ発信し、後者の場合はテレビ東京が実況(年度によってはスコア表示も)を差し替える形式となる。
- ^ 2015年4月29日の対楽天戦(2016年も同日に同一カード)(オリックスバファローズ試合放映日程)テレビ大阪とBSジャパンでは放送がなかったが、両年とも1塁側ベンチリポーターをテレビ大阪アナウンサーが担当した。
- ^ 6月21日の対埼玉西武戦・9月27日の対北海道日本ハム戦
- ^ 6月1日の対巨人戦(セ・パ交流戦)
- ^ 1973年9月15日(土曜日)、朝日新聞(東京版)番組表より。南海対近鉄戦のデーゲームを放送した(解説:杉浦忠)。
- ^ 当時の中継スケジュール(テレビ東京公式HP内。インターネットアーカイブ2002年6月6日付保存キャッシュより)
- ^ [1]
- ^ プロ野球人名事典 2003(2003年、日外アソシエーツ)、324ページ
- ^ 当時の放送スケジュール(テレビ東京公式HP内。インターネットアーカイブ2003年10月2日付保存キャッシュより)
- ^ 2003年3月24日のオープン戦中継当時の放送スケジュール(インターネットアーカイブ2003年4月18日付保存キャッシュ)
- ^ 例:ヤクルト戦の放映権をJ SPORTSが持っていた時代に、巨人戦のみフジテレビ739でトップ&リレー中継していたなど。
- ^ テレビ愛知が制作を担当する場合はJ SPORTSとの共同制作となり、2006年以前は実況・スコア表示も配信していたが、現在は映像のみ配信する。また、対巨人戦はJ SPORTS制作の体裁でフジテレビONEで放送された。年度によってはBSジャパンがテレビ愛知制作中継をネット受けした例や、対阪神戦でのテレビ大阪制作の映像を使用してテレビ東京が実況を差し換えて放送した例もある。
- ^ 株式会社スポーツレイティングス、テレビ東京『週刊!全力闘球キング』へデータ提供 株式会社アドミラルシステム News2u_net(ニュースリリースポータルサイト『News2u.net』2005年4月1日配信)
- ^ 参考:美慧 所属事務所【GOD PHOENIX】
関連項目
- テレビ東京系列局が制作・放送しているローカル中継(放送局、放送される地元球団)
- TVhファイターズ中継(テレビ北海道、日本ハム)
- テレビ愛知 10チャンベースボール(テレビ愛知、中日)
- ナマ虎スタジアム(テレビ大阪、阪神)
- テレQスーパースタジアム(TVQ九州放送、福岡ソフトバンク)
外部リンク
- 2000年 - 2003年のテレビ東京プロ野球中継公式サイト(インターネットアーカイブの保存キャッシュ一覧)
- 2001年 - 2003年のテレビ東京プロ野球中継公式サイト(インターネットアーカイブの保存キャッシュ一覧)
- 2004年のテレビ東京プロ野球中継公式サイト(インターネットアーカイブの保存キャッシュ一覧)
- 2006年のテレビ東京プロ野球中継公式サイト
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