羽田空港国際線ビル駅

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
移動: 案内検索
羽田空港国際線ビル駅
羽田空港第1ビル駅側から眺めたホーム(2010年9月11日)
羽田空港第1ビル駅側から眺めたホーム
(2010年9月11日)
はねだくうこうこくさいせんビル
- Haneda Airport International Terminal -
天空橋 (1.4km)
(2.1km) 新整備場
所在地 東京都大田区羽田空港二丁目6-5
所属事業者 東京モノレール
所属路線 東京モノレール羽田空港線
キロ程 14.0km(モノレール浜松町起点)
駅構造 高架駅
ホーム 2面2線
乗降人員
-統計年度-
6,196人/日
-2013年-
開業年月日 2010年平成22年)10月21日
乗換 羽田空港国際線ターミナル駅
京急空港線

羽田空港国際線ビル駅(はねだくうこうこくさいせんビルえき)は、東京都大田区羽田空港二丁目にある、東京モノレール羽田空港線である。

英文名称はHaneda Airport International Terminal Stationである[1]

概要[編集]

駅開設までの経緯[編集]

東京国際空港2010年平成22年)10月21日D滑走路を供用開始した。これによって発着枠が増加し、国際線定期便の就航が可能になった。

これにより、国際線のキャパシティが現行の第2旅客ターミナルビル南側に設置されていた旧国際線ターミナルビルよりも増大するため、多摩川東京都道311号環状八号線に沿った区域に国際線旅客ターミナル・貨物ターミナル・駐車場などの新国際線区画が東京国際空港ターミナルによって建設され、その旅客ターミナルの開業に合わせて駅の開設がなされた。

仮称を「国際線ターミナルビル駅」としていたが[2]、同年2月10日に「羽田空港国際線ビル駅」(はねだくうこうこくさいせんビルえき)と発表された[3]

なお、2002年(平成14年)に羽田再拡張が国土交通省によって策定された当初は、2003年(平成15年)度までに滑走路を着工の上、2009年(平成21年)12月に国際線ターミナルの開業が見込まれていた。しかし、港湾上の構造問題から滑走路の設計変更などが生じて[要出典]2007年(平成19年)5月に着工したため、国際線新ターミナルの着工も順延し、2010年10月21日の開業とされた。

建設途中の同年3月27日に、電気工事をしていたターミナルビル1階部分から出火。作業員1人が負傷、駅舎など約500平方メートルが延焼する事故が発生している[4]

開業[編集]

開業予定は当初2009年12月であったが、ターミナルの着工が延期されたことから、2010年10月21日となり[5]、同日のターミナルの供用開始に合わせて開業した。

東京モノレールでは同年7月29日に、当駅に全列車を停車させるとしたダイヤ改正を発表した[6]。東京モノレールでは一日の乗降人員を約8,500人と予測している[7]

駅構造[編集]

相対式ホーム2面2線を有する高架駅である。改札口は2階コンコースと3階下りホーム前に設置され、ともに、到着ロビー、出発ロビーに直結する。両ホームは改札内で往来可能である。

当駅の設置にあたり、天空橋 - 新整備場間の高架軌道のうち、東京都道311号環状八号線上の一部(約900m)を撤去し、代わりに国際線ターミナルビル寄りにS字状に湾曲した高架軌道を新設した。これに伴い、2010年4月10日午後から全列車をモノレール浜松町 - 昭和島間の折り返し運転とし、同年4月11日にかけて切り替え工事を行った。

この措置により、中部国際空港駅仙台空港駅に次いでプラットホームと国際線出発ロビーが同じ階層となり、シームレスな往来が可能になった(下りプラットホームのみ)。

同駅に東日本旅客鉄道(JR東日本)のグループ企業であるびゅうトラベルサービスが運営する「JR東日本外国人旅行センター」が開設され、訪日外国人向けの特別企画乗車券ジャパンレールパス」の引き換えやJR券の販売、旅行相談などを受ける。また、駅開業時より「ジャパンレールパス」「JR EAST PASS」で東京モノレール線が利用可能とされた。

自動改札機はすべて幅広型のものが設置されている。到着ロビーと同一階に改札口があるため、カートを改札内コンコースまで持ち込むことができる。ただし、カートを持ち込んだままエスカレーターやエレベーターを利用することはできない。

のりば[編集]

1 東京モノレール羽田空港線 TRON 9-9145.gif国内線(第1ビル第2ビル)方面
2 東京モノレール羽田空港線 浜松町のりかえJR山手線東京・都心方面

駅構内設備

  • 可動ステップ(1番線のみ)
  • 到着ロビー階「JR EAST Travel Service Center」

利用状況[編集]

2013年度の1日平均乗降人員6,196人である[8]

開業以来の1日平均乗降・乗車人員推移は下表のとおりである。

年度別1日平均乗降・乗車人員推移[9]
年度 1日平均
乗降人員
1日平均
乗車人員
2010年(平成22年) 5,340
2011年(平成23年) 6,467 3,169
2012年(平成24年) 6,130

駅周辺[編集]

バス路線[編集]

京浜急行バス(グループ会社・共同運行会社を含む)と東京空港交通(共同運行会社を含む)が2010年10月21日から国際線ターミナルに乗り入れている[10]

年表[編集]

運賃に関する特記事項[編集]

当駅と「羽田空港第1ビル駅または羽田空港第2ビル駅」間の運賃は通常大人片道190円となっているが、羽田空港に於いて国内線⇔国際線間を相互に乗り継ぐという理由で乗車する場合に限り、その間の運賃が無料となる。乗車する際には、先ず国内線及び国際線ターミナルの案内カウンターに於いてパスポートと航空券を提示した上で利用を申し出て「乗継乗車票」を発行して貰い、それを駅の改札口にて提示しなければならない[11]

なお当駅からの所要時間は、羽田空港第1ビル駅まで4分、羽田空港第2ビル駅まで6分となっている[12]

隣の駅[編集]

東京モノレール
東京モノレール羽田空港線
空港快速
モノレール浜松町駅 - 羽田空港国際線ビル駅 - 羽田空港第1ビル駅
空港快速(一部の臨時列車)
天王洲アイル駅 - 羽田空港国際線ビル駅 - 羽田空港第1ビル駅
区間快速
流通センター駅 - 羽田空港国際線ビル駅 - 羽田空港第1ビル駅
普通
天空橋駅 - 羽田空港国際線ビル駅 - 新整備場駅

脚注[編集]

[ヘルプ]
  1. ^ ACCESS TO HANEDA AIRPORT - 東京モノレール
  2. ^ “2009年 羽田空港国際化に合わせ国際線ターミナルビル駅(仮称)を新設します” (プレスリリース), 東京モノレール, (2005年7月29日), オリジナルの2007-01-27時点によるアーカイブ。, http://web.archive.org/web/20070127112513/http://www.tokyo-monorail.co.jp/news/20050729_03.html 2010年3月11日閲覧。 
  3. ^ “東京モノレール新駅の駅名決定及び新駅開業に伴う線路切替について” (PDF) (プレスリリース), 東京モノレール, (2010年2月10日), http://www.tokyo-monorail.co.jp/news/pdf/press20100210_new_station.pdf 2010年3月11日閲覧。 
  4. ^ 羽田空港の新駅で火災、1人軽症 建設中の国際線ターミナル(産経ニュース 2010年3月27日)
  5. ^ “「羽田空港国際線ビル駅」開業日の決定について” (PDF) (プレスリリース), 東京モノレール, (2010年5月14日), http://www.tokyo-monorail.co.jp/news/pdf/press_20101021.pdf 2010年5月14日閲覧。 
  6. ^ 東京モノレール 「東京モノレールダイヤ改正」 (PDF)
  7. ^ モノレールvs.京急 羽田国際駅13分の攻防[リンク切れ]
  8. ^ 東京モノレール 会社概要(ページ下段) 1日あたり駅別乗降人員
  9. ^ 東京都統計年鑑
  10. ^ 羽田経済新聞「東京空港交通・京浜急行バス、羽田新国際線ビルに-深夜早朝便拡大は検討継続」
  11. ^ ターミナル間の移動について/ターミナル間無料連絡京急線・モノレール』《『羽田空港ターミナル BIG BIRD』(日本空港ビルデング運営サイト)》より
  12. ^ 国際線⇔国内線の乗り継ぎ案内(トランジット)』《東京モノレールWebサイト》より

関連項目[編集]


外部リンク[編集]