大橋ジャンクション

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

大橋ジャンクション(おおはしジャンクション、Ōhashi Junction)は、東京都目黒区に設置される首都高速道路3号渋谷線中央環状線を結ぶ建設中のジャンクションである。

中央環状新宿線 西新宿JCT~大橋JCTは2009年度、中央環状品川線 大橋JCT~大井JCT2013年度開通予定となっており、これに併せて大橋JCTは、2009年度より一部、2013年度より全面供用開始予定となっている。

目次

[編集] 構造

建設中のループ部分(2008年3月)。断面が見て取れる。ここはかつての東急玉川線大橋車庫、東急バス大橋営業所の跡地で、マンション・ビルがループ線構造物に近接する。
建設中の屋上から(2008年6月)。ループ内側を見下ろす。ここには換気口が建設される予定である。
建設中ループ部分内側(2008年6月)。ここに換気口が建設される予定である。
建設中ループ屋上(2008年6月)。この屋上部は隣接するマンションとブリッジで連結さた公園とすることが計画されている。
大橋シールドトンネル(2008年6月)。上部シールドトンネルにあたる。首都高速中央環状線山手トンネルにつながっている。
縦坑から大橋シールドトンネルを見る(2008年6月)。
ループ部内部(2008年6月)。まだ換気設備や道路舗装、標識などが一切取り付けられていない状態。
2008年6月時点の大橋シールドトンネルにおけるシールドマシンの後部。

山手通り(環6)の地下を走っている中央環状線からの連絡線がループ線を描いて一気に3号渋谷線の上までのぼり、そこで都心方面・郊外方面に分岐して3号渋谷線の本線に取り付く(なお渋谷線側は建設当時からジャンクションへの分合流を考慮した構造で作られている)。ループの部分には広大な土地が必要だが、その見返りとしてループに隣接したビルを建てるなど再開発を行う。建設敷地は約25,000m²。なお、再開発敷地は「O-path目黒大橋(オーパスめぐろおおはし)」の名がつけられている。[1](リンク先の構想図にジャンクションのループも確認できる)

[編集] ループ部分の構造

  • 地上約35m、地下約36m 高低差約71m
  • 一周約400m
  • 4層構造

ループ部分は国立競技場程の広大なもので、騒音対策のため4層ループのトンネル構造となっている。また排気ガス対策のため、ループの内側部分には換気所が設けられる。ループ内は急勾配・急カーブのため、ジャンクション内の制限速度を40km/hに設定することが検討されている。

ループ頂上部分は緑化し、公園とすることも併せて計画されている。

[編集] 連絡している路線

[編集] 用賀谷町方面

[編集] 西新宿大井方面

[編集]

首都高速3号渋谷線
(302,303)渋谷出入口 - (JCT)大橋JCT - (304)池尻出入口
首都高速中央環状線
五反田出入口 - (JCT)大橋JCT - 富ヶ谷出入口

[編集] 施工

2007年5月16日首都高速道路株式会社は、ジャンクション建設の施工者をハザマに決定した。総合合評価落札方式入札で決定したもので、落札価格は約116億円。今回は、一次審査で3者に絞り込み、二次審査で最終的に落札者を決定する2段階方式を採用した。

当初、6者から入札参加の申請があったが、一次審査途中であった2007年2月28日に、大林組奥村組鹿島建設清水建設前田建設工業の5社が名古屋市営地下鉄談合で刑事告発されたことを受け、同年3月13日にこの5社の指名を首都高側が停止した。そのため、大林組・奥村組JV、鹿島・前田建設工業・熊谷組JV、清水建設・佐藤工業JVの3者が参加資格を失った。

[編集] 関連項目

[編集] 外部リンク