納骨堂

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中原町(現佐賀県みやき町中原)の一画に設けられた町営による納骨堂

納骨堂(のうこつどう)は、遺骨を保管しておく建物である。納骨殿、霊堂などとも呼ばれる。日本では通常仏教寺院の敷地内に建てられている。

概要[編集]

内部は遺骨を入れた骨壺を保管しておくロッカー状の納骨壇が置かれ、上段に位牌を安置する祭壇(仏壇)がついているものもある。

仏教に限らず、神道道教キリスト教においても同様の施設が見られる。宗派によっては中央に本尊を安置する場合もある。

近年では屋内霊園と呼ばれる、マンション形式で多数の納骨壇を設置する施設も増えており、東京都には日本最大級となる9階建ての大型のものもある。海外でも、土地の少ない香港台湾には大型のものが建てられている。

利用方法は遺骨を墓を建てるまでの間、一時的に保管する場合と、墓地に埋葬せず永久的に保管しておく場合とがあり、祭壇つきの納骨壇をもつものは主に後者に用いられる。

基本的に納骨壇の保管区域が一杯になり格納が困難になった場合は、墓地に埋葬するか寺院等が別途用意した専用の区域に保管される[1]

納骨堂に遺骨を納骨した時点で遺骨の管理が喪主・遺族・関係者から寺院等の管理者(神主・住職・牧師や宣教師等)に移行され、遺族や関係者であっても無断での持ち出し行為は遺骨領得等により処罰の対象となる場合がある。

日本の公営納骨堂[編集]

寺院の内に設けられたものとは異なる、自治体により建立された納骨堂が存在する。設置される基準は自治体により様々であるが、一般的な特徴としては、歴史的に寺院を持たなかった貧しい集落に厚生事業として設置される例、いわゆる同和地区同和対策事業として設置される例などが多く見られる。多くは仏教形式であるが、自治体によっては、神道形式のものを用意している例もある。

海外の納骨堂[編集]

サンフランシスコの納骨堂(columbarium)

土葬をやめて火葬に代えた場合の遺骨の納め場所、参拝場所として建てられることが多い。キリスト教においてもcolumbariumと称して同様の機能をもつものが教会内や近くに設置される場合がある。


脚注[編集]

  1. ^ 寺院の場合は本堂の床下等に専用の区画が存在し、無縁仏や管理されずに残された遺骨が保管されており、納骨堂における遺骨の保管が許容要領を超えた場合に喪主・遺族・関係者の許可を受けて古い方から順に当該区域へ保管される

関連項目[編集]