大井競馬場前駅

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大井競馬場前駅
駅舎(2020年8月)
おおいけいばじょうまえ
Ōi Keibajō Mae
MO 02 天王洲アイル (3.1 km)
(1.6 km) 流通センター MO 04
地図
所在地 東京都品川区勝島二丁目2-35
北緯35度35分42.1秒 東経139度44分49.4秒 / 北緯35.595028度 東経139.747056度 / 35.595028; 139.747056 (大井競馬場前駅)座標: 北緯35度35分42.1秒 東経139度44分49.4秒 / 北緯35.595028度 東経139.747056度 / 35.595028; 139.747056 (大井競馬場前駅)
駅番号 MO03
所属事業者 東京モノレール
所属路線 東京モノレール羽田空港線
キロ程 7.1 km(モノレール浜松町起点)
駅構造 高架駅
ホーム 2面2線
乗降人員
-統計年度-
[東モノ 1]9,320人/日
-2022年-
開業年月日 1965年昭和40年)5月27日[1][2]
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リニューアル前の駅舎(2018年7月)
リニューアル前の駅舎(2018年7月)
改札口(2020年8月)
改札口(2020年8月)
リニューアル前の改札口(2018年7月)
リニューアル前の改札口(2018年7月)
ホーム(2015年2月)
ホーム(2015年2月)
駅外観。ホームは細い鉄骨を多用したトラス構造の柱によって支えられ、軌道の支柱とは独立している。(2010年11月)
駅外観。ホームは細い鉄骨を多用したトラス構造の柱によって支えられ、軌道の支柱とは独立している。(2010年11月)

大井競馬場前駅(おおいけいばじょうまええき)は、東京都品川区勝島二丁目にある東京モノレール羽田空港線である。駅番号MO 03

歴史[編集]

駅構造[編集]

相対式ホーム2面2線を有する[8]高架駅。早朝深夜のみ駅員無配置となる有人駅である[8]

駅舎とホームの間は階段のほかエスカレーターエレベーターで連絡している。また、駅舎には駅前の競馬場通りを跨ぐ歩道橋が接続している。

のりば[編集]

ホーム 路線 方向 行先[9]
東側 MO 東京モノレール羽田空港線 下り 羽田空港第2ターミナル方面
西側 上り モノレール浜松町方面

※ 案内上ののりば番号は設定されていない。

利用状況[編集]

2022年度の1日平均乗降人員は9,320人[東モノ 1]である。各年度の1日平均乗車人員は下表の通り。

年度 乗車人員 乗降人員 出典
1990年 5,660 [東京都統計 1]
1991年 6,137 [東京都統計 2]
1992年 6,290 [東京都統計 3]
1993年 6,258 [東京都統計 4]
1994年 6,342 [東京都統計 5]
1995年 6,057 [東京都統計 6]
1996年 6,011 [東京都統計 7]
1997年 5,860 [東京都統計 8]
1998年 5,762 [東京都統計 9]
1999年 5,391 [東京都統計 10]
2000年 5,036 [東京都統計 11]
2001年 5,178 [東京都統計 12]
2002年 5,132 [東京都統計 13]
2003年 4,776 [東京都統計 14]
2004年 4,759 [東京都統計 15]
2005年 4,504 [東京都統計 16]
2006年 4,575 [東京都統計 17]
2007年 4,596 [東京都統計 18]
2008年 4,493 [東京都統計 19]
2009年 4,468 [東京都統計 20]
2010年 4,364 [東京都統計 21]
2011年 4,210 [東京都統計 22]
2012年 4,268 [東京都統計 23]
2013年 4,214 [東京都統計 24]
2014年 4,353 [東モノ 2]8,840 [東京都統計 25]
2015年 [東モノ 3]9,183
2016年 [東モノ 4]10,034
2017年 [東モノ 5]10,975
2018年 [東モノ 6]11,075
2019年 [東モノ 7]11,361
2020年 [東モノ 8]7,400
2021年 [東モノ 9]8,088
2022年 [東モノ 1]9,320

駅周辺[編集]

大井競馬場ならびに大井オートレース場(1973年廃止)への来場者の便宜を図って設置された、東京モノレール初の中間駅であり、1965年5月にレース開催日のみ営業する仮設駅として設置され[1][2]、1967年6月より常設駅としての営業を開始した[2]。開業当初は駅周辺は埋め立てされておらず、海上面に駅舎が造られた[10]。競馬開催日には多くの観客がこの駅を利用する。競馬場へは北門からの入場となる。2009年にはこの北門から競馬場駐車場を挟んだ向かいにショッピングモール「ウィラ大井」が開業した。

東の京浜運河を渡れば八潮地区に近く、ここの住民や大井ふ頭中央海浜公園への利用も多い。さらに進むと大井埠頭に入るものの、同地区から鉄道駅へは流通センター駅を利用するか、都営バス品川駅へ出るほうが利便性が高い。自転車ロードレース『ツアー・オブ・ジャパン』など一部ではアクセス手段として大井競馬場前駅が記載されている。

バス路線[編集]

大井競馬場駅前」停留所

隣の駅[編集]

東京モノレール
MO 東京モノレール羽田空港線
空港快速
通過
区間快速・普通
天王洲アイル駅 (MO 02) - 大井競馬場前駅 (MO 03) - 流通センター駅 (MO 04)


脚注[編集]

  1. ^ a b c 50年史、p.10。
  2. ^ a b c d e f g h 編集部「東京モノレール50年のあゆみ」『鉄道ダイヤ情報』第43巻第5号、交通新聞社、2014年3月15日、10-17頁。 
  3. ^ a b c 50年史、pp.26-27。
  4. ^ 50年史、p.253。
  5. ^ 50年史、p.258。
  6. ^ 「大井競馬場前駅」の発車メロディが東京シティ競馬テーマソング「Twinkle Twinkle 2017」に変わります! (PDF) - 東京モノレール、2017年6月19日。
  7. ^ 大井競馬場前駅リニューアルオープン 地域の情報を発信し、より使いやすい駅に生まれ変わります』(PDF)(プレスリリース)東京モノレール、2020年7月29日。 オリジナルの2020年8月5日時点におけるアーカイブhttps://web.archive.org/web/20200803122138/http://www.tokyo-monorail.co.jp/news/pdf/press_20200729.pdf2020年8月3日閲覧 
  8. ^ a b 50年史、p.177。
  9. ^ 大井競馬場前駅 構内情報”. 東京モノレール. 2023年6月6日閲覧。
  10. ^ 東京モノレール50年 車窓から見た湾岸開発史”. 日本経済新聞 (2014年9月5日). 2014年9月11日閲覧。
  11. ^ 【ジャパンダートダービー(7/13)開催に伴う臨時列車運転のお知らせ】 東京モノレール公式Twitter

利用状況[編集]

東京モノレールの1日平均利用客数
  1. ^ a b c 東京モノレール:企業情報>会社概要”. 東京モノレール株式会社. 2023年4月23日閲覧。
  2. ^ 東京モノレール:企業情報>会社概要”. 東京モノレール株式会社. 2016年6月16日時点のオリジナルよりアーカイブ。2023年7月2日閲覧。
  3. ^ 東京モノレール:企業情報>会社概要”. 東京モノレール株式会社. 2017年5月3日時点のオリジナルよりアーカイブ。2023年7月2日閲覧。
  4. ^ 東京モノレール:企業情報>会社概要”. 東京モノレール株式会社. 2017年8月22日時点のオリジナルよりアーカイブ。2023年7月2日閲覧。
  5. ^ 東京モノレール:企業情報>会社概要”. 東京モノレール株式会社. 2018年12月10日時点のオリジナルよりアーカイブ。2023年7月2日閲覧。
  6. ^ 東京モノレール:企業情報>会社概要”. 東京モノレール株式会社. 2019年7月19日時点のオリジナルよりアーカイブ。2023年7月2日閲覧。
  7. ^ 東京モノレール:企業情報>会社概要”. 東京モノレール株式会社. 2021年2月5日時点のオリジナルよりアーカイブ。2021年7月23日閲覧。
  8. ^ 東京モノレール:企業情報>会社概要”. 東京モノレール株式会社. 2021年9月18日時点のオリジナルよりアーカイブ。2022年7月2日閲覧。
  9. ^ 東京モノレール株式会社. “東京モノレール:企業情報>会社概要”. 東京モノレール株式会社. 2022年12月19日時点のオリジナルよりアーカイブ。2023年7月2日閲覧。
東京モノレールの統計データ
東京都統計年鑑

参考文献[編集]

  • 東京モノレール株式会社社史編纂委員会『東京モノレール50年史』東京モノレール株式会社、2014年9月、9頁。 

関連項目[編集]

外部リンク[編集]