経済界 (出版社)
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経済界 (出版社) | |
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正式名称 | 株式会社経済界 |
英文名称 | KEIZAIKAI CO.,Ltd. |
前身 | フェイス出版 |
種類 | 株式会社 |
法人番号 | 5010401009147 |
設立日 | 1964年4月 |
代表者 | 代表取締役社長 佐藤有美 |
本社郵便番号 | 107-0052 |
本社所在地 | 東京都港区赤坂1丁目9番13号三会堂ビル |
資本金 | 9,500万円 |
主要子会社 | 株式会社経済界倶楽部(代表者 時田宗明) |
定期刊行物 | 経済界 (雑誌) |
出版以外の事業 | 「経済界大賞」主宰 |
関係する人物 | 佐藤正忠(社主・主幹) |
外部リンク | https://keizaikai.co.jp/ |
株式会社経済界(けいざいかい、英: KEIZAIKAI CO.,LTD.)は、1964年(昭和39年)4月に設立。雑誌『財界』などと並ぶ老舗の経営者向け雑誌『経済界』の出版元及び、歴史ある異業種交流会『経済界倶楽部』の運営企業である。
雑誌『経済界』は、週刊東洋経済などのビジネス雑誌とは一線を画し、経営者のインタビュー中心の記事構成を取る。
概要
[編集]リコー社長・市村清の私設秘書をしていた佐藤正忠(さとう せいちゅう、1928年 - 2013年8月17日[1])が1964年に前身のフェイス出版を設立。月2回発行の雑誌『経済界』の他、経営者の心構えなどを説く各種ビジネス書を出版。佐藤はのち、1979年ゴルフ中に脳卒中で倒れるが、その後一線に復帰し、主幹として活躍した。南青山に本社支局があった。2001年10月に佐藤は社長を退任し社主となった。後任の社長には佐藤の長女・有美が就任。
佐藤は、2005年に内閣官房副長官・安倍晋三をグッドウィル・グループ会長・折口雅博(役職はいずれも当時)に引き合わせ、コムスン社内報でのインタビューを実現させた事でも知られる(コムスン通信Vol.10)。
事業
[編集]- 雑誌『経済界』、及び書籍『経済界出版』の発行
- 異業種交流会「経済界倶楽部」の運営
雑誌
[編集]この節の加筆が望まれています。 |
主な出版物
[編集]この節の加筆が望まれています。 |
- 経済界新書(2011年 - )
- リュウブックス・アステ新書( - 2010年)
- 社長、それは幹部の仕事です―社長と幹部の役割分担マニュアル(部奈壮一、2006年、ISBN 978-4766710229)
- 過去に船井幸雄の著書が同社最大のヒットを放った。
- 社長、それは幹部の仕事です―社長と幹部の役割分担マニュアル(部奈壮一、2006年、ISBN 978-4766710229)
映画製作
[編集]経済界大賞
[編集]歴代受賞者
[編集]大企業の経営者はもちろんのこと、財界団体の歴代代表者が複数人受賞している。2021年度は内閣総理大臣を務めた人物が初めて受賞した。
回 | 年度 | 受賞者 |
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第1回 | 1976年度 | 永野重雄(日本商工会議所会頭) |
第2回 | 1977年度 | 高橋亀吉(経済評論家) |
第3回 | 1978年度 | 石田退三(トヨタ自動車工業相談役) |
第4回 | 1979年度 | 松下幸之助(松下電器産業相談役) |
第5回 | 1980年度 | 江戸英雄(三井不動産会長) |
第6回 | 1981年度 | 中内㓛(ダイエー社長) |
第7回 | 1982年度 | 小林宏治(日本電気会長) |
第8回 | 1983年度 | 本田宗一郎(本田技研工業最高顧問) |
第9回 | 1984年度 | 豊田英二(トヨタ自動車会長) |
第10回 | 1985年度 | 田淵節也(野村証券社長) |
第11回 | 1986年度 | 真藤恒(日本電信電話社長) |
第12回 | 1987年度 | 五島昇(東急グループ総帥) |
第13回 | 1988年度 | 米倉功(伊藤忠商事社長) |
第14回 | 1989年度 | 盛田昭夫(ソニー会長)/ 大賀典雄(ソニー社長) |
第15回 | 1990年度 | 久米豊(日産自動車社長) |
第16回 | 1991年度 | 鈴木永二(日本経営者団体連盟会長) |
第17回 | 1992年度 | 稲盛和夫(京セラ会長) |
第18回 | 1993年度 | 豊田章一郎(トヨタ自動車会長) |
第19回 | 1994年度 | 鈴木敏文(セブン - イレブン・ジャパン会長) |
第20回 | 1995年度 | 関本忠弘(NEC会長) |
第21回 | 1996年度 | 樋口廣太郎(アサヒビール会長) |
第22回 | 1997年度 | 牛尾治朗(ウシオ電機会長・経済同友会代表幹事) |
第23回 | 1998年度 | 大賀典雄(ソニー会長、2回目)、出井伸之(ソニー社長) |
第24回 | 1999年度 | 小林陽太郎(富士ゼロックス会長) |
第25回 | 2000年度 | 飯田亮(セコム最高顧問) |
第26回 | 2001年度 | 大星公二(NTTドコモ会長) |
第27回 | 2002年度 | 石原慎太郎(東京都知事) |
第28回 | 2003年度 | 宮内義彦(オリックス会長) |
第29回 | 2004年度 | カルロス・ゴーン(日産自動車社長) |
第30回 | 2005年度 | 中村邦夫(松下電器産業社長) |
第31回 | 2006年度 | 孫正義(ソフトバンク社長) |
第32回 | 2007年度 | 山口信夫(日本商工会議所会頭) |
第33回 | 2008年度 | 茂木友三郎(キッコーマン会長) |
第34回 | 2009年度 | 浅利慶太(劇団四季代表) |
第35回 | 2010年度 | 桜井正光(経済同友会代表幹事・リコー会長) |
第36回 | 2011年度 | 佐治信忠(サントリーホールディングス社長) |
第37回 | 2012年度 | 岩沙弘道(三井不動産会長) |
第38回 | 2013年度 | 稲盛和夫(日本航空名誉会長、2回目) |
第39回 | 2014年度 | 孫正義(ソフトバンク社長、2回目) |
第40回 | 2015年度 | 三木谷浩史(新経済連盟代表理事) |
第41回 | 2016年度 | 澤田秀雄(エイチ・アイ・エス代表取締役会長) |
第42回 | 2017年度 | 片野坂真哉(ANAホールディングス社長) |
第43回 | 2018年度 | 榊原 定征(日本経済団体連合会会長) |
第44回 | 2019年度 | 北尾 吉孝(SBIホールディングス社長) |
第45回 | 2020年度 | 新浪剛史(サントリーホールディングス社長) |
第46回 | 2021年度 | 安倍晋三(元内閣総理大臣) |
第47回 | 2022年度 | 魚谷雅彦(資生堂会長) |
第48回 | 2023年度 | 辻慎吾(森ビル社長) |
その他賞の歴代受賞者
[編集]この節の加筆が望まれています。 |
- フラワー賞
- 敢闘賞
- NTT移動通信網社長 大星公二
- いすゞ自動車社長 関和平
- 西日本旅客鉄道社長 井手正敬
- 資生堂会長 福原義春
- アサヒビール社長 瀬戸雄三
- 伊勢丹社長 小柴和正
- 日本マクドナルド 社長 藤田田
- メルシャン社長 鈴木忠雄
- スカイマークエアラインズ 会長 澤田秀雄
- 三井不動産会長 田中順一郎
- 全日本空輸会長 大橋洋治
- シャープ社長 町田勝彦
- いすゞ自動車社長 井田義則
- TDK会長 澤部肇
- 東レ社長 榊原定征
- ニトリ社長 似鳥昭雄
- 富士通会長 秋草直之
- リンナイ会長 内藤明人
- 日本シャッター・ドア協会会長 岩部金吾
- 商船三井社長 芦田昭充
- エルピーダメモリ社長 坂本幸雄
- 日本SGI社長 和泉法夫
- ファンケル名誉会長 池森賢二
- 小田急電鉄社長 大須賀賴彦
- 東映社長 岡田裕介
- オリエンタルランド社長 福島祥郎
- ジーシー社長 中尾眞
- アルフレッサ ホールディングス会長 渡邉新
- 王将フードサービス社長 大東隆行
- 日本M&Aセンター会長 分林保弘
- 青年経営者賞
- 中堅企業賞
- 異色企業賞
- 特別賞
- 建築家 安藤忠雄
- 横浜市長 高秀秀信
- 住宅金融債権管理機構 社長 中坊公平
- 日本理化学工業会長 大山泰弘
- 三菱ケミカルホールディングス会長 小林喜光
- アース製薬会長 大塚達也
- GMOインターネット会長兼社長 熊谷正寿
- サッカー日本代表監督 森保一
- 社会貢献賞
- ベンチャー経営者賞
経済界大賞の歴代司会者
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出身者 (OBOG)
[編集]この節の加筆が望まれています。 |
脚注
[編集]- ^ 雑誌「経済界」主幹の佐藤正忠さん死去朝日新聞2013年8月21日閲覧