ウォーキング

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健康のためのウォーキング(2009年イギリス)
背筋をのばしウォーキングをおこなう女性(2013年、高級保養地のコモ湖の湖畔にて)
ウォーキングの一種「ノルディックウォーキング

ウォーキング: walking)は、ウォーキングエクササイズ: walking exercise)とも言い、運動不足に陥りがちな現代人の健康づくりのための歩行運動である[1]。日常の意識しない歩きかたよりはいくらか速い程度の歩きかたであり、具体的な速度としては、日本人の平均歩行速度は男性が毎分70mで女性が65mなどと言われるがウォーキングの場合は毎分100mくらいの速度が適当とされ、この速度で最低10分以上歩き続ける[1]

概要[編集]

ウォーキングエクササイズはジョギングと比較して膝に負担がかからないところが評価されている[1]

ブリタニカによると血液循環を良くし、肥満防止、糖尿病予防の効果がある[1]。書籍「血管を強くする歩き方」の筆者は生活習慣病などの予防や対策のためになると表現し、手軽な運動としてウォーキングを推奨している[2]


やり方、留意点
  • 歩くペースは20分以上歩き続けても疲れないペースをつかむことが大切[3]
  • 1日あたり、連続で30~40分間、時折休憩をはさんで60~90分間が一つの目安[3]
  • 疲労を体の中に蓄積させないことが大切なので時には休むのも大事。週2~3回程度でも十分[3]
  • ウォーキングの実施に適した時間帯は夏場は気温が下がる早朝や夕方、冬場は太陽の出ている時間がおすすめ[3]
  • 水分はこまめに少量ずつ補給。空腹・満腹時の飲料はなるべく避けること[3]


道具など

ウォーキングに特別な道具は必要ではなく、家に一般的なスポーツ系のシューズ、たとえばスニーカーや一般的なジョギング用シューズなど、カカト部分も平らで高くなっていないシューズがあればとりあえず始められる。 [4]


歴史

オランダでは1910年代に始まった[1]。日本には1960年代に紹介・導入された[1]


組織

日本では日本ウオーキング協会があり (2000年に「日本歩け歩け協会」から改称) 、ウォーキング関連のさまざまな行事やウォークラリーなどを開催している[1]

国際マーチングリーグ大会[編集]

  • 日本スリーデーマーチ埼玉県東松山市
  • 九州国際スリーデーマーチ熊本県八代市
  • ニュージーランド・ロトルアツーデーマーチ
  • イスラエル・ギルボアツーデーマーチ
  • オーストラリア・キャンベラメダルウオーク
  • カナダ・ビクトリア国際ウオーキングフェスティバル
  • アメリカ・ディスカバリーウオーク
  • スイスツーデーマーチ
  • ベルギーツーデーマーチ
  • イギリス国際ワンデルウオーク
  • フランス・シャントネフォーデーウオーク
  • 中国・大連国際ウォーキングフェスティバル
  • ルクセンブルク・アーミーマーチ
  • デンマーク・ハーベスマーチ
  • アイルランド国際フォーデーウオーク
  • ナイメーヘン国際フォーデーマーチオランダナイメーヘン市)。世界最大の歩く大会。
  • フィンランド国際スリーデーマーチ
  • ノルウェー・サガマーチ
  • インドネシア国際親善マーチ - 2003年4月に国際マーチングリーグの認定が取り消され、現在は加盟大会ではない。
  • イタリア地中海ツーデーマーチ
  • オーストリアチロルスリーデーマーチ
  • チェコ・ブルノツーデーマーチ
  • ドイツ・フルダツーデーマーチ
  • スペイン・バルセロナ国際ウォーク
  • アメリカ・フリーダムウォーク - ワシントンD.C.
  • 韓国国際ウオーキングフェスティバル
  • 台湾国際快楽健行大会

日本国内の主なウォーキング大会[編集]

教育の一環としてのウォーキング[編集]

  • 清風学園 100km歩行 - 1984年開始。清風中学校・高等学校の希望する生徒が歩く。毎年3月中旬に行われ、大阪市天王寺区の学校から高野山(標高約850m)までを30時間で歩く。途中の蔵王峠(標高約560m)を含めて、2つの山を越える[5]
  • 全国100km徒歩の旅 - 小学生が4泊5日で100Kmを歩くという困難に挑戦する体験を通じて自信をつけるプログラム[6]

脚注[編集]

[脚注の使い方]
  1. ^ a b c d e f g ブリタニカ国際大百科事典
  2. ^ 商品の説明 内容紹介 - Amazon.co.jp
  3. ^ a b c d e 『確実に完走できる!マラソン』日本文芸社、2006年11月、28・29頁。ISBN 4-537-20496-6
  4. ^ 靴がすり減るコストの算出には、算出根拠の元の具体的な数字の提示が必要。「お遍路さん1回分の距離」などという変な言い方、つまりお遍路をやったことがない多数派の人々に意味不明で、一般の人々にはかえって距離が漠然としてしまう変な言い方ではなく、「平均的には○○○○kmもつ」と具体的に言うべき。 靴の値段もまちまちなので、計算に使った靴の値段の提示も必要。世の中には1000円程度で売られているスニーカーもあれば、3000円程度のものもあれば、3万や4万もするものもある。どの価格帯のものを選んだのか提示しなければ計算に意味が無い。 シューズ大手メーカーの説明では平均的なウォーキングシューズの寿命は「お遍路さん1回分」だそうで、の消耗にかかるコストを距離で割ると1㎞あたり10円となり、自動車燃費と変わらない計算になるのだそうである(出典:権二郎『インドまで7000キロ歩いてしまった』彩流社、2011年8月1日。ISBN 978-4-7791-1613-1[要ページ番号]
  5. ^ 清風学園 100km歩行(2012年5月19日時点のアーカイブ
  6. ^ 全国100km徒歩の旅推進協議会(2015年5月2日時点のアーカイブ

関連項目[編集]

外部リンク[編集]