散歩シリーズ

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散歩シリーズ』(さんぽシリーズ)は、テレビ朝日2006年より毎週月 - 金曜日午前10時台前半(一時期は金曜日に限り10時台後半も)に編成している紀行情報番組のシリーズと、その総称である。テレビ朝日映像制作。

タイトル通り『散歩』に着目している。

番組の変遷[編集]

番組 散歩人 放送期間 放送回数 番組テーマ曲 備考
ちい散歩 初代・地井武男 2006年4月3日 - 2012年5月4日 1518 BIGBELL「ほのか」 2009年4月より金曜日は11:00まで拡大
地井が病気の為終了(2012年6月29日逝去)[1][2]
若大将のゆうゆう散歩 2代目・加山雄三 2012年5月7日 - 2015年9月25日 865 加山雄三「星の旅人」
→加山雄三「逍遙歌〜そぞろ歩けば〜」[3][注 1]
→加山雄三「Dreamer 〜夢に向かって いま〜」
2012年9月まで金曜日は11:00まで放送
じゅん散歩 3代目・高田純次 2015年9月28日 - 放送中 1519以上 槇原敬之ココロノコンパス
→槇原敬之「一歩一会[注 2]
シェリル・クロウヒア・カムズ・ザ・サン[注 3]
(高田による週替り選曲)
斉藤和義「純風」[4][5]
2016年10月31日より5分縮小[注 4]

特徴[編集]

  • タイトルはすべて『○○散歩』で、散歩人の名前が冠されている
  • 基本フォーマットは、番組前半は散歩パート、後半はロッピングライフ提供の通販コーナーで構成される。詳細は各番組の項を参照。
  • 放送は主に関東ローカルであるが、BS朝日CS放送テレ朝チャンネルでも全国放送されるほか、一部地域のテレビ朝日系列局や、北日本放送日本テレビ系列)等でも番組販売の形でネットされている[注 5]
  • 散歩人に関する共通点としてあげられるのは、次の2つである。
  • 散歩人に関して異なるのは、それぞれの散歩スタイル(こだわり、装備、持ち物など)の違いである。詳細は各番組の項を参照。
  • 散歩中、様々な場所を訪れ、人々に出会い、交流を深める。VTRでは随所に地図が表示される(最後に歩数を表示する)。詳細は各番組の項を参照。
  • 散歩の終わりには、散歩人自らがしたためた等を紹介する(散歩人により異なる)。特に地井の絵手紙は好評で、絵手紙集も全5冊発売された。現散歩人の高田は、散歩中に出会った人の似顔絵・訪れた街の風景画を披露している。
  • ナレーションは主にテレビ朝日の女性アナウンサー萩野志保子下平さやから)が担当している。ただし『若大将のゆうゆう散歩』のみ、加山の大学の後輩である宮本隆治フリーアナウンサー、元NHKアナウンサー)が担当した[注 10] 。なお、いずれも番組本編で顔出し出演して、散歩人と共に散歩した事がある。
  • 『ちい散歩』は番組末期に地井の病気療養のため収録ができなくなり(その後番組終了→地井が死去)、『じゅん散歩』は新型コロナウイルスの影響で収録を一時休止したことがある。 それらの場合はいずれも過去の傑作選や総集編などで対応した(『じゅん散歩』では「○○感謝祭」と題し、テーマ別の名場面集を放送する場合がある)。

番組史[編集]

前史(散歩シリーズの誕生)[編集]

1980年代から1993年まで人気クイズ番組100万円クイズハンター』(司会:柳生博[注 11] で名を馳せ、その後も再放送番組や民教協制作番組などを放送してきたテレビ朝日の平日午前10時枠前半(10:00〜10:30→9:55〜10:30)枠。同局では同枠を2002年4月より関東ローカル生活情報番組[注 12] に転換するも低迷が続いたため、これまでの情報番組枠を路線転換する形として、2006年4月3日俳優地井武男を起用した新紀行番組『ちい散歩』を開始。これが『散歩シリーズ』の起点である。

なお、シリーズ前に放送されていた『いま得!』(2005年7月 - 2006年3月)の番組末期に著名人らによる散歩企画が連日放送されていたことから『ちい散歩』の開始につながった。

ちい散歩(2006年4月 - 2012年5月)[編集]

ちい散歩の開始から成功に至るまで[編集]

『ちい散歩』は開始当初、ほとんど注目されることがなく、視聴率もあまり高くなかったが、回を重ねるうちにシニア層を中心に人気が高まり上昇。当時の同時間帯裏番組こたえてちょーだい!』(フジテレビ[注 13] や同時期に開始した『ラジかるッ』(日本テレビ[注 14][注 15] とも互角に争い、2007年10月8日放送の祝日拡大版『ちい散歩日光スペシャル』でついに番組最高となる10.5%(関東地区・世帯、ビデオリサーチ調べ)を記録した。番組は一躍、散歩ブームの火付け役となり[7]、たちまち人気番組としての地位を確立していくようになる。

2006年秋より水曜日の企画を一新、地井が昭和時代の面影を巡る「ちい散歩くらぶ 昭和の風景(昭和散歩)」を開始、人気企画となる。

2008年9月より『スーパーモーニング[注 16]祝日拡大の廃止により、それまで休止だった祝日も放送されるようになり、2010年からは祝日の拡大版も組まれるようになる。

2009年より水曜日を再び一新し「ひと駅散歩」を開始。また4月より金曜日の放送時間を拡大、11:00まで放送されるようになる。

さらに2010年4月からは木曜日に週替わり企画「木曜散歩」を開始。番組レギュラーを務めるラッシャー板前タレントたけし軍団)や矢島悠子(テレビ朝日アナウンサー)に加え、東幹久(俳優)、久保田直子(テレビ朝日アナウンサー)、土井善晴料理研究家)らを起用し、それぞれ週ごとに異なる散歩で楽しませた。なお後述の『ゆうゆう散歩』では金曜日後半に移動し「金曜散歩」として継続、2012年9月まで続いた。

『ちい散歩』の成功によって、その後各局でも有名人らの散歩番組が多く制作・放送される[注 17] 等、様々な影響が生まれた。

ちい散歩の終焉と加山雄三の起用[編集]

『ちい散歩』の転機は2012年1月、突然訪れることになる。地井が心臓疾患により緊急入院[8]。このため収録ができなくなり、3月以降は総集編を放送するようになる[9]

これにより番組は打ち切りの危機に瀕するが、この時点でテレ朝はまだ打ち切りには否定的だった[10]。しかしながら、地井の療養が長期化し、ついに『ちい散歩』の終了を決断する[11][12]

テレ朝はそんな状況の中、急務で後継の新番組の企画を進めることになる。新たな散歩人として、歌手で俳優の加山雄三を起用し、新番組のタイトルも『若大将のゆうゆう散歩』に決定、5月7日より放送開始することとなった[13]。加山起用について、当時のテレ朝社長早河洋(現:テレビ朝日ホールディングス会長兼CEO)は「地井さんはキャラクターが素晴らしくて、人々との触れ合いなどを的確に表現できる人だと思うが、その中のポイントの1つがスケッチだった。絵に変わるもの、音楽とかそういう才能を持った人がいないかと選考した結果、加山さんになった」[14] と述べた。また加山も「このような番組に出会えたのは、天から『歩きなさい』と言われているような気がしています」[13] と喜びを語った。

そして、5月4日、『ちい散歩』は6年1ヶ月1週、1518回に亘る歴史に幕を下ろした。テレ朝では地井の回復を待ってスペシャル版を制作・放送することを計画していた[14][15] が、後述する地井の逝去により実現しなかった。

若大将のゆうゆう散歩(2012年5月 - 2015年9月)[編集]

地井武男の死、そして新たな歴史へ[編集]

『ちい散歩』が終了して間もない2012年5月7日、第2シリーズとなる『若大将のゆうゆう散歩』(以下『ゆうゆう散歩』と記す)がスタートした。第1回放送は前番組と同様、浅草を散歩した。

新たなスタートを切ってから2か月近くとなる6月29日、地井が心不全により逝去(享年70)[1][2]。これを受け、翌30日には追悼番組が組まれた。

加山は『ゆうゆう散歩』起用の際、地井に電話を入れ「君の視聴率を守れるか、それが一番心配だ」と話し、地井は「そんなこと言わないでください。大丈夫ですよ」と励ました。番組は好調なスタートを切り、加山は地井に再度電話を入れ「視聴率を守れたよ」と報告、すると地井は加山に「夏のロケは暑いですよ」と助言した[16]。後日、加山は「まさかこんなことになるとは思わなかった。信じられなかった。あんなに元気だったのに」と地井の死を悼んだ(2012年8月6日、地井のお別れの会にて)[17]

地井の死去を受け、加山は「これからは彼の分まで、彼に喜んでもらえるよう、散歩を頑張りたいと思っています」[2][18] と、改めて番組への決意を新たにした。

ゆうゆう散歩の様々な挑戦[編集]

地井の死から2か月、『ゆうゆう散歩』も加山の新たな決意とともに、軌道に乗り出す。

2012年9月17日放送の拡大版「敬老の日スペシャル(東海道五十三次日本橋品川編)」より、加山の歌唱による「逍遙歌〜そぞろ歩けば〜」(作詞:さだまさし、作曲:弾厚作[注 18][3][19][注 1]を新たなテーマ曲に起用、10月の改編より、唯一30分拡大版で放送していた金曜日の放送が短縮されることになり、全曜日とも9:55 - 10:30で統一(金曜日番組後半の「金曜散歩」は終了)した。

番組開始2年目となる2013年より水曜日・木曜日の内容を一新、新企画「心に残る風景を描くさんぽ」を開始。加山の描く水彩画が人気となった。

また、番組後期にも、ゲストが趣味に纏わる場所を散歩する「若大将の趣味さんぽ」(2014年3月 - 2015年1月、金曜日)や、加山が料理に挑戦する「若大将のゆうゆう料理」(2015年4月 - 9月、木曜日)などといった、斬新な試みにも挑戦した。

ゆうゆう散歩の終焉と高田純次の登場[編集]

多くのファンに親しまれた『ゆうゆう散歩』も、ついに終わりの時を迎える。

2015年7月25日、加山が自らのファイナルコンサートツアー若大将EXPO 〜夢に向かって いま〜」の最終公演(NHKホール)前の会見にて、『ゆうゆう散歩』を9月一杯で番組終了することを明言した。加山はその理由として「一つの夢として、80歳になるまでに設計しているを完成させたい」[20] と、かねてより公言していた自身の設計による災害救助船となるエコシップの建造[注 19] に時間を割く[20][21][22] ため、『ゆうゆう散歩』からの卒業を決断したという。これを受けて、テレ朝サイドも「80歳までに船を造りたいということで卒業の申し入れがあり、了承しました」[23] との広報部のコメントを出した。

『ゆうゆう散歩』の終了発表から2週間後の8月12日、テレ朝は10月改編での後継にして、本シリーズ3作目となる新番組を決定。新番組の散歩人として、タレントで俳優の高田純次を起用[6]、タイトルも『じゅん散歩』に決まった。高田は8月30日に行われた番組の制作発表会見にて「私もこういう番組をやりたかった。私の人生そのものが散歩のようなもの。適材適所。残りの人生30年、歩いてみたい。どのような方にお会いできるか楽しみ」と喜びと抱負を語った[24]

2015年9月25日をもって『ゆうゆう散歩』は3年5か月、約865回に亘る放送を終了。シリーズの中では最も短期間、故に1000回に満たない放送回数に終わった。そして、翌週9月28日より『じゅん散歩』がスタートする。

じゅん散歩(2015年9月 - 放送中)[編集]

2015年9月28日より放送中の第3シリーズである『じゅん散歩』では、前の2番組とは異なる点が多い。これまでは月・火曜と水・木曜、金曜を区切る形で放送していたが、同番組では月曜日から金曜日までを同じテーマとしており、1週間にわたり高田が同一エリアを散歩する内容となっている。また第1回放送では、前2番組ではそれぞれ浅草を散歩しているが、『じゅん散歩』では有楽町を散歩している(以後10月第1週には銀座近辺を散歩するのが恒例)。さらに毎年1月第3週には高田の誕生日(1月21日)に因み調布市を散歩するのが恒例となっている。

2016年10月31日より『ワイド!スクランブル・第1部』の5分繰り上げ拡大に伴い、放送時間を5分縮小し10:25までの放送となった。本シリーズではこれまで、金曜日の放送時間の拡大・縮小はあったが、全曜日の時間縮小は初となった。

シリーズ10周年[編集]

2016年、散歩シリーズの開始から10周年を迎え、10月22日に『散歩10周年記念 じゅん散歩超デラックス〜若大将とまさかの爆笑ゆうゆう散歩 ちい散歩から10年!名場面も一挙公開〜』というスペシャル番組(9:55 - 11:40、スペシャルサタデー枠)が放送された[25]。この日のメインは、加山と高田による新旧散歩人のコラボ散歩を実施、浅草〜丸の内界隈を散歩した。また、シリーズ10周年を記念し『ちい散歩』から現在までの10年の番組史を振り返る名場面集のほか、地井を偲ぶ企画として、地井の出身地である千葉県匝瑳市の天神山公園にて、地井が2011年に植樹した「ちいちいの森」の現在や、毎年8月に行われている「八重垣神社祇園祭」の模様も紹介した。

2021年、散歩シリーズの開始から15周年を迎え、『じゅん散歩』も10月に放送7年目に突入し、11月8日12日週には『ちい散歩』の6年1か月1週を抜き、かつ放送回数も1519回を超え、シリーズ最長の放送期間・回数となっている。

逸話[編集]

  • 2011年6月28日放送の『ちい散歩』で地井が福岡県北九州市門司港を散歩した際の絵手紙が門司港レトロ内の施設に展示され、2013年3月25日放送の『若大将のゆうゆう散歩』にて加山が散歩した際にも、加山が施設を訪れて絵手紙を観賞し、改めて地井の人柄を偲んだ。その際に『ちい散歩』番組テーマ曲の「ほのか」(BIGBELL)がBGMとして流れた。また前日(27日)放送にて地井が小倉を散歩した際の絵手紙が小倉城内に展示され、2017年9月25日放送の『じゅん散歩』にて高田が散歩した際にも、高田が小倉城を訪れて絵手紙を観賞し、改めて地井の人柄を偲んだ。その際に地井が小倉を散歩した時のVTRと共に『ちい散歩』番組テーマ曲の「ほのか」がBGMとして流れた。

書籍・DVD[編集]

  • 番組関連の主な出版物として、番組の監修により、これまでの散歩をまとめたムック本実業之日本社ブルーガイドムック」シリーズとして発売されている。なお『若大将のゆうゆう散歩 東京下町編』のみ幻冬舎から発売された。
  • ムック本以外にも番組関連本がいくつか出版されている。なかでも特に、地井の絵手紙を収録した『ちい散歩 地井さんの絵手紙』シリーズ(新日本出版社刊)が好評で、全5集が発売された。
  • DVDが発売されたのは現在のところ『ちい散歩』のみで、番組終了並びに地井没後の2012年11月14日にDVD-BOX『ちい散歩傑作選〜日本の四季を感じて〜』が通販限定で発売された。

「骨骨☆10秒体操」関連本[編集]

『ちい散歩』『ゆうゆう散歩』で放送されていたミニコーナー「骨骨☆10秒体操」の関連本はこちらにまとめる。

その他[編集]

パロディなど[編集]

  • 『ちい散歩』放送当時の裏番組だった『ラジかるッ』(日本テレビ)では『しま散歩 恋するラジカミ!』『Q散歩 パねるのトびら』なるパロディコーナーが存在した。
  • アメトーーク!』では、「ホリケンほっとけない芸人」の回にて、堀内健ネプチューン)がロケを行う『ほり散歩』なるパロディ企画が行われた。本家さながらの展開ゆえに、また、ロケ中で堀内が地井と遭遇した。
  • 金曜ナイトドラマ未来講師めぐる』(2008年1月 - 3月)には主人公・吉田めぐる(深田恭子)の祖父・中吉役で地井が出演しており、劇中に『ちい散歩』のパロディ的な散歩シーンがあった。
  • 土曜ワイド劇場大崎郁三の事件散歩』(2012年6月30日)- 地井死去の翌日に追悼特別番組として放送されたスペシャルドラマであり、『ちい散歩』をモチーフに制作された、東京・下町を舞台とした推理ドラマ。同日の番組最後に『ちい散歩』で谷根千を散歩した回が特別に再放送された。
  • クレヨンしんちゃん』には、後述するコラボレーションの他に、原作20周年を記念して制作されたパロディとして『しん散歩』が存在した。劇中の主人公である野原しんのすけが舞台の春日部を散歩して紹介するもので、2010年10月から不定期で放送された[26]

他番組とのコラボレーション[編集]

(放送時間(JST)は2024年1月現在、関東地区を基準)

  • 路線バスで寄り道の旅(日曜16:15 - 17:25 ※ローカルセールス枠、一部地域を除く)
    • 2014年3月31日に同番組と『若大将のゆうゆう散歩』のコラボレーション特番として『路線バスで寄り道の旅×若大将のゆうゆう散歩スペシャル』(19:00 - 21:48)を放送。2代目散歩人の加山と『路線バスで〜』レギュラーの徳光和夫(フリーアナウンサー・タレント、元:日本テレビアナウンサー)が麻布十番でのコラボ散歩を繰り広げた。
    • 2017年12月17日には同番組と『じゅん散歩』のコラボレーション特番として『路線バスで寄り道の旅×じゅん散歩スペシャル』(18:57 - 21:00)が放送され、3代目散歩人の高田と『路線バスで〜』レギュラーの徳光・田中律子(女優)が、東中野新宿渋谷五反田大井競馬場大森へと向かう路線バスでの珍道中を繰り広げた[27]
    • 2018年11月18日には前年に引き続き同番組と『じゅん散歩』とのコラボレーション特番として第2弾となる『路線バスで寄り道の旅×じゅん散歩スペシャル 2018』(18:30 - 21:00)が放送され、3代目散歩人の高田と『路線バスで〜』レギュラーの徳光・田中が、小岩船堀ボートレース江戸川秋葉原御茶ノ水中目黒へと向かう路線バスでの珍道中を再び繰り広げた。
    • 2020年1月12日には一昨年に引き続き同番組と『じゅん散歩』とのコラボレーション特番として第3弾となる『路線バスで寄り道の旅×じゅん散歩新春スペシャル 2020』(18:30 - 20:00)が放送され、3代目散歩人の高田と『路線バスで〜』レギュラーの徳光・田中が、府中ボートレース多摩川調布千歳烏山へと向かう路線バスでの珍道中を三度繰り広げた。
  • 帰れマンデー見っけ隊!!(月曜19:00 - 20:00 ※時間枠拡大の場合あり)
    • 2017年4月17日[注 20] に同番組と『じゅん散歩』のコラボレーション特番として『高田純次&タカアンドトシ じゅん散歩コラボSP 春の鎌倉でばったり出会えるまで帰れない旅』(19:00 - 20:41[注 21])を放送。3代目散歩人の高田と『帰れまサンデー』MCのタカアンドトシ(お笑いコンビ、吉本興業所属)らが鎌倉で珍道中対決を展開した。
  • 10万円でできるかな(月曜20:00 - 20:54 ※放送時間変更・時間枠拡大の場合あり)
  • クレヨンしんちゃん(土曜16:30 - 17:00)
    • 2017年7月7日[注 24] にはアニメ『クレヨンしんちゃん』との相互コラボレーションにより、同日放送の同作のAパート「"じゅん散歩"がやってきたゾ」に、3代目散歩人の高田が本人役でアニメキャラクターとして登場並びに声の出演をした。また、 同日の『じゅん散歩』の「春日部(西口)」編にて、 同作の主人公・「野原しんのすけ」(声:矢島晶子、当時[注 25])がゲストとして出演した。なお、2018年2月13日放送の『じゅん散歩』・「田無」編にて高田が同アニメを制作しているシンエイ動画を訪問し、この時のキャラクターデザインを担当したアニメーターと対面している[28]

関連番組[編集]

CM枠内包番組
散歩・旅バラエティ番組
  • さんぽサンデー - 2015年7月5日から12月27日まで毎週日曜午前枠にて放送されていた、本シリーズ同様「散歩」をコンセプトとした番組。テレビ朝日映像が制作。
  • 極上!旅のススメ - 2016年1月10日から9月25日まで毎週日曜午前枠にて放送されていた旅番組。同上。
  • 旅サンデー - 2018年4月8日から10月14日まで毎週日曜午前枠にて放送されていた旅番組。一部の回を除き同上。
  • 日本全国ごちそう散歩 - 2019年1月12日より毎週土曜昼前に放送されているミニ番組(日本コカ・コーラ一社提供(「綾鷹」名義))。高田がナレーションを務めており、稀に自らロケ地を訪れることもある(『じゅん散歩』と並行してロケを行う場合がある)。
散歩人の出演番組

脚注[編集]

注釈[編集]

  1. ^ a b さだまさし(この曲の作詞を担当)によるセルフカバー版が、さだのアルバム『風の軌跡』7曲目に収録されている。
  2. ^ 2020年2月13日に発生した槇原敬之の不祥事に伴い、同日放送分を最後に使用を打ち切った。
  3. ^ ビートルズのカヴァー曲。槇原の不祥事による楽曲使用中止により、2020年2月14日 - 2月28日の間暫定的に使用された。
  4. ^ 関東地区に限り、後続の『ワイド!スクランブル・第1部』の5分繰り上げ・拡大に伴う(10:25 - 12:00。第2部〈12:30-13:45〉は従前通り)。
  5. ^ テレビ朝日系列局の所在しない地域において、複数局で放送されたケースもある。宮崎県の場合『ちい散歩』はテレビ宮崎フジテレビ系列〈主体〉・日本テレビ系列とのトリプルクロスネット)で放送されたが、『じゅん散歩』は宮崎放送TBS系列)で放送されている。また、独立局では『ちい散歩』がKBS京都京都府)で放送されたことがある。
  6. ^ 地井は70歳で逝去したが、誕生日(5月5日)の前日に番組が終了したため、69歳での降板となる。
  7. ^ 旧・八日市場市の出身。
  8. ^ 幼少期から茅ヶ崎市で過ごした。
  9. ^ 年1回は調布を散歩するのが恒例となっており、出身地である国領町も必ず訪れている。
  10. ^ 番組中期まで、テロップに氏名の上に「若大将の後輩」と併記されていた。また2014年7月から番組終了まで通販コーナーのMCも担当した。
  11. ^ 当初は9:30-10:00枠だった。
  12. ^ うるおい宣言!』→『気になる!』→『快適!ズバリ』→『いま得!
  13. ^ その後『わかってちょーだい!』→『ハピふる!』→『スパイスTV どーも☆キニナル!』→『知りたがり!』→『ノンストップ!』(2021年現在も継続中)と変遷。
  14. ^ MCを務めていた宮崎宣子日本テレビアナウンサー、当時)は後に『ゆうゆう散歩』の通販コーナーのMCを担当。
  15. ^ その後、開始時刻を30分繰り下げ(9:55 → 10:25)『おもいッきりDON!1025 → おもいッきりPON!』→『PON!』→『バゲット』(2021年現在も継続中)と変遷(2012年9月28日まで金曜日のみ裏番組。2016年10月31日以降は完全に裏番組ではなくなった)。
  16. ^ 2011年4月1日終了。その後『モーニングバード』(2011年4月 - 2015年9月)を経て、現在の『羽鳥慎一モーニングショー』へと変遷。
  17. ^ 近年、本シリーズ以外では『ブラタモリ』(NHK総合タモリ)、『有吉くんの正直さんぽ』(フジテレビぶらぶらサタデー』枠/有吉弘行)、『国分太一のおさんぽジャパン』→『国分太一のお気楽さんぽ - Happy Go Lucky -』(フジテレビ/国分太一TOKIO))、『夜の巷を徘徊する(→しない)』(テレビ朝日/マツコ・デラックス)、『大杉漣の漣ぽっ』(BSフジ大杉漣 ※2018年2月に急逝)、『宇梶剛士のあっちこっち散歩』(BSフジ・BSフジ 4K宇梶剛士)などといった番組がある。
  18. ^ 加山雄三の音楽家としての別名義。
  19. ^ 2012年6月15日放送の「おでかけ情報散歩」で、加山のエコシップ建造構想を紹介していた。
  20. ^ 『帰れまサンデー』時代。当時は日曜16:30 - 17:30(ローカルセールス枠、一部地域を除く)。
  21. ^ 『2本立て!高田純次&タカトシ春の鎌倉で帰れない旅&Qさま!!世界のスゴい城SP』(19:00 - 21:48)の第1部として放送された。
  22. ^ 科捜研の女 SEASON19』(3月19日最終回)と『映画ドラえもん のび太の新恐竜』(8月7日公開(3月6日予定から変更))ともコラボレーションした。
  23. ^ 2023年8月31日付でジャニーズ事務所(当時、現・SMILE-UP.)を退所、現在はTOBE所属。
  24. ^ 放送当時は金曜19:30 - 19:54
  25. ^ 2018年7月6日放送分より小林由美子に交代。
  26. ^ ちなみにこの日の特番には地井とドラマ共演するなど交友があり『J家の反乱』初回ゲストでもあった研ナオコがゲストとして参加した。

関連記事[編集]

  1. ^ a b 地井武男さん逝く もう見られない「ちい散歩」…70歳・心不全 スポーツ報知、2012年6月30日
  2. ^ a b c 『「ちい散歩」天国でも…地井武男さん死去』(サンケイスポーツ、2012年6月30日)
  3. ^ a b Sony Music Shop | 加山 雄三・逍遙歌〜そぞろ歩けば〜
  4. ^ "高田純次敬愛する斉藤和義「じゅん散歩」新テーマ曲". Nikkan Sports com. 日刊スポーツ新聞社. 21 June 2020. 2020年6月22日閲覧
  5. ^ “「じゅん散歩」新テーマ曲を斉藤和義が書き下ろし、高田純次「10万歩歩けそう」”. お笑いナタリー. ナターシャ. (2020年6月23日). https://natalie.mu/owarai/news/384519 2020年6月23日閲覧。 
  6. ^ a b “高田純次“テキト~散歩”看板番組の3代目を襲名”. 日刊スポーツ. (2015年8月13日). https://www.nikkansports.com/entertainment/news/1522094.html 
  7. ^ 【復刻】ちい散歩「こういう時代だから」 日刊スポーツ(2008年3月19日付)、2012年6月29日
  8. ^ “地井武男が緊急入院「目が見えない」”. スポーツ報知. (2012年1月31日). オリジナルの2012年1月31日時点におけるアーカイブ。. https://web.archive.org/web/20120131235818/http://hochi.yomiuri.co.jp/entertainment/news/20120130-OHT1T00313.htm 
  9. ^ 3月は名場面集=テレビ朝日「ちい散歩」(時事通信、2012年2月14日)
  10. ^ “打ち切り否定「ちい散歩」”. 日刊スポーツ. (2012年2月14日). https://www.nikkansports.com/entertainment/news/f-et-tp0-20120214-903730.html 
  11. ^ “「ちい散歩」5月4日で終了 地井の療養長期化で”. SANSPO.COM. (2012年4月6日). オリジナルの2012年4月7日時点におけるアーカイブ。. https://web.archive.org/web/20120407052250/http://www.sanspo.com/geino/news/20120406/oth12040619330029-n1.html 
  12. ^ “「ちい散歩」5・4最終回、長期療養のため”. サンケイスポーツ. (2012年4月7日). オリジナルの2012年4月11日時点におけるアーカイブ。. https://web.archive.org/web/20120411223440/http://www.sanspo.com/geino/news/20120407/oth12040705020002-n1.html 
  13. ^ a b 『ちい散歩』後継に加山雄三! 新番組『若大将のゆうゆう散歩』5月スタート - ORICON STYLE、2012年4月18日
  14. ^ a b 社長定例会見(2012年4月24日)
  15. ^ “ちい散歩:最終回で地井武男がメッセージ 本人出演の特別番組の計画も”. 毎日新聞デジタル. (2012年4月24日). https://mantan-web.jp/article/20120424dog00m200024000c.html 
  16. ^ “加山雄三:地井さんにはなむけ「君が遺した素晴らしい心伝えたい」”. 毎日新聞デジタル. (2012年8月6日). https://mantan-web.jp/article/20120806dog00m200016000c.html 
  17. ^ “加山雄三 地井さんに弱音「視聴率守れるか一番心配」”. スポーツニッポン. (2012年8月6日). https://www.sponichi.co.jp/entertainment/news/2012/08/06/kiji/K20120806003848450.html 
  18. ^ 「ちい散歩」後継・加山雄三、地井武男さん逝去にコメント…「彼に喜んでもらえるよう、散歩を頑張る」 - シネマトゥデイ、2012年6月29日
  19. ^ 若大将×さだ、イメージは加山版「案山子」(サンケイスポーツ、2012年9月15日)
  20. ^ a b “加山雄三、「ゆうゆう散歩」9月卒業 エコシップ作りに注力”. スポーツ報知. (2015年7月25日). オリジナルの2015年7月27日時点におけるアーカイブ。. https://web.archive.org/web/20150727020541/http://www.hochi.co.jp/entertainment/20150725-OHT1T50122.html 
  21. ^ “加山雄三、「若大将のゆうゆう散歩」を9月末で終了することを発表”. SANSPO.COM (サンケイスポーツ). (2015年7月25日). https://www.sanspo.com/article/20150725-JDVIQ2PEJRM53LIPWY2HDBJVI4/ 
  22. ^ “加山雄三 ラストツアー“完走”「ゆうゆう散歩」も卒業へ”. スポーツニッポン. (2015年7月26日). https://www.sponichi.co.jp/entertainment/news/2015/07/26/kiji/K20150726010807030.html?feature=related 
  23. ^ “加山雄三 「ゆうゆう散歩」9月で卒業”. デイリースポーツ. (2015年7月25日). https://www.daily.co.jp/newsflash/gossip/2015/07/25/0008243432.shtml 
  24. ^ “高田純次“散歩シリーズ”3代目 ヘルニア手術も「体調は万全」”. スポーツニッポン. (2015年8月31日). https://www.sponichi.co.jp/entertainment/news/2015/08/31/kiji/K20150831011039520.html 
  25. ^ “ちい散歩から10年 3代目・高田純次×2代目・加山雄三が初共演”. ORICON STYLE (オリコン). (2016年10月7日). https://www.oricon.co.jp/news/2079595/full/ 2016年10月11日閲覧。 
  26. ^ 10月14日 明日15日放送!『しん散歩』☆「クレヨンしんちゃん」が「ちい散歩」!?!テレビ朝日アナウンサーエッセイ 萩野志保子、2010年10月14日
  27. ^ 『路線バスの旅』と『じゅん散歩』が初コラボ!徳光&高田が“寄り道だらけの旅”へ テレ朝POST、2017年11月22日
  28. ^ じゅん散歩 2018/02/13(火)09:55放送 TVでた蔵

関連項目[編集]

テレビ朝日 平日午前10時台前半ローカル枠
前番組 番組名 次番組
いま得!
【ここまで生活情報番組枠】
-
テレビ朝日 月曜日金曜日 9:55 - 10:25枠
いま得!
【ここまで生活情報番組枠】
散歩シリーズ
【ちい散歩→若大将のゆうゆう散歩→じゅん散歩】
-
テレビ朝日 月曜日〜金曜日 10:25 - 10:30枠
いま得!
【ここまで生活情報番組枠】
散歩シリーズ
【ちい散歩→若大将のゆうゆう散歩→じゅん散歩】
(※5分縮小して継続)
ワイド!スクランブル・第1部
【10:25 - 12:00】
(※5分拡大)
テレビ朝日 金曜日 10:30 - 11:00枠
アンコールF
再放送枠(10:30 - 11:25)】
※金曜日廃止
散歩シリーズ
【ちい散歩→若大将のゆうゆう散歩】
(※30分拡大→縮小して継続)
アンコールF
【再放送枠(10:30 - 11:25)】
※金曜日再開