コサキンのラジオごっこ

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コサキンのラジオごっこ
ジャンル バラエティ
構成 舘川範雄
鶴間政行(ブレーン)
ディレクター 山下敦司
演出 小柴享之
出演者 コサキン
小堺一機関根勤
製作
製作総指揮 森慶太(チーフP)
プロデューサー 上島大右(MONDO TV)
及川俊明、五味喬
編集 IMAGICA、マックレイ
制作 Oi Corporation
浅井企画(共に制作協力)
製作 ターナージャパン
MONDO TV(共に制作著作)
放送
放送国・地域日本の旗 日本
第1シーズン
放送期間2016年10月7日 - 2017年3月24日
放送時間隔週金曜23:00 - 23:30(30分)
回数13
第2シーズン
放送期間2017年8月16日 - 2018年1月31日
放送時間隔週水曜23:00 - 23:30(30分)
回数13
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コサキンのラジオごっこ[1]』は、日本のテレビバラエティ番組である。

コサキン小堺一機関根勤)が出演、MONDO TVが制作・放送する30分番組。隔週で放送され、以降も曜日・時間帯を問わずリピート放送が幾度となく行われている。

概要[編集]

コンビとしては、2015年9月27日に放送を終了した紀行バラエティ番組コサキン道中 ぶらっぶらっぶらっ!』(BSフジ)以来、約1年ぶりのテレビレギュラー番組。2013年4月6日に放送を終了した『コサキンDEラ゛ジオ゛!』(BS朝日)の流れを汲む、ラジオ番組を模した形態のバラエティ番組となる。

第1シーズンは渋谷クロスFMの公開スタジオにて、おもに平日昼に収録が行われた。基本的には小堺・関根の2名だけで進行し、視聴者より寄せられた写真ネタを元にトークを展開。また、見学者とのやり取りや、時にはスタジオを飛び出して見学者と交流することもあった。第2シーズンからは通常のスタジオ収録となり、一般公開はなくなった。

当初の記者会見にて全13回と告知されており[2]、2017年3月24日放送の第13回にて第1シーズンは終了。その後、同年8月16日より第2シーズンの放送が開始された[3]。なお、回数のカウントは第1シーズンから継続しており、第2シーズン初回は「#14」とされている。第2シーズンは同じく全13回(#26)で、2018年1月31日に終了した[4]

2017年10月1日より、BS日テレにて毎週日曜日22:30 - 23:00に第1シーズンからの放送を開始。

2019年4月3日より、TOKYO MXにて毎週水曜日20:00 - 20:30に第1シーズンからの放送を開始(地上波初放送)。

進行[編集]

スタジオ内での写真ネタを交えたトークが最初から最後まで続き、その合間に下記のコーナーが挿入される。

  • 有名人が女性とお忍びで通うカラオケBOXがあるらしい(#1 - #2)
  • コサキンに見せたい写真 スマホで見せてよ〜(#3 - #5、#7 - #13)
    • ラジオブースを飛び出し、渋谷にいる女性のスマホ写真をチェック。最後に自撮り棒でコサキンと写真を撮る。
    • #4以降は、お礼にコサキンがモノマネを披露する。
  • THE 検証(#12 - #13)
    • 「有名人が女性とお忍びで通うカラオケBOXがあるらしい」とほぼ同内容(#12のみグラビアアイドルは出演しない)だが、関根がモノマネする人物の、小堺のツッコミにも動じない集中力をレポートする趣旨となる。
    • 関根は#12「プロ歌手〜その集中力〜」は郷ひろみ、#13「名優〜その集中力〜」は藤岡弘、に扮する。
  • テレフォンお悩み相談(#15 - #25)
    • 前身の番組『コサキンDEラ゛ジオ゛!』と同じ、視聴者(別室の関根が扮する)の悩みに小堺が答えるコーナー。
    • 初期はテロップにも「復活! テレフォンお悩み相談」と書かれていた。
  • ありがとう! 著作権フリー(#15 - #19)
  • 情熱密着(#15 - #16)
    • 情熱大陸』のパロディだが、内容は「有名人が女性とお忍びで通うカラオケBOXがあるらしい」とほぼ同じで、小堺扮するアートディレクター・カズチンが、関根扮する有名人の写真集を撮影するシチュエーションで進行。
    • 関根は#15は藤岡弘、、#16は輪島功一に扮する。
  • 英語コント(#17 - #19)
    • #14にゲスト出演した古坂大魔王の後押しによる、コサキンが定番コントのセリフを英語に置き換え演ずるコーナー。
    • #17は「Weak Alien-弱い宇宙人-」、#18は「Lizard Alien-トカゲ星人-」、#19は「Cheeky Rock singer -生意気なロックシンガー」を演じた。
    • 映像はすべてMONDO TVの公式YouTubeチャンネルにて公開。
  • コサキンブックカフェ(#20 - #22)
    • 古い雑誌を二人で読むコーナー。第2シーズンでは唯一、外でロケを行っている。
    • #20 - #21は週刊テレビファン・昭和51年新春合併号、#22は少年画報昭和44年7月号を読む。
  • コサキン文庫(#23 - #25)
    • 「コサキンブックカフェ」とほぼ同内容で、外でのロケではなくなり、スタジオ収録となる。
    • #23は週刊平凡昭和62年最終号、#24は月刊ぴあ昭和49年1月号、#25は最新ギャルズタレント107名全名鑑・昭和56年を読む。

最後に「パッフォーン」[5]と叫んで終わる。

その他[編集]

  • #10では、ときめき宣伝部が収録見学に乱入し、スタジオを出たコサキンとトークを行った。
  • #14では番組初のゲストとして古坂大魔王が登場した[3]
  • #26は未公開トーク集を放送。

スタッフ[編集]

  • チーフプロデューサー:森慶太(MONDO TV)
  • 構成:舘川範雄[6]
  • ブレーン:鶴間政行[6]
  • カメラ:石川泰之
  • 音声:吉田匠、中野輔久、太田裕久
  • 編集:村上朗仁、森泉洋平 → 江島翼、杉山友宣
  • MA:駒井仁 → 岡田岳
  • 音響効果:武田拓也
  • デザイン:長堀久子
  • 美術:小越敏彦、政所美咲
  • メイク:邑山智子
  • 技術協力:IMAGICA → McRAY(マックレイ)
  • 音源提供:JOYSOUND
  • アシスタントディレクター:奥村恵子
  • アシスタントプロデューサー:蛯名那津子[6]
  • ディレクター:小柴享之、山下敦司[6]
  • 演出:小柴享之
  • プロデューサー:上島大右(MONDO TV)、及川俊明、五味喬
  • 制作協力:Oi Corporation[6]浅井企画
  • 制作著作:ターナージャパン、MONDO TV

脚注[編集]

  1. ^ 番組のロゴでは『コサキンのラジオごっこ!!』と書かれているが、それ以外の表記はすべて感嘆符が書かれていない。
  2. ^ 小堺&関根のひどいトークを聞いてきた。新番組「コサキンのラジオごっこ」記者会見”. エキレビ! (2016年8月23日). 2017年5月15日閲覧。
  3. ^ a b 古坂大魔王、コサキンとの共演に感激「千年後でも笑ってます」”. お笑いナタリー (2017年6月16日). 2017年6月18日閲覧。
  4. ^ kosakin_radioの2018年1月31日18時59分のツイート- X(旧Twitter)
  5. ^ ラジオ時代からエンディングに使われているフレーズ。特に意味はない。
  6. ^ a b c d e 『コサキンDEラ゛ジオ゛!』でも担当。

外部リンク[編集]