超次元タイムボンバー
超次元タイムボンバー | |
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ジャンル | バラエティ番組 |
演出 | 武居康仁 |
出演者 |
上岡龍太郎 萩野志保子 ほか |
オープニング | B'z「傷心」 |
エンディング | エンディングを参照 |
製作 | |
プロデューサー |
澤將晃 見山欣也 |
制作 | テレビ朝日 |
放送 | |
放送国・地域 | 日本 |
放送期間 | 1996年10月17日 - 1997年9月11日 |
放送時間 | 木曜 19:00 - 20:00 |
放送分 | 60分 |
『超次元タイムボンバー』(ちょうじげんタイムボンバー)は、1996年10月17日から1997年9月11日までテレビ朝日で放送されたクイズとゲームを兼ねたバラエティ番組である。
番組概要
基本放送時間は毎週木曜 19:00 - 20:00 (JST) 。それまで30分番組2本体制だった木曜19時枠は、本番組より1時間枠に統合され現在に至っている。
司会者は上岡龍太郎とテレビ朝日アナウンサーの萩野志保子。毎回、数人のゲスト(1度だけ視聴者大会もあった)が4チームに分かれて各種クイズやゲームに挑戦。登場する数々のアトラクションが毎回白熱し、脳がウニになるほど凄いと称された。なお、ゲーム素材などはナムコ(後のバンダイナムコゲームス)が技術協力していた。
ルール
- A~Dの4チームの対抗戦。開始から中期前半までは2~3人で1チーム、中期後半以降は3~5人で1チーム。
- 番組開始当初は全ゲーム終了時、獲得点数が最も多かったチームが優勝。
- 当初は、全チーム80秒を持ち時間に最初に「ザ・フォール」を行っていた(最初に落ちたチームから0点、5点、10点、20点となる)。後に、最終ゲーム前までに獲得した得点×1秒(81点以上の場合は80秒)を各チームの持ち時間とした上で最終ゲーム「ザ・フォール」を行い、最終的に落下しなかったチームが優勝というルールに変更。
- 一時期、最初のゲーム(オープニングボンバー)で勝利したチームは、1回だけ使えるボンバーカプセル(使ったゲームのみ、倍の点数を獲得出来る。使うとボンバーチャンスと表示される。)というアイテムを獲得できた。
- 優勝チームは、後述のファイナルボンバーに挑戦。
- 97年の春のスペシャルは、「ザ・フォール」以外の全ゲームがクリア制になり、ゲームにクリアすれば10点(更にボンバーカプセル使用でクリアすれば20点)加算され、最終ゲーム「ザ・フォール」で勝敗を競った。このスペシャルからファイナルボンバーが、優勝チームのみ挑戦するゲームから「ザ・フォール」に変更された。
- 1997年4月以降も、「ザ・フォール」以外の全ゲームがクリア制になり、ゲームにクリアすれば最終ゲームで使えるパス権を1回分獲得(4ゲームすべてクリアすれば最大で4回のパス権を獲得)。最終ゲーム「ザ・フォール」もババヌキボンバーのみ出題されるルールに変更され、最終的に落下しなかったチームが優勝となる[1]。
出演者
- 関根勤
- そのまんま東(後の東国原英夫)
- 久本雅美
- 山田邦子
- 勝俣州和
- 田代まさし
- 出川哲朗
- 西村知美
- 千秋
- 羽田惠理香(後のはねだえりか)
- 山瀬まみ
- よゐこ(濱口優・有野晋哉)
- 猿岩石(有吉弘行・森脇和成)
- アジャ・コング
- TOKIO(城島茂、山口達也、国分太一)
- V6(坂本昌行、井ノ原快彦)
- 麻丘めぐみ
- 湯原麻利絵
- 遠藤久美子
- 美木良介
ほか
番組で登場した主なゲーム
ザ・フォール
各チームの代表2人が、それぞれ遊園地にあるフリーフォールのようなつくりのゴンドラに乗り込む。番組では最上部は高さ7.5mで、制作費は1億円かかったと言われている。
前期ルールでは、持ち時間が多いほどゴンドラの位置が低くなるように設定されており、クイズに正解するまでの間は持ち時間を使うとともにゴンドラがどんどん上昇する。持ち時間を使いきった時点で最上部まで達するようになっていて、そのチームは失格となり落下してしまう。[2]ちなみに、落下する時にはスタジオ内の照明が少しの間落とされ、同時にゲームオーバーになった1組にスポットライトが当てられる(落下後に、照明が戻される。)。クイズは数種類出題され、全チームがクリアした場合や失格チームが出た場合に変更されることがある。解答順は、それぞれのクイズの開始時点で下にいる(残り時間の多い)チームから順番となる。
後期ルールでは、最初からゴンドラが頂上まで上昇し切った状態でババヌキボンバーを行い、ババを引いた時点でゲームオーバーとなり落下する仕組みである。
- BIG&SMALLボンバー - チーム2人で交互に条件に沿って4個の単語を答える。最初の文字が指定され、徐々に大きいものや小さいものを答える。[3]
- ダンダンボンバー - 基本的に「BIG&SMALLボンバー」と同じ。但し、条件が物の大小だけでなく値段等、様々な条件に拡張されている。
- メビウスボンバー - 8人全員でしりとりを3周行う[4]。ゴンドラは自分のチームの番になってから、次のチームの番になるまで上昇し続ける。また、一周毎に答える言葉の文字数が指定されており、1周目は2文字、2周目は3文字、3周目は4文字となっている。後期にはあるテーマに関係した言葉のみのしりとりになった。
- バビブベボンバー - ある言葉のそれぞれの文字に対して、バ行の同じ段の文字を加えたもの(「ん」には付かない)がアナウンスされ、その元の言葉を当てる。問題文では、小文字は大文字として発音される(例:ウビイビキビペベデベイビアバ↔ウィキペディア)。なお、解答は正確に発音することが求められており、意地悪問題として「東京特許許可局」のような早口言葉が問題になる場合もある。[5]チームのどちらか1人が正解できれば次のチームに問題が回る。
- リバースボンバー - ある言葉が逆から読み上げられ、その元の言葉を当てる(例:アイデペキイウ↔ウィキペディア)。発音や解答権のルールは「バビブベボンバー」と同様。
- フィーリングボンバー - 指定されたお題に当てはまる言葉を「せーの」で2人同時に宣言し、連想した言葉が合致すれば止まる。最初期のみ出題されており、5問出題しても合致しなかった場合は、自動的に止まる。
- ババヌキボンバー - 後期(1997年4月)から登場したゲーム。あるテーマに関する事柄9項目の中から、テーマに当てはまらない1項目やランキングの1位(ババ)を避けて1項目ずつ選んでいき、ババを引いてしまうと落下そして失格となる。数問出題され、最終的に落下しなかったチームの勝利となる。答える時にパス権を行使すると、答える事無く、次のチームに順番を回す事が出来る。なお、ババだけが最後に残った場合はその問題は終了となり、次の問題が出題される。[6]このゲームの回答が番組のエンディングでお浚いとして表示されていた。
フライングハイ
2人1組でグライダーを模した機械に乗り込み、スクリーン上に表示されるグライダーを操作して風船を割っていくゲーム。ナムコ(後のバンダイナムコゲームス)のゲーム「プロップサイクル」を番組用にアレンジしたもので、前部のプレイヤーがハンドルの操縦を、後部のプレイヤーがペダルをこぐ役を担当する。なお後部のプレイヤーは、ボンバーグローブと呼ばれる手袋を着用する[7][8]。ハンドル操縦を誤って壁などに接触した場合は、後部のプレイヤーがボンバーグローブから電気ショックを食らう。ちなみにイジられ芸人は必ず後部に座らされ、特に出川哲朗はボンバーグローブの電圧を上げられていた。
クリア制以前では、制限時間内で風船を割る度にクイズが出題され、1問正解ごとに3ポイント(後に5ポイントに変更)を獲得。問題は、画面上に現れたキャラクター(五人家族の設定)が出題。キャラクターに応じて、出題される問題のジャンル(お父さん…一般教養、お母さん…噂話にまつわる問題や解答者に関係する問題、娘…最新流行、息子…なぞなぞや子供向けの問題、おじいちゃん…意地悪な問題)が異なる。なお、問題の解答途中に風船を割ってしまうと問題がキャンセルされてしまう。風船の中には割ると即ゲームオーバーになる上、得点を没収されるドクロ風船[9]や制限時間が10秒増える光る風船、さらに羽が付いていて移動する風船もあった。クリア制になってからはクイズは出題されず、制限時間内に10個の風船を割ったらクリアとなる。更にコースの内容が変わり、中に何があるか分からない[10]洞窟も登場するようになった。また、97年春のスペシャルは夜間飛行バージョンだった。なお後のバージョンアップにより、本家プロップサイクルでもドクロ風船が登場するモードが追加されている。
アルペンレーサー
スキーに乗って、制限時間80秒以内にゴールを目指す。プロップサイクルと同じく、ナムコの同名スキーゲームを番組用にアレンジしており、途中2箇所にあるゲートを通過すると正解が複数あるクイズを出題[11]。3つ答えを言えたら正解で残り時間が5秒増加する。壁に接触すると炭酸ガスが噴射される。スキーヤーが熊であることもあった。
- 「アルペンレーサー」「フライングハイ」は後に、どちらか1つを選択して挑戦するようになった。
アクアジェット
これも、ナムコの同名のアーケードゲームの番組アレンジ版。2人1組でジェットスキーに乗ってコースを進みながら、様々な世代100人(例:小学生100人・おじいちゃん100人・女子高生100人など。)からのアンケートを元にした[12]○×クイズに答える[13]。なお後部のプレイヤーは、ボンバークラゲと呼ばれる装置を体に巻きつけられる。フライングハイと同様に、コースの端や障害物に接触すると後部のプレイヤーがボンバークラゲから電気ショックを食らう。○×クイズの正解数に応じた得点に、コース終盤に置かれた3つのジャンプ台で何回ジャンプしたかによって決められる倍率[14]を掛けた分を得点として獲得[15]。
ローリングブロック
テトリスの要領で、14ピースのペントミノ(テトリスのピース)に分割された芸能人の写真を組み立てる。当初は1人がレバーでペントミノの移動[16]を、もう1人がローリングシートに座り、ペントミノの回転を担当[17]。ペントミノがボーダーラインまで積み上がった時点で、その写真の有名人を当てることが出来れば落としたブロックと同じ数のポイントを獲得(クリア)。不正解だった場合は罰として、一定時間ローリングシートが高速回転する。ちなみにルールとして、顔を完成させると100万円獲得できる(クリア制になる前は20ポイント獲得)と言うものがあったが、獲得者は現れなかった。クリア制に変わってからはローリングシートが廃止され、回転はボール横にそれぞれ左回転、右回転のボタンが着いた。左回転と左移動を1人が担当し、もう1人が右回転・右移動を担当した。後に、回転・移動を全て1人が操作に変更。
アクションタイマー
最初に課題となるVTRを見てから、次はVTRを見ずに代表者1名がその動きを再現。VTRと同じタイミングの誤差2秒以内で終了させる事が出来ればクリアとなる。誤差2秒以内で終了させられなかった場合は、クリア失敗となり炭酸ガスが噴射される。
アクションザウルス
1名が恐竜の頭部を模したセットの口の中に入り、口が徐々に閉まっていく状況でジェスチャーを行い、もう1名に正解させる。1問正解につき2ポイントが加算される。7問正解でクリアとなりボーナス込みの20ポイントを獲得[18]。制限時間1分の間に7問正解できないと、口が閉まり切って炭酸ガスが噴射されてしまう。最初は通常のゲームとして登場。一時休止後、ファイナルボンバーのゲームとして復活した。
ヨコヅナファイター
2チームによる対抗形式のゲーム。早押しのイントロクイズだが、ボタンを押す代わりに目の前のボールを回転させて、CG上の押し相撲で相手に勝つと解答権を得る事が出来る。相撲に負けるとセットの大きな手が敗者の頭をたたく罰ゲームがある。
スリーボールクラッシュ
2人が交互に上半身サイズの3個のボールを押して、2種類のゲームをこなす。前半は30秒の制限時間で計算問題や単語の並べ替え[19]といった知能クイズを行い、後半は落下する人形にボールをぶつけて跳ね上げるゲームを行う。これは、ナムコのゲーム『技脳体』を番組用にアレンジさせたもので、そのゲームでも同様の種目に挑戦できる。ルール改正後はチーム全員で参加し、規定の30ポイントを上回ればクリアとなる。前半と後半の獲得した点数を掛け合わせたのが得点となる(例:前半5点、後半4点の場合は20点加算)が、前半で誤答の場合は炭酸ガスが噴射され、(たとえ残り時間がある場合でも)強制終了となる。また、前半の1問目でいきなり誤答の場合や後半でいきなり失敗した場合は0ポイントになってしまう。なお他のチームは、前半は出た文字を左から読み、後半は「今!」といって人形を落とさせるなどの妨害をよくしていた。
- このほか、スペシャルのみで放送されたゲーム(「アルマジロレーシング」等)もある。
オープニングボンバー
- 各チーム、気まぐれに開閉する(自チームの)ポリバケツの中にボールを入れて、最終的に入ったボールの数が一番多かったチームがボンバーカプセル獲得。千秋は大量にボールをつかめる専用手袋(「ちあき」と書かれていた)を使っていた。後に、イントロクイズが出題され、最初に10個のボールを入れたチームが解答権を得られるゲームに変わった。
- その後、ヨコヅナファイターを経て、日本各地の珍しいものが何かを当てる3択クイズに変更。選択肢の3番は必ず「どっちも(1、2の両方がある)」であった。最初は、問題数固定で、正解数の最も多かったチームがパス権1回獲得だったが、後に5問先取したチームがパス権1回獲得にルール変更。
ファイナルボンバー
番組初期と中期では、優勝チームが「夢の時空旅行」をかけたゲームに挑戦する。
- 初期と中期前半は「超次元立体パズル」を完成させればクリア。1人がパズルを担当、もう1人が人質となり、「ボンバーシート」に座る。
- 「ザ・フォール」が第1ゲームの頃は、1点を1秒にして、獲得した得点を秒数にした時間以内に完成させる。
- 「ザ・フォール」が最終ゲームの頃は、60秒以内に完成させる。
- 中期後半から、レギュラー(全チーム参加)で廃止された「アクションザウルス」が復活。解答者がボンバーシートに座り解答した。
- 成功すると夢の時空旅行獲得。ただし、内容は明らかにされていない。
- 失敗すると、ボンバーシートに座った人が、セットの外に飛ばされ、強制退場となる。
- まず手前の一枚戸が超高速で開き、次に奥の二枚戸が低速で開く。その奥に、ドライアイスを熱湯で反応させたと思われる、霧が噴出している。
- 同時進行で上岡が「さようなら、(ボンバーシートに座った人)さん!時空の彼方に消えます!」と言う。その後に、ボンバーシートに座った人が、「時空の彼方に消え去る」という設定の下、ボンバーシートと共に、セットの外に高速で飛ばされ、強制退場となる。
- テレビでは稀に奥のドアが閉まる様子が放映されることもある。
- クリア制では「ザ・フォール」がファイナルボンバーとなり、優勝者のみが挑戦するコーナーは廃止となった。それ以降の優勝者への商品の有無は特に番組中では語られていない。
ゲームの流れ
- 放送初期
ザ・フォール→フライングハイ→アクションザウルス→スリーボールクラッシュ→ファイナルボンバー
- 放送中期
(オープニングボンバー→)アクアジェット→ローリングブロック→フライングハイ→スリーボールクラッシュ→ザ・フォール→ファイナルボンバー
- 放送後期(クリア制)
オープニングボンバーまたはヨコヅナファイター→フライングハイまたはアルペンレーサー→ローリングブロックまたはアクションタイマー→スリーボールクラッシュ→ザ・フォール
- オープニングボンバー、ファイナルボンバーはコーナー名は紹介されない。
- 放送後期は内容が週によって異なる。
エピソード
ザ・フォール
- 「BIG&SMALLボンバー」で「『ぎ』で始まるものでだんだん大きくする』と言う問題が出題された際、3番目で「銀河」と言ってしまい、それよりも大きいものが言えずに失格となり落下してしまったチームがあった。
- 「バビブベボンバー」では、前述のように早口言葉やそれをひねった物が問題として出題される場合もあり、ある回で「ナバマバムブギビナバマバゴボメベナバマバタバラバコボ」と言う言葉が、そのまんま東と勝俣州和に出題された。しかし東と勝俣は正解を『生麦生米生卵』と勘違いしてしまい正解できず、最終的にフリーフォールが最上部に達してしまい失格となり落下してしまった[20]。そして上岡により正解が発表された際(正解は『生麦生米生タラコ』。)、東は「『生麦生米生タラコ』!?卑怯者、卑怯者!!『生タラコ』って!!」と猛烈に抗議し、勝俣も「なぜそこまでして、僕たちを優勝させたくないんですか!?」と抗議していた[21]。
- 最終回では、優勝したチームのフリーフォールも落下させた。
スリーボールクラッシュ
- ある回で、文字の並び替えで「県庁所在地にせよ」という問題で左から「マツド」と表示された。そのとき、挑戦者は「マ」のボールをスライドさせ、ミスとなった(正解は「ツ」。「マツド」は県庁所在地ではない)。
- よゐこと猿岩石でチームを組んで出場した際に、有野晋哉と濱口優で挑戦した。しかし、張り切りすぎたあまり1問目で失敗してしまった。その際に、有野が「ええわ、解散でええわ、もう!!」とキレた。この時、濱口から「仲良うしようぜ」と言われるが、有野は「もうええわ、俺、無理やってそんなん!猿岩石レギュラーの方がええって!!」と文句を言っていた。その際、この様子を見ていた上岡に「君ら、別れて組み直して"よゐ岩石"とかやね・・・。」「"猿こ"とか・・・。」と言われた。そして、次に4人で登場した時には「よゐ岩石・猿こ」チームと紹介されていた。
- 出川哲朗と濱口優が挑戦した際、「楽器の名前にせよ」という問題で左から「オビラ」と表示された。(正解はビオラ。)この問題に濱口が手間取り、時間を消費しまくった。ゲーム終了後、他のチームの田代まさしが「ビオラ知らないのお前?顔洗う奴だよ?」と言っていた。
フライングハイ
- ある回で、おじいちゃん(出題ジャンルはかなり意地悪な問題)がリバースボンバーとして「イシホキンデ」を出題。正解したら電気ショックを食らった(その問題の正解が「デンキホシイ(電気欲しい)」だったため)。
- その翌週、再び当コーナーでおじいちゃんがバビブベボンバーとして「シビビビレベタバイビ」を出題。その時は不正解だった(ちなみにこの問題の正解は「シビレタイ」。つまり前述の問題同様、正解した後電気ショックを食らわせる予定だった)。
- 前方プレイヤーだった篠原ともえ(後方は蛭子能収)に対しておじいちゃんは「ともえは歌手らしいが、一曲歌ってくれや!」というとんでもない問題を出したが、時間切れになった直後に篠原が自分の持ち歌である『クルクルミラクル』を歌ったにもかかわらず、不正解のブザーが鳴って会場が大爆笑した[22]。
- 千秋と矢部美穂が挑戦した際、お父さんが「俗に、風邪をひいた時にネギをどうしますか?」と出題した。それに対して千秋が「首に巻く!」と回答したが不正解となった。しかしゲーム終了後、上岡が「途中で、『ネギを風邪ひいた時にどうしますか?』、『首に巻く』と言いましたですよね?あれは正解でしょう。」と言い[23]、その直後、出題していたお父さんの声で『正解です。』と声が聞こえ会場が爆笑、千秋や矢部と同じチームのよゐこと出川哲朗もびっくりしていた。
- 久本雅美と山口達也が挑戦した際、お母さんが「ねえ久本さん、今日の出演者で一番襲ってみたい男性は誰?」ととんでもない問題を出した。それに対し久本は「何や、その質問?」と呆れながらも直後に「ええー、じゃあ、上岡龍太郎!」と答え、その答えがなぜか正解とみなされていた。
- 猿岩石の二人が挑戦した際(前方プレイヤーは森脇和成、後方プレイヤーは有吉弘行)、おじいちゃんが「自由の女神って知ってるわなぁ?じゃ、アゲタテ(「挙げた手」と「揚げたて」の引っ掛けと思われる)は?」と出題した。それに対して有吉が「えぇー、『アツアツ』」と回答し正解した[24]。これに対し、別のチームだったそのまんま東は「何だよ、今の!!」「何だ?あの『アツアツ』って言うのはよ!!」としばらく文句を言い続けていた。
その他
- 田代まさしのアイテムダジャレ一覧
- 田代まさしが紙コップに貝の絵を貼り付けてボンバーカプセルを作り、「ボンバーカップシェル」と言い張った。
- 同じく田代が、薬のカプセルを取り出し、「ボンバーカプセルを使う」と言い張った。
- またしても田代が、「ザ・フォール」で落下後にも関わらず、「今からパス権を使う」と言って取り出したのが、「パス」とかかれた札を首にかけた犬のぬいぐるみ(「パス犬(ぱすけん)」)であった。
番組テーマ曲
- オープニングテーマ
- 「傷心」B'z(ミニアルバム『FRIENDS II』に収録)
- エンディングテーマ
- 「LULLABY」ZYYG(1997年1月 - 3月)
- 「この街で君と暮らしたい」FIELD OF VIEW(1997年4月 - 6月)
- 「満ち潮の満月」宇徳敬子(1997年7月 - 9月)
※クリア制になる前、これとは別にエンディングテーマ曲があった。ちなみにエンディングの最後では処理された男性の声で「GAME OVER」[25]と言っていた。
備考
- 上岡がゴールデンの枠で司会をした最後の番組。
- 番組開始から半年間、番組スポンサーだった日本ガス協会(ABC制作のアニメ「ハーイあっこです」時代からこの枠の提供を続いた)は1997年4月の番組期間中によみうりテレビ制作のアニメ「名探偵コナン」に提供枠を移している。
スタッフ
- 構成:笠博勝・堀田延(ESCAPESE)、海老克哉、中野俊成、すずきB、福田雄一
- 問題作成:大木一美、白川圭洋、藤田修司、亀田万寿夫
- タイトル:宍戸淳一
- ディレクター:狩野英一、藤井智久、折田俊一郎、小田切大輔、長久弦、斉藤誠
- チーフディレクター:武居康仁
- プロデューサー:澤將晃 / 見山欣也(NAVI)
- 技術協力:テイクシステムズ、IMAGICA
- 音楽協力:テレビ朝日ミュージック
- 協力:ナムコ、上岡プロモーション
- 制作協力:NAVI
- 制作著作:テレビ朝日
ネット局
放送対象地域 | 放送局 | 系列 | ネット形態 |
---|---|---|---|
関東広域圏 | テレビ朝日 | テレビ朝日系列 | 制作局 |
北海道 | 北海道テレビ | 同時ネット | |
青森県 | 青森朝日放送 | ||
岩手県 | 岩手朝日テレビ | ||
宮城県 | 東日本放送 | ||
秋田県 | 秋田朝日放送 | ||
山形県 | 山形テレビ | ||
福島県 | 福島放送 | ||
新潟県 | 新潟テレビ21 | ||
長野県 | 長野朝日放送 | ||
静岡県 | 静岡朝日テレビ | ||
石川県 | 北陸朝日放送 | ||
中京広域圏 | 名古屋テレビ | ||
近畿広域圏 | 朝日放送 | ||
島根県 鳥取県 |
山陰中央テレビ | フジテレビ系列 | 遅れネット |
広島県 | 広島ホームテレビ | テレビ朝日系列 | 同時ネット |
山口県 | 山口朝日放送 | ||
香川県 岡山県 |
瀬戸内海放送 | ||
愛媛県 | 愛媛朝日テレビ | ||
高知県 | 高知放送 | 日本テレビ系列 | 遅れネット |
福岡県 | 九州朝日放送 | テレビ朝日系列 | 同時ネット |
長崎県 | 長崎文化放送 | ||
熊本県 | 熊本朝日放送 | ||
大分県 | 大分朝日放送 | ||
宮崎県 | 宮崎放送 | TBS系列 | 遅れネット |
鹿児島県 | 鹿児島放送 | テレビ朝日系列 | 同時ネット |
沖縄県 | 琉球朝日放送 |
テレビ朝日系列 木曜19時台前半 | ||
---|---|---|
前番組 | 番組名 | 次番組 |
必撮ビデオ!!あんたが主役
(1996年4月 - 1996年9月) |
超次元タイムボンバー
(1996年10月 - 1997年9月) ※19:00 - 20:00 |
|
テレビ朝日系列 木曜19時台後半 | ||
超次元タイムボンバー
(1996年10月 - 1997年9月) ※19:00 - 20:00 【本番組からテレビ朝日制作枠】 |
グルメな冒険 お願い!リストランテ
(1997年10月 - 1998年9月) ※19:00 - 20:00 |
脚注
- ^ 『最終的に落下しなければ優勝』というルールの為か、1ゲームもクリアできなかったチームが運良く最後まで残って優勝したケースも少なくはなかった。
- ^ 仮に持ち時間が無くなった場合でも、失格までには若干の猶予がある。その為、それまでに正解する事ができれば持ち時間「00」の状態で留まることもできる。
- ^ 例えば、『「か」で始まるもので徐々に大きくする』と指定された場合は蚊→乾電池→カバ→火星といった様に交互に繋げられればクリアとなる。
- ^ ただし、1チームが落下した時点で終了となる。
- ^ 回によっては更なる意地悪として、早口言葉をひねった問題も出題された事がある。これについてはエピソードの「ザ・フォール」を参照。
- ^ ただし当初は、ババだけが最後に残った状態で順番が回ってきた場合は強制的にババを引いて落下しなければならなかった(ただし、パス権がある場合は使用しても良い。)。このルールに従わなかった場合は、上岡曰く「2回落ちる」との事。
- ^ クリア制になってからはボンバーグローブではなく、ボンバークラゲ(アクアジェットで使用されたものを再使用)を背負っていた。
- ^ 基本的に後部のプレイヤーがボンバーグローブを着用するが、過去には出川哲朗のような前部のプレイヤーがボンバーグローブを着用したこともあった。
- ^ ドクロ風船を割ってしまった時は炭酸ガスが噴射した上、後部のプレイヤーが電気ショックを受ける。なおドクロ風船は、一定の距離まで近づくと突如としてプレイヤーにドクロの面を見せるため、そこから上手に回避できるかがポイントであった。
- ^ 風船が一杯あるものの全てドクロ風船だった、制限時間を増やす風船1個しかなかった、など。
- ^ クイズは、画面上に登場したキャラクターが出題する。
- ^ なお、スタート前に世代を選ぶルーレットがあり、そのルーレットによってどの世代100人からの問題かが決まる。
- ^ クイズは、実況中継しているDJが出題する。
- ^ 1回ジャンプすると2倍となり、最高で4倍となる。
- ^ ただしクイズに1問も正解していない場合は、終盤のジャンプ台で何回ジャンプしても点数は入らない。
- ^ 最初は巨大レバーで左右の移動を行っていたが、後に2つのボタン、さらにボール状のボタンに変わった。
- ^ 自身が左右に回転する事によって、ペントミノも連動して回転する。
- ^ ただし、声を出した場合は減点になる。
- ^ ただし、使わない文字があっても良い。
- ^ 落下の際、勝俣は「なぜ(早口言葉を)ひねるんですか!?」と、東は「ひねるんだよっ!!」とそれぞれ叫んでいた。
- ^ 東の抗議に対して、上岡は「よく聞けば分かったんですよ、焦りすぎましたね!」と言っていた。
- ^ ちなみに別の放送日で、後方プレイヤーだった田代まさしに対する「ねえ田代さん、ランナウェイ(田代が所属していたシャネルズのデビュー曲)の田代さんのパートを歌って下さらない?」と言う出題、さらに前方プレイヤーだった山瀬まみに対する「ねえ山瀬さん、デビュー曲『メロンのためいき』を歌って。」と言う出題(いずれもお母さんからの出題)が正解と見なされた。
- ^ この時、画面上には『風邪をひいた時のネギの使用例』とテロップが出ており、3つ表示されていた使用例の中に『首に巻く』という使用例があった(残り2つは『ネギミソ湯にして飲む』と『鼻にあてる』だった)。
- ^ 自分の出題した引っ掛け問題を正解されたおじいちゃんはこの時、「あらら、当たりじゃ!お主ら、なかなかやるのう・・・」と言っていた。
- ^ 画面上では「超次元タイムボンバー GAME OVER」と表示されていた。