沢田研二の出演
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沢田研二の出演作品・出演番組(さわだけんじのしゅつえんさくひん・しゅつえんばんぐみ)では、日本の歌手、そして俳優である沢田研二が出演したテレビ番組、映画、テレビドラマ、ラジオ番組、CMなど出演作品・出演番組の一覧を示す。
紅白歌合戦出場歴
沢田はソロ・デビュー翌年の1972年(昭和47年)に紅白歌合戦に初出場して以来、新幹線暴行事件で出場を辞退した1976年(昭和51年)を除き、15回連続で紅白出場を果たしている。1978年(昭和53年)には、紅組の山口百恵と共にポップス歌手としては初めて、紅白のトリ(大トリ)を務めた。これは彼にとって唯一のトリである。
また1989年(平成元年)にはザ・タイガース名義でも出演し、「1回に別名義で2回出場する」という珍しい記録も達成した。
- (注釈)
- 対戦相手の歌手名の()内の数字はその歌手との対戦回数、備考のトリ等の次にある()はトリなどを務めた回数を表す。
- 出演順は「(出演順)/(出場者数)」で表す。
- 1983年は、紅白歌合戦出場歌手から最優秀歌手賞(野球で言うMVP)が選ばれる制度があり、沢田研二は最優秀歌手として金杯を授与された。
年度/放送回 | 回 | 曲目 | 出演順 | 対戦相手 | 備考 |
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1972年(昭和47年)/第23回 | 初 | 許されない愛 | 20/23 | ちあきなおみ | |
1973年(昭和48年)/第24回 | 2 | 危険なふたり | 16/22 | 欧陽菲菲 | |
1974年(昭和49年)/第25回 | 3 | 追憶 | 23/25 | 由紀さおり | |
1975年(昭和50年)/第26回 | 4 | 時の過ぎゆくままに | 19/24 | 梓みちよ | |
1977年(昭和52年)/第28回 | 5 | 勝手にしやがれ | 18/24 | 小柳ルミ子(1) | |
1978年(昭和53年)/第29回 | 6 | LOVE(抱きしめたい) | 24/24 | 山口百恵(1) | 大トリ(1) |
1979年(昭和54年)/第30回 | 7 | カサブランカ・ダンディ | 14/24 | 山口百恵(2) | |
1980年(昭和55年)/第31回 | 8 | TOKIO | 06/23 | 岩崎宏美 | |
1981年(昭和56年)/第32回 | 9 | ス・ト・リ・ッ・パ・ー | 14/22 | ロス・インディオス&シルビア | |
1982年(昭和57年)/第33回 | 10 | 6番目のユ・ウ・ウ・ツ | 15/22 | 桜田淳子 | |
1983年(昭和58年)/第34回 | 11 | 晴れのちBLUE BOY | 06/21 | 小柳ルミ子(2) | 紅白最優秀歌手(金杯)受賞 |
1984年(昭和59年)/第35回 | 12 | AMAPOLA | 12/20 | 高橋真梨子 | |
1985年(昭和60年)/第36回 | 13 | 灰とダイヤモンド | 13/20 | 原田知世 | |
1986年(昭和61年)/第37回 | 14 | 女神 | 06/20 | 中森明菜 | |
1987年(昭和62年)/第38回 | 15 | チャンス | 13/20 | 金子由香利 | |
1989年(平成元年)/第40回 | 16 | DOWN | 18/27 | 小比類巻かほる | |
1989年(平成元年)/第40回 | 初 | ヒットメドレー(ザ・タイガース名義) | 04/27 | ピンク・レディー | |
1994年(平成6年)/第43回 | 17 | HELLO | 17/25 | 藤あや子 |
映画
歌手として多忙な生活を送り続ける傍らで、沢田は舞台や映画にも積極的に出演している。主にタイガース時代に出演した典型的なアイドル映画にとどまらず、人気絶頂期に公開された映画「太陽を盗んだ男」では原爆を作る理科教師を演じ、キネマ旬報読者選定邦画ベストテン第1位になった。また映画「魔界転生」も大ヒットとなった。舞台においてもその実験精神は発揮されており、とりわけ1989年から1998年までおこなった音楽劇「ACT」シリーズ(演出・加藤直 ※沢田研二の「2.4.2 STAGE」参照)では、1人芝居や哲学的な内容を演じている。
公開日 | 監督 | 題名 | 役名 | 備考 |
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1968年4月10日 | 和田嘉訓 | ザ・タイガース 世界はボクらを待っている | (本人役) | ザ・タイガースの初主演映画 |
1968年12月19日 | 山本邦彦 | ザ・タイガース 華やかなる招待 | 宇野健二 | |
1969年7月12日 | 岩内克己 | ザ・タイガース ハーイ!ロンドン | (本人役) | |
1974年12月28日 | 藤田敏八、加藤彰 | 炎の肖像 | 鈴木二郎(ジュリー) | 単独での初主演作品 |
1976年1月31日 | 出目昌伸 | パリの哀愁 | 滝村二郎 | |
1979年10月6日 | 長谷川和彦 | 太陽を盗んだ男 | 城戸誠 | 第4回報知映画祭 主演男優賞を受賞 |
1981年6月6日 | 深作欣二 | 魔界転生 | 天草四郎時貞 | |
1982年12月27日 | 山田洋次 | 男はつらいよ 花も嵐も寅次郎 | 三郎 | 共演した田中裕子と後に結婚 |
1984年2月18日 | 森田芳光 | ときめきに死す | 工藤直也 | |
1985年2月6日 | 鈴木清順 | カポネ大いに泣く | 大沢鉄五郎 | 萩原健一・田中裕子と共演 |
1988年10月22日 | 藤田敏八 | リボルバー | 清水信彦 | |
1991年5月11日 | 塚本晋也 | 妖怪ハンターヒルコ | 稗田礼二郎 | 塚本監督に「どうしても」とくどかれて出演 |
1991年5月31日 | 鈴木清順 | 夢二 | 竹久夢二 | 坂東玉三郎と共演 |
1991年9月14日 | 加藤良一 | バカヤロー!4 YOU! お前のことだよ | 白石はじめ | オムニバス形式の中の1本 |
1999年3月27日 | 市川準 | 大阪物語 | 霜月隆介 | |
2002年2月23日 | 三池崇史 | カタクリ家の幸福 | カタクリマサオ | |
2004年2月28日 | 加門幾生 | eiko | 江ノ本 | |
2006年10月7日 | 安田真奈 | 幸福のスイッチ | 稲田誠一郎 | 日本映画批評家大賞 主演男優賞を受賞 |
テレビドラマ(主演)
同棲時代 | TBS | サンデービッグプレゼント | 1973年2月18日放映 |
※イラストレーター・江夏次郎役で主演。初の主演ドラマ。圧倒的な支持を得た同タイトルの漫画作品をドラマ化。 原作:上村一夫(同棲時代) 脚本:山田太一 演出:竜至政美 共演:梶芽衣子、萩原健一、初井言榮、研ナオコ、山本コウタローほか | |||
悪魔のようなあいつ | TBS | 金曜ドラマ | 1975年6月6日-1975年9月27日(全17回) |
※三億円事件の犯人・可門良役で主演。実際に起きた三億円強奪事件の時効(1975年12月10日)に合わせてストーリーを展開させた。挿入歌「時の過ぎゆくままに」(作詞:阿久悠、作曲・編曲:大野克夫)が大ヒット。 原作:阿久悠、上村一夫(悪魔のようなあいつ) 脚本:長谷川和彦 演出:久世光彦、和田旭ほか 共演:藤竜也、若山富三郎、篠ヒロコ(現 篠ひろ子)、安田道代(現 大楠道代)ほか | |||
爆笑怪盗猫ニャン捕物帳 | TX | 新春ヤンヤン大時代劇 | 1979年1月1日放映分 |
※正月特番に主演。 共演:郷ひろみ、西城秀樹、野口五郎、山口百恵、桜田淳子、ピンク・レディーほか | |||
源氏物語 | TBS | 資生堂スペシャル | 1980年1月3日放映 |
※光源氏役で主演。妖艶な源氏と多数の女優陣との共演が話題に。第17回ギャラクシー賞受賞(向田邦子)対象作品。 原作:紫式部(源氏物語) 脚本:向田邦子 演出:久世光彦 共演:いしだあゆみ、倍賞美津子、渡辺美佐子、叶和貴子、風吹ジュン、八千草薫、岸本加世子、藤真利子ほか | |||
いつか黄昏の街で | TBS | 木曜座 | 1981年10月1日-1981年12月24日(全13回) |
※瀬川高之役で主演。 脚本:田向正健 演出:楠田泰之 共演:多岐川裕美、佐藤友美、萬田久子、山本郁子、中山仁ほか | |||
陽のあたる場所 | TBS | ザ・サスペンス | 1982年4月27日放映 |
※1984年9月まで放映された『ザ・サスペンス』の第1回作品。 原作:セオドア・ドライサー『アメリカの悲劇』 脚本:田村孟 演出:竜至政美 共演:夏目雅子、森下愛子、北村和夫ほか | |||
嵐立つなり | MBS | 西武スペシャルドラマ | 1982年8月26日放映 |
※宮沢隆二役で主演。 脚本:田向正健 演出:瀬木宏康 共演:十朱幸代、山田五十鈴、仲谷昇、乙羽信子ほか | |||
恋人よ、われに帰れ Lovers Comeback to Me | CX | 1983年9月23日放映 | |
※ケン・オータ役で主演。 脚本:早坂暁 演出:大林宣彦 共演:小川真由美、財津一郎、泉谷しげる、大竹しのぶ、風吹ジュンほか | |||
ジュリーと鉄矢の源氏物語'84 | MBS | 1984年1月1日放映 | |
脚本:松原敏春、佐々木守 共演:武田鉄矢、小柳ルミ子、大竹しのぶほか | |||
にっぽん笑売人 | KTV | 花王名人劇場 | 1988年1月10日-1988年2月1日(全4回) |
吉本興業会長・林正之助役で主演。第1回「春団治八方破れ」、第2回「漫才誕生!エンタツ・アチャコ」、第3回「漫才王国への道」、第4回「お笑い戦争ぼっ発」 共演:小川真由美、横山やすし、オール阪神・巨人、宮川大助・花子、岸部シロー(現 岸部四郎)ほか ナレーション:桂三枝 | |||
ザ・ディーラー | ANB | シリーズ男の決断 | 1988年10月9日-1988年10月23日(全3回) |
※敏腕為替ディーラー・古村寿一役で主演。挿入歌は「Stranger -Only Tonight-」(作詞:阿久悠、作曲・編曲:大野克夫) 脚本:岩間芳樹 演出:和泉聖治 共演:若村麻由美、柴俊夫、山口美江、佳那晃子ほか | |||
二人の医師 | ABC | スペシャルドラマ | 1988年11月11日放映 |
※医師・竹田役で主演。1989年度芸術祭参加番組。 共演:蟹江敬三、押谷かおり | |||
幸福な市民 | NHK | ドラマ・スペシャル | 1989年11月4日放映 |
※損害調査員・雲居鶴彦役で主役。第8回向田邦子賞(中島丈博)受賞対象作品。 脚本:中島丈博 演出:長沖渉 共演:藤真利子、麿赤児、島田歌穂、円広志ほか | |||
マネージャー | ANB | 市川準の東京日常劇場 哀愁編 | 1990年7月25日-1990年7月28日(全4回) |
※タレントのマネージャー役で主演。市川準監督の短篇オムニバス作品。別週で田中裕子も出演している。 脚本・演出:市川準 共演:田中律子 | |||
流れてやまず 長流不息〜遥かなる黄河 | NHK | 土曜ドラマ | 1992年11月7日-1992年11月14日(全2回) |
※溝江遼役で主演。前後編に分けて放映。 脚本:大野靖子 演出:菅康弘 共演:渡瀬恒彦、真野響子、周里京ほか | |||
愛と平和の特別企画 総務課長戦場を行く! | CX | 金曜エンタテイメント | 1994年8月12日放映 |
※総務課長・山倉久志役で主演。サブタイトルは「歯医者もボーイも運転手も代理店もみんな戦場で頑張った」。 脚本:三谷幸喜 演出:鈴木雅之 共演:梨本謙次郎、前田吟、萬田久子、阿部寛ほか | |||
ふたつの愛 | NHK | 水曜シリーズドラマ | 1998年8月26日-1998年9月30日(全6回) |
※小児科医・伊野原亨役で主演。 作:大石静 演出:長沖渉、出水有三 共演:田中好子、河合美智子、桂米朝、角野卓造、菊池隆則ほか | |||
最悪 | BS-i | スペシャルドラマ | 2001年3月30日放映 |
※町工場の社長・川谷信次郎役で主演。エンディングテーマはザ・タイガースの「青い鳥」(作詞・作曲:森本太郎) 原作:奥田英朗( 脚本:成島出 演出:大森一樹 共演:西田尚美、原田健二、斉藤洋介、角替和枝、入江雅人ほか |
バラエティ番組
- 8時だョ!全員集合(TBS)
- ドリフ大爆笑(フジテレビ)
- 沢田研二ショー(1983年、TBS)
- プロ野球ニュース(フジテレビ、1992年頃)
- 優雅なエゴイズム(1994年、TBS)
- 新常識クイズ!目からウロコ(2001年、フジテレビ)
ラジオ番組
- 沢田研二の素晴らしい世界(1972年 - 1973年、ニッポン放送)
- 沢田研二ラブコレクション(1978年 - 1979年、ニッポン放送)
- 沢田研二と白石冬美のオレンジ通り5番街(1978年 - 1979年、文化放送)
- 沢田研二のサウンド・フリーウエー(1979年 - 1980年、ニッポン放送)
- 日産ミッドナイトステーション 沢田研二の夜は気ままに(1981年 - 1982年、TBSラジオ)
- 沢田研二・志村けんのジュリけん(2001年10月6日 - 2003年3月30日、文化放送、21世紀突入後初の志村けんとの共演)
- 沢田研二の「そんなんこんなん」(2001年 - 2003年、朝日放送)
- 今日は一日ジュリー三昧(2008年11月3日、NHK-FM放送)
CM
- 日産自動車:ブルーバード 910型・U11前期型
- 日産自動車:リベルタビラN12前期型(レパードのCMに出演の加山雄三と共演)
- トヨタ自動車:クレスタX100系(高橋幸宏、玉置浩二と共演)
- トヨタ自動車:ヴィッツ(ナレーションでの出演)
- 本田技研工業:トゥデイ E07A型 イメージソング「君をのせて('90 Live version)」 ※シングル「愛まで待てない」C/W。
- 松下電器産業(現パナソニック):ナショナルテレビα(アルファ)、αデジタル、テレビデオ
- 東芝:テレビBAZOOKA(バズーカ)'92「太陽のひとりごと」(作詞:覚和歌子、作曲:楠瀬誠志郎、編曲:吉田建)
- ソニー:WEGA ※ナレーション。
- 三洋電機:ステレオカセットレコーダー REC STEREO 9500(MR9500型)、ステレオコンポ OTTOブラック
- アデランス:アデランス・イブ
- 学生援護会:DODA
- キッコーマン:マンズワイン
- キリンビール:キリン一番搾り、キリンラガービール
- サントリー:リザーブ※奥田瑛二と共演
- 資生堂:YOU CAN
- 天竜の酒:樹里
- 日本エアシステム(現日本航空インターナショナル):結婚記念日割特 ※田中裕子と共演。
- 日本航空(現日本航空インターナショナル):1986 沖縄キャンペーン「女神」
- 日本コカ・コーラ:1979 レッドサマー・キャンペーン「RED SUMMER」
- 富士フイルム:フジカラー、ポケットフジカ ※本人が歌うCMソングは吉田拓郎の作詞・作曲。
- 明治製菓:エクセル EXCEL TRUFFLE CREAM CHOCOLATE
- メガネスーパー
- 森永乳業:クリープ
- 不二家(現ネスレコンフェクショナリー):キットカット
- Lonner(紳士服)
- 川島コーポレーション:サニーライフイメージソング「届かない花々」(作詞:沢田研二、作曲:上久保純、編曲:白井良明) ※シングル「オーガニックオーガスム」C/W。
- サントリー:CANビール イメージソング「きわどい季節」
- JR東日本:長野新幹線開通CM BGM「TOKIO」
- ネスレ日本:2002 ネスカフェつづく幸せプレゼントイメージソング「つづくシアワセ」(作詞:沢田研二、作曲:幾見雅博) ※シングル「忘却の天才」C/W。
- ノエビア:コスメティック・ルネッサンス '89<春>「女はそれを我慢できない」(作詞・作曲:加瀬邦彦) ※アン・ルイスの曲をカヴァー。
- ハウス食品:フルーツミネラルドリンク It's イメージソング「アリフ・ライラ・ウィ・ライラ 〜千夜一夜物語〜」
- マックスファクター:1981 夏のキャンペーンソング「渚のラブレター」 ※常連として出演していた、競合する資生堂の提供する『夜のヒットスタジオ』では歌うことが許されず、替わりにB面曲「バイバイジェラシー」を歌うことに。
- 三貴:ブティックJOY イメージソング「堕天使の羽音」(作詞:西尾佐栄子、作曲・編曲:吉田建) ※シングル「DOWN」C/W。
- 大和證券:「二人はランデブー」(作詞:サエキけんぞう、作曲:吉田建)※シングル「SPLEEN」C/W