欧陽菲菲

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
移動: 案内検索
欧陽菲菲
基本情報
出生名 欧陽菲菲(旧名)
別名 式場欧陽菲菲(本名)
出生 1949年9月10日(65歳)
出身地 台湾の旗 台湾台北市
ジャンル ポップス
職業 歌手
活動期間 1967年-
レーベル Happy Music Records
公式サイト Fei Fei Official Website

欧陽菲菲(オウヤン フイフイ[1]、オーヤン・フィーフィー、中国語読み:オウヤン・フェイフェイ (Ōuyáng Fēifēi) 本名:式場欧陽菲菲、旧名:同じ、1949年9月10日 - )は、台湾出身の歌手。過去に渡辺プロダクションに所属していた。

プロフィール[編集]

デビュー[編集]

1967年台北市にあるレストラン・シアター「中央酒店」で歌手デビューした。その後日本のプロダクションより日本での歌手活動が打診されたが、本国での人気をご破算にしての日本行きに周囲は難色を示した。

日本での活動[編集]

しかしその後観光ビザで来日し、1971年9月に「雨の御堂筋」で日本デビュー。同曲がオリコンセールス:79万枚、売上約136万枚[2]の大ヒットになり一躍人気歌手の座に駆け上がり、同年の第13回日本レコード大賞で新人賞を受賞。翌1972年には「第23回NHK紅白歌合戦」に在日外国人日系人やグループを除く外国人ソロ歌手として初めての出場を果たした。

アジアでの活動[編集]

その後も活躍を続け、1983年から1984年にかけての「ラヴ・イズ・オーヴァー」のロングセラーなど、数々のヒット曲を飛ばしたことや、その気さくな人柄や片言の日本語で日本の音楽番組のみならず、バラエティ番組でも人気が高い。ソウルフルな歌唱が日本や台湾だけでなく、アジア各地でも高い人気を誇る。

近年は日本と台湾の両国をベースに活躍し、1999年の台湾921大地震エイズに関するチャリティーコンサートを開き、多くの国民から称賛されるなど、現在も台湾を代表する国民的人気歌手の一人である。

代表曲[編集]

日本におけるシングル[編集]

  • 雨の御堂筋 (1971.9.5)
    作詞:林春生/作曲:ザ・ベンチャーズ/編曲:川口真
  • 雨のエアポート (1971.12.20)
    作詞:橋本淳/作曲:筒美京平/編曲:筒美京平
  • 恋の追跡(ラブチェイス) (1972.4.5)
    作詞:橋本淳/作曲:筒美京平/編曲:筒美京平
  • 夜汽車 (1972.8.5)
    作詞:橋本淳/作曲:筒美京平/編曲:筒美京平
  • 雨のヨコハマ (1972.12.20)
    作詞:橋本淳/作曲:筒美京平/編曲:筒美京平
  • 恋の十字路 (1973.4.5)
    作詞:橋本淳/作曲:筒美京平/編曲:筒美京平
  • 恋は燃えている (1973.8.20)
    作詞:橋本淳/作曲:筒美京平/編曲:筒美京平
  • 火の鳥 (1973.12.1)
    作詞:橋本淳/作曲:筒美京平/編曲:筒美京平
  • 海鴎(かもめ) (1974.4.5)
    作詞:橋本淳/作曲:筒美京平/編曲:筒美京平
  • マリアの鐘 (1974.8)
    作詞:千家和也/作曲:猪俣公章/編曲:森岡賢一郎
  • 南十字星 (1974.11)
    作詞:千家和也/作曲:猪俣公章/編曲:森岡賢一郎
  • 別離のヨコハマ (1975.3.5)
    作詞:林春生/作曲:筒美京平/編曲:萩田光雄
  • 涙のディスコナイト (1976)
    作詞:橋本淳/作曲:佐藤寛/編曲:川口真
  • うわさのディスコクイーン (1979.7)
    作詞:伊藤薫/作曲:伊藤薫/編曲:川上了
  • 星影のバラード(More Than I Can Say) ()
    作詞:川野珠音/作曲:CURTIS・ALLISON/編曲:矢島賢
  • ラヴ・イズ・オーヴァー (1981)
    作詞:伊藤薫/作曲:伊藤薫/編曲:若草恵
  • 面影ストーリー~女はいつも少女です~ ()
    作詞:嶺岸未来/作曲:林哲司/編曲:林哲司
  • 忘れていいの (1984.4) ※谷村新司のカヴァー
    作詞:谷村新司/作曲:谷村新司/編曲:若草恵
  • 雨に咲く傘の花 (1985.6.25)
    作詞:荒木とよひさ/作曲:三木たかし/編曲:若草恵
  • 追憶~Never Fall In Love~ (1986)
    作詞:荒木とよひさ/作曲:三木たかし/編曲:矢野立美
  • 孔雀よふたたび愛へ (1986)
    作詞:さがらよしあき/作曲:若草恵/編曲:若草恵
  • 愛伝説 (1987)
    作詞:伊藤薫/作曲:伊藤薫/編曲:若草恵
  • We Love Heart ()
    作詞:松本一起/作曲:小杉保夫/編曲:若草恵
  • ほっといて~Stop teasing me~ ()
    作詞:山田邦子/作曲:吉実明宏/編曲:山中紀昌
  • TOKIO天使 (2001.11.21) ※デュエット奥村チヨ
    作詞:渡辺なつみ/作曲:浜圭介/編曲:矢野立美
  • 雨のNew York (2008.9.3)
    作詞:湯川れい子/作曲:大黒摩季/編曲:高橋利光

台湾における代表曲[編集]

  • 雨中徘徊(雨の御堂筋,1971)
  • 雨中旅程(雨のエアポート)
  • 愛我在今宵(恋の十字路)
  • 就這樣甜蜜活到底(恋の追跡)
  • 離情依依(夜汽車)
  • 熱情的沙漠(情熱の砂漠 ザ・ピーナッツのカヴァー)
  • 五月情意(また逢う日まで 尾崎紀世彦のカヴァー)
  • 喝采(喝采 ちあきなおみのカヴァー)* 明日戀情(恋は燃えている)
  • 火鳥(火の鳥)
  • 風雨裡認識你(海鴎)
  • 再見午夜(真夜中にサヨナラ)
  • 我為你唱一首歌(勝手にしやがれ 沢田研二のカヴァー)
  • 繁星(南十字星)
  • 晨鐘(マリアの鐘)
  • 嚮往
  • 我們在愛的天地(ひまわり娘 伊藤咲子のカヴァー)
  • 晚風吹如月鉤(愛のフィナーレ ザ・ピーナッツのカヴァー)
  • 她的背影(甘い十字架 布施明のカヴァー)
  • 可愛的玫瑰花(お手やわらかに 夏木マリのカヴァー)
  • 珍重(絹の靴下 夏木マリのカヴァー)
  • 願望(裸足の女王 夏木マリのカヴァー)
  • 一句悄悄話(小さな恋 中島淳子のカヴァー)
  • 再見吾愛(グッド・バイ・マイ・ラブ アン・ルイスのカヴァー)
  • 愛的路上我和你(セクシー・バス・ストップ 浅野ゆう子のカヴァー)
  • 風兒傅情意(風のしのび逢い)
  • 嘿嘿TAXI(ムーン・ライト・タクシー 浅野ゆう子のカヴァー)
  • 噢!李先生(オー!ミステリー 浅野ゆう子のカヴァー)
  • 夢舞(ハッスル・ジェット 浅野ゆう子のカヴァー)
  • Disco Queen(うわさのディスコクィーン)
  • 快樂在心扉(More Than I Can Say Leo SayerBobby Veeのカヴァー。「星影のバラード」の邦題で自身も日本語版を歌唱)
  • 逝去的愛 (Love is Over)
  • 我的故鄉(狂った果実 アリスのカヴァー)
  • 最後的一首歌(さよならの向う側 山口百恵のカヴァー)
  • 舞在旋律中(ダンシング・オールナイト もんた&ブラザーズのカヴァー)
  • 迷人之夜(セクシー・ナイト 三原じゅん子のカヴァー)
  • DISCO之夜(パープルタウン 八神純子のカヴァー)
  • 熱情的島嶼(ジプシー 西城秀樹のカヴァー)
  • 不要離開我(忘れていいの 谷村新司のカヴァー)
  • 今夜我仍在想你 (Good night Darling Good-bye)
  • 追憶(追憶 〜Never Fall In Love〜)
  • 永遠的情人(抱かれ上手 和田アキ子のカヴァー)
  • Don't Forget 〜Stop teasing me〜(ほっといて 〜Stop teasing me〜)
  • 愛是唯一的言語 (We Love Heart)
  • 擁抱 〜Don't Say Good-bye〜 (with TOKYO D.)
  • 有情人總被無情傷
  • 烈火
  • 感恩的心(テレビドラマ『阿信(おしん)』エンディング)
  • 呑下恐龍的蛋
  • 出境入境
  • 你想愛誰就愛誰

出演[編集]

NHK紅白歌合戦出場歴[編集]

  • 第23回 (1972年12月31日、東京宝塚劇場) 「恋の追跡(ラブ・チェイス)」
  • 第24回 (1973年12月31日、NHKホール) 「恋の十字路」
  • 第42回 (1991年12月31日、NHKホール) 「ラヴ・イズ・オーヴァー」
    • この出場した3回すべて、菲菲の歌唱シーンも含め、映像が全編現存し、第23回と第24回は再放送もされている。

バラエティ[編集]

家族[編集]

1978年に、日本におけるモータースポーツ黎明期の伝説的レーシングドライバーとして知られ、病院理事長を務める自動車評論家式場壮吉と結婚し、現在[いつ?]は東京に居を構える。ミッレミリアなどのレースイベントにしばしば夫婦で顔を出す。

(妹)欧陽ペペ は渋谷区代官山で高級中華料理店を営む実業家。弟の欧陽龍は元俳優で現在は台北市議会議員(中国国民党)。父親は元パイロットであり、名前の「菲菲」は、空を「飛」ぶというニュアンス(“フィーフィー”との読みが定着しているが、「菲」と「飛」は同音同調でfēiと発音する)が込められている。

脚注[編集]

[ヘルプ]
  1. ^ http://talent.yahoo.co.jp/pf/profile/pp19497
  2. ^ 古茂田信男、矢沢寛、島田芳文、横沢千秋『新版 日本流行歌史〈下 (1960〜1994)〉』(ISBN 4390501968)、社会思想社、1995年、56ページ

関連項目[編集]

外部リンク[編集]