三貴

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株式会社 三貴
MIKI Corporation
Mikihonsha.JPG
三貴本社(台東区)
本社所在地 日本の旗 日本
〒111-0053
東京都台東区浅草橋5-25-10 浅草橋1stビル
設立 1965年(昭和40年)4月
業種 その他製品
事業内容 宝石販売
代表者 代表取締役社長 木村和巨
資本金 8,000万円
売上高 82.5億円(2009年8月期)
従業員数 575名(2009年8月末現在)
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株式会社 三貴(みき)は、日本の宝石輸入・加工・販売会社。宝石販売店「ジュエリーマキ」や「じゅわいよ・くちゅーるマキ」などを運営する。主力製品は「カメリアダイヤモンド」である。

目次

[編集] 概要

創業
早稲田大学大学院商学研究科の学生だった木村和巨1939年7月2日 - )が創業し、1965年4月に会社設立。高価な贅沢品であった宝石を大量加工し、安価な価格で販売。日本人の所得が伸びつつあった高度経済成長期真っ只中という時代背景もあり、宝石といういわば高級・高額品であった品をファッション商品として大衆化させて、業績を伸ばした。
全国展開
バブル期には、宝石店以外にも婦人服の小売店舗「ブティックJOY」、子供服の小売店舗「ファニィ」を全国展開。その数は1400余店に及び、中国タイに生産工場を、日本国内(埼玉県大宮市(現:さいたま市大宮区)・千葉県香取郡多古町)に大規模な物流センターを有し、資本金41億円、従業員数8,000名、売上高1,700億円にも及んだ。宝石では日本最大手、婦人服では第6位の規模を誇った。当時、世界的なダイヤモンドシンジケートであるデ・ビアスが扱うダイヤモンドのうち、30%が同社に卸されていたという。
業績不振
しかし1997年以降、メーンバンクの北海道拓殖銀行の破綻、上場に向けた証券幹事会社である山一證券の廃業に加え、ワンマン経営の弊害や、従業員の労務問題および裁判等[1][2]も抱えて業績が急速に悪化し、婦人服・子供服部門から撤退した。
多店舗展開によりバブル経済崩壊後に達した借入金は1664億円(1997年当時)までに達し、金融債務の一部が整理回収機構に引き継がれていたため、東京地方裁判所主導により2002年に債務整理(営業権を新会社(株)三貴に譲渡(旧会社は(株)エムアンドアールエステートに商号変更して特別清算)し、事業の再構築を行った上で大幅に規模を縮小して営業。また、2002年より宝石の売り上げ減をカバーするため、アンチ・エイジングの健康食品やスキンケア商品の販売も始めている。
経営破綻
さらにリストラの加速により、従業員の給料3割カットと自主退職の勧奨を行っていたが、2009年1月21日、東京地裁に民事再生法の適用申請を行い、負債総額約117億円を残して経営破綻した[3]。なお、営業は継続中であるが、経営再建中の現在でも売上高の減少は止まらず、2009年8月時点で100億円を切るまでの落ち込みを見せている。
最大級の宝石強盗被害
過去、日本で最大級の宝石強盗被害に遭ったことがある。1991年12月に銀座にオープンし、かつて同社のイメージシンボル店だった「ル・シュプール・ディアマン・クチュール・ド・マキ」に2004年3月5日、外国人風の2人組の男が客を装い店内に入り、催涙スプレーをかけて30億円相当のダイヤのネックレスなど計12点・総額35億円相当を奪って逃げた事件があり、当時マスコミから注目を浴びた[4]

[編集] 沿革

  • 1965年 - 株式会社三貴設立。
  • 1969年 - 銀座ジュエリーマキ1号店(イトーヨーカ堂大井店内)がオープン。
  • 1970年 - ブティックジョイ1号店、横須賀市にオープン。
  • 1973年 - ファニイ1号店、三島市にオープン。
  • 1976年 - じゅわいよ・くちゅーるマキ1号店オープン。
  • 1997年 - 婦人服、子供服部門から撤退。宝石の小売に特化する。
  • 2002年 - 負債900億円を抱え、東京地裁より特別清算開始が決定される。休眠会社に営業譲渡した上で、事業を存続。
  • 2009年 - 東京地方裁判所に民事再生法適用を申請し、負債総額約117億円で経営破綻。

[編集] 店舗ブランド

[編集] 現行店舗ブランド

  • ジュエリーマキ
  • じゅわいよ・くちゅーるマキ

店舗数 = 106店舗(2010年8月末現在)

[編集] 過去の店舗ブランド

  • 宝石
    • ビジュ・イル・エル
    • ファン・ジュエリーエブ
    • ミス嵯峨野
    • ル・シュプール・ディアマン・クチュール・ド・マキ
    • ジェムファ
  • 婦人服
    • ブティックJOY
    • ザ・ギャップ
    • パティファイブ
    • マリエール
    • ミラクルメニュー
    • ミス・タカオ
    • イーブルナージュ
    • しゃれっと
    • ピーリード
    • ステイニューユニッツ
  • 子供服
    • ファニイ
    • ファニイ・ベビー
    • ファニイ・シューズ & アクセサリー
  • デザイナーズ婦人服アンテナショップ
    • デニ・マズジ
    • エイドリ
    • ジェーン・バーンズ
    • アン・クライン
    • エマニュエル・カーン
    • ジャン・ポール・ゴルチェ
    • J・C・カステルバジャック

[編集] 過去のPBブランド

  • 宝石
    • Chloё (クロエ)
    • Trentaine (トランタン)
    • Twenty(トゥエンティ)
    • マダムカメリア
  • 婦人服
    • ミスタカオジーニング
    • オリビエ・モンタギュー
    • ダン・ベランジェ
    • デービッド・ヒックス
  • 子供服
    • PETIT TAKAO (プチタカオ)
    • PETIT TAKAO ENFANTS (プチタカオ・アンファン)
    • bigoudi (ビグディ)
    • PETIT TAKAO JEANING (プチタカオ・ジーニング)
    • trotinette (トロチネット)
    • Chloё enfants (クロエ・アンファン)

[編集] CM

かつての三貴グループのテレビCMは、主にスポットCMとして日本全国で放送されていた。とりわけ深夜の時間帯に多く放送されていたが、テレビ東京系列局においては朝晩問わず放送されていた。放送回数の多さに加え、秋吉久美子桃井かおりなどをCMキャラクターに、中森明菜布袋寅泰などの曲をCMソングに起用するという話題性の高さから、若年層への知名度は高いものがあった。このCMで起用された数多くの曲がヒットし、一時期「カメリアダイアモンド、ブティックJOY、ファニィの三貴グループのCMソングで起用されるとブレイクする」「カメリア族」などとも言われ、新人歌手の登竜門的存在とされていた。また、CMでは商品の宣伝は行わず(97・98年度のエステート・ツインジュエリーは例外)、ダイアモンドを「身に着ける」価値について流していた。そのため同社では「CM」ではなく「コマーシャルフィルム」と紹介している。

このうちカメリアダイアモンドのCMは、最後にその地域における販売店の入居先を読み上げるのが通例で、放送地域ごとにナレーションを差し替えていた。

店舗名称としては、首都圏のみ「銀座じゅわいよ・くちゅーるマキ」とし、首都圏以外では「銀座ジュエリーマキ」で統一していたが、テレビ東京では不定期に個別店舗名の入らない「銀座ジュエリーマキ」のCMが放送されていた。また、このCMは別の地域でも一部で放送されていた。

しかし、後の三貴グループの業績悪化などを受け、テレビCMは1998年3月の放送を最後に一時放送を休止していた。特にアパレル部門のCMは、同部門の撤退が決まった1997年には既に打ち切られていたが、2003年頃よりCMキャラクターに桃井かおりを迎え、専門チャンネルなどから徐々に放送を再開していった。そして、2005年からは浜崎あゆみの曲などを起用するようになり、かつて三貴グループがCMを盛んに放送していた頃を彷彿させるようになった。しかし、2008年のリーマン・ショック、市場におけるプラチナの価格高騰のあおりを受け、CM展開も控えめになった。2011年、4年ぶりとなる新たなCMキャラクターを迎え、若い世代への新規顧客開拓を図った。しかし、地上波及びCS放送においてもCM放送回数は激減している。

[編集] 主なCMキャラクター

[編集] 主なCMソング

[編集] 提供番組

[編集] 脚注

  1. ^ 宝石「三貴」の提訴は「不当」 東京地裁が判断 2003年2月20日 朝日新聞縮刷要旨
  2. ^ 憲法第32条で裁判を受ける権利を保障されているが、訴えを提起すること自体が不法行為を構成して損害賠償責任を負うこともあると解する裁判、昭和63・1・26(損害賠償請求事件、破棄自判(控訴棄却)。民集42巻1号1頁)があり、訴えの提起が訴権の濫用であるとして却下する事例もある(三谷忠之・民事訴訟法講義(東洋大学通信教育部)243頁以下、三谷忠之・民事訴訟法講義(成文堂)303頁以下参照)。
  3. ^ 「銀座ジュエリーマキ」の三貴、破綻 47NEWS 2009年1月21日
  4. ^ 銀座で35億円宝石強盗 47NEWS 2004年3月5日
  5. ^ 放送は在京局限定。地元局であるテレビ神奈川には未出稿のため、同局では放送されず。

[編集] 外部リンク

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